突き詰めると…

昼間はまだ真夏状態と言えども、
朝晩は少しだけ涼しくなった気がしています。

秋の訪れかなと、少し嬉しくなっている山口です。

さて、先日はとある会社様でのハラスメント研修でした。

もうどの企業でも当たり前にハラスメントに対する認知も進み、
何がハラスメントになり、何がアウトか、というのは皆様よくご存じですが…

とは言え、0にはならないハラスメント。

今回の研修では昨年度で
「ハラスメントとは何ぞや??」というところは実施しているので、

微妙なラインの具体事例を用いて、
ディスカッションを多くするプログラムでした。

ディスカッション時には皆様

「これ・・・微妙・・・」
「この行為自体ではハラスメントじゃないけど、、、言い方次第ではあり得るよな・・・」
「でもこの言い方、めちゃくちゃ難しいわ・・・」

と、大いに盛り上がって頂きました。

そして研修後、ある方から質問を頂いたんです。

ちょうど研修前日にDJ SODAさんの性被害問題が報道されていました。
(実は私はテレビを全く見ないので、初耳でした(笑)芸能ネタは皆無で知りません…。)

質問者の方は50代くらいの男性で、

「この報道を見て、露出の多い服装をしているし、ファンサービスで自分から寄って行っているし
ファンなら手を伸ばすってことはあるんじゃないかな、と思い
それを家に帰って言ったら、娘さんに『その考えあり得へん!』と言われたんです…。
今の時代で言うと、僕の感じ方がおかしいでしょうか??」と。

私の昭和人ですから、親から
「そんな恰好してたらあかん!誘ってるみたいや!スカート長くして!!」
と、よく学生時代には言われました。(ミニスカート時代でしたので)

確かに、昔はそれが当たり前だったと思うし、
正直、私も娘には「そんな恰好したらあかん!」と言ってます。

ただ、だからと言って触っていい訳ではありませんし、
芸能人だから仕方ないというのも違います。

どんな服装をしようが、それは個人の自由ですし
露出の多い服装だからと言って、誘っているわけではありません。
(多くの女性が声を大にして、言いたいでしょう、全く誘ってません。)

セクハラや性被害を受けて、当然なんてことは、
何をしていようがどんな格好だろうが一切ありません。

ただ、現実問題として…娘の服装には気を付けています。

会社においても同じですね。

どんな服装をしていようが、
どんなメイクをしようが基本的には個人の自由です。

ただ、会社には服務規程や、
なくてもマナーというものがあります。

あまりに露出の多い服装は、仕事に適していませんし
顧客が不快感を感じることもあります。

ですので、注意する時には
「その服装、けっこう露出多いからダメだよ。」(例えばノースリーブとか…)
と注意すると・・・

「どんな目で見てるんですか??」と思われるかもしれません。

「服装規定で、袖有りとなっているから」や
「顧客へのマナーとして」、袖有りを着てくださいと
性別関係なく注意する言い方のほうがベターです。

と言ったように、注意すること自体は
セクハラにもなりませんし正しい指導です。

でも言い方や表情など、1つ間違うと
「セクハラだ…」と取られかねないんですよね。

ハラスメントとは何か?を突き詰めると、やはりコミュニケーションや
その奥底にある信頼関係に行きつくわけなんです。

個人の思い込みや偏見が、大きく影響してきます。

また、その更に神髄はバイアスにあります。

アンコンシャスバイアス、
奥が深いなと改めて学びとなりました!

