すごいな…と尊敬したこと

今日はとある会社様での新入社員振り返り研修ということで
入社1年目の方々に研修をさせて頂きました。
研修の内容はまた後日。
今日は研修前に、研修会場となった施設長のお話から
すごいな、とそしてごもっとも!と思ったお話をしたいと思います。

新入社員から色んな質問を受け、それに1つ1つとっても丁寧に
そして率直にお応えされていたんですが、
その中でこんな話になったんです。

着任した頃は、所内で「気軽に先輩や上司に聞けない」雰囲気だった。
コミュニケーション不足というよりも「聞けない」雰囲気だったそうです。

そこで所長が率先してされたことは
朝、正門の前に立って、一人一人に挨拶することから始められたそうです。

最初は目も合わせてくれず、挨拶しても返さない…。
それでもずっと続けていくと3か月後には
ほとんどの人が、目を見て笑顔で挨拶を返してくれるようになったそうです。
そうすることで所内でも「聞ける」雰囲気が少しずつ出来ていったようです。

ただ、人はすぐに元に戻ろうとする。
だから、この朝の挨拶をいつまで続けるんですか?って
よく聞かれるんだけど、それは自分がここを去るまで続けますよ、と。

ほんとうにすごい、、、と思います。
簡単なことではないんですよ、これ。
寒い日も(しかもここ、めちゃくちゃ雪寒い場所です)、
雨の日も、体調がちょっとすぐれない日も
毎日です。すごくないですか??もう私はお話を聞いていて、胸が熱くなりました。。。

そして朝の挨拶以外にも、色んな施策や工夫をされているんですが
職場の雰囲気も少しずつ変わってきたそうです。
と、とっても嬉しそうにお話されていらっしゃいました。
やっぱり組織において、上司の言動ってものすごく大きな影響力を持ちます。

それに比べて…私はあかんと反省しきりです。。。
もっともっと頑張らないとだめですね(笑)

マヌカハニーからの気づき

あっという間に3月になりましたね。
弊社は3月決算ですので、
通常の研修のお仕事も季節柄たくさんご依頼頂いておりますが
それとは別に来期のキックオフ研修の準備、
入社式等採用に関わる業務などもあり、
絶賛頑張っている山口です。(笑)

最近ちょっと感じたことを今日は共有したいと思います。
皆さんは自分自身の強みって具体的に何か?
ご自身で理解し、言語化出来ていますか??

実はこれ、私は10年ほど前にすごくすごく突き詰めた時期があったんです。
というのも、10年前に会社を創立する際に、自分自身の強みって何かな??って
実は初めて真剣に考えたんです。

それまでサラリーマン時代の時には、
例えばリーダー気質であるとか、
営業でのコミュニケーションに自信があるとか、
結構面倒見はいい方だな、と自分で自分の強みを何となく、それまでの上司やお客様からの評価や周りの反応とか、よく言われる第一印象とかで
きっとそうだよねって思ってたんです。

で、きちんとこの強み分析を勉強して
改めて周りの人たちからもヒアリングを実施して
会社創立にあたって、考えた時期がありました。

私の強みって何だろう???
多分一番はですね、(アホが付くほど)素直なんです。
人から言われたことは、とりあえずやってみますし、
やったことは、ある程度の結果が出るまでは続けます。

人が話していることは「ふーん。そうなんだー」って誰でも結構思ってしまいます。
なので、結果「え??うそ??」と失敗することも多々ありました。
「山口さんに営業するのはめちゃくちゃ簡単です。
あまり深く考えずにやってしまうので、即断は危険です」と
弊社の某マネージャーはいつも言ってます。

はい、事実そうだと思います。
色んな営業の方の話を聞いて、大半は「お!いい商品、いいサービスだな」って思います。

これ、コーチアビリティというスキルなんですが
多分私はこのスキルが高いのが、最も強みだよねって
10年ほど前に気付いたわけです。
リーダー気質や営業スキルについては、これはある方だと思いますが
ものすごくあるか?と突き詰めれれば
そうではなくて、ちょっとだけ得意程度です。
でも素直さについては、これはアホが付くほどですから
めちゃくちゃ得意なんだと思います。

