2022年 12月 の投稿一覧

笑い納!

弊社では、社員とその家族の絆を深める
リクリエーションイベントを四半期に1度行っています。
(社員旅行の時もありますが)

12月ということで、やはりうちの会社らしく!笑い納!

ということで、とあるメンバーからのリクエストもあり吉本新喜劇を見に行くことに!

前から4列目!いい席です!!!

まずは漫才から、のりおよしお、トミーズといった大御所から
インディアンズまで、幅広い漫才師のお笑いを堪能した後
新喜劇のスタートです!

まずはこの漫才から。

もうね、展開分かってるのに、笑える!しかも、お客様との掛け合いも最高!

これがTVとは違う醍醐味ですよね(笑)

お客様をいじるいじる!!

ザ・大阪ですから、そこは大阪人も大好きな分野ですし!
漫才が終わって、ハケル時のね、顔がすごいんです(笑)

特に大御所の方々。

出し切ったーって感じで、素に戻ってるんですが(笑)
(若手の方は終始笑顔でハケルんですけど…大御所さんはハケル時には素!)

私的には「プロ」って顔を垣間見た気がしたんです。

さっきまですごい熱量で喋りまくる!でも、ハケル時に、すーっと素に戻っている。

何事もプロってすごいですよね。

新喜劇は新喜劇で最高以外の言葉が見つからない。

大阪生まれ、大阪育ちの私ですから毎週土曜日は新喜劇を見て育ちました。

色んなギャグも言えちゃいます。

でも・・・笑ってしまう!!!!アドリブ満載で、もう見てて笑いが止まらない。

やはり座長ってすごいですよね。

他の人たちも座長のアドリブに舞台上で笑ってるんですが、
座長は笑いながらも、座をずーっと一人で演じてるんです。

それがすごく自然な感じで、また面白い!

計算された笑いも面白いんですが、自然な笑いもまたオモロイ!!

やっぱりプロってすごいなぁと圧巻でした!

エンターテインメントの世界って、めちゃくちゃ厳しいしものすごく狭き門です。

売れる人なんて、本当に一握り。

人を笑わせるって、ものすごい練習も必要です。

アイデアもすぐすぐパッと出てくるものではなく、日頃からの知識インプットや経験も必要になります。

ものすごい努力の塊なんです。

でもだからこそ、すごい感動を相手に与えるんですよね。

我々の仕事も同じです。

お客様に、社内の人に、社会に感動を与えるために、ものすごい努力の塊があって、その一筋がこぼれ出るから感動するんですよね。

またまた良い刺激と良い学びを頂いた1日でした。

その後、忘年会で締めくくった1日でしたが、
めちゃくちゃ笑い、めちゃくちゃストレス発散しまくった1日でした。

やはり笑いは生活にも仕事にもすごい必要なエッセンス。

当社も今年新たに「 ワクワク!おもろく働く社会へ  」を掲げました。

この言葉を常に体現表現できるように
もっともっと努力の塊にならないといけないと感じた次第です。

さて、早いものでもう2022年も終わろうとしています。

私はあっという間の2022年でした。

まだまだ努力の塊になれていないところも、多く自省すべき点はたくさんありますが、当社らしく、笑い納めしたいと思います。

皆様本年もありがとうございました。本年のメルマガは今日が最後となります。

3日坊主の私が今年もこうしてメルマガを続けてこれたのも、皆様のおかげでございます。

来年も、「読んでたら元気出るやん!」「ちょっと刺激になるやん!」と
感じて頂けるよう、精進して参ります。

来年も皆様にとって多幸の1年となりますように。

新年は1月10日のメルマガからスタートしたいと思います。

では、また新年にお会いしましょう!