いい大人なんだから。

先日あるお客様で
クレーム対応(カスタマーハラスメント)研修を実施させて頂きました。

クレームというのは、何かしら不満を持っていて、
それに対して改善希望を込めてクレームを仰るケースがほとんどであり、

もちろん企業としては真摯にそのクレームを受け止め、
改善していかなくてはいけません。

ただ、残念なことに、理不尽なクレームもあることも事実です。

カスタマーハラスメントとは、明らかに非が企業側にないにも関わらず
クレームを言ってこられるケースもあるし、

また内容的にはクレームとして成り立つんだけれども、
その言い方ややり方に脅しやインターネット上での拡散をほのめかす、
やり方悪いよね、というケースがあります。

そんな内容のクレーム対応研修を実施した帰り、台風一過で新幹線が大混乱した翌々日でしたので、

往復飛行機での移動での帰り道、まさにこのカスタマーハラスメントを目撃したわけです。

夜7時の羽田発、伊丹空港行きを予約していたんですが
伊丹空港は夜9時以降は住宅街にあるため離発着が出来ず、
そのため、遅延が発生すると伊丹ではなく関空行きに変更になります。

ちょうど乗る予定の7時発の飛行機が20分ほど遅延をしていたんです。

ただ、20分遅延だと十分伊丹には9時までには到着するので
伊丹空港行きになっているままです。

しかし、とあるビジネスマン(50代くらい)がカウンターでクレームを言っているんです。

「20分遅れてて、もし伊丹に入れなかったら関空に行くやろ?どないしてくれるねん。」と。

そもそも、伊丹行きになってるし、関空行きになったわけではない段階で
もうクレームを言ってるんです。

「新幹線で散々待たされて帰られへんから飛行機にこっちはしてんのに、
関空行きになったら、どないしてくれるねん。」と。

どうやら、新幹線での大混乱にあった方のようで、
その新幹線が動かないことについても航空会社にクレームを言っている。

で、どんどんエスカレートしていってるんです。

当然航空会社の方の回答としては…

20分遅延して申し訳ございません。⇒謝罪

現在伊丹行きです⇒現状ご説明

もし仮に関空行きになった場合は、振替費用等負担します⇒補填の説明

新幹線は航空会社とは全く関係ないですが、大変でしたね。⇒寄り添う

をずっと徹底して仰ってましたが、
このビジネスマン、どんどんヒートアップしていくんです。

ずっと話を聞いていると、伊丹行きが遅れたこと、
もしかしたら関空行きになるかも??

よりも昨日本当は新幹線で帰りたかったけど帰れなかった。

仕方なく今日も東京で仕事して、ようやく飛行機の予約が取れた。

そのうえ遅延で待たされた!!と仰っているんですが
要は、昨日の帰れなかった不満をぶつけているんです。
航空会社に。

これもクレームではよくあることで、不満がたまって溢れ出たときには
全部出し切らないと怒りが収まらない。

この不満が溢れ出るきっかけと、
心底にある不満は必ずしも一致しない、ですね。

完全にとばっちりを受けた航空会社さんですが、
さすがそこは一流です。

嫌な顔一つせず、このビジネスマンの置かれた状況に
寄り添い傾聴し、同情している感じがとっても伝わってきて、

彼も言い切ったら大人しくなってました。

なくならないクレーム(カスタマーハラスメント)
単純に見ていて、クレーム対応した方が大変だなぁ、でも流石だわぁ、と思いつつ

このビジネスマン、きっと会社ではパワハラしてるんだろうなぁ…と思ったり
(若干思い込み入ってます、でも本質は同じですから。)

この部下や周りの人たちってかわいそうだなぁ、と思ったり・・・

そして最終的には、ストレスを周りにまき散らすな!と思い、
横目でじーっと見ておりました。

今日の気づきは…

ストレス発散は一人で、周りに迷惑かけずにしようよ、いい大人でしょ!です!

台風7号が関西直撃

お盆休暇も終わり、
弊社では水曜日からお仕事をさせて頂いております。

これから10月末まで、かなりの研修ラッシュが続き、
有難いことに、体力維持と健康管理が
目下の一番の優先事項になっている山口です。

さて、お盆休み最終日の15日は台風7号が関西直撃、ということで
予定していた仕事もキャンセルになったり、
周りでもスーパーも百貨店も飲食店も終日臨時休業となりました。