これを自分で分かっているか?って結構大事で
じゃ、それ活かしてどうする?
逆にデメリットになるときはどう対策する??
って考えることで、さらに他の能力も伸びていきます。
是非皆さんも自分自身の、そしてメンバーの強み
言語化してみてくださいね。

~ちょっとしたエピソード~
本日のメルマガ、どうしてこのコーチアビリティになったのか?というと…
最近風邪をこじらせて、かなり喉もつぶれてしまって…
そしてなかなか声が戻らない…がありました。
そこで、メンバーから
「マヌカハニーいいらしいですよー」と
勧められたので、即購入、毎日食べてます。
しかも定期購買で購入しました。
この時に、マヌカハニーとは何か?を自分では調べてません。
単純にいいよって教えてもらったからです。
そして、先日スーパーでマヌカハニーキャンディが1000円だったんですが
とりあえず買ってみて、研修の合間に食べてます。
教えてもらったら、とりあえずやってみる、が
染みついてるな、と気付きました(笑)!!

打破する力

先日、とある企業様にて、若手向け研修を実施させて頂きました。
キャリア形成や目的醸成など色んなプログラムがあったのですが
若手に必要なスキル、ロジカルシンキングとコミュニケーション、
そしてリーダーシップも学べるというゲームを実施してもらいました。

弊社では研修で様々なゲームワークを実施してもらっています。
というのも。。。ゲームとなると、みんな大好き(笑)
なので当然皆さん積極的に参加されます。

積極的に参加するから、当然色んな事に自分たちで気付く。
だからこそ、しっかりと腑落ちするんですよね。

今回実施したゲームはかなり情報の整理が難しい!(笑)
1月に新たに導入したゲームで、実際に私もそのゲームを
回答を知らずに会社のメンバーとやってみました。

単純に情報を整理してまとめるだけでは解けない!
何度も試行錯誤と確認をしていきながら
矛盾点を探していくと、回答にたどり着きます。

その間、やっぱり色んな壁にぶつかりますから
参加者はイライラさせられるんです(笑)
弊社メンバーと実施した時にも、特に若いメンバーは
イライラしてきて、ついつい口調がきつくなります。
「それってこうゆうことって言ってなかった??」
「これって結局どうなの??」といった感じです。

その時に発揮されるのが、リーダーシップの1つなんです。
リーダーシップっていろんな論理もありますし
○○型と言われるようなタイプ分けもかなりされていますし
それぞれのリーダーシップタイプによって必要なスキルやマインドも
異なります。

でも結局のところ、一言でリーダーシップって「打破する力」なんです。
その打破の仕方が、トップダウンもあるし、サーバントもあるし、EQ型もあるし…
なんです。
このゲームではこの「打破しなくてはいけない場面」がかなり出てくるので
それぞれが色々工夫しながら打破していくのは
すごく良いトレーニングになります。

「もう1回自分のカードを読んで見落としないか、確認しよう!」
「分かりづらいから、それぞれ書くのではなくて、1個にまとめよう」
これらもリーダーシップの発言なんです。

ということで今回の参加者の皆さんも、
イライラしながら、色んな方向から打破しようと
試行錯誤してくれ、それを見ていて
私も「なんか頼もしいなぁ」と感じた次第です。うん。若いって吸収早いよね(笑)!