民主的会議の在り方

さて、今日は会議の在り方について。。。

今、マンションの理事会運営をしてますが、

まぁ、この会議が不毛で不毛で…。

4年前に今のマンションに引っ越してきたのですが
実にその理事会に正直びっくりと驚きの連続でした。

というのも、うちのマンションは元々戸数が12件しかなく、

私が入居した4年前は、高齢化や賃貸で貸し出している戸もあり

マンションの理事運営に関わっている戸数はたったの3件だったんです。

その3件は建設した当初から住んでいらっしゃる古参メンバーの方々。

私が理事会に参加した時には、戸数が少ないが故に、
何事も何度も話し合って全員が納得するまで
議論しつくしてから決定するのがうちのマンションのスタイル。

と説明を受けたんです。

なるほどと。当時は新参者は私1人。

郷に入っては郷に従えですから、その通りの運営に参加させてもらいました。

すると、1か月に1回以上の理事会があり、しかも毎回2~3時間、そして何も決まらない。

この数時間は一体何だったのか??と疑問ありありでした。

でも他の方々は皆様仕事もしてませんし、専業主婦の方々。

時間もたっぷりあるし、意見交換出来ていいわ~という感じでして

はぁ、と思っていたんです。

そして4年経ち、新たな入居者も増え、古参メンバー3軒、新参者メンバー5軒、
という運営メンバーになりました。

すると、この新参メンバーから、この運営の仕方どうなの??
という意見が出てきたんです。

で、最近から基本的には、ラインで情報共有したうえで
2~3か月に1回理事会を実施し、議論したうえでLINEで投票しましょう、
というスタイルに変更したんですね。

それでも会議自体の時間はかなり掛かっていますが、

かなり理事会運営にかかる負担が軽減され、

色んな事の決定がスピードが上がり、私としては改善できた!
と思っていたんです。

すると先日古参メンバーの方々から異論があり、

投票制度が嫌だ、LINEが嫌だ、と。

もっともっと時間をかけて議論すべき、と。

また、古参メンバーが参加できない日程に会議をすること自体もNGと。

(参加できなかった日に議論したことに対して白紙に戻せという要求がありました。)

というのも色んな決定をする際に、古参VS新参という図式が出来てしまうんです。

例えば、エレベーターの内装について、Aがいいか?Bがいいか?
になったときに、Aは古参、Bが新参、という風に…。

で、多数決投票になると、
当然数の多い新参の意見になってしまうわけなんです。

Aの意見がいいと新参メンバーが納得するまで議論したい、
というのが今回上がってきた古参の方々のご意見なんです。。。

何度も何度も時間をかけて議論したら説得できる、と。

これまでこのマンションでは、私たちが納得するまで議論してきたので
多数決を取る、ということ自体がおかしいと。

(実質的には何度も何度も議論に参加できないメンバーが参加しなくなったんですが…)

はて、これって?

最近つくづく感じることですが、いわゆる常識というものは、かなり違うということ。

また、これは私の偏見があるかもしれませんが、社会に出ていない方は、結構この常識が180度違う。

これって当り前よね?って思っていたことが違ったりするんです。

会議とは、民主的でなければいけません。

誰もが意見を言え、人の意見に傾けることが必要です。

そのために必要なのは、事前情報の共有です。

事前情報があるから、それぞれが考え意見を言えます。

ただ、最終的には期日を持って決定し

なければ、時間の無駄になります。

これまでの情報や各自の意見も

踏まえて、それぞれが判断し決定していく。

というのが会議の進め方です。

私自身有難いことに、こういった不毛な会議にはあまり遭遇したこともなく、

以前の会社でも、みんなとっても忙しいので会議で情報共有したり、ただただ愚痴を言ったりということはなく、

建設的に意見交換した後に、最終決定を何かしらしていました。

内容によっては多数決もありましたし、社長が決定する場合もありましたが

民主的かつ効率的な会議に恵まれていたと思います。

今回のマンション理事会運営を通じて、改めて自社の会議の在り方について考えさせられました。

皆さんも会議の在り方、一度見直してみてくださいね。

これでいいのだ!

日曜日からかなり冷え込み…
あっという間に冬突入!ですね。

急な寒さにビックリしてます。

実は土曜日にボタニカルペインティングという
ワークショップに娘と2人で参加してきました。

これは、蓮の葉とインド菩提樹の葉を、の板に専用ノリで貼り付け

その後、好きにアクリル絵の具で色付けしていく、
というワークショップです。

全行程4時間弱という結構長い間集中して無になり、
手を絵の具だらけにして作品を作るという素晴らしい時間を過ごしてきました。

そこで、今回のこのワークショップからの学び、いいなと思ったので共有しますね。

ワークショップの先生がまず初めにお話しされたんですが

このお話がいい!!!

