2026年 6月 の投稿一覧

広い意味のコンプライアンス

先日ある企業様で実施したコンプライアンス研修で、
非常に深い気づきがありましたので、今日はそれをお伝えしようと思います。

コンプライアンスと聞くと、皆様はどのようなことを思い浮かべますか?
横領やデータ改ざん、情報漏洩といった「明らかな法律違反」を
イメージされる方が多いのではないでしょうか。

今回の研修では、参加者に
「マナーやモラルの欠如も、広い意味でのコンプライアンス違反になり得るか?」
という問いを投げかけました。
(ケーススタディ問題を研修前に、コンプラ違反になるか否か?をしてもらったんです)

すると、驚くべきことに…
「ほとんどの人が、マナーやモラル違反はコンプライアンス違反ではない」
と回答されていました。(研修前は)

たしかに、法律に違反していなければ警察に捕まることはありません。
しかし、現代のビジネスにおいて「コンプライアンス(法令遵守)」の定義は、
単なる法律の範囲を超え、「社会的規範や企業倫理を守ること」
へと大きく広がっています。

では、法律違反ではないけれど「コンプライアンス違反」として
企業に大ダメージを与えるのは、どのようなケースでしょうか。
現場でよくある「身近にも潜んでいそうな具体的な例」
= 法令違反ではないが「アウト=広い意味でコンプラ違反」  
を5つご紹介します。

1、SNSでの「ちょっとした悪ふざけ」(モラルの欠如)
 従業員が個人のSNSで、特定の顧客や取引先を揶揄するような発言をしたとします。
 発覚すれば「モラルのない社員を放置している企業」として大炎上し、
 企業のブランドイメージや社会的信用は一瞬で地に落ちます。

2、度重なる遅刻やルーズな対応(ビジネスマナーの欠如)
 「いつも会議に数分遅れてくる」
 「メールの返信が極端に遅い」
 単なる個人のマナーの問題と片付けられがちですが、
 組織全体で蔓延すると「あの会社はだらしない」という評価に直結し、
 取引先からの信用を失います。

3、威圧的な態度や言葉遣い(コミュニケーションのモラル)
 明確なパワハラ認定されるレベルでなくても、
 常に機嫌が悪く、周囲に威圧的な態度をとる人がいるとします。
 職場の心理的安全性を著しく低下させ、離職率の増加や生産性の低下を招くため、
 企業倫理の観点からは明らかな「違反」です。

4、常態化している「ギリギリ出勤」(職場モラルの低下)
 始業時間の1分前やジャストに駆け込んでくる出勤態度。
 労働法上は「遅刻」ではなくても、
 周囲に「今日も来るのだろうか」と無用な心配をかけたり、
 朝の業務のスタートダッシュを遅らせたりします。
 また、そのような時間管理しか出来ない人に重要な仕事は任せられません。
 (社内でも顧客からも)
 こうした「自分さえルール(時間)に間に合えばいい」という利己的な姿勢は、
 チームワークを乱すモラル違反と言えます。

5、外出先や通勤時での「態度の悪さ」(公共マナーの欠如)
 「歩きスマホで人にぶつかりそうになる」
 「駅や路上で大声で話す」
 「指定外の場所での喫煙」など。
 これらも直接的な法律違反に問われにくいものですが、
 もし会社のロゴ入りバッジをつけていたり、
 社名がわかる状態であったりすれば、
 「〇〇会社の社員はマナーが悪い」と、
 地域社会からの信頼を根底から崩す重大なリスクになります。

これらの例からわかるように、現代のコンプライアンスは
「世間や周囲から見て、正しい(恥ずかしくない)行動ができているか」
という社会からの期待に応えることと同義になっています。

「法律違反ではないから(就業規則違反ではないから)大丈夫」という認識は、
実は非常に危険です。
日々の小さなマナー違反やモラルの欠如が積み重なることで、
企業のブランドは少しずつ削られ、
最終的に大きなコンプライアンス違反(不祥事)へと繋がっていきます。

