価値の提供

先日、この数年待ちに待った!!!
シルク・ド・ソレイユのアレグリアを観に行ってきました。

もう、一言、凄すぎる…に尽きます。

エンターテインメントなので、当たり前といえば当たり前かもしれませんが…
皆ものすごく楽しそうにしているんです。

凄すぎる技の連続だし、あそこまで出来るようになるのに
どれだけの努力をしてきたのか、と思うともう圧巻以外の何物でもないんです。

全身全霊で、お客様を楽しませようとしている、のを感じます。

コロナ禍で世界中で公演中止となり、一時は財政破綻をし、役者もスタッフも自国に帰り再開したときに、すぐに出来るように自主練習に取り組んだ。

そしてようやく少しずつ戻りはじめ、みんなが各国から
また集結できた、そんな話も相まって更に感動!感動!でした。

実は、中高時代の同級生が
シルク・ド・ソレイユ ラスベガスの「Ka」に出演しています。
(まだ残念ながら見れてません…。)

彼女はバトントワラーで、
中高時代も色んな世界大会でたくさん賞を取ってました。

ある意味学校内も「すごいすごい!!」と注目の的で、
体育大会や文化祭での彼女の演技をとても楽しみにしてました。

そんな勝手に自慢している(笑)同級生なので
インタビュー記事やTVなどは注意して見るようにしてるんですが、

彼女の努力と強さは、ほんとすごいんです。

バトントワラーですが、シルク・ド・ソレイユで残り続けるには
1種目だけではすぐに「お払い箱」になるらしいんです。

つまり、2種類、3種類と出来ることを増やし
演じられる役を増やさなければ、貴重な存在にはなれず残れない…。

たった1種目からスタートした彼女は、今なんと8役担えるそうで、
ラスベガス「Ka」でも最多だそうです。

(高所恐怖症なのに)5mからの飛び降りを訓練で出来るようになる、
やったことのない技を0から練習し、あのレベルにまで昇華する。

その努力はすごすぎなんです。。。

世界のシルク・ド・ソレイユと比べても…と思う気持ちは少しありますが、

人の感動ってこうゆう、ものすごすぎる!!ってところから
生まれるものだと思うんです。

これは全ての仕事に共通していて、
誰かに感動してもらえる価値を提供できるのは、
その影では、ものすごすぎる努力をしているからだと思います。

決められたことだけやっている…やるけれども想いが足りない…
独りよがりになっている…

なんてことでは、感動の価値は提供出来ないんですよね

価値の提供。深いですね。

最後の一振り

先週娘が学校から臨海旅行に行ってきました。

4泊5日間、山口県萩市に行き、ひたすら朝から泳ぎます。

1時間くらいの水泳を1日5回、雨の日が1日あったのですが
合計3日間泳ぐ、というある意味学校の伝統行事です。

帰ってきたら、ずっと話し続けるほど楽しかったようで、
お友達と話しまくって、叫びまくって、声が枯れてました(笑)。

初めての学校からの旅行で、親と離れてお友達と共同生活。

彼女にとってみたら、初めてだらけのことでしたが
もうあっという間の5日間で楽し過ぎたようです。

ただ、うちの娘は水泳が苦手…。

遠泳になるので、顔を上げたままの平泳ぎですが
行くまでは全然出来てなくて、泳げるの??
と心配していました。

遠泳では、泳げる距離によって、いくつかのグループに分かれているんですが、
もちろん最初は一番下(泳げない)初級クラスでした。

でも3日間で、4つもグループが上がり(その都度テストがあります)、
帰ってきた時は100mのグループに入れたそうで、

すごくすごく自慢してました(笑)

最後のテストの時に先生から、こんなアドバイスをもらったそうです。

「平泳ぎの形は出来てる。あとは気持ち!!
特に○○ちゃんは、ゴールが見えると気が抜ける!!
絶対出来る!絶対できるから、ゴールが見えたら、ゴールだけ見て泳ぎ切れ!!」とアドバイスをもらって最後のテストに挑んだそうです。