自宅でもさすがに今回は大きいよな…と思い、
ベランダの物干し台とか、植木とかを家の中に避難させて
早く通り過ぎてほしいなぁと思いながら1日過ごしておりました。

実際には大阪市内では、雨風は多少酷かったものの、大きな被害もなく
実は大阪以外の方が(鳥取とか…岡山とか…)大きな被害となりました。

16日は朝から研修が大阪市内であり、電車大丈夫かな??とネットでチェックすると

大阪市内ではそれほどの遅延もなく、ほっと胸をなでおろし、お仕事させて頂きました。

で、これが私の甘さ第1手でした。

結構普通にいけてるやん、と思ってしまったんです。

翌日17日が名古屋での研修でしたので、夜に前入り予定でしたが
なんと!!運転中止の連絡が来て・・・そこからバタバタと慌てたんです。

夜遅い新幹線の便は運転中止、
でもネットで調べたら遅延はあるものの動いている。

名古屋までだから自由席で乗れる列車に乗って、最悪立って行っても1時間弱だからいけるだろうとタカをくくってたんです。

これが私の甘さ第2手。

で、新大阪に向かい、乗れる列車に変更しようとしたら…

同じように考えている人たちもたくさん、これまで乗れなかった人たちもたくさん。

ということで、新大阪駅に入るにも規制が掛かっていて
自由席ですら、乗れなかったんです。

じゃ、近鉄特急は??と調べてみると、案の定既に完売で乗れず。

さすがに明日18日は台風通過3日目だし、行けるはず!と朝一で名古屋に向かうことにしました。

朝一で行けるから、とお客様にも連絡せずに過信してしまいました。

これが私の甘さ第3手。

そして17日、きっと遅延もあるし、早めに行っとこう!と思い
始発列車を予約し新大阪に向かうと、大渋滞。

これはやばい、とお客様にメールするも、
朝6時なのでどうしようもない。

駅で40分ほど待つと、動くというアナウンスが!!

間に合う!!と安堵し、新幹線に乗り込みます。

ところが…車内で1時間以上待っても動かない。

ここで研修時間に間に合わないことが分かり、
再度お客様に連絡しリスケしてもらいました。

これまでお仕事していて、前日入りしたり、違う路線で行ったりとしてきましたが
いつも結局は新幹線は動いてくれるので、大きな過信をしてしまっていたんです。

まさか3日目なのに、まだ動いてないとは思わなかったんです。

きっともう大丈夫だろうという甘さから、
お客様に当日延期という大変ご迷惑をお掛けしてしまって
反省しきりです。

名古屋だから、車で行けばよかった…と後悔しても既に遅し。

というのも、私の中でもう1つ大きな甘えがあったんです。

名古屋出張の翌日、東京出張だったので、
私としては名古屋で仕事をした後、東京に向かいたかった。

でも車で行くと、一旦大阪に車で帰って来て、東京に向かうか?
そのまま東京まで車で行くか?
名古屋に車を置いて、東京からの帰りに名古屋で車に乗り換えるか?

の3択になる。

正直言います。

ちょっと嫌だな…と思ってしまったんです。

長距離運転もしんどいし…面倒だなと。

これが最大の私の甘え第4手でした。

今回の反省点。

何事も何手も解決策を早め早めにしておかないといけないです。

そしてその際には自分の甘えが最大の敵になるということも。

反省しっぱなしです。

ということで、明日18日の東京出張はすぐさま飛行機を予約しました!!

少し早い夏休み!!!!

先週1週間、少し早い夏休みを頂き、
指宿に行ってました。

昨年指宿に行って、
とにかく何もかもが美味しくて安い!

温泉、砂むし、海とゆっくりリラックスできる場所で
とってもとっても気に入ったので、今年も指宿に行ってきました。

ただ、昨年鹿児島や知覧など観光は知り尽くしたので、
屋久島に行こうと計画してたのですが、

生憎の台風6号により、屋久島に行くのは断念し、指宿でゆっくりしてきました。

指宿の海も台風の影響でずっと遊泳禁止だったので…

子供たちは、海のアクティビティを1番の楽しみにしてたのもあり…

だったら、湖だったら遊べるかも??と探すと
指宿にある池田湖で海で出来るほぼすべての
アクティビティが出来るところがあって2日間満喫してきました。

今回初めてフライボードにチャレンジしたんですが
思っていたより難しい(笑)

何度も何度も、浮きそうになっては落ち、浮きそうになっては落ち、

を繰り返しながら、何とか浮かぶことが出来ましたが(笑)

海がダメでも湖で満喫してきた山口です。

1年ぶりの指宿だったんですが、
昨年行った「町の居酒屋(鮮魚と黒豚)」があって
めちゃくちゃ美味しいかったので、今年も行ってきました!!

