2026年 4月 の投稿一覧

船上の一座建立

先週末、今年はじめてのタイミングをしに宮古島に行ってきました。
今回も2日間のダイビングでしたが、前回10月の時と同じメンバーでした。(偶然!)
ダイビングをすると、船の上の休憩時間は結構長いです。
宮古島では1日3本潜りますが、1本目と2本目の間は1時間弱ほどあり、
2本目と3本目の間もお昼休憩を挟んで1時間程度あります。
そして宮古島は港からポイントまで大体1時間位移動するので、
往復時間も合わせると合計4時間位が、潜っていないときの時間です。

私が宮古島が大好きな理由はいくつもありますが、
第1に、宮古ブルーと言われる海の色の青さ!!透明度!!!
第2に、宮古島特有の地形、横穴もあれば、縦穴もあり、
様々な地形があるので、宮古島でしか味わえないダイナミックなダイビングができます。
そして第3の理由が、とにかく潜っていない時間が楽しい!!です。

お互い苗字も知らず、呼び合う名前しか知らないメンバー同士ですが、
休憩時間にお茶会をしたり、一緒にご飯を食べる時も、みんな一緒になって
ワイワイ話しながら過ごす。
もう1000本以上潜っている熟練ダイバーさんから
いろんなアドバイスを受けることも有難い!!

海の中でかけっこしよう!と面白い提案が出てきたりもします!
とにかく宮古島の「この船」はとっても楽しいんです。
今回宮古島ではなかなか珍しい砂地に行って、
砂の上でフィンを脱ぎ、かけっこしました。
反則OKなんでもあり!のレースなので、チームを組んだり、足を掴んだり…
いろんな楽しみながら「海の底で泳がない」がとっても面白い経験でした。

新入社員や若手向け研修の中に、
茶道の心得から働くマインドを醸成するプログラムがあります。
そこで出てくる「一座建立」。
主と客だけではなく、その場にいる全員がお互いが気持ちの良い時間を過ごせるように
思いやりや配慮を持って、その場を楽しませようという心を持つこと。
働く上ではチームワークの醸成や生産性にも影響してきます。

自分だけでなく働いているみんなが「どうしたら気持ちの良い空間で働けるのか?」を
お互いが考え、それぞれ実行することです。
昨今では心理的安全性ともよく言われますね。

まさに船の上ではこの一座建立ができていたんです。
1日目は海上の波がひどく、とにかく船が大揺れに揺れている状態でした。
その中で私もかなり船酔いしていたんですが、
あったかい飲み物を入れてくれたり、この姿勢が良いよと教えてくれたり、
しばらくそっと放っておいてくれたり…。
楽しいときだけではなく、そうじゃない時も、お互いを思いやる。
この「船の上の泳がない時間」が私は大好きで、
何度も宮古島に行ってしまう理由の1つになっています。

つい先日4月が始まったばかりだというのに
気づけば、あっという間にゴールデンウィークです。
新入社員の方々もみんな少しずつ仕事や職場に慣れ、
そしてゴールデンウィークが明けたら現場配属の会社も多いと思います。

入社したばかりで緊張している新入社員だけでなく、
先輩方や職種が異なる人たちも、ほんの少し意識をして周りを見てみる。
そうすることで、お互いが気持ちよく、
そしてお互いが生産性を高められる職場づくりにつながると思います。
来週はゴールデンウィークですのでメルマガはお休みになります。
また再来週お会いしましょう!
皆さま、素敵なGWを!

新入社員への応援メッセージ

この時期4月は新入社員研修と、
また新入社員を育成するトレーナー側やメンターの研修が続いている山口です。
新入社員研修をしていて、率直に、本当に可愛らしい、と感じます。
これも私が彼らの母親くらいの年齢になったからだと思います。
どうしても親の目線で見てしまいます(笑)。

まだまだ学生気分が抜けていない方も多いですが、
素直に吸収しようという姿勢が非常に強く感じられる毎日です。
ここ数年、新入社員研修をしてきて変化に感じることが
まず第一に、数年前までは働く目的がお金や生活のため、自分のやりたいことをやるため
と言うのが圧倒的に多かったものが、
いわゆる社会貢献といわれる領域がの意見が多くなったと思います。

誰かの役に立ちたい
地域の役に立ちたい
この意見がヒントを出さずとも、すらすらと出てくるようになっているなぁと感じます。
これはもちろん就職活動の際に、そのような教育を受けている影響もあると思いますが、
入社した当時、彼らは本当に役に立ちたい思考ってすごく持っているなぁと思います。