ゴール直前にやはり、気が抜けて、海水を飲んでしまったらしいのですが、

その先生の言葉を思い出し、ゴールだけ見て、
出来る出来ると自分に言い聞かせたらゴール出来た!!
と喜んでいました。

そう、やっぱり最後は気持ち!!なんです。

これて、昭和的言い方をすると根性、ですが、
でもこの最後のもう少しの気持ちが大きな差になるんですよね。

仕事でも全く同じです。

もう無理、出来ない、と諦めるのではなく、絶対出来る!と最後の一振りを出せるかどうか。

娘の先生からのエール、一緒に頑張っているお友達と一緒で
周りに応援してくれる人がいるほうが、この最後の一振りが出やすい。

そしてこの一振りが出来た時に、初めて自信に繋がります。

褒めて褒めて伸ばす、これも大事ですが、褒めるだけでは自信には繋がりません。

応援して応援して、自分でもうひと踏ん張り!と一振りした時に初めて自信が付くんです。

5日間で見違えるほど大きくなった娘を見て嬉しくなりました。

こうして1つ1つ、自分の力で自信を持ち、
そして次に更に大きなチャレンジをしていって欲しいと思います。

仕事の贈り物

先日、もうかれこれ10年近く、
お会いしていなかった(連絡も取っていない)方から
お久しぶりにLINEをもらって、お会いさせて頂く機会がありました。

その方は、前職時代に大変お世話になったお客様先の常務でいらっしゃった方。

前職にまだ私が勤めていた時に常務を退職され、これまでの経験を活かし、

個人で色んな会社のコンサルタントを常務退任後、されていらっしゃいます。

常務でいらっしゃった時には、もちろんお客様ですからたくさん商談もさせて頂いたし、たくさん一緒にお仕事をさせて頂きました。

たくさん叱っても頂いたし、たくさん教えて頂きました。

ご退任後は直接お仕事をさせて頂くこともなかったのですが、

有難いことに、こんな小娘にご相談頂くこともあったので、
すごく頻繁に、ということはないですが、ご相談頂くたびにお会いしていたくらいです。

その後、私も独立起業し、その方もお忙しくされているので
ほとんど連絡も会うこともなく、あっという間に10年近く経ち…

そして先日急にLINEでご連絡頂いたんです。

聞くと、今ご支援されている会社での連絡がLINEが多かったらしく
スマホで打ち込むのがかなり面倒、なのでPCにLINEをインストールしたら
なぜか私の連絡先が出てくる。

でもなかなか連絡するのも…と躊躇していたが、なんと3回も出てきた。

これは、きっと神様かなにかの力が働いて、会いに行けよ、というメッセージなんだ!と思ったらしいです。

もう70歳も超えて、まだまだ現役に元気に働いていらっしゃるそうで

お久しぶりにお会いしましたが、10年前と全く変わらないすごいエネルギー!