という研修をして、お昼休みに休憩場所でランチを取ってたら
(レンタル会議場で、休憩場所がありました)
同じビルで研修をしていた、別の会社の参加者たち(おそらく2-3年目くらい?)が
昼休憩に、ランチをとっていたんですが…
社内情報(誰がどんな人か(良くない情報)も業務内容も)も
顧客情報(どんなお客様に対してどう思っているか?=良くない情報)も
大きな声でわぁわぁ言っていて…
耳に入り、不快感を感じる内容が盛りだくさんでした…。
表の案内板をみると、誰もが知ってる大手上場企業の名前が…。
あぁ、残念…。
という、正しく!!コンプライアンスの重要さを痛感した次第です。

給与逆転現象はこれからどうなる?

採用市場がかつてない激戦を迎えている2026年、
新卒初任給の引き上げは多くの企業で「不可避な経営戦略」となりました。

直近のデータによると、主要企業の初任給平均は28万円を超え、
(なんと60万円越えという企業もあります ※残業代等含む、や次世代リーダー採用など)
平均で、この3年間で上昇率は約15%に達しています。
優秀な若手を確保するための「投資」として、
初任給を上げざるを得ない経営判断は、合理的なものかもしれません。

しかし、その「合理的な判断」が、現場では「不条理な現実」として
色んな問題を引き起こしていることを忘れてはいけません。
今日は、ある企業様からご相談いただいた、2つの会話をご紹介します。

「現場の空気が最悪…」
このご時世なので、新人を採用するために初任給を上げたのは理解できます。
でも、既存社員の給与テーブルが据え置きのままなんです。
手のかかる新人より、残業をして現場を回している
入社3年目の社員の給与が低いという事態が、
隠しようもなくバレてしまいました。
入社3年目の社員からは『やってられない…』と詰められ、私には返す言葉がありませんでした……
客観的に見ても…必死に新人育成をしている彼らが、
新入社員よりも安い給与で現場を担っています。やってられない、と思うのは私から見ても当然のように思えます…。

「エース社員から辞めていく…」
会社が新人を欲しがるのは分かります。
でも、ビジネスマナーから実務の何から何まで、
私が時間を削って指導している新人の方が、
私より給料が高いなんて。。。
これまで、私が必死に積み上げてきた努力や成果は、
会社にとって『その程度の価値』しかなかったということですよね。
と言われて返す言葉がありませんでした…。

このお悩み…奥が深すぎます…。
「市場相場」という理屈だけでは、人は動かないんですよね。
頭では、最近の新入社員は人口減もあり、売り手市場。
だから給与がどんどん上昇していくのは仕方ない…と分かっています。
でも現実としては…やってられない、と感じるわけです。

日本の人口減少は今後ますます激化します。
ではこの「給与逆転」による既存社員の不満問題、どうなるのか?
これは、今だけの一過性のトラブルではなく、
日本の雇用システム全体が根底から変わるための「生みの苦しみ」とも言えるでしょう。

2026年現在、初任給の引き上げ競争は激化の一途を辿っていますが、
この先、企業や働く個人の環境は以下の3点において変化していくと予想されます。

1. 企業間の「二極化」の加速
べースアップできるか、脱落するか?
企業は「全社員の給与テーブルを丸ごと引き上げられる(ベースアップできる)企業」と、
「原資がなく、新卒の初任給だけを上げて既存社員の不満を放置する(あるいは初任給アップすら諦める)企業」
の2つにはっきりと分かれます。

大手企業はすでに、新卒の給与引き上げと同時に既存社員の大幅なベースアップを実施し、
逆転現象の解消に動いています。
一方で、多くの中小企業にとっては人件費の高騰が重荷となり、
「新卒が採れない」か「既存社員が辞める」かの残酷な二者択一を迫られています。

2. 「年功序列」の完全な終焉と「ジョブ型」への強制シフト
「入社3年目だから、新人より給料が高いはずだ」
という年次ベースの考え方(職能資格制度など)は、完全に崩壊しそうです。
高騰する初任給を正当化し、かつ既存社員の不満を抑えるためには、
「年齢や社歴に関係なく、今どんな役割(ジョブ)を担い、どれだけ成果を出しているか」
で給与を決めるシステム(ジョブ型雇用・役割給)へ移行せざるを得ません。
「新人はこの役割だから〇〇万円」「OJT担当はこの役割だから〇〇万円」
と明確に定義づけられ、実力主義がかつてないスピードで浸透していきます。