またもう一つ。
親に恩返しをしたい、もかなり多く出てきます。
正社員として就職をするのが、親がやっぱり喜ぶから、だったり、
今まで育ててもらった恩を、自分もにこれから返していきたい
というような意見も素直に出てきます。

私が新入社員だった約30年ほど前には、恥ずかしながら…
こんなことを言っている人が私自身も含めて、あまりいなかったように感じます。
もちろん心も中では思っていたかもしれませんし、
実際に給料日には親にご馳走する人も実際にいたと思います。

ただそれを口に出すのは、何か恥ずかしかったり、虚勢を張っていたりした思いますが、
最近の人たちは、これを素直に言えるところが、
ほんとにすごく素直な人たちなんだなぁと感じます。

研修をしていても、体ごと前に向けて聞いたり、メモをものすごく取ったり、
何か私が疑問形で尋ねると、口々に答えたり、
本当に反応が良く素直だなと思います。

最近の若者の傾向は…みたいなことも言われることもありますが、
改めて彼らと直接接してみると、良いところがすごくたくさんあることに気づきます。

ただ残念なことに、これが1年2年と経っていくと、
いつしかそれが薄れていったり、気づかないうちに変わっていったりしています。
誰かの役に立ちたい気持ちよりも、もっと給料が欲しいに変わっていたり、
いろんなことにチャレンジをしたいよりも、できる限り楽に仕事をしていたいに変わったり
いろんなことを1つ残さず吸収しようよりも、なんだかめんどくさいなぁに変わっていったり、
もちろんそうではない人もたくさんいらっしゃいます。

だんだんと当初の気持ちが、自分でも気づかないうちに変わっていったりしてしまいます。
改めてこの4月の新入社員の彼らを見ていると、
自分がフレッシュだったときの気持ちを思い出す機会に恵まれます。

だからこそ、これから新入社員研修を終えて現場に出たとき、
教える側や、周りで支える先輩たちもいろんな思いはあると思いますが、
こんなこともできないのか
ここまで教えないといけないのか
(これも実際によく現場で聞く意見ですが)
と頭ごなしに思うのではなく、

彼らは入社したときには、明るい未来を夢見て、
自分が社会人になり、誰かに貢献し、
そして自分じゃなくてはダメだと言われるような存在意義を見出したい、
と思っている気持ちも、ぜひ汲み取っていただけたらと思います。

連日の研修で
仕事が創り出すものだし、やりがいは最初からはないし、
居心地が良くて優しい上司に囲まれて、
残業も少なくて、周りもいつも優しく教えてくれて、
みんなが応援して支えてくれる。
自分のやりたい仕事ができて、自分の成長を感じられる。
そんな夢のような職場は最初からは絶対ない。
それは自分で創り出すものだと熱く彼らに語っています。

すると彼らも、理解をしてくれているように私には感じられます。
ただ実際に現場に配属になると、今までになかった壁に打ち当たったり
できない自分を痛感して挫折を味わったり
いろんなストレスも感じます。

ストレスとは、自分が成長している成長痛だと捉え、楽しんでいただけたらと思います。
もうすぐ5月。
ゴールデンウィークが明けると現場に配属になる新入社員たちも多いです。
今の彼らの、仕事に対して大きな夢を持ち、こうなりたいこんなことをやってみたいを
いろんな壁を乗り越えながら、彼らがいつか自分の存在価値を自分で創りだせるよう
期待をしてやみません。

がんばれ、新入社員たち。
今日もそんな気持ちを込めて研修をしていきたいと思います。

天職はこの世のどこにもない

この時期、全国の企業様からお声がけいただき、
数多くの新入社員研修に登壇させていただいています。

多くの真新しいスーツ姿の若者たちと真正面から向き合っていて、
ここ数年、私の中にものすごく強烈な危機感として蓄積しているものがあります。
「最初から自分に100%フィットする『天職』がどこかに用意されている」
と信じて疑わない新入社員が、あまりにも多いなぁと思います。

研修の現場で飛び交う「配属ガチャ」と「やりがい」の不安…。(配属ガチャ、普通に使われてますよね…)
彼らは、決して不真面目なわけではありません。
むしろすごく素直で、超真面目で、情報収集能力にも長けています。
でも、研修の質疑応答やディスカッションでの話を聞いてると…
こんな質問(話)が次々と飛び出してくるんです。

「もし、自分のやりたいことと違う部署や嫌な上司の元に配属されたら、どうしよう…」
「この仕事が自分に向いていない(天職ではない)と思うわ…」(まだ入社1週間なのに…)

私は心の中で「ああ、またか……」です。
メディア・CMやSNSで声高らかに言っている
「好きなことを仕事にしよう」
「自分らしさを大切に」
という言葉の呪縛にかかり、
彼らは「天職(正解)は、外の世界のどこかに転がっているものだ」と
本気で思い込んでいるんです。

