自分から反応する

さてさて、つい先ほど娘の参観に行ってきたので
そこで感じたことを共有したいと思います。

今回の参観授業は国語でした。
娘が「この先生の授業はめちゃくちゃ面白いし、めちゃくちゃ分かる!!」と
いつも言っている先生の授業でした。

小学校5年生になり、半数以上が外部受験をするので
学校の授業も中学受験に備えた授業内容になっています。
今日の授業では、ある中学入試の過去問題にみんなで取り組んでいました。

そこで先生が「文章問題を理解するために大事なことは??」と聞くと
数名が「状況理解ー」と言います。
先生「状況理解って具体的に何ー??」
生徒「5W1H」

やば。小5で5W1Hが出てきました(笑)!!
先生「なんで5W1Hで具体的に考えないとあかんかった??」
生徒「気持ちを分からないとあかんからー」
先生「そうやんな。気持ちを分かるためには、その前後とか裏に隠れてるとか、そういうところを分からないとあかんからねー」

そうなんです。管理職研修でもコーチング研修でもコミュニケーション研修でも
必ずやる傾聴。ある意味傾聴は必須の基本スキル。
受け止めて(受容)、相手の気持ちを理解し共感する。
相手の立場に立って、相手の心情を理解する。

でも相手の立場に立つには、状況を理解していないと立てませんよね??
だから5W1Hで具体的に聴いていくんです。
そうすると、前後関係、裏に隠れた気持ち、自分自身でも気づいていない本音に届いていくんです。
まさに大人がやっていることを、今の子供たちは既にやっているわけですね。(笑)

そしてもう1つ。
授業中に先生がしきりにこう言ってました。
「反応して!」「自分から!」と。
先生が誰、と指名しないと子供たちが沈黙してしまっていたんです。
先生が「~は??」と聞いても、誰と指名していないと誰も答えない。

小学校低学年の時には、答えられる人が手を上げて、指名されるのを待っている。
でも5年生になると、それぞれが反応していく。
そしてその反応を見て、先生がどんどん指名したり、
時には口々に言い合ってお互いに意見を出したり、それをまとめる子がいたり。

これってすごいな、と感心しました。
私も研修でよく言います。
「分かってます??伝わってます??伝わって理解できてるなら反応してください。」と。
頷いたり、表情を変えたり、何か発言したり、と。
自分から反応するって、傾聴でいう「聴く姿勢」なんです。

この先生の授業がものすごく面白いって、4月からずっと言っていたので
一度見てみたいと思っていました。
この先生の授業が面白いと感じるのは「対話」しているからなんですね。
生徒たちが自分たちからどんどん反応して、自分たちで授業の1つを担っているから
面白いって感じるわけです。

今日も素晴らしい学びを頂きました。
次回の研修で私もどんどん使っていきます!!(笑)
「自分から!」「反応して!!」

やる気って大事よね

今日は、やる気ってほんと大事よね、というお話を。。。
4月にある、いつものピアノの発表会。
娘はソロも、連弾もあります。ソロは7P、連弾は14Pあります。

で、もうすぐ2月が終わろうとしているのに、
娘の進捗度合いはソロ1P分を右手だけ
連弾1P分を右手だけ。です。
当然私としては、めちゃくちゃ焦ってます。(毎年ですが…)

つい先日の土曜日も、ピアノのレッスンがあり
私が出かけているので、電話を掛けて
「5時になったらピアノに行ってね」とわざわざ言ったのにも関わらず
私が帰った5時10分。何と娘はソファで寝ている。

はい、ブチギレです。
「ああ…。忘れて寝ちゃったわー」の返事です。

元々ピアノはそんなに好きじゃない。
なので、なんちゃかんちゃ理由を付けてすぐさぼろうとします。

この日も私にキレられて、仕方なしにピアノに行きました。
ただ、ピアノに行ったら行ったで、楽しいらしいんです。
毎回ピアノのレッスンから帰ってきたら
何も言わなくてもピアノを弾くんですよね。家で。