70歳を超えたと聞いて、ビックリしました。

「山口さんには、ちゃんと顔を見て、お礼を言わないとあかんと思ってね。」と。

全然お元気で、お仕事もバリバリされていらっしゃるんですが、

70歳を超えて、ご自身の人生をこれまで振り返って、
これから先何年かが、自分の集大成を締めくくる時だと仰っていました。

なんだかね、有難いなぁと心からしみじみ思ったのとやっぱりすごいなぁと思うんです。

私なんて、その方のお子様よりも下の年齢なんです。

そんな私に「ちゃんとお礼を言わないとな」と普通に仰る。

別に私は何かしたわけではなくて…ある意味たくさんたくさん教えて頂いて
むしろちゃんとお礼を言わなくてはいけないのは、私の方なんです。

「山口さんにたくさん教えてもらってお世話になって、本当に有難い」と
わざわざ会いに来てくださる。

こちらこそ、頭が下がります。

ちょっと真面目な話をしますが…仕事ってすごいな、と思います。

単に業務をして給与をもらう、だけじゃないんです。

こうして人とのご縁があり、それが自分の心や考えに影響を与えてくれる。

人生を振り返った時に、その出会いの1つ1つが心に残っていて
ちゃんとお礼を言わなきゃ、という想いに変わっていく。

もちろんプライベートの出会いでもこうゆうことはあると思うんですが
仕事の出会いってものすごく濃いですよね。

取引があろうがなかろうが、その時その時真剣に仕事をすることで
自分にも相手にも「濃い」何かが残っていって
それが自分という人を作っていく。

上手く伝わっているか分かりませんが、そんな感覚になりました。

そういうご縁に感謝し、
これからもそういうご縁を築いていきたい、大事にしていきたいと
心がじわーっとあったかくなりました。

ロジカルシンキング、大事よね

先日ある会社様でのリーダー研修。
昨年から続いて4回目最終回でした。

今回はロジカルシンキングワークを中心に、
いろいろまずは情報をピックアップしていき、
それを分類わけしていく、

KJ法を活用したロジカルシンキングワークを実践して頂きました。

いくつかのチームに分かれて実施してもらったんですが
それぞれ結構チーム色が出た感じです。

あらかじめ同じ方向性でまとめようとしているグループもあれば
なんでもいいので多面的に出していく、というスタイルも有り。

それぞれ個性がありましたね。

最終的にきれいにまとまったグループもあれば
かなりまとまりがなく、いろんなものがある、ということが伝わるグループもありました。

ただ、どちらもワーク実施前に比べると、ものすごく分かりやすくなっています。

これ、どっちもある意味正しいです。

前者のきれいにまとまったグループは、

例えば何かを説明したり、みんなに分かりやすく理解してもらうには非常にいいですね。

シンプルで分かりやすい!

後者のグループは、基となる情報を、提供する際にとっても素晴らしいですね。

そこから新たなアイデアを出したり、いろんな情報が繋がっていることを知ってもらって、更なるアイデアを出したり…というときに有効です。

広がり感があるんです。

ロジカルシンキングは、よく色んなフレームワークを使って実践しますが、

結局、いつどのフレームワークを使ったらいいの?が混同してしまう方も多いです。

ポイントはその結論をどう使いたいか??によってフレームを変えることです。

分かりやすく整理したい場合は、シンプルに分かりやすく。

ロジックツリーや表にまとめるのがいいですね

でも逆に広がり感を持ってもらったり、
アイデアを出させる場合には、マインドマップやKJ法ブレストなどがいいですね。

今回はその両方を研修でしたもらったんですが、

皆さん、出来上がったものの違いを実際にやってみて理解納得して頂けました。

やっぱりやってみないと分からない!ですね。

という私も超感情型人間でしたので・・・
ロジカルシンキングはとっても苦手でした。

でもこれはトレーニングで出来るようになります。

しかも出来るようになるまでが結構早い。

コミュニケーションやリーダーシップって、分かるまでにものすごい経験必要ですし、分かっても出来るレベルにはまたまた遠い…。

でもロジカルシンキングって結構早く出来るようになるんです。

で、それを使って説明したり、アイデアをまとめたり、会議で進行役やったり…と仕事でダイレクトに使うことが多い!

人に分かりやすく伝える、分かりにくいことを分かりやすく変換する

話が分かりやすいから、当然成果も出しやすい。

ロジカルシンキングってほんと大事だけど、その大事さってあまり注視されずに
多くの人がこれまでの経験と勘でやっちゃってるよな、と
研修をしながら感じた次第です。

七夕祭り

今日は七夕!ですね。

娘の小学校では、先週土曜日に七夕祭りがありました。

全員お揃いの浴衣を着て、PTAが用意した出店で遊ぶ、
皆で七夕音頭を踊る、という伝統行事なんですが、

コロナ禍の影響で、3年間学年を分けての実施と保護者NGでした。

そして今年、4年ぶりに全員そろって、保護者も参加して、という従来のスタイルで実施となりました。

ですので、私自身が七夕祭りに行ったのは、1年生の時以来なんです。

行く道中で、娘と手を繋ぎながら
「友達と約束はしてないねん。だからもし友達と出会わなかったら、ママ、一緒に回ろうね。」と嬉しい言葉をくれました!!!

そして学校について、正門で写真を撮っていたら…
お友達が見つけてくれたんです。

そしたら、、、私が上靴(スリッパ)に履き替えている間に…
娘はいなくなってしまいました(笑)

はてはて・・・チケット(食品を買うチケットなど)も全部娘が持っている。
そして私は出店で遊ばない・・・。ここであと4時間も一人???となったわけです。

そこから娘を探し出して…ようやく1時間後に合流できました。

すると娘から…「ママ、まだおったん??」と。。。

成長するのは嬉しいですし、お友達優先のお年頃もとってもよく分かるし
お友達がたくさんいて、嬉しいですよ。

でもホッタラカシはひどすぎませんか???

