動物病院での反省

今日は、またまた私の思い込みのあかん反省を…。

先日うちのネコちゃんの目がおかしかったんです。

1月に新たに家族となった子なんですが、
山口家はずっと犬派でしたので、ねこちゃんは初めて。

ブリーダーさんから、猫の病気の多くは目に表れるから、
目がおかしいな、と思ったら病院にお願いしますね、と言われていたんです。

以前から外見でいいな、と思っていた、動物病院に連れていくことに。

すると先生が…全然コミュニケーション力がないんです。
人間と…。

色々私が質問しても、的を得た答えが返ってこない…。

こういう状態なんです、って私が話しても、頷きも相槌もしないし、目も合ってる??ってくらいなんです。

私としては、ネットでいろんな病気をみて不安になっているし
ネコちゃんはまだ子猫だし、色々答えて欲しかったんです。

で、山口の強い強い思い込みがここで発揮されてしまって…

「この先生、全然あかんやん…」と決めつけてしまったんですね。

でも実際猫ちゃんを見てもらうと…ネコちゃんとは会話してるんです!!!!

しかもめちゃくちゃ優しく…。

本当に赤ちゃんに対して接するくらい、ゆっくり丁寧にうんうん頷きながら見てくれたんです。

うちのねこちゃんは初めての病院で緊張していたし初めての人、場所で最初は威嚇してたんですが、先生がうまいうまい!

すぐに大人しくなって、色々見てもらったんです。

結果、全然大したことなくて、目薬もらったら翌日にはすっかり良くなったんです。

最後に受付の方に…
「うちの先生、犬ちゃんや猫ちゃんの方が圧倒的に得意なんですよ。
ご心配は分かりますが、腕は確かなので安心してくださいね」と。

はい、私が大丈夫か??って思ったの、200%ばれてました。

人の思い込み、決めつけ、ダメですよーって
毎日研修でいろんな方にお伝えしてますが、

色んな所で、この思い込み、決めつけ、偏見で顔を出します。

そしてそれが、自分では気づかないことも多いんですよね。

多いに反省した山口でした(笑)。

意図的に休む

もう3月も半分終わり!!に正直ビックリしてます。

2月から怒涛の忙しさで。。。

正直自分がどこにいてて、今日は何日?
という感覚だったので、驚くしかありません。。。

で、先日とある企業様で管理職研修をしていて管理職の心得!!って
偉そうに言ってたんですが。。。

その中の1つに。。。

忙しさを表に出さない!って言ってたんです。

忙しいのはみんな同じ。

管理職が忙しいオーラ出したら気軽に相談出来なくなりますよー

って言ってたんですが。。。

ここ数週間の自分を振り返って。。。

全然あかんやん!!!と反省しまくりです。

とにかくメンバーから「山口さん、大丈夫ですか??」
って言われることが増え、

娘からは
「ママ、いつになったら暇になる?お疲れ???」
と聞かれることが多かった数週間のように思います。

私の場合、仕事が増えるに比例して遊びの予定も増えるんです。

まぁ、意図的にストレス発散!と無意識に思ってるんでしょうが。。。

とにかくちょっと空いたらテニス行く、接骨院も行く、そして旅行行く。

そりゃ、忙しいはずですね(笑)。休む、って予定がないんです。

で、ついに連続3日のテニスで肘痛めまして。。。テニスお休み期間になったんです。

そこで娘と週末、本当に久しぶりに、スーパー銭湯でぼーっとリフレッシュしたんです。

まさに天国(笑)