冬のザ・昭和的合宿

今日は今回の社員合宿についての気づきを書きたいと思います。

既にご存じの方も多いかと思いますが、
弊社では4年ほど前から、冬の社員合宿「スキー&スノボ合宿」
を実施しております。

これは、名の如く、社員旅行ではなく合宿です。
目的はただ1つ。
最後まで諦めずに、自分の限界を突破し、やり抜くこと。
を身体に染み込ませる!!というザ・昭和的合宿です(笑)。

まず初日は、朝4時起きで岐阜県高鷲へ向かい、9時集合。
10時には着替えてゲレンデでスタンバイして、
昼休憩1回と小休憩1回のみで、夕方4時半(リフト最終)まで滑ります。
翌日は朝9時にはチェックアウトを済ませ、9時半から15時まで
昼休憩1回のみで滑り続け、そしてまた4時間かけて帰ります。

私は昔からスキーとスノボをずっとやってきていますし
毎年正月には1週間ほど長野県にこもって、雪山三昧ですので
あまりしんどいな、とかないんですが
初めてスキーします、って人にはめちゃくちゃハードなんです。

もちろん転びまくるし、全身筋肉痛になるし、
出来ないことにイラつくし、気持ちも萎えてきます。
でも、そこでみんなから応援してもらって
アドバイスもらって、出来る出来る!と言い聞かせながら
必死についていきます。
※基本は私が先頭でコースも決めて滑りますから
本当に止まっている時間もあまりない!

昨年初めて参加したメンバーは、出発前から
「1年で一番しんどい仕事です…。マジで憂鬱…。」という言葉も出てましたが
実際に行ってみると、昨年とは全然違う。
昨年は後半全くついてこれず、2日目は一人カフェをしていたんですが(笑)
今年は全行程全部ちゃんとついて来れて、
しかもスピードも速くなってるし、かなり滑れるようになっているんです。

また40歳を超えてから初めてスキーをしたメンバーも
今年でもう4年目。
最初のへっぴり腰はどこへいったのやら、キレイなフォームで
スピードも速くなっています。

彼らを見て…営業リーダーが一言。
「いやー。人ってほんと幾つになっても成長するんですよね~」と
めちゃくちゃ上から目線で(スノボ歴は彼らよりも上(笑)!)
言ってました(笑)。

そう、我々が研修でもいつもお伝えしている言葉。
人は必ず、成長するんです。
そこに年齢は関係ない!
是非皆さんも幾つになっても、チャレンジを続けていきましょう!

スマホ以上に大事なこと

先日はある会社様での女性社員対象のキャリア研修でした。
この企業様では既に3グループ目の研修なので
これまでの研修での女性社員の方々の雰囲気も分かっていて
とっても楽しみにしていた研修です。

まず、皆さん反応がものすごくいい!!!
「おぉ~」とか「えーーー!!」とか
ちゃんと反応してくれるんです。

次に質問する癖が付いている。
グループワークや個人ワークで、各グループを
私がぐるぐる廻っているんですが
決まって、どのグループでも質問してくれたり
グループの輪に入れてくれようとしてくれます。

そして、彼女たちの最も素晴らしいところ。
休憩時間にほとんど誰もスマホを見ないことです。
みんなおしゃべりしてるんです。

各支店から集まって来てくれているし
このような研修もこれまでやってきていないことから
彼女たちはほとんどの人が初対面です。
電話で話したことはある人もいるんですが
これまで顔を見て集まってはいません。

なので、この研修の場で、みんなお互いを知りたいし
色んな年次の方が集まっているので、
色んな人と交流を深めたいんです。
スマホを見ること以上に、これってすごく大事ですよね。

コロナが少し落ち着き、オンライン研修から対面研修へ
多くの企業が移行してきました。
対面研修の醍醐味の1つでもある、この交流。
でも実際には、休憩時間にはスマホを見て、
各自が休憩している、という企業の方が多いんです。

ちゃんと反応する。
自分から積極的に話しかけ、聴き入れる。
自分から交流しようとする。

すごく大事なことだなと改めて感じました。
そしてとってもパワフルなエネルギーを私も
彼女たちからもらいました!

おっ!やるやーん!

