育児

コロナウィルスによる学校休校により、在宅勤務や時には子連れ出勤中の当社。

連日のコロナウィルスの影響で、学校休校により働くママにとっては、働くても出勤できない状態や、感染が心配だけど預ける先がなく学童保育に預けなければいけない状態の方々、多いと思います。本当に大変だなと思います。私もサラリーマンの時であれば、実家に預けるしか方法がない、と嘆いていたと思います。

当社では、創業時から子連れ出勤OK、在宅勤務OKです。これは働くママである私自身が実際に会社努めをして「どうにかしたい」と思っていたこと。やはり母である私としては、ずっと預けっぱなしで子供と一緒にいる時間が少ないことは、正直罪悪感も感じるし、事実色んな場面を見逃していて、さみしい。でも仕事は続けたいし、むしろバリバリ働きたい(笑)。なので、在宅勤務で家に居ながら仕事が出来たらいいのになぁ、と思っていました。

また来客や訪問などどうしても外部の方と会わなければ仕事にならない、ということもたくさんあります。PCに向かってする仕事であれば、在宅でも出来るし、いまではオンラインも出来るけど、中にはやはり顔を見て、ということも多々あります。また経営者という立場上、社員のみんなの顔も見たいし、会社に行かないと出来ない仕事もあります。そんな時には子連れ出勤です。

当社は私がこうゆうスタンスなので、基本的には全社員このスタンスです。(子供がいないメンバーは除きますが…)これまでもインフルエンザなどでの学級閉鎖や日曜参観日の振り替え休日での月曜日出勤時など、子連れ出勤や在宅勤務をしてもらっています。

また、当社の社内イベントは社員旅行、懇親会イベント、忘年会新年会に至るまで、ほぼ全て家族同伴OKとしています。当然お子様のいるメンバーは子供を連れてきてくれます。(ときには旦那様や奥様も。)ですので、私の子も、会社に行くのも、会社メンバーに会うことも、皆が仕事をしている環境の中で、宿題をしたり、一人遊びををしたり、ゲームをしたり(この時間結構長いです(笑))、が普通になっています。

昨今のこの状況下で、当社としては当たり前にやってきたことなので、違和感なく何の弊害もなく出来ますが、そうではない会社も多いと思います。また接客業や医療関係など出来ない会社もたくさんあります。そうした働くママに対して、何かお役に立てないかな、と考える今日この頃です。

具体的な方策はまだまだ思い浮かびませんが…例えば助成金や色んな制度ももちろんなのですが…。それ以前に職場内での「大丈夫だから、子供さんと今日は居てあげて」「お互いに子供を預け合うっていうのはどう?」「輪番制にしようか?」といった「コストのかからない助け合い」がたくさんできるのではないかなと思ったりもします。また、そういう風土や信頼関係が普段から築けていることも重要ですね。今の時代だからこそ、思いやりを持ってお互い助けあって働き続けることが求められているような気がします。

真の女性活躍推進ってなんだろう?

203030という政府の女性活躍推進プロジェクトが施行され、

各社ともに、女性活躍に向けて様々な施策が行われています。

先日も大手小売業の企業様からご相談を頂きました。

 

昨年から当社も女性活躍推進プロジェクトの1つとして

女性社員を対象とした研修を行っているが

まだまだ全員の女性には出来なくて

子育て中の女性社員に限定して行ったが…

結果彼女たちのモチベーションは上がった人もいるし

このままの働き方でゆっくりキャリアでいいんです。

今更キャリアキャリアって言われても…という女性社員も半分くらいいました。

また、受け入れ側の男性管理職からも

女性活躍ってどうなの??権利ばかり主張するようになった社員もいて

これって本当に有益なのか?という不満や疑問の声も上がってきています。。。

 

こういうご相談、実は昨年から増え続けています。

一概に女性活躍といっても、全員の女性社員が管理職を目指し

バリバリ働いていく、という働き方を望んでいるわけではありません。

またいくら望もうとも、例えばお子様の年齢や近くに祖父母がいるのかどうか

ご主人の職業や性格など。。。

女性一人ではなかなか思った通りに出来ないというのも現実です。

 