昨年2回行ったんですが…

なんと今年行ったら、店主が覚えていてくれて
「あれ??去年も来てくれましたよね??」と。

この一言には家族みんな大興奮!!!

私たちは、ほんとに美味しいし、サービスもすごくいいので覚えているんですが、店主にとってみたらたくさん来る観光客やお客様の中の、
たった2日間来ただけの私たち。

いつも満員のお店なので、なるほどね!さすがです!
と思った次第です。

この店主さん、とっても聴き上手で…

「今日はどこ行ったんですか??何しました??○○は行かれました??」と
たくさん会話をしてくれるんです。

もちろん観光客が多いというのもあると思いますが、
食事を出して終わり、じゃないんですよね。

地魚と黒豚というのもあると思いますが、食材も地元をアピールしながら
さつま料理のレシピなんかも併せて教えてくれたり…。

とにかく、美味しいのはめちゃくちゃ美味しいんですが、
楽しくて素敵なお店なんです。

また来年も行くこと間違いなしです!

有難いことに、毎日旅先で満喫しても、仕事も普通に出来ちゃう。

PCさえあれば、提案書もメールも資料作成も全然普通に出来るので
1週間旅先で満喫させて頂きましたが、ほぼ全ての仕事が普通に回っています。

更に、1か月ほど前、電子印鑑も導入したので、
見積書や請求書も全て旅先で出来てしまいます。

いい時代だよな、って改めて思います。

ほんと数年前までは出社しなければ、データもないし印鑑もないし
仕事が出来ない時代でしたが…

今はどこでもPCとインターネットさえあれば
出社しているのとほぼ変わりなく出来てしまう。

だからこそ、顔を合わせた時のコミュニケーションも
以前よりも重要になってきたのかもしれない。

そんなことを居酒屋の店主に教えてもらった気がします。

自律と良心

このメルマガでも最初の入り出しにあるように
弊社では、「ワクワク!おもろく働く」を自らも体現していき

それを社会に広めていこうという志を持って事業をさせて頂いております。

先日、会社メンバー全員で「で、どうなりたいの??」を
ざっくばらんに話そうよ、という機会を設けました。

これを設けた背景として、
うちの会社では、いわゆるロールモデルがなく
(各年代ごとに人がいません(笑)、社員数も少なく職種も少ない)