今日はある企業様の新入社員フォローアップ研修でのことを
共有したいと思います。
昨年4月入社し、約10か月を終えた彼らたち。
4月に初めてお会いした時とは少し違って
キリッとしている雰囲気になってました。

この10か月間の棚卸や
4月から今度は先輩社員としてもっと活躍するために2日間の研修をしています。

ある方が、お昼休み明け、午後の研修が始まる少し前に
私のところにやってきて…
「すみません。。。。
本当は絶対あってはいけないことだと思うんです、
私も精一杯頑張ります、
でも、、、でも、、、
お昼ご飯食べておなか一杯になって、、、
もしかしたら眠たくなってしまうかもしれないので
その時は立っててもいいですか??」と聞いてくれたんです。

もうね、可愛すぎますね(笑)。
もちろん立ってくれてもOKだし、歩き回っても全然私は大丈夫です。
何がものすごくいいかって、
自分からちゃんとこんな風に言えるようになっていること、です。

4月に入社した時には、彼はものすごく声も小さかったし
直接講師の私に発言してくる、なんてことがなかったんです。
どっちかというと、発言を促してもモゴモゴっと話してしまっていて
うーん、聞こえないよ??と何度か聞き直した覚えがありました。

それが、10か月経って、ちゃんと言えるようになっている。
しかも「立っててもいいですか?」と
ちゃんと私見も交えて言えるようになっている!

先日別の企業様の研修でもお伝えしました。
人は必ず成長する。
でも成長のスピードやその度合いは人によって違うんです。
でも必ず成長するんです。

研修を通じて、皆さんの成長を感じられるのが、
とっても嬉しいし、有難いお仕事だなと感謝です!

時代に関係なく大事なこと

最近ちょっと気になったことを共有します。
よく商談でも相談頂くことですし、研修でもプログラムとして
実施していますが、コーチアビリティ(素直に聴き入れる力)について。

当然素直に聴き入れる力がないと、何を言われても(良いアドバイスでも)
すっと入ってこないので、成長が遅い訳です。
また何かしら言い訳したりしていると、成長が遅いんですよね。

先日とある人の話を聞いていて、、、
「もし○○だったら、私が出来たと思うんですが…」だったり
「こうしてしまったから、他の人に任されたんです」だったり
「自分はこれだけやっているのに、手伝ってくれないんです」といったような
言葉がかなり普通に何度も何度も出てきて、
ちょっと私の中で違和感を感じたんです。

本当にそう思うのなら、なぜ具体的に行動しないの??と。
これ、結構若手研修でもあるんですが
「上司が、先輩が○○してくれない」
「言うことが時によって違っているので統一してほしい」
「先輩や上司によって言ってることが違うので、混乱してしまう」
「会社が何もしてくれない」
と。。。

で、いつも聞きます。
で、あなた自身は具体的にそれに対して何をしたの??」と。

多くの人たちが「何もせず」「誰かが改善してくれるのを待っている」んです。
その結果、誰も改善してくれない(ように見える)ことが多く
「だから、この会社はダメなんだ」
「だから、この人はダメなんだ」と言います。

うーん。違うよね??
成長って自分から働きかけないと成長しないんです

「上司が、先輩が○○してくれない」
⇒あなたは具体的に相談や質問を多く投げかけましたか??

「言うことが時によって違っているので統一してほしい」
⇒時によって優先順位が変わることは多々あるし、
理解できないなら相談したらいい。

「先輩や上司によって言ってることが違うので、混乱してしまう」
⇒実はしっかりと本質まで深めていくと
同じようなことを言っているんだけど、人それぞれ手段が異なるだけ。
納得できないなら、それについて話し合いましたか??

「会社が何もしてくれない」
⇒それに対してあなたは自分の成果を出すためにどんな努力をし
どんな働きかけをしましたか??