また、男性管理職としても、女性がモチベーション高く、

やる気や向上心を持って仕事に取り組んでくれるのは嬉しいものの、

「私、女性なんで」とある意味権利ばかり主張しているように

見えてしまう、というのも現実問題あります。

ただ、彼女たちが本当に権利ばかりを主張しているのかというと

そうではないケースも多々あります。

ここには双方のコミュニケーションの問題が潜んでいるんですね。

また、男性と女性とでは事象に対して感じること、求めることが

大きく異なります。

特に、役職が異なり、上司と部下の立場にあって

しかも女性社員が子育て中で時短社員ともなれば

全く立場も状況も異なるわけですから

コミュニケーションは更に難しくなってしまっているのです。

そんなつもりで言ったのではなないのに…ということです(笑)

 

ある面白い例をご紹介しましょう。

ある映像を見て、そんなときなんて声を掛けるか?という質問です。

映像の内容は…

時短で働いている女性社員。毎日限られた時間の中で

非常に責任感の強い彼女は、他の社員に出来る限り迷惑をかけないように

毎日おしゃべりする時間も惜しんで仕事に邁進していました。

それでも、上司や周りの男性社員、時短社員ではない女性社員から

「自分がお荷物的な存在」として思われているのではないか

と日々感じていたのです。(実際はそうではないことも多くありますが…)

ある日、保育所から子供が熱があるので早めに迎えに来るように

と連絡が来ました。

旦那様に連絡しても「無理」とのことです。

近くに頼れる祖父母もいません。

彼女は上司や周りの社員に残っていた仕事をお願いし

謝りながら会社を早退します。

そしてダッシュで保育所に向かい、子供を連れて帰る道すがら

子供もしんどいので、泣き始めます。

仕事も中途半端。みんなに迷惑を掛けている。

子育ても中途半端。子供にも申し訳ない。

そんな思いのとき、子供がふと「ママ、大丈夫?」と聞きます。

色んな気持ちが溢れ出て、彼女は泣いてしまいます。

さて、そんな彼女になんて声を掛けますか?

 

女性活躍研修で男性管理職に聞くと…

「旦那さんは手伝ってくれないの?」

「もう少し期限のない仕事だけに変更しようか?」

「大丈夫?疲れているんじゃない?」

といった回答が多いのです。

 

実はこの回答、全て間違っています。

余計に彼女を追い詰めてしまうんですね。

「うん。良く頑張ってるね。」

これだけでいいんです。

同僚であれば、軽くハグしてあげるのもいいでしょう。

女性が求めているのは、「今の自分を分かってほしい」という共感です。

しかし男性は「問題があるのであれば解決してあげなければ」と

問題解決に走ります。

特に管理職ともなれば、「自分が何とかしなければ」という責任感も

出てきます。

それではなかなかうまくいかないんですね。

 

女性活躍、と言いますが、今の時代女性だけけではなく

若手男性も同じ傾向が強くあります。

もちろんそれを支える制度や風土も必要ではありますが

女性活躍って本当は女性だけではなく

男女関係なく、もっともっとお互いの立場を理解し

状況や背景を踏まえた真のコミュニケーションを取ること

解決していくことが多いんですね。

 

歴史は勝者のみの記録 ってどういう意味??

先日、スペシャリストのストーリーから人生観をしるインタビューメディア「STORY」

の掲載記事UPの広報をさせて頂いてから…

「座右の銘 歴史は勝者のみの記録ってどういう意味??」

「何事も勝ち負け決めて、絶対勝つぞー!って意味ですか??」

などなど。。。質問が多かったので…私の思いも込めて綴りますね。

 

歴史は勝者のみの記録、という格言はありません。

多少の差があるとは思いますし、

多分解釈は人それぞれではないかと思います。

 

歴史は勝者が残したい記録のみを記したもの。

敗者は文学を作る。などなど、言い方はそれぞれありますが。。。

 

確かに歴史というものは勝者側が作るものではあると思っています。

中国では、勝者敗者に関わらず、史実のみを記す職種もあったそうですが…。

しかし、歴史を紐解いてみると…

(私、結構歴史オタクです(笑))