研修内ではよくお伝えしますが…
「『天職』なんて、この会社のどこにも、いや、世の中のどこの会社にもないし
そもそも待っていて現れるものでもない」と。

最初からやりがいがあって、自分にぴったりで、
毎日ワクワクして楽しくて、会社に行くのが楽しみー!
なんて仕事はありません。

仕事の面白さや『やりがい』というのは、
目の前の泥臭いことから逃げずに没頭し、
できることが増え、先輩や上司・お客様から
『ありがとう、助かったよ』と言われた後から、
ようやく最後についてくるものです。
しかも、ちょっとずつちょっとずつ見えてきます。
(一気に現れるものではない)
天職は探すものではなく、自分自身の手で、
今の仕事を天職に創り変えていくものなんです。

研修では、確かに…なるほど…と分かったつもりでいる彼らですが…
研修という「非日常」が終わり、現場という「日常」に配属された後、
彼らは再び、思い通りにならない壁にぶつかり、
「やっぱりここは私の居場所じゃないかも」
という青い鳥症候群の誘惑に駆られる人が多くいます。

彼らが「やりたいことと違いました」と弱音を吐いたとき、
「じゃあ、このつまらないと思っている業務を、
君のアイデアで少しでも面白く、変えてみて。任せるから」と、
小さな裁量を与え、彼ら自身の手で仕事を「面白くする」経験を積ませてあげること。
これがすごく大切だなぁと思います。

一見すると、任される、自分の裁量で出来る、と思うことですが…
言われたことを言われたとおりにやることとは
比べ物にならないほど、本当に根気のいる、しんどい道のりです。
でも、考えて、試行錯誤し、をやっているうちに
時間はあっという間に過ぎていき、
そこに実績もついてくるし、認めてくれる人も現れます。

是非現場でも
「仕事は自分で創り出すもの」をなるべく早い段階から
経験させていってほしい、それが早期育成への近道だと思います。

頑張れ!新入社員!!

いよいよ4月スタートしました。
桜も満開になりましたね。
新入生や新入社員が、新しい制服やスーツに身を包み
緊張した面持ちで通勤しているのを見ると
やっぱり春っていいなぁと思います。

弊社でも新入社員が入社し、既に私もいろんな刺激をもらっています。
大きな夢を持ち、やる気に満ち溢れ、
目がきらきらと輝いている。
いいですよね。

そんなわけで、先週から色んなお客様での新入社員研修がスタートし
多くの新社会人と接する機会を頂いております。
入社したときには、ほとんどの人が
こうなりたい、ああなりたい、を持っていて
成長したい!が全身から出ています。

でも、入社してたった3日で、その差は既に出始めています。
たった3日ですが、その差は?
出来ている、出来ていない、ではありません。
やろうとしているか?です。

新入社員研修では、まず座り方から始めます。
きちんと座れない人は、集中力が持たず、結果精度が落ちます。
また、当然ですが、相手あっての仕事です。
だらしない座り方、態度は相手に失礼です。
そこが分からない人は、いつまでも自分都合で仕事をし
第3者視点に気付かないので、期待に応えられない。

だから、新入社員研修では、何度も
「座り方、身だしなみ、姿勢、大丈夫ですか?」と
何度も、気付きを促す言葉を掛け続けます。

今までだらーんと座っていた、足を常に組んで座っていた、
肘をついて書く癖がついてしまっている…。
そんな人たちはこの「きちんと座る」がしんどくて仕方ない…。

新入社員ですし、そんないきなりすぐに出来るようにはならない…。
でも「やろうと頑張ってるな」は、見ていて分かります。
この、やろうとする気持ち、が最も大事だと思います。

これからいくつになっても、いろんな方々から
「~したほうがいいよ」と教えてもらうことはたくさんあります。
それをどれだけ素直に聞き入れ、やってみるかどうか、です。
これがコーチアビリティであり、そして「可愛がられる力」です。

上司も先輩もお客様もみんな人間です。
一生懸命こちらを向いている人には、それに応えようとします。
応える熱量も同じです。
すごく一生懸命な人には、それ以上に応えたいと思います。

でも、最低限だけやってるな、とか
自分の都合だけでやってるな、適当にやってるな、が見える人には
こちらもその程度、になります。

夢ある、可能性無限の新入社員の若者たち。
大いに吸収し、いろんな壁にぶち当たり
そして悩み、葛藤し、悶絶してください。
そこから、今までにない自分に出会えます。
それを楽しんでほしいなとエールを送りたいと覆います。