その夜は爆睡して疲れも取れました。

すると翌日の仕事の集中力が違うことに自分で気付いたんです。

あらかじめ1日で出来る量ってこれくらいだよね、って
自分で予定を立てるんですが、

サクサク進み…予定よりも3時間も早く終えたんですね。

意図的にリフレッシュして、集中力を養うってホント大事だなと思った次第です。

さてさて、昨日からマスクが「自由化」しましたね。

ある意味、これまで皆がマスクをしていたのでこの3年間風邪1つかかりませんでした。

マスクがなくなることで、嬉しい反面…

疲れを取って、ゆっくり休んで免疫力を上げないと
これからはだめだよね、と思います。

私は遊びたい欲求がめちゃくちゃあるので、意識しないと、休まず遊んでしまいます。

たまには、しっかり休むということをようやく覚えた山口です。

おもろい、は広がる

先日のメルマガで「面白い」と「おもろい」の
違いについて書かせて頂きましたが、

そのメルマガに対してレスポンスを頂きました。

メルマガにレスポンスを頂くと、ああ、読んで頂いてる!と
単純に嬉しく、またとっても励みになります。

ありがとうございます。

さて、この頂いたレスポンスについてなるほど!!とさらに腑に落ちたのでぜひ皆様にもご紹介したいと思います。

ご友人との昔話らしいのですが…
友人と「おもしろい」と「おもろい」の違いを話した時のことです。

「おもしろい」は「白い犬」だというのです。

「白い犬」は、「尾」も「白い」。姿かたち。そこに有るもの。

「おもろい」は感情。「涙もろい」が「尾もろい」だというのです。

「白い犬」が気持ちを「尾」で伝える。
嬉しい時は力いっぱい振って、怖い時には股間に巻き込む。

だから気持ちの在るものだと話しました。

すごく大阪らしい、関西らしい説明だと、話していた友人と腑に落ちて、

この話「面白いな」というオチになりました。

それ以来、「おもろい」は「面白い」に気持ちが乗ってくる
付加価値があることだと解釈しています。

笑っておしまいでは無くて、気持ちが乗ってきてさらに発展していく。

最初は思いもよらなかった展開があって、世界が広がる。

それが楽しいことなら、楽しい人が増えていく。

まさに笑顔の連鎖みたいな感じです。

仕事のアイディアなら、いろんな人の声を受け入れて、大きく壮大な事業へと発展する。

そんなイメージが「おもろい」なんだと、信じています。

「尾もろい」は「面白い」を飲み込んで、わくわくがいっぱいです。

とお返事を頂きました。

まさに私自身がアハ体験!からどーんと腑に落ちました!

これこそ、おもろいから世界が広がっていって、ですね。

皆様もぜひ、社内で社外で「おもろい」を広げていって頂ければ、

もっともっと笑顔が連鎖していきます!

話すことで内なる声が聴こえる

先日ニッポン放送さんで、
竹内由恵さんのpodcast「T-times」の収録に
行ってきました。

実は私、この10年弱、テレビを見ていないので…
すみません。竹内さんも「見たことあるかな?」くらいなんです。

逆に言うと、知らないので、あまり何のイメージも持たずに会ってみると…

めちゃくちゃ普通の人なんです(笑)。いい意味ですよ。

なんか勝手なイメージで…

元アナウンサー(しかも全国放送)、冠看板いくつも出ていた、
というイメージで、もっと芸能人みたいなオーラがあるんだと思ってたんです。

ところが、すごく普通。全然奢ってない。

むしろめちゃくちゃ謙虚で、気さくで、親しみやすい。
話してても、なんか違う世界観とか全然なくて話せる。

いやー、人の思い込みって怖いわーと思っていたら…。

ディレクターと竹内さんから、
「経歴拝見して、大阪出身のバリバリキャリアウーマンの人が
大阪から来るー!すごい厳つい感じなんじゃ???
っと思ったら、全然そんなことないですねー。」と逆に言われて…

大阪へのイメージもあるよねー、と妙に納得してしまいました(笑)。

竹内さんと色々お話していて…弊社の企業理念などをお話していた時に、

おもろい会社にしたい」「おもろい社会を創りたい」という
このおもろい、というワードを何度も私が使っていたんです。

すると収録後に別の方から「おもしろいとおもろいって何が違うんですか??」
と聞かれました。

大阪人あるある。大阪弁を共通標準語だと思って、どこでも通じると思ってます。

これね、大阪人には分かるんですが…面白い、というのはその理由とか背景とか、ちゃんと言語化出来て説明できるんです。

なんとなくイメージとして体系化されているというか…

でもおもろい、というのは、よく分からんけどおもろい!んです(笑)