私は娘と一緒に回れないと、暇だしすることないし、

そしてママ友はいないし(笑)  先に帰ることにしました。

「いいよー、先に帰ってー」と言い残し、またどっかへ娘は消えていきました。

「あっ!!ママ!!!」

帰ろうとしたとき、娘が呼び止めたんです。

もしかして、一緒に帰りたいから待ってて、とかかな??
「もうチケットかなり使ったから、お金置いていってー」でした。。。

1年生の時には最初から最後まで一緒に回って、
七夕踊りも一緒に踊って、だったのに、大きくなったものです。

子供は知らない間に大きくなりますね。

たくさんのお友達が出来、私の知らない世界が広がっていく。

親(私)との関わり方も随分変わってきました。

一緒にしていたものが、帰ってきてから話を聴く、に変わっていく。

少しずつ自立していく娘に少し寂しく、とっても嬉しくなりました。

クレーマーにならないために

あっという間に6月(半年終え)、7月になりました。
大阪はまるで真夏というほど暑い日々が続いていますね。

先日ある会社様でクレーム研修を実施させて頂きました。

皆様ものすごく真剣に聞いて頂き、たくさん質問も頂き、

研修をしていて、こちらも、とっても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

クレームって苦手が方が多いですよね。

それはそう、当然お叱りを受けるわけですし、最近では悲しいことに理不尽なクレームも多く、

中にはカスタマーハラスメントに、該当するような悪質なクレームもたくさんあります。

私自身はクレームは、全然苦手ではなく、むしろ挽回するチャンスを頂いた!!
と思って全く苦手意識はありません。

ですが、一方では…

クレームを言うことのエネルギーを他へ向けたら?と思うこともあります。

(今の仕事において、有難いことに大きなクレームというわけではなく
改善策を提示してほしい、という極めてごもっとも!なご指摘なので
あまりクレームに対して苦手意識がないのも事実です)

ただ、私生活においては、そんなことでわざわざ言いにいく???
というようなクレームを良く目にしますよね。

レジで怒鳴り散らす人、電車で喚き散らす人、SNSで書きまくる人

これらを見ると、そのエネルギー、不毛じゃない??
と思ったりします。

でもこれって違う見方をすれば、それほど何か溜まっているんでしょうね。

だから、どこかに発散しないとやってられない、という心理状態になるんです。

悲しいですが…。。。

私自身そうならないために、いくつかやっていることがあります。

1,人には感情がある、を口に出して言ってみる

当然お店のスタッフや駅員さんなど、みんな人間です。

人には感情があり、忙しかったり、私生活で何かあってイライラしてたり、

それは人それぞれ、タイミングそれぞれあります。

そんなときもあるよーと口に出して言ってみると、自分のいら立ちも少しマシになります。

2,あまり人に関心しない、を心掛ける

これも私の性格の1つかもしれませんが…

そもそもそんなに人に興味がない(笑)。

もちろん仕事だと、メンバーやお客様、取引先様など関係各社様の心理や動向は
気になりますし、興味があります。

でも全く他人にはそんなに興味がない(笑)

逆にどう思われてもあまり気にしない。(いわゆる世間の目ですね)

むしろ自分のテリトリー内しか興味がないんです。

これって、結構大事だと思っていて、自分の影響が及ばないところに
どれだけ興味関心を持っていても、無駄だと思うんです。

逆に自分自身にはとっても興味がある。

そこにだけ目を向ければ、周りは正直多少何があっても気にならないです。

3,そもそも価値とは、そのまま金額になると思っている。

クレームの多くは…最終的に値下げして、返金して、になります。

もちろんそれが妥当なケースもあるでしょう。

でも最初から値下げ目的でクレームを言っている人もいます。

私は100円には100円の価値、100万円には100万円の価値があると思います。

例えば私が取引先様に対して不当な値下げをお願いしたら、

聞いてくれるかもしれませんが、その分提供される価値は下がると思っています。

だって、相手も人ですから、
嫌な相手や無茶な値下げを要求してきた相手に対して
その値段以上の付加価値を提供しようと思うでしょうか??