抽象画やデッサンなどはある程度の描き方や「上手に見える」コツ、手順などがある。

でもこのボタニカルペインティングについては絵の描き方、心得も何も必要なく、ただただ好きに色を塗っていくんですね。

でそこで引用されていたのが「バカボン」です。

そう。赤塚不二夫先生の漫画ですね。

実はこの「バカボン」。

赤塚先生が「仏(お釈迦様)の世界観」を伝えたくて描いた漫画だそうです。

ある記者からのインタビューで

「仏の言葉にバカボンという言葉があるんだよ」

と赤塚先生が言ったそうです。

「サンスクリット語の『薄伽梵』で、薄伽が徳、梵が成就の意味」だとして、

「煩悩を超えた徳のある存在なのだ!」とのこと。

深いですよね(笑)

で、そのお釈迦様の世界観=メッセージは「これでいいのだ!」なんです。

とにかく今あるものをそのまま受け止める

そしてこれでいいのだ、とそれに満足する。

道の世界観にも通じる概念です。

私たちもそれに倣って、出来た作品に対して
「うん。これでいいのだ」と満足して帰ってきました。

さぁ、皆さん、もう1年の締めくくりの時期になりました。

もっとこうしていたら、もっとこうだったら…

その自責の念を持つことは来年への抱負に繋がります。

でも一方で「これでいい1年だった」と思うことも大事ですよね。

私もこの1年振り返ってみると、もっと出来たのでは?

と思うところも多々ありますが…

ひとまず、これでいいのだ、と今の自分に満足することにします!(笑)

捨てる大切さ

今日はとっても感動した話を…。

実は先日「えんとつ町のプペル」ミュージカルを
観に行ってきました。

とある方に、これいいいよーとお誘い頂き、娘も連れて観に行って来たんです。

私も娘も、感動感動で号泣でした。

ストーリーや世界観はもちろんなんですが、歌とダンスのすばらしさ!

そして本当に楽しい!!

というのも、ただ観ているだけではなくて

観客も手拍子、手の振り付け、足踏みなど

一体になって楽しめる!

娘はもう釘付けで…しかも感動し過ぎで手汗が凄すぎたんです(笑)

本物はすごい、ってよく言いますが、本当にそうですよね。

夢中になってあっという間に時間が過ぎてしまう。

手が痛くなるほどの拍手を、無意識に勝手にやってしまっている。

心が揺さぶられるって、こうゆうことなんですよね。

感動させるってすごいと改めて感じました。

で、こんな話をしていると、

「山口さん、よく時間ありますね~。」ってよく言われます。

はい。時間はあるんです。作りますから。

仕事も有難いことに詰まっています。

メンバーの育成、社長業としての仕事もあります。

シングルマザー子育て中ですので、当然家事育児もあります。

最近はほぼ毎日習い事もあるので、送迎だけでも結構手を取られます。

でも多分私はめちゃくちゃ遊んでます。

趣味のヨガもテニスもスノボも旅行も、今回のような本物を楽しむことも大好きですので

時間がないと諦めません。

具体的に時間を作るために何をしているのか?

1.しないことを捨てる

まず、TVは見ません。

なのでモニターはありますがTVは映らないんです。

見たいものをインターネットやネトフリで観るのみです。

あと、ゲームもしません。というより出来ません。

びっくりするくらいの下手さです。

2.なるべく時短に、完璧にしない

仕事も家事も出来ることは時短にしていきます。

最近は色んな便利なグッズも
食品もあるので本当に大助かりです(笑)

時間をかけてお料理…なんて休みの日くらいです。
(休みの日も面倒なので…結局時短料理ですが)

なので、お出汁を取って…みたいなお料理は苦手です。

掃除も基本はロボットにお任せし、しっかり掃除するのは週1くらい。

なので時々床に埃がありますが(笑)
完璧には出来ません。

仕事も時短に。

一番の時短は、「目的に最速でいくには??」を常に考えます。

どうしたら最速でゴール出来るのか?