全然その理由などもきちんと説明できないし、自分でもよく分かってない…

でも感覚的におもろいねん、という感じです。

私たちが目指すのは、
この「なんかよく分からんけど、おもろいやん」なんです。

例えばですね、すごく他社に比べて給与が高いわけでも福利厚生が凄いわけでもなくて…

めちゃくちゃ職場雰囲気に何か取り組んでる、とかでもないんですが、

なんかいいやん、という感じ。

例えばですね、テレワークもあるから職場に行っても行かなくてもいいんだけど、、、、

行きたくなる会社、まで強烈なものはないけど
行ったら行ったで結構おもろいで、という感じ。

この「なんか分からんけど、おもろいやん」というのは

ものすごくエネルギー使ってハイテンションになってやらないといけない、ではなくて、自然体で腹から笑える感じです。

今回収録で色々話させて頂きましたが、話を聴いてもらうことで、
自分の内なる声が聴こえてくる。

まさにコーチングの基本ともいうべきところなんですが、収録させて頂き、また気付きを頂いた感じです。

感謝ですね!

公開オンエアは3/30、インターネット公開は4/10の予定らしいので
それまで楽しみに待ちたいと思います。

また公開されたら、本メルマガでお伝え(宣伝)させて頂きます!

自責の考えがないと…

今日は先日の研修でのディスカッションで、
???と違和感を感じたことをお伝えしたいと思います。

ハラスメント研修でのケーススタディでのディスカッション。

お題は、「何度もミスを繰り返す部下Aさんに、ついイラっとしてしまって怒鳴ってしまった。。。
するとAさんは明らかにあなたと目を合わせてくれなくなって、萎縮してしまっている。
これはヤバい!と思ってフォローをしました。」

で、例では間違ったフォローの仕方が書いてあるんですね。

ディスカッションでは「ではどんなフォローをしたらよかったでしょうか?」
ということを話し合って頂きました。

とあるグループの方が…

「この例ではフォローって言ってるけど、実は謝ってないですよね。
ちゃんと謝った方がいいと思います」と。

するとそれに対して、「そもそもミスを繰り返すAさんが悪いんじゃないの?
悪いことをしていないのに、謝る必要ないですよね。」と反論が。

確かに…。
何度もミスを繰り返すAさんも悪いかもしれません。

でもそれを改善する手助けが出来ていない上司(このディスカッションではあなた)はもっと悪いんです。

プラスして…。

ミスを繰り返すAさんに対して、きちんと伝わるように叱り、

ミスをどうしたら防げるのか?を共に考え実行できるようにサポートするのは指導ですが、怒鳴っていいわけではないんです。

だから、その「怒鳴ってしまった」ことについては人として真摯に謝るべきなんです。

「悪くないから謝らない」という方、実は結構いらっしゃいます。

悪くない、と決めているのはあなた本人なんですよね。

相手から見れば悪いかもしれない。

相手を傷つけたり不快にさせたら?そう、悪いんです。

ハラスメントでも、マネジメントでもそうですが、
この「相手から見たら?」を想像することは必須です。

特に育成においては、何があっても120%上司の方が悪いんです。

管理職の役割の1つに、部下育成があり、
それは、彼らがモチベーション高く、仕事にやりがいを感じ、

自主的に業務に取り組み、目標を達成できるようにサポートすることです。

7つの習慣でもありますが、自責にするとはこのことだと思います。

何でもかんでも、自分が悪いんだ!と捉えるのではなく
ましてや、「謝ったら損!」(この考えの方、結構いますね(笑))でもなく
「じゃ、自分は何が出来るのか?」に思考を向けること。

原理原則、ほんとその通りだと改めて感じました。

コミュニケーションは想像力

あっという間に2月も終わり、
もう今期もあと1か月のみとなりました。

弊社は3月決算ですので、ある意味、
1年間で今が一番バタバタかもしれません。

有難いことに、研修のご依頼も年々増え、
今実施させて頂いている研修の実施、

加えて3月、4月は研修のピーク、その準備もしなければなりません。

プラスして、決算、キックオフの準備などみんなバタバタとしております。

弊社では半期に目標を立てて、全員で共有してるんですが、

実は私、、、自分で立てた目標に対して1月まで、1ミリも実施できなかった項目があるんです。

これまで実施してきた研修資料の整理です。

これまで顧客ベースに保管していた研修資料を各コンテンツに分け、その資料を全て一括して整理すると営業メンバーも使いやすく分かりやすいんです。

言い訳をすると…(笑)

もっと緊急性の高い優先順位の高い案件があって着手出来なかったんですよね(笑)