実際に学生時代に習ったこととは違うこともたくさんあるんですよね。

で、、、歴史は勝者側が残したいことのみを書いたものかもしれませんが

それは真実とは違うわけです。

つまり、物事には一方向から見たことだけが本質とは限らないということ。

なので、敗者(弱者)側からの視点も常に持ち合わせ

本質を見抜いていかなければいけない、ということだと思っています。

 

また同時に、歴史は勝者のみの記録。

しかし勝者はその後の事実によって裁かれる。

と続きます。

つまり歴史上勝者となったものは、その後の歴史をまた作っていくわけです。

織田信長、豊臣秀頼、徳川家康などなど。。。然りです。

そして、その後の彼自身が行ったことにより、また歴史に裁かれるわけです。

つまり人の上に立つリーダーとして、未来に対して責任が伴ってくるわけです。

 

歴史は勝者のみの記録。

物事の本質は多方面から見極め、常に弱者の視点を忘れてはいけない。

リーダーとして未来に対して責任ある言動を取らなければいけない。

私はこの言葉の意味として2つの意味であると解釈し

座右の銘としています。

決して、「勝ったら何してもいいねーん!!!!」という意味ではありません(笑)

幼稚園にて学ぶ!無限の可能性!!

今日は娘の幼稚園親子ふれあい参観でした。

地元でも結構有名な

「躾をしっかりする」

「子供の可能性にたくさんの種をまく」

「本物に触れることから学ぶ」

幼稚園で、歴史もある幼稚園です。

 

今日の参観の内容も盛りだくさんでした。

1、「雨にも負けず」暗唱

これは毎日朝礼で暗唱しています。全文です。

大人でもなかなか難しいのに、幼稚園児はみんな暗唱出来ています。

そしてちゃんと意味も理解している。すごいです。

 

2、幼児礼法「返事の大切さ」を学ぶ

幼児礼法の本を読み、その意味を理解します。

なぜ大きな声で返事をするのか?

今していることの手を止めて、呼んでくれた人を見て

大きな声で元気よく「はい!」と返事するのはなぜか?

それは相手が気持ちが良いからです。

相手の気持ちを考えて、言葉を話す、態度で示す。

当たり前のことですが、これも社会人でも出来ていない人も多い。

 

3、写仏

仏教幼稚園なので、仏様(のの様)の教えを毎日学びます。

仏様の絵をトレースして、その後色を塗って、仕上げます。

これがものすごく細かい絵で、結構根気が要ります。

みんな息を止めながら(笑)必死に写していました。

 

4、因幡の白兎 朗読

これもこの幼稚園の特長ですが、漢字も普通にみんな読みます。

ものすごく難しい感じも、絵感覚で覚えていきます。

しかも結構なスピードで読んでいきます。

毎日毎日繰り返すことで、普通になっています。

 

5、竹取物語 古文で朗読

なかなか古文を読む幼稚園児はいないと思います。

しかもちゃんと意味を理解しながら、「ありけり」「なむいわん」などなど。

古文に親しみ、日本古来の文化も併せて学んでいきます。

 

6、お手玉とけん玉 親子ふれあい

お手玉とけん玉をしながら、親子で楽しく遊びました。

こうして昔の遊びに触れあったり、日本古来の遊びを体験していきます。

 

と、、、かなり盛り沢山の内容でしたが・・・

子供の可能性は無限!!と感じます。

「大人でも中々できないのに」と思ってしまいがちですが

子供は先入観なく、素直に取り組みます。

そしてお互いに助け合い、励まし合いながら

楽しく笑いながら、かなり難しいことでもチャレンジし

毎日毎日繰り返すことで、出来るようになっていきます。

 

なぜ大人はこれがなかなか出来ないのでしょうか??

そんなことはない!!

大人も楽しみながら学ぶことにより、どんどん色んなことが

出来るようになっていきます。

楽しみながら学ぶ、ワクワクしながら学ぶ。

とても大事なことだと思います。

 

当社の研修でも、楽しいゲーム、ワークをたくさん取り入れることに

かなり力を入れています。

座学で学ぶことよりも皆さん、楽しそうに取り組まれます。

そのなかで、メソッドを現場に落とし込んでいきます。

楽しくなければ学べない!

これも本当のことだと思います。

さぁ、楽しみながら学び、成長を感じていきましょう!!