だったら、値下げではなく、払った対価以上の価値を提供してもらおうと
こちらも歩み寄る方がずっと得策だと思うんですよね。

もちろん物の価値はお客様が決めるものだと思います。

ブランド物が最たる例で、私はエルメスが大好きです。

正直めちゃくちゃ高いなと思うし、何年かに1回自分へのご褒美で買えたらいいなと思います。

でも、そこに価値を置かない人もたくさんいます。

バッグ1つに何十万もばからしい、他に同じような性能でデザインでたくさんあるじゃないか、と。

それも正しいと思います。

でも私はエルメスというブランド、そしてそのブランドをご褒美として
自分に買うのが好きなんです(笑)

私みたいな人がいる限り、エルメスはきっと値下げしないでしょうね。

なんだか話が違う方向にいっている気も・・・(笑)

要は、クレームに苦手意識をあまり持たすに取り組みましょうね、と

自分自身も知らぬ間にクレーマーにならないように注意しましょうね、です。

「わざわざ」

前回のメルマガで、俗人化のお話をさせて頂きましたが…
「属人化」の誤字でございます。

メルマガを読んで頂いている方から教えて頂いて
あら!!と気づいた次第です。
教えて頂きありがとうございます!!

さてさて、ようやく今週火曜日から少しずつ声が出始め
研修もさせて頂いております。

ただ、聞き取りにくい部分も結構ある声状態なので
万全の状態で研修が出来ていなく…申し訳ございません・・・

ただ、その分情熱で(笑)!!カバーしております。

さて…今週実施させて頂いた研修で
とっても嬉しいことがいくつもありました。

まず、女性キャリアデザイン研修では、参加者の方に、

「今日の研修ですごく元気をもらいました!」
「今日をきっかけに、もっと頑張ろうって思えました!」
「キャリアアップ(管理職)をしていきたい!と思えるようになりました!」

と、わざわざお礼を言いに来てくださいました。

これってめちゃくちゃ嬉しいです。

レジリエンスでもよくお伝えしますが…

自分に自信がなくなった時、迷っている時、落ち込んだ時など
どうしても気分が上がらないって時に、有効な手段の1つとして
代理的経験というのがあります。

これは、誰かの経験を疑似体験することによって
自信の補強、モチベーションUPが出来ます。

ある意味研修もその1つだと私は思っていて…

特に研修はカンフル剤的要素が大きいので、

研修を受けて「よし、頑張ろう!」って思ってもらえることが
その成果の1つでもあると思います。

あと、わざわざ言いに来て下さる、これも素晴らしいですよね。

わざわざ、です。

言わなくても何にも支障もないし、言わなくてもいい。

でも言いたい、伝えたい、と思って、それを行動する。

これってすごく素晴らしい能力です。
(だって思っていても行動できる人は、意外と結構少ないですから)

2つ目に嬉しかったことは、その研修が終わって、片づけをしていたら…

私が新卒時代にお世話になり倒した!!!
先輩がサプライズで来てくださいました。

その日の参加者の直属の上司に、今はなられていて。

研修申請のときに、
「ええ!!これ講師、山口やん!!!」と気づいてくださり

わざわざ!!!会場まで来てくださったんです。

もうね、めちゃくちゃ嬉しい!!!

一瞬で20数年前に戻って、お話させて頂きましたが、

覚えてくださっていること、
思い出して頂いたこと、

そしてわざわざ、会場まで足を運んでくださったことが
めちゃくちゃ嬉しかったです。

はい、今日のテーマは「わざわざ」です。

この「わざわざ」、が出来る人って本当に少ないんです。

だからこそ、「わざわざ」が出来る人の価値が高い(笑)。

そこまでしてくれたんですか??
そんなこともしてくれるんですか??となるんです。

これって期待値を上回っているんですよね。

この「わざわざ」、ビジネスの場では色んなところで発揮できます。

社内外問わず、期待以上の言動が当然評価や信頼に繋がります。

ここまでやっておきましたよ。この方が前より分かりやすいですよね?
事前に送っておいた方がいいですよね??

というほんの少しの気遣いから、この「わざわざ」が生まれます。

相手の立場になって、何をしてくれたら嬉しいだろうか?

と他社視点で考えること、そしてそれをすぐ行動に移すことが
感動を生み出すことだと思います。

皆様「わざわざ」!ありがとうございます!!