で、出来ないオーラを全開で出してたんです(笑)
※よくある典型的な言い訳です。

すると営業リーダーから
「山口さん、出来てます??出来ないですよね??僕やりましょうか??」と
自ら手を挙げて頂き!!!(有難い!)ました。

じゃあじゃあ、ぜひぜひお願いするわ、ということで彼にお任せしたんですが。

先日途中段階の報告をもらったんです。

実際には彼だけではなく、
営業メンバーみんなで全顧客の研修資料を分類分けし、各コンテンツごとに分けてくれ、その目次まで出来ていました。

今後は階層別にどの研修コンテンツが必要か?
お客様の課題に対して、どの研修コンテンツが必要か?

を体系立てることで、新人メンバーにとっても分かりやすくなります。

また他メンバーについても、全体像が見えることで非常に理解が深まります。

ある意味私の頭の中にあったことが、こうして言語化体系化していくのが
とても嬉しいし、有難いです。

で、気づいたことですが、私は結構なんでもかんでも
自分の頭の中で組み立ててしまうんですが、

これだと他の人にはとっても分かりにくい。

そしてこの言語化体系化するのは、とっても骨が折れる。。。(笑)

元々感情型人間で、ロジカルではありません。。。

はっきり言って私は超苦手です。

でも有難いことに、この言語化体系化すること、とっても出来るメンバーがいるんです!

まさにチームで足りないところを補い合う!です。

私の出来ない部分をやってくれたメンバーも彼一人でしたわけではなく、みんなを巻き込んでそれぞれ得意な部分を発揮してやってくれています。

で、この件で私の本日の気づきです。「出来ない」って素晴らしい!!(笑)

出来ない、と言える(助けて!って言える)環境もいいなと思うし
やりましょうか?(助けましょうか?)と言える彼らも素晴らしい。

1人の100歩よりも、100人の1歩。

それを見て、また助けてくれる人がいるって最高ですね。

まさにそれです!
(自分のことは棚に上げてますが…(笑))

これからもどんどん「出来ない」と大きな声で言っていこうと
心に決めた山口でした。

コミュニケーションは想像力

今日は自戒の意味も込めて、
言葉って本当に怖いよね、
と思うことを書きたいと思います。

昨年10月から小学校4年の娘が塾に通い始めました。

その時の動機形成の1つとして私が娘に言っていたのが、

「勉強って好きじゃない人にとっては、進んで出来ないよね?
だから、勉強しないといけない場所に行くってことはめちゃくちゃ大事やねん。
○○は勉強、自分ひとりでせーへんやん??だから塾に行くのはどう??」

と言ってました。

娘も勉強は好きじゃないし、出来ればしたくない。

でも学校の宿題をしていかないといけないから仕方なくしてるし、

テストの成績も悪いのは嫌だ、だからちょっとだけ頑張る、レベルです。

これまではこの「ちょっとだけやってれば」平均点以上は取れていたんですが、

小学校4年生になり、周りのお友達も外部の中学受験をする子たちも増えてきて塾に行く子が増え、

「ちょっとだけ頑張る」では平均点を死守するのがやっと
(というより、だんだん無理に…)になってきたんです。

本人も、「勉強しないといけない環境」に身を置くことに同意してたし、

自分ひとりでは「やり切る」のは性格的にも無理だと思っているので、
喜んで塾に通い始めました。

塾も楽しいし、分かるって楽しい!と結構喜んで行ってるんです。

私も一安心してました。

ところが先日、塾の懇談で…

「授業中はとっても真剣に熱心に頑張ってくれているんですが…
宿題をほとんどしてきてないんです。。。」

と発覚したんです(笑) 帰ってその話を娘にすると…

「だって…勉強しないといけない場所に行ったらいいって言ってたやーん!
家はリラックスする場やねんから、家で宿題とか無理やー。いややー。」

と反論が帰ってきました(笑)

まぁ、そりゃそうやけど…それは詭弁や!!!

なんでやねん!言葉じりだけ捉えるなよ。。。

宿題は当たり前にするもんやろ!なんで塾に行ってんのに、宿題せーへんねん!