レッスンに行かない日には、
私が何回も「ピアノしーやー」と言わないとしない。
自ら進んでピアノを弾かないんです。だって好きじゃないから。
でもいつもレッスン終わりには、自ら進んでピアノを練習するんです。

そしてもう1つ。
レッスンの1時間で普段の練習の3倍くらい進んでいます。
例えば譜読みだとすると、
家で1時間譜読み練習して、ようやくなんとなく出来ているくらい。
でもレッスン行くと1時間で、両手で弾けるようになって帰ってくる。

この理由を娘に聞くと
「だって~。先生やもん。」の一言でした(笑)
ママが家でピアノを見るのは「途端にやる気が失せる」そうで…
それは、やはり私が怒ったり、ため息ついたりするからでしょうね。

なんでもやる気って大事なんだけど、そのやる気を出させるのは非常に難しい。
研修では人にはやる気なんて出させてもらえないから
自分で出そうね、とセルフモチベーションスキルをやってますが
自宅ではそんな悠長に娘を待ってられないので
決まって昭和の根性出せよ、理論で…「やる気出せ」と
キレまくってしまいます。。。
(なかなか娘にコーチングや待つ、のは本当に難しいと毎回実感します。)
でも、人のやる気って、ほんと結果への影響大きいから大事よね、という
改めの気づきでした。

たった1つでも出来たら「プラス」

先日お客様との商談で
「必ず人は成長します。ただ、その成長スピードは人によって違うし
成長方法も人によって違うんです」
みたいな話をしてきました。

これですね、実は私の経験談でもあります。
昔マネジャーになったばかりの頃は…ですね、
要はめちゃくちゃダメダメオンパレードだったんです。

何度言っても出来ないメンバーが数名いたんですが
「なんで何回言っても出来ないねん。やる気が足りないわ。」と
普通に思っていましたし、
出来ないメンバーがいることが「マイナス」だと本当に思っていたんです。
私だけではなく周りの仕事も増えるし、言葉選ばずに言うと「お荷物」だからです。

そもそも、当時の私は出来ないことについて、相手だけが悪い、と思っていました。
私は言ってるのに、理解できていない。彼らはやってるけど、成果が出ない。
何回言っても、出来るようにならない。すぐ泣き言文句を言う。

で、何回言っても改善されないから、私はどんどんイラついてくる。
それも思いっきり態度に出る。
当然それは周囲にも伝わってるし、超雰囲気悪いし、私は怖い。
メンバーは居心地悪いし、本領発揮どころか緊張して委縮して
出来る限り「私にとって、いい答えばかり」を建前で言うようになる。
当たり前ですが、成果なんて出るはずありません。

行き詰ったときから、真剣にマネジメントの勉強をし始めました。
そこで本当に、自分が悪の根源だった!!と気付いたわけです。
自分自身に矢印を向けることで、気付けたんです。
私は言ってるのに、理解できていない。⇒私のコミュニケーションスキルが足りないから。
彼らはやってるけど、成果が出ない。⇒私の成功方法を押し付けてるだけだから。
何回言っても、出来るようにならない。⇒彼らのやる気を私が一番削いでるから。
すぐ泣き言文句を言う。⇒そりゃ、そんな鬼軍曹がいたら、泣きたくなるわ。
だったんです(笑)

マネジメントを学んで一番意識したことは、いいやん!と思うこと&伝えること、です。

その方法もいいやん。そのくらいでも(今は)いいやん。
その意見もいいやん。です。

今、色んな知識を得て振り返って思うと、
この「いいやん思考」は
「今あることへ目を向ける」ことであり
だからこそ「ないものへの不安や不満」もなくなります。

あれが出来てない。これも足りない。
と出来ていないところばかりに目を向けると
どんどん不安も不満も溜まります。

そうではなく、1つでもいいから
今ある、出来ていることに目を向けることで
これが出来ている。

あれも出来そう
1か月後はきっともっと出来そう
と余裕も出るし、今に感謝する気持ちも出てきます。

すると「マイナス」ではなく、たった1つでも出来ていることは「プラス」だし
そこへの感謝が生まれてきます。
感謝を伝えることで、メンバーは自分の存在意義も感じることが出来るし
そうなると貢献意欲も成長意欲ももっともっと出てくる。
成長スパイラルの始まりです。