だと思います。
コロナ禍の影響とも言われていますが、オンラインで受け身の授業に慣れてしまい
自分から相談したり、自分から教えを請いに行くのが苦手な世代とも言われます。
上司には育成責任があるように、若手には質問責任があるんです。
若いうちから、自分から働きかけることをしていかないと
待ってても誰も何もしてくれません。

こんな違和感を感じるのは、私自身がザ・昭和世代なのかもしれませんが
時代が変わっても、自分から動くって大事なことだと思います。

昔も今もダメなものはダメなんです

さてさて今日は先日のお客様との商談で感じたことを。
実はプライベートでもこう感じることですが。。。

ハラスメントって昭和(昔)は良かったのに、最近になって言われるようになって…。昔は良かったよね、と言われますが。。。
そんなことはないんです。
昔も今も、ハラスメントはだめですし、良いという時代は過去ありません。

でも昔は「ハラスメント」という言葉もなかったし
ハラスメント対策委員なんて機関も組織内にはなかったんですよね。
ただ、なかっただけで、良いということはないんです。

だってハラスメントは「いじめ、嫌がらせ」ですから
太古の昔からそれが良いなんてことはなかったんです。
私の敬愛する西郷さんも坂本竜馬さんも子供のころからこんな風な教えを受けています。
「強いものは弱いものを助けるための強さである」
「権力や権限は弱いもの乃ために使わなくてはいけない」

これ、組織の中で言うと、権限のある者=上司は
弱い立場にある人たちを助けるためにその権限を使うべきものなんです。
決してその権限、権力を盾に、弱い立場にある人に対して
意図があろうがなかろうが、いじめ、嫌がらせをしてはいけないんです。

そしてもう1つ。
最近の子はメンタル弱くて困るよね。
このくらい昔は耐えてたのに、最近の子がメンタル弱いからハラスメントが
これほど言われるようになったんだ、と。

これも違います。
メンタルの強さ弱さなんてものは昔も今もそう変わらないと思います。
人ですから誰でも傷つくし、誰でも凹みます。

1つ異なることと言えば「理不尽なことに対して慣れているかどうか」の違いです。
確かに一昔前は「理不尽なことが多かった時代」でもありますから
またか。。。と慣れていただけです。
今は学校生活の中で、クラブ活動の中で、家庭内で
理不尽なことは確かに昔に比べると少なくなっています(亡くなったわけではありません)。
だから社会に出たときに、この慣れていない理不尽なことに直面して
驚くことも多いと思いますが、慣れていないだけで
メンタルが弱いということではないと思うんですよね。

メンタルが弱い=人間的に成熟していない
ような感覚で最近の若い子はメンタル弱いよね、という方もいらっしゃいますが
決してその方式は当てはまりません。

私個人的には理不尽なことが少ない世の中になったということは
日本が世界が、より文明社会になったことで、とってもいいことだと思うし、
西郷さんや竜馬さんの教えの通り、
上司が部下にハラスメントをするのではなく
彼らの味方になり、彼らをサポートしていく方が
正しい強さの使い方だと思います。

と、先日お客様と商談しながら、そうだよねーと
西郷さんや竜馬さんのを思い出してました。
やっぱり偉人ってすごいよね!!

自分から反応する

さてさて、つい先ほど娘の参観に行ってきたので
そこで感じたことを共有したいと思います。

今回の参観授業は国語でした。
娘が「この先生の授業はめちゃくちゃ面白いし、めちゃくちゃ分かる!!」と
いつも言っている先生の授業でした。

小学校5年生になり、半数以上が外部受験をするので
学校の授業も中学受験に備えた授業内容になっています。
今日の授業では、ある中学入試の過去問題にみんなで取り組んでいました。

そこで先生が「文章問題を理解するために大事なことは??」と聞くと
数名が「状況理解ー」と言います。
先生「状況理解って具体的に何ー??」
生徒「5W1H」

やば。小5で5W1Hが出てきました(笑)!!
先生「なんで5W1Hで具体的に考えないとあかんかった??」
生徒「気持ちを分からないとあかんからー」
先生「そうやんな。気持ちを分かるためには、その前後とか裏に隠れてるとか、そういうところを分からないとあかんからねー」

そうなんです。管理職研修でもコーチング研修でもコミュニケーション研修でも
必ずやる傾聴。ある意味傾聴は必須の基本スキル。
受け止めて(受容)、相手の気持ちを理解し共感する。
相手の立場に立って、相手の心情を理解する。