と親子喧嘩の始まりです。言葉は恐ろしい…。

娘の中では「勉強する場に行って、一生懸命やればOK」って
インプットされてたんですね(笑)

ここで今日の自戒です。言葉は一人歩きします。

言った側が、
「こういう真意があって、こういうことを期待している」
と全てを言葉にせずに伝えてしまっています。

特に、こんな期待をしているよ、については言語化していません。

そのくらい分かるよね?分かってよ。と勝手に思ってしまっています。

でも受け取る側の心理状態によって、この測る度合いは大きく異なります。

娘にとっては、基本勉強したくない、心理なので

「塾に行ったときに頑張ったらいいよね」という受け取り方をしてしまいます。

言う側も相手の心理状態や、こう受け取るかもしれないな、
を踏まえて伝えなければ伝わりません。

これは置かれている立場や状況も大きく影響します。

上司としての立場、メンバーの心境、お客様の課題感などなど。

仕事において社内外問わず、まったく同じです。

コミュニケーションには想像力って本当に大事だと痛感した出来事でした。

事前準備と共有の連携

今日は準備ってめちゃくちゃ大事だよね、ってお話を…。

このメルマガでは何度か私の住んでいるマンションの
理事会のお話を書いているかと思いますが、

住んでいるマンションは小規模マンションなので12戸しかありません。

しかも住んでいる住民のみになると8戸しかありません。

古くから住んでいる方もいらっしゃるので新参者と古参者の意見の食い違いも大きく、

毎回理事会は…結構難航しているんです。

まず現状の説明から始まり、皆でどうするか?の意見が出て、

その意見も正反対の意見も多く一致に至らず、結局決まらず…

の繰り返しでした。

当然のこと、溜まり溜まった議題は14個。。。

そこで年末から理事メンバーで整理と準備を始めました。

事前情報共有を行い、ある程度意見をもらったうえで、解決策を複数用意し、その見積もりももらっておく。

そしてそれを議題案をいうタイトルですべて見やすいように一覧表などにまとめて。

プラス目的ゴールの明記、様々な意見の要約も書き加えて、事前に皆さんに見てもらいました。

昨日理事会があったのですが、いつもと違って、比較的スムーズに進みました。
(もちろんすべての決議が出たわけではないですが…。)

議事録についても、これまでは配布していなかったんですが
今回からしっかりそこも共有することにしました。

事前準備、大事だ大事だと言われていますが、ほんとに大事ですね(笑)

というのも、これまでの話し合いでの内容を皆理解して覚えているだろうと思っていたんですがそうではないことが結構分かりました。

多分これは当事者意識の問題も大きいのですが

私はやはり主催者(理事会メンバー)なので、ほぼある程度の内容を覚えているんですが

参加している方にとっては、覚えているものもあれば、忘れてしまっているものもある。

興味のあることや関連することは覚えていても
そうではない内容については、人間忘れてしまうものです。

だからこそ、情報の共有、結果の共有などをしっかり行う必要ってすごく大事だな、と改めて痛感しています。

仕事についても同じです。

当然私は経営者ですから、数字はもちろん顧客の名前や進捗なども
ある程度書面がなくても分かっているし意識もそこに向いています。

理想論では、経営者意識を持って、社内外問わず色んなアンテナを張り、
そこへ意識を持って行くことは大切です。

そのためにも、
「今こんなことが進んでいるよ」と共有することってすごく大事なんですよね。

共有が進めば、当然コミュニケーションも進む。

コミュニケーションが進むから、意識もそこへ向いていく。

コミュニケーションや組織風土でお悩みの企業様も多くよくご相談も頂きます。

共有をしっかり行う。ここに尽きると思います。

数字の共有だけではなく、ゴール目的、目標、計画、意思、進捗など
いわゆる数字以外の共有がすごく大事ですね。

成長って気づかないもの

今週2日間、新入社員のフォローアップ研修を
ある企業様にて実施させて頂きました。

約1年ぶりに見る彼らは、
まさに成長!していらっしゃいました。

もう、嬉しい嬉しい!!!

4月に新入社員研修をした時には、緊張してみんなの前で発表が出来なかった方が、ものすごく立派に大きな声で発表が出来ている!

ある方は、「ちゃんと聞いてる???」と不安に思ったのが

ものすごく積極的に取り組んでいる!(と表現出来ている!)