若い彼らにとってはキャリア形成しにくい環境にあります。

そのうえ、色んなもの、ことがないのも事実です。

何かチャレンジしようと思っても、ほぼすべてが0からのチャレンジです。

ある程度出来ていて、やりたいな、と思ったことにチャレンジする、ではなく

何でもチャレンジしていいよ、でも今何もないから0から自分で考えてやってみて、という感じです。

私は性格もありますが、0からやるからおもろいねん!と思いますが

大変だなぁ・・・出来るかなぁ…

出来るようになるまでめちゃくちゃ時間かかるよなぁ・・・

とネガティブに感じる人の方が多いかもしれません。

0ベースですか・・・

この会社で頑張って…いつになったら出来るようになるのか?
という目安も見えにくいのも事実です。

もう1つ、実施した背景として、私から見て…ワクワクおもろく、しているか??
と感じたのもあります。

なので、1回みんな自分たちがどうなりたいのか?どうしたいのか?
を本音で話してみようよ、という機会を設けたんです。

これって、ものすごく大きなテーマで難問です。

考えても分からない、というメンバーもいました。

具体的にはないけど、こうゆう人たちと働いていたい、
というメンバーもいました。

結局こういう本音で話そうよ、という機会を設けましたが
答えって出てないよね?と思ったメンバーもいたかもしれません。

でも私は結構前進したな、と思っていて…。

大きすぎるテーマで、これっておそらく一生かけてそれぞれが考え続けていき
そしてそれも年々変化していくものだと思っています。

ただ、それを考える機会、言う機会、聞きあう機会を提供することが
目的だと思っています。

人それぞれ、ワクワクおもろく働く、概念は違うと思いますが
私の思う、「ワクワク、おもろく」というのは

自分で考えて、自分でやってみて、出来るようになるまで試行錯誤して
そしてそれが形になり、誰かに感謝されたり誰かの役に立ったり、と

育っていく過程そのものが、「ワクワク、おもろく」だと思います。

ですから、今やっている仕事をもっとおもろくすることも
まだチャレンジしたことのない仕事を創り出すことも

おもろいメンバーが集まることも
全て、自分次第でワクワク、おもろく出来ると思っています。

これが私の考える自律なんです。

そしてもう一つ大事なのが、良心です。

何でもかんでもやっていい、ではなく
良心を育てることで、ちゃんといいことをおもろくしようよ、

間違ったことにNOを言い合い、ちゃんとしていこうよ、
という大きな方向性だと思っています。

自律と良心。
改めて全メンバーにその想いを伝えました。

伝わっているといいな、と思いながらも
大事なことなので、100万回言い続けなければいけないな、

そして当たり前に、自分自身が一番体現をしなければいけないな
と思いました。

ザ昭和の会社イベント

さて、先日、会社イベントで
滋賀県にシャワークライミング(キャニオニング)に行ってきました!!

実はこの行先、2日前に急遽変更したんです。

もともと、予定では、ネスタリゾートに行き、みんなで大自然で遊んだ後、
BBQをしようという予定だったのですが、

数日間の36度以上の気温(前日には39度も!)に
この炎天下の中、外で遊ぶってちょっと暑すぎない??
ということになり、

2日前に急遽変更し、川遊びになりました。

昨年ラフティングをしていることもあり、
今回は、シャワークライミング(キャニオニング)に!!

思っていた以上に結構ハードで(笑)

流れに逆らって上っていくって、結構しんどい。

鮭ってすごいな、って思いながら川を上ってました(笑)

川のぼりの最中、うちの社員の1人が、

「なんでうちの会社イベントって、普通に飲むとかじゃなくて
結局スキー合宿と言い、体力勝負なんですかーーー!!??」と。

すると先輩メンバーが
「ザ・昭和やで。めちゃくちゃ根性論やで。弱音を吐くなー!」と。(笑)

彼は27歳、全然昭和生まれではありませんが、
うちの社風をよく理解してます!

と、こうゆう会話が普通に笑いながら出来るのも、
うちの会社の良さの1つかもしれません。

最近、色んな会社で「昭和のよきもの」を復活した!
という話を聞きます。

例えば、社員旅行や、休日イベント、家族参加可能なイベント、運動会、クラブ活動など。

まさしく、うちの会社では創業時より、この「昭和のよきもの」を大事にしています。

仕事をするだけの仲間、と言ったらそうかもしれません。

でも仕事って1日の中で8時間も占めてるんです。

週5日もしてるんです。

人生の大半を仕事していますし、この先ずっとしていくんです。

それを仕事の人だから、と線を引いた
付き合いをしてしまうことって勿体なくないですか??

自分も相手も、大事な時間の大半を仕事に使っているのに、
その時間を最大限「いいもの」にしようとしないと勿体ないなぁと思います。

またこのような精神的繋がり(=絆)はチームワークを良くし
お互いに助け合いながら切磋琢磨するのにも役立ちます。

キャニオニングのインストラクターにも「今日は皆さん休みですか?」と聞かれ…

「いえいえ。今日はれっきとした出勤日です!!」と言うと、
「いいですねー」と。

出勤日を1日使っても、この繋がりを作り続け、
強い絆にしていく価値は十分にあると思っています。

やはり予定変更したのは正解で、川遊びでは水温も結構冷たいし
かなり満喫して遊ぶことが出来ました。

今回もいい絆作りになったはず!