思えばあの時(勉強した時)がなかったら、今の自分ってないよな、と
お客様と商談しながら、ふと振り返ってました。
人間、学ぶってほんと大事!ですね。

人間馬鹿になるのも早いよね…

今日は、やっぱり勉強するって大事よね、というお話を。
9月頃から研修繁忙期で、今年度は昨年度までとは大きく違って
ほぼほぼオンライン研修ではなく対面研修になり…
要は移動もしなくてはいけなくなったんです。

人間の慣れって恐ろしくて(笑)
これ、あかんのですが…
オンライン研修だと30分前にPCの前に座ってたらいいんですが
対面研修だと、30分前に会場についていなければいけない。
当たり前ですが、前日入りしたり、2~3時間かけて移動するわけです。

そしてコロナも落ち着き、研修の本数も昨年度よりも多くて
結果…読書のインプットの時間が大幅に減ったんです。
新幹線の中で読めば…と最初は思ってたんですが
残念ながら毎回新幹線乗って数分で爆睡してしまってます。。。

で、ようやく年末年始に時間がたっぷりあって、
しかも雪山なのでネトフリとか、UNEXTとかの誘惑もない。
夕方16時にスノボから帰ってきたら夜が長い。
時間はたっぷりあるわけですね。

で、数冊本を持って行って、読もう!と思ったのですが
なかなかビジネス書が進まない(笑)
小説やら、ちょっとした短編集ばかりが進んでいって
本来読まないと!と思っていた本にいかないわけです。(笑)

これですね、脳がついて行ってないんですよね。
ビジネス書読みまくってるときには
すらすらーと頭に入ってくるし
ふむふむと理解も早い、から苦にならない。

でもちょっと間を開けただけで読むのが苦になって
結果小説とか短編集とか読みやすい方ばかりに
手が伸びてしまう。。。
人間ってすぐ馬鹿になるな、を実感しています。
だからこそ、コツコツってすごく大事ですね。

ただ…
逆に考えると、ちょっと頑張ったらすぐに慣れる!とも言えます。
やればやるほど上手になるし、早くなるって言いますよね
と楽観的に考え、スノボ生活ではビジネス書はそのまま読まずに
持って帰ってきた山口なのでした。
そして未だに積みあがったまま(笑)
もう少し読む気が沸き起こってくるのを待とうと思います!

新年のご挨拶

皆様新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

年末年始はゆっくり過ごせましたか??
私はいつものように毎年恒例の野沢温泉でスノボ三昧の
年末年始でした。
今年は残念ながら雪不足で…さすがの野沢でも一部滑走でしたが
それでも7日間毎日滑り続けました(笑)!

今年の初チャレンジは、娘のスキーもかなり上達してきたので
上級コースのコブエリアを滑ることに!
途中何度か娘はスキー板が外れるくらいの転ぶこともありましたが
何度もチャレンジをしていくうちに、かなり上手にコブを使って滑ることが
出来るようになりました。
やはり何度もやるってことは大事ですね。

毎年毎年、今年のチャレンジを決めている山口ですが
今年のチャレンジは…プライベートでは…
1ダイビングのアドバンス資格を取りに行きます
(これは行くだけなので、気持ちも楽だし、楽しみでしかない!!)
24月の娘のピアノの発表会でレフレールのフレンドライクミーの連弾をする。
(これは難易度めちゃくちゃ高い…。1日1~2時間くらい練習しないと無理。
その時間をどう作るのか?でもとりあえずやってみます!)
3娘が6年生なので、内部進学とは言え、受験の年。
10月までが勝負なので、親子ともども志望校に入れるように頑張る!
(頑張るのは娘なので、私は怒らないように…イライラしないように頑張る!(笑))