ものすごい成長です。

で、研修の中で、この1年間の棚卸や
次の新入社員(後輩)へ伝えたいことなどを言語化していくんですが、

そこでの新たな彼らの発見気付きもあったんです。

業務上の専門用語をバンバン使っているんです。

オブザーバーの人事の方から「○○って専門用語になるから、
新入社員に言っても分からないよね?だからわかる言葉を使ってあげてね」と言われて、

初めて自分たちが「専門用語を当たり前の言葉として使っている」ことに気付いたんです。

そして、何も分からなかった、知らなかった1年前に比べて

「これは出来た、これは出来ない」という、出来ていること、課題がちゃんと
自分で分かるようになっていました。

これって大きな成長の1歩ですね。

弊社の新人も先日、
「○○について、分かっていないことが、自分でもわかるようになりました」
とありました。

何が分からないのか、分からないから1歩進み、

「何が分かっていて、何を分かっていないのか」が分かる。

これは大きな違いです。

人は自分で思うよりも成長しているものですね。

彼らも人事の方にそう指摘されて、「ほんまや!専門用語普通に使ってる!」と
感じていました。

また、そこに気付く人事の方も、
「いいところ見てはるわぁ!!!」と嬉しくなりました。

そしてそんな彼らもあと1か月で先輩になる!
というプレッシャーも感じながら

これからは「一生懸命やればいい」ではダメで一生懸命やることは当たり前、

その上で周りの期待値に応えることがこれからの当たり前になることだと
2日間を通じて学び気付いて頂きました。

成長っていいなぁ。すごいなぁ。嬉しいなぁ。。。
としみじみ感じ入った2日間でした。

ありがとうございました。

励ましのパワー

先週弊社では冬の社員合宿を実施しました。
社員旅行の一環ではありますが…合宿です。

岐阜県のスキー場に行き、ひたすら滑り続ける、
というガチ合宿で、

初めて参加したメンバーからは
「こんなにしんどい旅行は初めてです」と言われました(笑)。

昨年から実施しているこの合宿ですが、
当然社員旅行の一環なので、社員同士の絆を深める、という目的はありますが

実際に昨年やってみて感じたことがあったんです。

単純に体力使いますので(笑)、鍛えられます。
どんどんチャレンジさせますので、鍛えられます。

スキー場ではみんな鬼教官になります。
(20代メンバーもザ・昭和の発言万歳です。)

すぐ立ち上がる!気持ちで負けるな。何度も慣れるまでやったら出来る!

ついていこうとすれば上達する!文句言ってる暇あれば、早く滑れ!

といった昭和感満載の応援です(笑)。

私もスキーもスノーボードもしますが、基本教えるのは、リフトの上でのみ。

実際に雪斜面に立ったら、
「よし、とりあえず行ってみよう」です。

この昭和発言、なかなかオフィス内では、言えなくなりましたね。

OJTトレーニングも手取り足取り丁寧に教えるようになりました。

背中を見て、何度も真似して出来るようになる、というのは一昔前のやり方ですね。

でもふと思ったんです。

前回のメルマガでも書きましたが、ザ昭和の教えは間違ってはいないんです。

前回のメルマガ配信後、多くの方からメッセージを頂きました。

ありがとうございます。

そこでとある方が書いてくださったんですが、昭和の教えって、実は教育・育成の根幹なんです。

それを現代語に翻訳して伝えることが、求められているということなんです。

決して、昭和の教え=老害ではないんです。

だからと言って、一方的に言うだけではダメなんですよね。

雪山でもガンガン鬼教官で昭和的教え方でいきますが…

でもほめるときはものすごく褒めます!

まったくの雪山初めてのメンバーも何度も何度も心が折れそうになっていました。

でもそんなとき、彼の支えになったのは、
ずっとそばで見ていて待ってくれている人がいるから。

そして何度も何度も周りから1本降りるたびに「いけたやん!」「うまなってるで!」とみんなからほめと励ましの言葉をもらうことで

折れずに2日間滑ることが出来ていましたし、当然慣れと共に上達するので、
楽しかった!もっとうまくなりたい!となります。

これは仕事も同じ。

褒められて励まして応援してもらうことで、辛い時を乗り越えることが出来、
そして何度も繰り返すことで出来るようになっていきます。

単純に私がスノボ大好きで、これを合宿にしてやろう!ということから
スタートした社内合宿ですが、みんなでまた一つ絆が出来ました。