仕事から得る幸福感

先週金曜日のメルマガ配信、
急遽お休みして申し訳ございません。

お恥ずかしいですが、
体調不良で急遽お休みを頂きました。

メルマガだけではなく、
ご迷惑をお掛け致しましたお客様には
再度この場をお借りして、お詫び申し上げます。

体調自体は熱もなく、だったんですが…1週間近く声が出なくて(笑)

4日間はまるまる全く声が出ず…

ある意味商売道具である声が出なくなってしまって
創業して初めて、研修をリスケして頂いた次第です。

病院に行くと、喉で全部止まっていて…

(菌やウイルスが体内に入っていると熱が出たり、と症状があるらしいのですが…)

私の場合は、全くその症状がなく、喉が痛い、声が出ない、咳き込む…

だけなので、全部喉で止まっているため、のどがやられてしまったようです。

今日は5日目、ようやく声が出るようになりました。
(まだおかしな声ですが(笑))

4日間、筆談、LINEでのやりとりを娘ともしていたので
声が出るようになって、当たり前のことですが、

ものすごい嬉しいのと、普段当たり前にあることへの感謝、
マジでそうだなと痛感した次第です。

自分が研修を出来なくなったこの数日、改めて事業の脆弱性、
このままではあかんと考えさせられた訳です。

無形物である研修という商材は当然俗人性も高く、
また研修講師というのは、ただ単に話している、だけではなく

これまでの経験や考え方、価値観なども問われる職種です。

だからこそ、どの研修会社も研修講師のクオリティの担保が非常に難しく俗人的になります。

恥ずかしながら当社でも全く同じで、
同じことを出来る人間がどれだけいるのか、と聞かれると
返答が難しくなります。

ただ、これではあかん、と危機感を持ちました。

今まで自分はある意味強じんで、やっていける!という
何の確証もないのに、自信だけがありました。

でも声が出ない、という数日を過ごし
自分も人間なんだと、当たり前ですが気が付いた次第です。

会社として、事業をしている以上、
その商品が良い、お客様にご満足頂けている、というだけでは不十分で、

それがいつでも担保できている、ということが大事です。

山口の声が出ないので、研修は出来ません、
ということはあってはいけないんです。

ということで。。。

クオリティは上げ続け、そしていつでもどんな状況であっても
それを提供できる環境作りと育成が絶対だ!!!

をこれから更にスピードアップして取り組みたいと思います。

全くの余談となりますが…
この週末、Netflixで「the days」を一気見しました。

全8話ですが、あっという間の一気見でした。

未曽有の原子力災害が発生した福島第一原発。

責任を問う批判の声と英雄としての称賛を浴びながら、
政府、会社組織、現場担当者たちは、
命をも奪いかねない見えない脅威に立ち向かう。
(Netflix紹介文そのまま)

改めて彼らに果てしない感謝をしています。

彼らの「あきらめない姿勢」に激しく感動し、感謝をしました。

これを仕事、責任という一言でいうのは
あまりにも陳腐で場違いな言葉で私は違うような気がします。
(色々な問題もあると思うので…ここまでにしておきます。)

ただ、彼らが命がけで「何とかしてくれたこと」が有難いし、
感謝するだけでは足りません。

彼らが守ってくれた今、改めて自分自身の「仕事」を考えると

もっと出来ることがあるし、もっとやらなくてはいけないと思った次第です。

素晴らしい「仕事」をしてくださって、本当にありがとうございます。

仕事から得る幸福

先日の弊社の10周年記念&出版記念のパーティに
お越し頂いた方々へお礼のメールを差し上げ、

そしてまた沢山の励ましのメールを読みながら、
本当に私ってめちゃくちゃ幸せだと感じました。

皆様、私との出会いの思い出や、弊社の研修に対する
ご期待を添えてお祝いと励ましのたくさんのお言葉に触れ、

本当に嬉しくて嬉しくて、という素敵な週末を過ごさせて頂きました。

仕事って、ほんとに心持ち1つだと思うんです。

ただ単に商品やサービスを提供しているのではない。

そこに価値を感じて頂けるので、購入して頂き売上となる。

この価値って、当然商品の使いやすさ、機能、それを使うことの成果だけではなくて、
誰から買うか、ってとっても大事だと思うんです。

特に我々のような「研修という無形物」を提供する者として
誰から買うか、って本当に大事だと思うんです。

パーティでも多くの方に弊社の
社員メンバーについてお褒めのお言葉を頂きました。

まず、とても明るい、そして一生懸命。

弊社のメンバー(特に営業メンバー)が若いのに、本当に頑張ってる!
と嬉しいお言葉も頂きました。

ありがとうございます。

ある意味、私は厳しい社長兼営業マネジャーだと思います。

目標数字に対しては詰めたことはあまりありませんが(笑)