プラスアルファのI視点

今日は娘の塾での気付きについて共有しますね。

娘はいわゆる個別指導の塾に通っています。

というのも…誰に似たのか…
皆の中で競争して、というのが実は苦手です。

というよりも負けず嫌いな部分もあるので、
要は比べられて負けるのが嫌なんです。

だったら、負けないように努力すればいいのに、と思うのですが
そこまでの根性がないんですよね…。とほほです。

私的には…私の性格は個別指導の方が向いていないので
(ずっと横で見られるとか・・・無理(笑))

むしろ競争して1番になる!!という切磋琢磨の方が私は好きだし向いていますが同じ親子でも全然似てませんね。

で、集合塾もいくつか体験に行ったんですが、
テストの結果によってクラスが異なったり、成績を貼り出されたり、
というのがどうも合わない、ということで

個別指導で、教えてもらう方が本人がいいということで
昨年から個別指導塾に通っています。

今、絶賛夏期講習で、ほぼ毎日塾に通っているんですが
まぁ、さぼるんです。

とりあえず、しんどい、お腹が痛いなどから始まり…
自転車でこの暑い中行くと、塾でだるくなる…。

気持ちの問題や!!と毎日言い続けています。

塾からも毎回「今日の報告」みたいな感じで
実施した勉強内容や先生からのコメントが書いてあるんですが
毎回「集中が足りません」とか「やる気がなかったです」の連続です。

ついには…先生も毎日うちの娘がやる気なくて集中力なくて
イラっとされたんだと思いますが、

先日はめちゃくちゃ大きな字で「集中力ない!」の一言でした(笑)

先生には本当に申し訳ないと思う一方で…

で、、、どうするの??といつも思ってしまいます。

もちろん親なので家でも娘に対して「ちゃんとしろー」とか「いい加減にしーや」は
言いますし、宿題についても出来る限り一緒に見るようにはしていますが、

そこに対して塾の方では何か対策とかないですか??
と思ってしまうんです。

いわゆる期待値以下、なんですよね。

親としては、子供を塾に通わせるのに
「勉強する姿勢を付けてほしい」「やる気が出るように」「勉強を楽しく感じてほしい」
など成績の前に(成績を上げるために必要な、とも言えますね)
期待していることがあるんです。

で、自分ではそこは出来ないので、塾に通っているわけです。

これってね、報告だけで終わっているからそうゆう不満を持たれるんですね。

何もこちらも、子供が天才!なんて思っていませんから(笑)

出来ないことが多く、
迷惑をお掛けしていることも十分よく分かっている上で
「で、何をして頂けますか??」と思います。

「今日は集中力が足りませんでした、なので少し簡単な問題に戻って、出来るを繰り返しました」や
「今日は全体的にやる気がなかったです。でも得意な算数の図形はよく解けていました。」
と少しでもいいから、出来たところ(良いところ)をコメントに書いてくれたり

「今日は集中力が足りませんでした。今後はゲーム感覚で出来るようにアレンジしてみます」や
「いつもやる気がないです。ですので、時間を細かく区切って時間内でやってみる、をやってみます」
といった提案があれば、と思うわけです。

仕事柄…ついつい先日も塾経営の企業様でクレーム対応研修をしてきたので
先生方のご苦労もよく分かっています。

ですので、私はクレームは言いません(笑)

でも、このプラスアルファがあるコメント、でクレームは防げるわけなんです。

塾だけではなく、我々の仕事もそうですし、全ての仕事が同じだと思います。

全てがすべて、完璧でミスをしない、
いつもいつも完璧で出来ている、なんてことはなく
最終的には人と人との関係性なので(人間はみんな不完全な生き物ですから)

出来ないことも当然あるし、不満を抱かせてしまうこともあると思います。

でも、プラスアルファの、「じゃ、どうする??」というI視点(youではなくI又はWE視点)が
あれば、不満ではなく、改善に向けての伴走になると思います。

ただ、とりあえず…うちの娘には叱らないといけませんね(笑)!