そして仕事のチャレンジは…
1営業のマネジャー業務を兼務しているのですが、これをメンバーに少しずつ任せていく
(自分は前に出過ぎない!出ない!をもっとやらないといけません)
2講師育成を昨年から進めていますが、これを急加速していく
(有難いことに私の予定がほぼ既存のお客様での研修で埋まりつつあり…
なのでクオリティは絶対落とさず、講師育成が重要課題!)
3初の新卒採用者がいるので、早くに育ってもらえる環境とチャンスつくり
(これまで第2新卒や中途採用者だったのですが、4月に初の新卒採用者が
入社してくれます!)
4ダイバーシティをさらに推進すべく…社内規定を諸々改定しなくてはいけない。

とざっと考えただけでも今年もやること満載な1年になりそうです(笑)!
ワクワクしますね~!
これも性格でもあると思うんですが…
やることがいっぱいあると、それだけでもうワクワクが止まりません。
で、やっているうちに、さらに欲が出てきて
もっともっと、と増えていきます。

もちろん全てが全部うまくいく、なんてことはないかもしれませんが
でも最終的には結構ほとんどうまくいっているですよね。
なので、今年もきっとうまくいくと思います!
この何の根拠もない思い込みが原動力だと思っています。

昨日十日戎でしたので、会社のみんなで、近くの堀川戎に参ってきました。
熊手を買って、お神楽ーと祈祷してもらうんですが…
なんど今年は「ミス福娘」に祈祷してもらえたし
私たちの祈祷の時には他の祈祷のグループと偶然に声が重なって
お神楽ーの声が一段と大きくなってました。
きっとご利益最大!だし、いいこといっぱいの年初めになりました!!
皆さまも、今年も福と幸いっぱいの1年になりますように!

素晴らしいクレーム対応!

先日ある会社での研修でクレーム対応(カスタマーハラスメント)研修を
実施させて頂きました。
その際に実際に私が経験して、「おお!このクレーム対応凄い!」と
思ったエピソードを共有させてもらいました。
今日はそんな「すごい!」をご紹介したいと思います。

先日姪っ子がテスト期間ということで我が家に勉強しに
泊まりに来ていた時のこと。
夕食に「○○百貨店のオムライスが食べたい!」ということで
近くにある百貨店に行きました。
私は仕事終わりだったので、出発したのが夜20時過ぎだったんです。

夕食後、既に22時前。
飲食店のレジで「駐車場券」を聞くと、階下の受付でお願いします、と
返答があったんです。
この百貨店のレストランフロアは12階。
帰るときには閉店間際だったので、多くの他のお客様もいて
エレベーターは結構混雑してました。

で、1階に着くと…百貨店が閉まっている!
受付も閉まってる!!
まじで??この時点で、私はちょっとイラっとしました。。。

駐車券をどうしたらいいのか、その場にいた「翌日の催事の設営をしていた人」に
聞いたんです。
(多分この百貨店の人ではないが、多分百貨店からの依頼を受けてるっぽい)
聞いた人は閉店後の駐車券発行をどうしたらいいのか知らなかったのですが
電話を掛けてくれたりして、解決しようと頑張ってくれたんです。

「20時以降は受付も閉まってしまうので、上の各飲食店で駐車券を発行してもらってください。」
ええええーーーーーー???

私の心境は、イライラ!です。
だって、そう思ったから上の飲食店で聞いたのに…。
姪っ子はテスト期間中なので早く帰って勉強しないといけないし
娘は早くお風呂に入って寝ないといけないし…
と時間がない!とイライラしました。

でも仕方ないので、もう一度レストランに行こうとしたら
なんと、別の人が既にエレベーターを開けて待っていて
すぐに乗れた!!!
そして12階で降りたら、飲食店の人が待っていて、すぐに対応してくれた!!