例えば、10回の商談で受注頂くよりも2回で決める方がいい。

例えば、10枚の資料よりも1枚の方がいい。

と言ったように、ゴールするための最速方法を選択します。

もちろん時には、じっくり時間をかけた方がいい時もあるし
膨大な資料を出した方がいい時もあります。

大事なことは、単なる時短・効率化ではなく
ゴールするために最速は??なんです。

当然そのためにはいろんなスキルも知見も必要です。

必要になったときに補っているのでは最速ではない。

だからこそ普段からスキルや知見の習得は必要不可欠なんです。

3.優先順位を常に意識する。

私の場合、特にスキルや知見は必要不可欠。
絶対です。

だったら、TVやゲームを捨てるしかないんです。

究極のところ、時間は有限なので「何に」使うか?の選択しかないんです。

4.一番の無駄=考えている時間、を捨てる

特に仕事においては、考えている時間って結構ありませんか?

資料を作る際に、会議で話す前に、手が止まっていませんか?

これって一番無駄だと思うんです。

考えるのはいつでもノーハンドで出来るんです。

歩きながら、電車に乗りながら、ながらでいいんです。

あと、大事なことは3分考えて出てこない(できない)ものは
1時間かけても出来ません。

だってそのための知見も情報もないから。

そこを補ってから考えればいいんです。

この3分で、っていう癖をつけておくと、ものすごく時短効率化できます。

何でも3分で!

ということで、今日は感動した話から どうやって時間を作るか?に落ち着きました。

いよいよ年の瀬。

皆さんもお仕事もプライベートも忙しいときこそ、時間を作る、を意識してみてくださいね。

早くみんなに会いたい

ここ数日連日研修続きで、
あっという間に毎日が過ぎてしまってます。

なので、全然1日の振り返りや自省が出来てないんですよね。

ただ私の場合、このメルマガが
ある意味振り返り、自省になってくれているので、

気持ちの整理や頭の整理もおかげさまで多少出来てるかなと思います。

有り難い!おかげさまです。

さて、ここ数日の研修で気付いたことなんですが、やっぱり人との繋がりって大事だよな、と思うんです。

ある研修ではアンケートでは。。。

出来たらオンラインではなく対面でしたかった。せっかく同期と久しぶりに一緒に仕事してるのに、オンラインだと休憩時間に話せない。。。

また、ある研修では。。。

同じ会社で働いているけど、コロナで集まることが少なくなって。。。

3年ぶりにしゃべった!!!

ちょっと後で個別に電話するわ!!といった会話も見られました。

また別の研修では。。。

研修の少し前に体調を壊していたメンバーに対してディスカッションの度に色んな方々が

「お!!元気か??」「ええ顔してるやん!」と軽く声を掛けている。

また別の研修では。。。

ディスカッションでのワークについて、それぞれの経験を共有したことで

「え!!この前うちで同じことがあったんです!
もっと早く聞きたかった~!!! これからもっと相談していいですか??」

といった部署間を超えた共有や繋がりが。

うんうん。

やっぱり人との繋がりってめちゃくちゃ大事!

特に管理職層になれば、
会議だったりで他部署のことも知れるし、

お互いにキャリアも長いので横の繋がりも出来ている。

でも若手層やリーダー候補の層にとっては他部署は別会社と同じくらい

何をしてるか?誰がいるのか?そこでどんな課題解決の成功事例があるか?

など全く知らないことが多いんですよね。

こうした横の繋がりが出来るのも研修の醍醐味の1つだと思います。

人は人によって磨かれ、人の存在によりもっと頑張れる。

連日研修でなかなかメンバーの顔を見て話が出来ていない数週間ですので(笑)

今日はたくさんメンバーの話を聴こうと思う山口です。

自発的になるには?

師走…ということもあり、
毎日バタバタが続いています。

特に今年は例年以上に12月実施の研修、1月の研修の準備が多く、
毎日有難いことにあっという間に時間が過ぎてしまっている山口です。

そんな私ですが、実はここ数日忙しくなった理由がもう1つあるんです。

実は…娘が塾に通い始めました。。。

私自身はこれまで塾に通ったことが1度もなく、通いたいとも思ったことがないので、

最初娘に「塾に行きたい」と頼まれたときは、何で!!??とビックリしました。

うちの子に限って!!??勉強が好き!!??状態です。

というのも娘は私に似て、勉強が嫌いです(笑)

コツコツ、とっても苦手です。

これまで勉強は宿題のみで、予習復習とかしたことありません。

ではなぜ塾に行きたいと思うようになったのか??