自分から楽しむ

24日、25日は大阪の最大祭である天神祭です。

花火含め3年ぶりに全て開催となり、
会社は天神祭の最寄り駅となりますので
昼から人がどんどん増えてきたように感じます。

ようやく日常に戻りつつありますね。

さて、研修でもコロナ前に戻りつつあり、
オンラインの研修よりも対面研修の方が多くなってきました。

もちろんオンラインでのメリットもあります。

出張などで人を集めなくても良かったり、
時短勤務の方でもオンラインだと参加出来たりと。。。

ただ、ここ数日は対面研修での面白さも、やっぱり面白いよね、と体感している山口です。

先日のある企業様での女性キャリアデザイン研修。

年齢38歳以上のバリバリキャリアの長い方々。

男性のみの研修ではあり得ない面白い光景がたくさん見られます。

まず、休憩時間が賑やか!!!

特にこれまでこのような研修をあまりされてこなかったので
色んなところから集まって、皆さん話が尽きない(笑)

そろそろ研修の時間ですよー、休憩終わりですよー、とお声がけして
席に着く、という感じです。

これね、私はとっても好きです。

だって、ほんと楽しそうに話してるんです。

研修内のディスカッションでも話が止まりません。

皆どんどん話すし、傾聴のあいづち、めちゃくちゃ上手!!

なので話が止まらない(笑)

皆さん、時間内で終わることに苦戦されていました。

こうゆう光景は残念ながらオンラインでは見られません。

オンラインでは休憩時間は皆さんカメラオフにして、休憩されているので
わちゃわちゃ!と話していることってないんですが

対面研修だと休憩時間からも色んな学び、刺激が得られます。

また、私への質問もやはり対面研修の方がしやすい。

オンラインだと皆の前で質問するのは、ちょっと照れくさいし、気が引ける。

でも対面だと、ディスカッションしている時でも、私を呼び止めて気軽に質問できるし、休憩時間に聞きに行くのも気軽に行ける。

こうゆう点が対面での大きなメリットになるかと思います。

先日の研修では女性たちの
大きな大きなエネルギーを私自身もたくさん頂きました。

「キャリアって考えたことなかったわー」という方もいれば

「10年前にこれ受けてたら、今きっと私すごいかも!?(笑)」という方もいれば

「ほんと頑張らないとあかん!!」と思った方もいます。

でも皆さんどの意見、どの感想でも、明るく前向きなエネルギーで話をされていたのが、とっても印象的でした

楽しむ、元気を出す、明るくする。

これらは意図的にするものです。

どんな時でも自分から楽しむ。

明るく元気に周りにプラスのエネルギーを与える。

性格とか、乗ってるから出来る、とかではなく
意図的にやるものなんですよね。

それが自然と皆に伝播していき、
気が付いたら意識しなくても元気になってた!

この状態が最高です!

今回、皆さんが意図的に元気に明るく取り組んで頂き
最終的には、みんなが自然と元気に明るくなっていた気がします!

価値の提供

先日、この数年待ちに待った!!!
シルク・ド・ソレイユのアレグリアを観に行ってきました。

もう、一言、凄すぎる…に尽きます。

エンターテインメントなので、当たり前といえば当たり前かもしれませんが…
皆ものすごく楽しそうにしているんです。

凄すぎる技の連続だし、あそこまで出来るようになるのに
どれだけの努力をしてきたのか、と思うともう圧巻以外の何物でもないんです。

全身全霊で、お客様を楽しませようとしている、のを感じます。

コロナ禍で世界中で公演中止となり、一時は財政破綻をし、役者もスタッフも自国に帰り再開したときに、すぐに出来るように自主練習に取り組んだ。

そしてようやく少しずつ戻りはじめ、みんなが各国から
また集結できた、そんな話も相まって更に感動!感動!でした。

実は、中高時代の同級生が
シルク・ド・ソレイユ ラスベガスの「Ka」に出演しています。
(まだ残念ながら見れてません…。)