さらには!1階に下りたら、さっきの対応してくれた方が
「外はすごく寒くなってきたのに、コートなしですみません。
お気をつけてお帰りくださいませ。」と。
百貨店が開いていれば、駐車場まで直通なんですが
閉まっていると外をぐるっと歩かないといけないんです。
しかもコートを持ってきてないのは、お店の方とは関係ないのに
そんなことまで気を遣ってくれている!

気付けばイライラは吹き飛び、とっても気持ちよくなり
心あったかになって、
「むしろ本当にありがとうございます。」と感謝しきりです。

これってね、やっぱりクレーム対応って
誰でも嫌ですし、できれば避けたい。
だって、円満解決することってなかなかないから。
でもこんな風に、クレームをきっかけに満足度が上がることもあるんです。

昨日も研修終了時には
「クレーム対応、これからは出来そうな気がする!」と
ほとんどの方が手を上げてくださいました。
きっとクレーム対応に前向きになることで、顧客満足を高めるクレーム対応に繋がると思います!

もうすぐサンタさんがやってくる!

あっという間の年末で…。あれやこれやとバタバタの山口です。
さてさて、子供たちにとってはとっても嬉しい年末年始。
冬休みにクリスマスに、お年玉に!
そりゃ大人も子供っていいよなぁ、、、と羨ましくなります。

うちの娘も今年でもう小学校5年生。
サンタさんを心底信じているわけではないんです。
というか…気づいている(笑)

実は昨年、お友達から「サンタさんはいてないで。親やで!」
と聞いてしまってから、「多分ママやな」と気づいています。
でも、言ってしまったら、もらえないかもしれない…
なので知らないふりをしてます(笑)

うちは一人っ子。
そして離婚している親。
ママにパパに、おじいちゃん、おばあちゃん、おばさん達と
もらう相手はなんと10人。毎年クリスマスもお誕生日もリストアップして
それぞれにお願いしてます。

その選定が結構的を得ている。
「パパは結構高いものでも大丈夫!」
「●●(おばさん)は予算厳しいから、絶対範囲内!」
「●●(おばさん2)は絵の関係のものやったら、なんでも買ってくれるからこれ」
「おばあちゃんは、一緒に買いに行くのが好きやから、アニメイト!」
といったように、それぞれの懐具合や好みをバッチリ把握していて
それに見合ったプレゼントを当て込んでいきます。

で、サンタさんは??
「サンタさんは…〇〇の漫画を全巻!これやったら本やから、きっと喜んでくれると思う!」
そう。私は本に関してはたとえ漫画でも絶対買います。
というのも、最近の子は、生まれたときから
youtubeやtiktokなど動画ばかりで、文字を読むことが本当にない。。。

ダメな子育てですが、小さい頃は絵本をずっと読んでましたが
小学校になって、自分で読むようになると
何度も「本読みや!」と言っても、全然読まないままになってました。

私は大の本好きなので、本からもらった知識や世界観がとっても好きで
そして慣れれば慣れるので、読むのがめちゃくちゃ早いし
当然好きなことなので苦にならない。
でも娘にとっては、本はつまらないもの、だったんです。

なので娘がネットフリックスで見ていたアニメの漫画を買ってあげたら
それは結構楽しんで読んでくれてた。
なのでそこから漫画でいいから、読もうよ、になったんです。
最近では、かなり色んな漫画を買ってーと言ってくるようになって
その面白さにも少し気づいてくれたようです。
私の口癖は「本やったら、例え漫画でも、いつでもなんでも買ってあげる。」
になったんです。

ということで、サンタさん=ママ
を見越して、今年は漫画の本全巻というリクエストになりました。
さてさて、いつになったら漫画から本になるんでしょうか??
まだまだ先は長い…。

若がえり!!