1つ目は周りのお友達も塾に行き始め、今まで同じくらいのレベルだったのに
置いてきぼりになってしまったから。

要はお友達はテストで点数取れてるのに、
自分は今までと同じようにしているのに取れなくなってきたから。

2つ目は、4年生後半になり難しい問題も出てきて、出来なくなって出来なくなってきて、そんな自分にイラつくから。

要は「出来ない自分」が嫌なんですよね。

この成長したいという気持ちは素晴らしいなと思うので、塾を探して11月から行くようになりました。

迎えに行くのが必要になったので、私もまたやることが増えたんですよね(笑)

で実際に塾に行ってどうだったのか??

めちゃくちゃ楽しいようです。

本人の性格もあり、個別指導の塾にしたのですが、まず第一に「褒めてもらえる!!」んです。

次にヒントが的確で、分からないときに「ちょっとだけ教えてもらう」と出来る。

すると自分が出来る!と思える。

そして…実際にテストの点数が上がってきたんです!

これまで勉強が嫌いだったのに、出来ることが増えるとやはり自信が付いてきて、勉強自体も好きになる。

テストの点数が上がってくるようになって…

なんと!!
塾の宿題も学校の宿題も言わなくてもやるようになってくれて…

親としては、本当に大助かり!!(笑)

これって、本当に仕事と一緒ですよね。

人は褒めないと伸びない。

褒められて、少しのヒントやアドバイスで「自分でできること」が増えていく。

自分で出来ることが増えていくこと、

そしてそれが実際に成果として出てくると

自ら勝手に進んでやってくれるようになる。

この順番なんだと改めて感じました。

やはり人は褒められると自発的になる。

上司としては、褒めてあげること、そして成長したいと思う環境を作ること。

ここに尽きるんだと改めて感じました。

そしてこれから大事なのは、このやりたい気持ちと環境を
継続していけるようにサポートすること、ですよね。

リーダーシップはPCスキルと同じ

なんだか急に冬が来ましたね。

一気に寒くなって…
冬ってこんなに寒かったっけ??と
毎日びっくりしている山口です。

さて、今日は先日実施したリーダーシップ研修での一コマから。

「どうやったら、この人についていけば大丈夫だ」
と思える人になれるのでしょうか。
それはこれから身につけられるものなのでしょうか。

という質問を頂きました。

はい、大丈夫です!

リーダーシップはスキルですので誰でも習得できるものなんです。

そしてこのリーダーシップの在り方も時代と共に変わってきました。

一昔前のリーダー
(この人についていけば大丈夫と思える人)に求められていたのは、

決断力、推進力、課題解決力

の3つが主な力でした。

ですので、必要な具体的なスキルとしてロジカルシンキングや
経験に基づく解決スキル(指示命令主導の指導)が挙げられます。

今やこれからのリーダーとして
求められていること(期待値)は、「誰もが成長できる環境創り」です。

ですので、必要なスキルは、傾聴力、サーバント精神、課題発見力です。

これらのスキルは後天的スキルですので、
年齢関係なくこれからでも十分に身に付けられるスキルです。
(本人の性格も関係ありません)

リーダーシップを求められて、できないかも…と思う方は結構いらっしゃいます。

まとめ役が苦手…な方は「リーダーシップは…」とよく俯かれます。

具体的に聴いていくと…

上手にアドバイスをするのが苦手…。

経験があまりないので、色んな引き出しがない…。

やってくれない人に対して、強気に出れない…(引っ張れない)

などなど。

でもこのリーダーシップのイメージは全て旧態依然のリーダーシップなんですよね。

もちろんこのような強気引っ張る
リーダーシップも必要な時はありますが、すべてではありません。

どうしたらいいのか一緒に悩み考える

出来るところを具体的に観察して伝える=褒める

情報を分かりやすく伝え、彼らに考えさせる=意見を引き出す

意思決定を共にしていく

などなど、相手や状況によって色んなリーダーシップがあります。

ただ、どれも共通して大切なことは

「全員が同じ方向を見て、目標達成に向けて成長しているか?」
であり、

リーダーはそこにコミットメントしているか?なんですよね。

そしてこのスキルは、後天的に培うものなので
誰でも習得すれば出来るようになる!