3. 報われない「中堅社員」の大移動時代
自社で不遇な扱いを受けた入社3年目〜中堅層が、
自分の市場価値を正当に評価してくれる他社へと流出する「大移動」が本格化します。
労働市場全体で給与水準が上がっている今、
「自社に不満を抱えながら残るより、他社に『経験者』として転職した方が
一気に給料が上がる」という事実に多くの若手・中堅が気づいています。
企業側からすれば、莫大なコストをかけて採用・育成した社員を
他社に奪われることになるため、これからは「いかに採用するか」以上に
「いかに既存社員を辞めさせないか(リテンション)」が経営の最重要課題となります。

中小企業にとって、さらに難しい時代に突入しているとヒシヒシと感じます。
人が採用できないから、AIにシフトする、も多いと思います。
優秀な人材をいかに辞めさせずに育てるか?
人材育成もこれまで以上に色んな方法が出てきそうです。
私も時代を先取りできるように更に学んでいかないと!ですね。

インプットすることで得る気付き

最近、幼稚園や保育園のお客様から
「メンタルヘルス対策」や「不適切保育の防止」に関する研修を
ご依頼いただく機会が増えています。

実はこの研修の準備のおかげで、私自身本当に勉強とそして反省をした次第です。
それは、保育現場で「不適切」とされる言葉がけが、
そのまま『大人のマネジメントや部下育成(子育て)にも当てはまる』からです。

例えば、無意識のうちに(嫌味とかいうつもりじゃなく…)
メンバーに対してこんな言葉を普通にたくさん言ってしまっていることに
改めて気づいたんです…。

「他の人はもっと早くやってるよ」
「急いで! これ終わらないと帰れないよ」
「これができないと、やばいって…」

皆様、いかがでしょうか。
「ハッとした」
「焦っている時に言ってしまうかも…」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

私自身も現在中学生になる娘の子育ての中で、

「〇〇しないと、〜させてあげないよ」
「みんなやってるから、〇〇もしないと…」
といった言葉を、1日に何十回も言っていたなと
猛反省したばかりです。

これらは決して悪意があるわけではなく、
「相手(メンバーや子ども)をなんとか動かそう」
「チームをまとめよう」
とする一生懸命さや、業績へのプレッシャーから無意識に出てしまう言葉です。

しかし、言われた側からすると
「脅し」や「比較」「一方的な押し付け」として受け取られ、
結果的にモチベーションや自主性を奪ってしまいます。
(何度も言われると…心が傷付く、もありますね)

では、こうした言葉を現場でどう防ぎ、
自発的なチームを作ればよいのか?
ポイントは大きく2つです。

1. 「肯定的な言葉」と「目的」に言い換える
「〇〇しないと〜させない」という否定的な条件付けは、
「これを達成したら、次の〇〇ができるね」
と肯定的な見通しに変えるだけで、相手の受け取り方が大きく変わります。

「急いで」という曖昧な指示も、
「〇日までに終わらせるために、今日はここまでやろう」
と具体化することで、相手は安心して動くことができます。

2. リーダー自身に「心の余裕」を持たせる環境づくり
強い言葉が出てしまう時、リーダーの心の中には
「焦り」や「余裕のなさ」があります。
スケジュールに少しの余白を持たせること。

そして何より、「今いっぱいいっぱいだから手伝って」と、
上司自身がチームにSOSを出せる心理的安全性こそが、
マネジメントの質を保つ最大の防波堤になります。

マネジメントの改善は、決して「リーダーの言葉尻を監視すること」ではありません。
リーダー自身が心にゆとりを持ち、
メンバーと前向きなコミュニケーションが取れる環境を作ることこそが、
本質的な解決策です。