彼女はバトントワラーで、
中高時代も色んな世界大会でたくさん賞を取ってました。

ある意味学校内も「すごいすごい!!」と注目の的で、
体育大会や文化祭での彼女の演技をとても楽しみにしてました。

そんな勝手に自慢している(笑)同級生なので
インタビュー記事やTVなどは注意して見るようにしてるんですが、

彼女の努力と強さは、ほんとすごいんです。

バトントワラーですが、シルク・ド・ソレイユで残り続けるには
1種目だけではすぐに「お払い箱」になるらしいんです。

つまり、2種類、3種類と出来ることを増やし
演じられる役を増やさなければ、貴重な存在にはなれず残れない…。

たった1種目からスタートした彼女は、今なんと8役担えるそうで、
ラスベガス「Ka」でも最多だそうです。

(高所恐怖症なのに)5mからの飛び降りを訓練で出来るようになる、
やったことのない技を0から練習し、あのレベルにまで昇華する。

その努力はすごすぎなんです。。。

世界のシルク・ド・ソレイユと比べても…と思う気持ちは少しありますが、

人の感動ってこうゆう、ものすごすぎる!!ってところから
生まれるものだと思うんです。

これは全ての仕事に共通していて、
誰かに感動してもらえる価値を提供できるのは、
その影では、ものすごすぎる努力をしているからだと思います。

決められたことだけやっている…やるけれども想いが足りない…
独りよがりになっている…

なんてことでは、感動の価値は提供出来ないんですよね

価値の提供。深いですね。

最後の一振り

先週娘が学校から臨海旅行に行ってきました。

4泊5日間、山口県萩市に行き、ひたすら朝から泳ぎます。

1時間くらいの水泳を1日5回、雨の日が1日あったのですが
合計3日間泳ぐ、というある意味学校の伝統行事です。

帰ってきたら、ずっと話し続けるほど楽しかったようで、
お友達と話しまくって、叫びまくって、声が枯れてました(笑)。

初めての学校からの旅行で、親と離れてお友達と共同生活。

彼女にとってみたら、初めてだらけのことでしたが
もうあっという間の5日間で楽し過ぎたようです。

ただ、うちの娘は水泳が苦手…。

遠泳になるので、顔を上げたままの平泳ぎですが
行くまでは全然出来てなくて、泳げるの??
と心配していました。

遠泳では、泳げる距離によって、いくつかのグループに分かれているんですが、
もちろん最初は一番下(泳げない)初級クラスでした。

でも3日間で、4つもグループが上がり(その都度テストがあります)、
帰ってきた時は100mのグループに入れたそうで、

すごくすごく自慢してました(笑)

最後のテストの時に先生から、こんなアドバイスをもらったそうです。

「平泳ぎの形は出来てる。あとは気持ち!!
特に○○ちゃんは、ゴールが見えると気が抜ける!!
絶対出来る!絶対できるから、ゴールが見えたら、ゴールだけ見て泳ぎ切れ!!」とアドバイスをもらって最後のテストに挑んだそうです。

ゴール直前にやはり、気が抜けて、海水を飲んでしまったらしいのですが、

その先生の言葉を思い出し、ゴールだけ見て、
出来る出来ると自分に言い聞かせたらゴール出来た!!
と喜んでいました。

そう、やっぱり最後は気持ち!!なんです。

これて、昭和的言い方をすると根性、ですが、
でもこの最後のもう少しの気持ちが大きな差になるんですよね。

仕事でも全く同じです。

もう無理、出来ない、と諦めるのではなく、絶対出来る!と最後の一振りを出せるかどうか。

娘の先生からのエール、一緒に頑張っているお友達と一緒で
周りに応援してくれる人がいるほうが、この最後の一振りが出やすい。

そしてこの一振りが出来た時に、初めて自信に繋がります。

褒めて褒めて伸ばす、これも大事ですが、褒めるだけでは自信には繋がりません。

応援して応援して、自分でもうひと踏ん張り!と一振りした時に初めて自信が付くんです。

5日間で見違えるほど大きくなった娘を見て嬉しくなりました。

こうして1つ1つ、自分の力で自信を持ち、
そして次に更に大きなチャレンジをしていって欲しいと思います。