いわゆるPCスキルなどと全く同じです。

リーダーシップは苦手かも…という方も、是非苦手意識を捨てて、チャレンジしてみてくださいね。

今の場所で最高の花を咲かせる

先日、娘の学校の音楽発表会がありました。

大きな外部ホールで各学年練習してきた成果を発表するのですが、
その時の校長先生の開会の挨拶がとっても「なるほど」と
思ったので共有しますね。

本来音楽とは、自分のスキルを向上させて
(楽器の演奏や歌の練習など)

観てくれる人を楽しませる、そして自分も楽しむのが音楽ですが、

今回の音楽発表会では、それ以上に大事にしているものがあり、
練習でも子供たちに伝えています。

それは、
「みんなの音(声)をしっかり聴いて調和すること」です。

合奏や合唱では、自分がうまく歌おう、弾こうとするのではなく、

みんなの出している音や声をしっかり聴いて、全員で調和した音楽を作り

それを更に更により良いものへとすることです。

もちろん個人のスキルの上達も大事ですが、

社会において、みんなで調和して、創り上げることはとても大事で、

子供たちにそれを音楽を通じて学んでほしいと思っています。

もうね、聞いてて「その通り!」と一人頷いて拍手しておりました。

私たちの仕事でも、もちろん個人のスキルアップは大事です。

でも同じくらい大事なことは、
みんなで協力して更に更にとより良いものへとしていくこと。

まさにチームワーク、そしてシナジー効果です

そんな校長先生の言葉通り、子供たちの合奏や合唱はどれも素晴らしかったんですが、

特に6年生の合奏は本当に感動モノでした。

コロナ禍の影響で各クラスに分かれての演奏だったのですが

最初のクラスが「スターウォーズのテーマ」だったんです。

すると、演奏中に、ダースベーダーに扮した担任の先生が!!

端っこで音楽に合わせてパフォーマンスしてるんです。

で、次のクラスが「ハリーポッターのテーマ」

するとまた担任の先生が端っこで、
ハリーに扮して杖を振り回して魔法を掛けてるんです!

目次を見ると…
次のクラスは「ジェラシックパークのテーマ」。

これは…どうする??まさか恐竜???

とワクワクしてみていると、はい、まさかの恐竜!

しかも結構大きい!!!そして全然顔も見えない!!

そう、先生も子供たちと一緒になって、演奏を盛り上げている。

まさにシナジーですよね。

そんな素晴らしい先生方に大きな拍手で感謝です。

きっと先生方も
「子供たちと見に来てくれた保護者にもっとしたい!」
という気持ちがあってそんな形になったんだと思います。

その心がとっても美しいな、と思った次第です。

うちの娘は4年生。

娘は合唱と「身近にあるもの」を使っての合奏。

私たちが子供のころに遊んだ、引っ張ったら音が出るおもちゃを使って
様々な音を出しての演奏でした。

これも理由があって、コロナ禍でなかなか
学年での合奏や合唱が出来ない。

だったら少人数でも、観ていて面白い!と思えるもの、
という工夫がなされた演出でした。

コロナだから出来ないから仕方ないよね

コロナが終わればいいのにな

コロナじゃなければ、
もっと大人数で迫力のある演奏できるのにな

とないものねだりをするのではなく

じゃあ、今出来ることで何が出来る?

今だからこそ出来ることって何がある?

出来ることの中から、最大のパフォーマンス出そうよ、

という発想だと思います。

最近私も研修でこの言葉をよく使います。

成長できる人はないものねだりをしない。

あれがあればできるのに…もっとこんなことが出来ればいいのに…

そうじゃないんです。

「今の場所で最高の花を咲かせる」

この一言に尽きると思います。

「今」に目を向けることで道は開けます。

素敵な音楽発表会からの学びでした。