私は研修でも、こうした
「無意識の言葉の改善(コミュニケーションスキル)」から
「心理的安全性の高いチームビルディング」まで、
受講者の方に、ある意味「偉そうに」前に立ち、研修しているわけですが…
自分はどうなの?と振り返ると、子育てにおいても社内のマネジメントでも
反省することが本当に多かったです。

喉元過ぎれば熱さ忘れる
ではないですが、何か問題が起こった時には
その原因や自分自身の言動を振り返り反省するんですが
ついつい日々の中で、忘れていってしまいます。
特に無意識のコミュニケーションは
無意識なので、自覚がなかなか出来ない…。

私もいつも研修をするたび、新しいコンテンツを作る際に勉強するたび
あああ…。そうだった…。
と反省ばかりです。
だからこそ、インプットする機会って本当に大事だな、と思います。

アンコンシャスバイアス実感体験

先日、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)に関する研修を
実施してきました。
その際、思い込みの危険を伝える例として「カマス理論」をご紹介しました。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、このような実験です。

水槽の中に肉食魚のカマスを入れ、透明なガラスの仕切りを挟んで、
反対側に餌となる小魚を入れます。
カマスは小魚を食べようと突進しますが、何度もガラスにぶつかるうちに
「ここから先には行けない」と学びます。

しばらくして透明な仕切りを外しても、
カマスは「見えない壁がある」と思い込み、
目の前に小魚がいても食べに行こうとしません。

これは、「本当はもう障壁などないのに、過去の経験や思い込みによって
自らの可能性を閉ざしてしまう」
という戒めとしてよく使われる理論です。

研修の休憩時間、ある受講者の方から非常に興味深いご質問をいただきました。
これまで何度もカマス理論をお話ししてきましたが、
このような視点をいただいたのは初めてでした。

「カマスにも見えない壁の思い込みがあると思いますが、
『小魚側』にも思い込みがあるのではないでしょうか?」

その方の解釈は、次のようなものでした。
「小魚は『壁があるから絶対に食べられない』と安心しきっている。
でも、本当はすでに壁が取り払われていて危険な状態なのに、
それに気づかず悠々と過ごしてしまっている。
これはつまり、『味方だと思っていた人が実はそうではなかった』
『危害を加えられないと思っていた人から、実は狙われているかもしれない』
というような、もっと危機感を持てという教訓にも聞こえました」

改めてカマス理論を再度説明した後、少しお話を伺うと…
その方は現在とても「追い詰められている心理状態」にいらっしゃるようでした。
「何でもかんでもマイナスに捉えてしまう」
「すべての矢印が自分に向かってきているように感じる」と、
ご自身の心理状態を「ダメなところだと分かっているんですが…」と
言いながらも仰っていました。
※研修内で実施したストレスセルフチェックテストでも
非常にストレスが多い、という結果をご本人も
「この通りなんです…」と見せてくださいました。

この出来事を通して、私はハッとさせられました。
同じ「カマスと小魚」の1つのストーリーであったとしても、
その時の心理状態や置かれている環境、背景によって、
出来事の捉え方や感じ方には信じられないほどの差が生まれるんです。

私自身は「カマスの思い込み(自らの限界を決めてしまうこと)」を
伝えたつもりでしたが、その方の心には
「小魚の危機管理(周囲への警戒心)」として響いていました。
これもまた、人間が持つフィルターであり、
ある種のバイアスの姿なのだと実感しました。

職場のコミュニケーションにおいても、
全く同じ言葉や出来事を共有しているはずなのに、
人によって受け取り方が180度違うことがあります。
「そんなこと言った??」と思うことも多く
これは私の言ったつもりの内容と、相手が捉えた内容が大きく違うからです。

「なんで分からんの??」
「なんでそんな風に解釈するん??」
と条件反射的に思いがちですが…
相手の捉え方に「おや?」と思うことがあれば、
その言葉自体(捉え方自体)ではなく、
相手の背景にある心理状態や状況に目を向けてみると、
本当のメッセージが見えてくるのかもしれません。
研修等でアンコンシャスバイアスをいつもお伝えしていますが
改めてアンコンシャスバイアスを痛感した出来事でした。