でも相手の立場に立つには、状況を理解していないと立てませんよね??
だから5W1Hで具体的に聴いていくんです。
そうすると、前後関係、裏に隠れた気持ち、自分自身でも気づいていない本音に届いていくんです。
まさに大人がやっていることを、今の子供たちは既にやっているわけですね。(笑)

そしてもう1つ。
授業中に先生がしきりにこう言ってました。
「反応して!」「自分から!」と。
先生が誰、と指名しないと子供たちが沈黙してしまっていたんです。
先生が「~は??」と聞いても、誰と指名していないと誰も答えない。

小学校低学年の時には、答えられる人が手を上げて、指名されるのを待っている。
でも5年生になると、それぞれが反応していく。
そしてその反応を見て、先生がどんどん指名したり、
時には口々に言い合ってお互いに意見を出したり、それをまとめる子がいたり。

これってすごいな、と感心しました。
私も研修でよく言います。
「分かってます??伝わってます??伝わって理解できてるなら反応してください。」と。
頷いたり、表情を変えたり、何か発言したり、と。
自分から反応するって、傾聴でいう「聴く姿勢」なんです。

この先生の授業がものすごく面白いって、4月からずっと言っていたので
一度見てみたいと思っていました。
この先生の授業が面白いと感じるのは「対話」しているからなんですね。
生徒たちが自分たちからどんどん反応して、自分たちで授業の1つを担っているから
面白いって感じるわけです。

今日も素晴らしい学びを頂きました。
次回の研修で私もどんどん使っていきます!!(笑)
「自分から!」「反応して!!」

やる気って大事よね

今日は、やる気ってほんと大事よね、というお話を。。。
4月にある、いつものピアノの発表会。
娘はソロも、連弾もあります。ソロは7P、連弾は14Pあります。

で、もうすぐ2月が終わろうとしているのに、
娘の進捗度合いはソロ1P分を右手だけ
連弾1P分を右手だけ。です。
当然私としては、めちゃくちゃ焦ってます。(毎年ですが…)

つい先日の土曜日も、ピアノのレッスンがあり
私が出かけているので、電話を掛けて
「5時になったらピアノに行ってね」とわざわざ言ったのにも関わらず
私が帰った5時10分。何と娘はソファで寝ている。

はい、ブチギレです。
「ああ…。忘れて寝ちゃったわー」の返事です。

元々ピアノはそんなに好きじゃない。
なので、なんちゃかんちゃ理由を付けてすぐさぼろうとします。

この日も私にキレられて、仕方なしにピアノに行きました。
ただ、ピアノに行ったら行ったで、楽しいらしいんです。
毎回ピアノのレッスンから帰ってきたら
何も言わなくてもピアノを弾くんですよね。家で。

レッスンに行かない日には、
私が何回も「ピアノしーやー」と言わないとしない。
自ら進んでピアノを弾かないんです。だって好きじゃないから。
でもいつもレッスン終わりには、自ら進んでピアノを練習するんです。

そしてもう1つ。
レッスンの1時間で普段の練習の3倍くらい進んでいます。
例えば譜読みだとすると、
家で1時間譜読み練習して、ようやくなんとなく出来ているくらい。
でもレッスン行くと1時間で、両手で弾けるようになって帰ってくる。

この理由を娘に聞くと
「だって~。先生やもん。」の一言でした(笑)
ママが家でピアノを見るのは「途端にやる気が失せる」そうで…
それは、やはり私が怒ったり、ため息ついたりするからでしょうね。

なんでもやる気って大事なんだけど、そのやる気を出させるのは非常に難しい。
研修では人にはやる気なんて出させてもらえないから
自分で出そうね、とセルフモチベーションスキルをやってますが
自宅ではそんな悠長に娘を待ってられないので
決まって昭和の根性出せよ、理論で…「やる気出せ」と
キレまくってしまいます。。。
(なかなか娘にコーチングや待つ、のは本当に難しいと毎回実感します。)
でも、人のやる気って、ほんと結果への影響大きいから大事よね、という
改めの気づきでした。