今週は、何年も実施させて頂いている企業様での2年目研修がありました。
コロナ禍では実施できなかった、宿泊研修。
今年久しぶりにようやく出来ました!
宿泊研修ですから、懇親会にも参加させて頂きまして
とても楽しく、また色んな「そっか!」の気づきを頂きました。

最近の研修ではよくお伝えさせて頂いていますが
Z世代の若者も、コロナを経て、少し変わってきたんですよね。
例えば、飲み二ケーションは嫌だ!という方もいるんですが、
いやいや、全然いいよー!という方もいる。
「最近の若者ってこうだよね」という定説ではない人たちも
かなりの人数いるんです。(その割合も増えてきました)

これと同じで、これまでは「ほめられたい!」志向が強いと言われていましたが
最近では「人前ではほめられたくない」が6割となりました。
※人前ではなく、1on1ではほめられたい、と変わっています。

と同時に叱られたい、という人も結構増えてきた、と言われているんです。
ん??これまで管理職には「ほめて伸ばそう!」って主流でしたよね??
叱られたい若者が増えている??
(アンケートやデータでは増えています)
ということで、懇親会でどんどん若者に聞いてみたんです!

彼らに話を聞いてみるとこんな意見が出てきました。
「上司がすごく気を遣ってくれてて…なんかそんなに気を遣わなくてもいいのに。。。
逆に申し訳ない、と思ってしまいます。」
「以前結構大きなミスをした時に、ものすごくオブラートに包んで包んで叱ってくださったんですけど、もっとガツンと言われても全然平気なんですけど…」
「大きな声でバッと言ってもらっても全然いいと思います。でも私も言いたいことを同じように言わせてもらいたいです。
そのうえで、お互いにきちんとすり合わせをしたら、多分もっと分かり合えるかと。
ただ、絶対後には引かないようにしてほしいですけど(笑)」
これらの発言、昭和じゃないですか??(笑)

私「ではでは、多分皆さんは褒められることって多いと思うんだけど
叱られたいと思いますか??」
「ちゃんと叱ってほしいです。ダメなことはダメってはっきり言われた方が分かりやすいです。」
「毎日毎日怒鳴られたら、萎えますけど…でもたまにはビシっと言われたい。」
「実はもっと社会人って叱られるんだと思ってたんですけど、未だに叱られたことがなくて
本当にこれでいいのかな、と思うこともあります。」
なるほど…叱られたい人も増えてきましたね。

私「ではでは、飲み二ケーションどう??」
「全然嬉しいです!週1レベルで行ってますよ(笑)」
「やっぱり飲みに行くと、いろんな話も出来るので、親しさがぐっと近くなるからいいなと思います。」
「次の日が早くなければ、全然有難いです。結構行くと楽しいです。」
なるほど…飲み二ケーションもいいんですね。

色々なアンケートやインタビューでも出ていますが
この数年、「若者」とひとくくりには出来ない、という調査結果が出ています。
より多様化しており、各自それぞれによって、かなり異なるんです。
だからこそ、じっくりと話を聞くことが大事だし、お互いにしっかりと理解し合うことが、個人個人向き合い、相手に合わせたやり方を実践していくことが
大事だと改めて思いました。

またいつもの研修以上に、休憩時間や懇親会でも色んな質問攻めを頂きまして…
その質問のほぼ全てが「今の彼らの業務内容に直結するもの」なんです。


物凄く真面目に、真摯に自分の仕事と向き合っているし
スキルを向上したいという意欲もものすごく感じられます。

仕事は「人生をより良くするための手段の1つ」という若者の概念も
これも人によって大きく違うんだな、も改めて感じると共に
若い方々に私もエネルギーと刺激を頂いて、
またまた若返った(気がしている)山口です!

夢中になる!