「答え=相手にとっての正解」は常に相手の中にある

最近、我が家の中学2年生の娘との間で、
ちょっと笑える(でも、私のプライドは折れつつ気づきのあった)事件がありました。
コミュニケーションの奥深さについて改めて考えさせられる出来事でしたので、
今日はそれをご紹介しますね。

中学1年の時に、演劇部(結構本格的)に入っていた娘。
2〜3ヶ月に1回は大会や学院祭があり、
役決めは毎回ガチのオーディションでした。
「選ばれなくて悔しい」
「どうしてもあの役がやりたかった」
という、まさに勝ち負けのある競争社会のど真ん中。

しかし、中2になった娘から突然の宣言がありました。
「私、演劇部やめて美術部に変わるわ。自分の好きな絵を描きたいねん」

私の心の中は…
「やっぱり、競争社会は向いてへんわ…。
私の営業遺伝子、欠片も引き継いでないわぁ…。」

そう思いつつも、そこは母として、
まずは彼女の言葉をしっかり受け止めようと試みました。
子どもは自分とは別人格。

「そっかそっか。
演劇部は毎回オーディションで勝ち負けが決まっちゃうもんね。
(勝気な子たちが多いしね…)
だから、競争じゃなくて、
自分のペースで好きな絵を表現できる美術部に移りたいってことやね。
うんうん、それもええんちゃう?」

前後の背景を踏まえ、娘の気持ちに寄り添いながら、きれいに要約。
いわゆるコミュニケーションの鉄則、「傾聴・オウム返し・復唱」のフルコースです。
私としては「完璧なヒアリングや…!」と心の中でドヤ顔をしていました。

ところが…。
まさかの大逆鱗!「私が考えたのに!」
なんと、娘が突然怒り出したのです。

「……なんかママと話してると、
ママが全部考えて決めたみたいでめっちゃ腹立つ!!!」

「えっ!?!?(頭の中に大量の『?』マーク)」

よくよく聞いてみると、こういうことでした。
娘にとっては、「自分で悩んで、自分で答えを出した大切なアイデア」だったんです。
それを、私が傾聴スキルを使って前後の文脈から感情まで「きれ〜いに」
まとめて復唱してしまったせいで、
「まるでママが最初から論理的に導き出した結論」
のように聞こえてしまったとのこと。

「せっかく私が自分で決めたのに、
全部ママのおかげみたいになってるやん!」と。

お客様やメンバーとの会話では、この「要約・まとめ」こそが
安心感や相互理解を生む正解だと思っています。
まさか、その「きれいにまとめること」が、
思春期の娘の『自分で決めたというドヤ感』を奪い、
主導権を私が取った!みたいになってしまったんです。

「答え=相手にとっての正解」は常に相手の中にある

まじで。ほんとに。

思春期の娘との会話って本当に難しいですね(笑)。
「あの幼稚園の頃の無条件の可愛さはどこ行ってん!」
と心の中でツッコミつつ、
「これも自立(成長)への大切なプロセスや…」と
必死に頭に言い聞かせてイラつきを抑える毎日です。

でも、今回のことでハッとさせられました。
コミュニケーションの鉄則は「相手に合わせること」。
どれだけ自分が「これが正しいテクニック(正解=正論)だ」と思っていても、
相手が求めていなければ、それはただの押し付けになってしまうんですよね。

時には、きれいにまとめず、ただ「へえ〜!すごいな!自分で考えたんや!」と、
驚いてあげるだけの「余白」が必要だったのだと思います。

ビジネスの場でも、同じことが言えるのではないでしょうか。
良かれと思ってやった「完璧な提案」や「整理された結論」が、
実はお客様やメンバー自身の「自分で見つけた!」「自分で決めた!」
という喜びや納得感を奪ってしまっていることもあるかもしれません。

中2の娘に、コミュニケーションの奥深さを改めて教えられた母でした。
相手の「自分で決めた!」という気持ちや余白を大切に、
今日も一日、前向きに頑張っていきましょう!