仕事の仕方や姿勢、その考え方については、
結構厳しい方だと思います。

さすがに私もハラスメント研修とか、
ほめて伸ばそう!研修をさせて頂いているので、

激高して怒鳴りちらす、なんてことはもうしていませんが…
(昔は結構普通にしてました。あかんやつです)

手を抜く、小さな約束を破る、このくらいでいいかと妥協する、

これらについては、絶対許しません。

私自身もそうですが、
「この仕事を一緒にするのに、同じかそれ以上の熱量を持っているか?」
を重要視します。

だって、そうじゃないと、
成果も出ないし、おもろくないですから。

シナジーってよく言いますが、シナジーって同じか
それ以上の熱量がないと生まれないんです。

ですから、私自身もパートナー企業様にお願いするのはその熱量なんです。

それってね、顔を見たら分かるんです。

この仕事に情熱を持っているか?相手のために真剣になれるか?
そしてその仕事を心から楽しんでいるか?

ですから弊社のメンバーにも同じように求めます。

ですからうちの社員で、結構年齢の高い人が入って来ても…
合わないことが多いんですよね(笑)

若い人で、それがいいな、と思う人の方が
うちの会社にはあっている。

ということで数年前から若手ばかりの採用をしています。
(今年はめちゃくちゃ苦戦してます…売り手市場、マジで痛感です・・・)

特に若いメンバーにはよく言ってますが仕事だけは絶対に裏切らないんです。

自分がした分だけが返ってくる。

手を抜けば、その分も返ってくる。

でも一生懸命やれば、絶対返ってくるんです。

それが仕事の面白さだと思うし、同時に達成感や充実感も味わえる。

プライベートもめちゃくちゃ遊びますし、全力で楽しんでいる私ですが、

やっぱり仕事でしか味わえない楽しさ、おもろさがあると思うし、
そこから得る幸福感は何にも替えられません。

改めて私は本当に幸せ者だと感じた数日でした。

10周年記念祝典を終えて…

弊社の10周年記念&出版記念祝典を東京にて開催させて頂きました。

このメルマガをお読み頂いている方々も、
お越し頂いた方々がいらっしゃると思います。

改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、今日を迎えるにあたり、私自身、10年目っていうけど…

ほんとついこの間だよなぁ、と思いながら祝典を過ごしておりましたが

コロナ有り、で決していつもいつも順風満帆だったわけではないよね、
となんだか感無量になった次第です。

お越し頂いたお客様、パートナー企業の皆様とお話させて頂きながら、

本当に私って恵まれているし、ラッキーだし、なんか持ってる!!と思います。

今回の祝賀会については、私はほぼノータッチでメンバーにお任せしていたんです。

今回の催しで、サックスの生演奏と和太鼓をお願いしました。

でも選曲はもうお任せしていたんです。

すると本番で演奏頂いた曲の1つに、
You raise me upが!!

サックス奏者の方が、弊社のことを聞いて、このイメージでしっとり、、、と。

最後に情熱大陸でパワフル且つ情熱溢れる演奏をと
選曲してくださいました。

You raise me upについては、
いつも研修の最後に見て頂く映像の曲なんです。

そして葉加瀬太郎さんはもちろん大好きな音楽家です。

偶然でこの選曲ってやっぱり私はツイてます!!

とある尊敬する方から、
「10年目が今年でやっぱりツイてますよ!
だって、去年や一昨年だったら、絶対出来なかったわけですから。」
とお言葉を頂きました。

本当にそうですよね。今年が10年目でやっぱりツイてます。

まだまだたった10年という節目ではありますが、

多くのお客様、パートナー企業様、
そしていつも耐え忍んでくれているメンバーのみんなのおかげで
ここまで来れたと思います。

また、皆様にお越し頂き、
私自身もとっても楽しい素敵な時間を過ごさせて頂きました。

本当にありがとうございます。

さぁ、また今日から20年、30年を目指し
お客様に価値を提供し続ける、働くことが幸せだと思ってもらえる、
そんな会社に、日々邁進していきたいと思います。

今後とも、皆様どうぞキャリアチアーズを宜しくお願い致します。