さてさて、世間の中高生はもうすぐ期末テストということで
うちの姪っ子も絶賛高校1年生ですから、試験前勉強の真っ最中です。

実は前回中間テストの際に、これはマジであかん、ということで
1週間我が家に泊まりに来てました。
というのも、姪っ子の母親に勉強教えてもらうと…

1.だんだんと、マジでキレてくる。
(あまりに分かってないから…これでもめちゃくちゃ分かる)
2.キレられている横で、説いていると…
横で「ありえへん…」と大きなため息をつかれる。
(まぁ、やる気は激減しますよね。)
3.「ああ!もうスマホもゲームも取り上げるわ!!」と
最終通告される。
(そして本当に取り上げられる)

なので、まぁ姪っ子としては絶対に母親に聞きたくないわけです。
ということで、私の家に泊めりこみに来て
教えて~というわけです。

そして前回の中間テスト、頑張った結果、
過去1番の成績となりました!!(やれば出来るんです!)
更には数学については、成績によりクラス替えされるのですが
上位クラスに入れたんです。

すると周りから…
「まじで??何やったん???」
「ほんまに???なんか見たん??」
とカンニングを疑われる始末で(笑)
(まぁ、それくらい今までが酷過ぎたんですが…)

となると、本人もこれは次も頑張らないと沽券に関わるわけです。
次の期末テストで成績が前の段階に戻ってしまったら
「やっぱりね。」と思われてしまいます。
それは本人も絶対避けたい。(笑)
なので金曜日から我が家に来て、期末テスト対策勉強というわけです。

私も高校生の数学は、はるか昔…。
なんかやったな…程度しか覚えていないので
毎回私も勉強のし直しをしています。
すると、ちょっと数問解いたら、
思い出してくるんです。

数学ですから、いくつか公式や解き方がありますよね。
それを1つやったら、周りのいくつかの公式も思い出してくる。
人間の脳って面白いな、と改めて思います。
1つを刺激したら周囲を思い出す。
よく出来てますね(笑)

そして、この高校生の期末テスト対策勉強、どの教科でも解いてると面白くて
ついつい私も時間を忘れて勉強してしまいます。
思い出してきて、だんだん出来るようになってくるのが
面白いんですよね。
人間っていくつになっても、「出来るようになる」「上達する」と
嬉しいし、ついつい時間を忘れてのめり込んでしまいます。

これ、仕事でも全く同じですよね。
常に時代は動いていて、どんどん新しいやり方、新しいツール
様々な方法が出てくる。

それを学び続け、どんどん出来るようになってくると
楽しくて時間を忘れてしまう。=夢中になる。
今週も学ぶ楽しさを実感し、夢中になっていこうと思います!

セルフコーチング

もうあっという間の師走!!!
今週も研修続きで、体力的に歳をひしひしと感じる山口です。
と、ともに、もう1年たつ??と毎年早く感じます。

研修ではディスカッションやワークなどで
受講者の方々のご意見や考えを聴くことが多いのですが
それを踏まえてフィードバックさせていただく機会が
多々あります。

もちろん中には正解があるものもあれば
色んな捉え方やアイデアみたいな時には、私自身も正解が分からない、
正解がたくさんあるものもあります。

で、私自身の考え方やこれまでの経験を踏まえて、お答えさせて頂くのですが
実はこの1年でこの答えが結構変わっていってるな
と感じるわけです。

根本的な芯がガラッと変わっているのではなくて
許容範囲が広がっていってる感じです。
それもあるよな、そうゆう捉え方もできるよね、と。

これですね、ある意味セルフコーチングに近くて。
色んな意見を聴きつつ、自分の考えを周りからの意見と組み入れながら
アウトプットしていくことで、更に自分自身の考えが深まって固まっていく。

この方法、すごく効果的です。
私もいつも自分の考えが固まっていない時には
色んな人に聴きつつ、自分が話していくことで
ああ、そういうことを考えていたのか、と
はっと気づくことが多いので、意図的に使っています。

是非皆さんも使ってみてくださいね。