新入社員への応援メッセージ

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この時期4月は新入社員研修と、
また新入社員を育成するトレーナー側やメンターの研修が続いている山口です。
新入社員研修をしていて、率直に、本当に可愛らしい、と感じます。
これも私が彼らの母親くらいの年齢になったからだと思います。
どうしても親の目線で見てしまいます(笑)。

まだまだ学生気分が抜けていない方も多いですが、
素直に吸収しようという姿勢が非常に強く感じられる毎日です。
ここ数年、新入社員研修をしてきて変化に感じることが
まず第一に、数年前までは働く目的がお金や生活のため、自分のやりたいことをやるため
と言うのが圧倒的に多かったものが、
いわゆる社会貢献といわれる領域がの意見が多くなったと思います。

誰かの役に立ちたい
地域の役に立ちたい
この意見がヒントを出さずとも、すらすらと出てくるようになっているなぁと感じます。
これはもちろん就職活動の際に、そのような教育を受けている影響もあると思いますが、
入社した当時、彼らは本当に役に立ちたい思考ってすごく持っているなぁと思います。

またもう一つ。
親に恩返しをしたい、もかなり多く出てきます。
正社員として就職をするのが、親がやっぱり喜ぶから、だったり、
今まで育ててもらった恩を、自分もにこれから返していきたい
というような意見も素直に出てきます。

私が新入社員だった約30年ほど前には、恥ずかしながら…
こんなことを言っている人が私自身も含めて、あまりいなかったように感じます。
もちろん心も中では思っていたかもしれませんし、
実際に給料日には親にご馳走する人も実際にいたと思います。

ただそれを口に出すのは、何か恥ずかしかったり、虚勢を張っていたりした思いますが、
最近の人たちは、これを素直に言えるところが、
ほんとにすごく素直な人たちなんだなぁと感じます。

研修をしていても、体ごと前に向けて聞いたり、メモをものすごく取ったり、
何か私が疑問形で尋ねると、口々に答えたり、
本当に反応が良く素直だなと思います。

最近の若者の傾向は…みたいなことも言われることもありますが、
改めて彼らと直接接してみると、良いところがすごくたくさんあることに気づきます。

ただ残念なことに、これが1年2年と経っていくと、
いつしかそれが薄れていったり、気づかないうちに変わっていったりしています。
誰かの役に立ちたい気持ちよりも、もっと給料が欲しいに変わっていたり、
いろんなことにチャレンジをしたいよりも、できる限り楽に仕事をしていたいに変わったり
いろんなことを1つ残さず吸収しようよりも、なんだかめんどくさいなぁに変わっていったり、
もちろんそうではない人もたくさんいらっしゃいます。

だんだんと当初の気持ちが、自分でも気づかないうちに変わっていったりしてしまいます。
改めてこの4月の新入社員の彼らを見ていると、
自分がフレッシュだったときの気持ちを思い出す機会に恵まれます。

だからこそ、これから新入社員研修を終えて現場に出たとき、
教える側や、周りで支える先輩たちもいろんな思いはあると思いますが、
こんなこともできないのか
ここまで教えないといけないのか
(これも実際によく現場で聞く意見ですが)
と頭ごなしに思うのではなく、

彼らは入社したときには、明るい未来を夢見て、
自分が社会人になり、誰かに貢献し、
そして自分じゃなくてはダメだと言われるような存在意義を見出したい、
と思っている気持ちも、ぜひ汲み取っていただけたらと思います。

連日の研修で
仕事が創り出すものだし、やりがいは最初からはないし、
居心地が良くて優しい上司に囲まれて、
残業も少なくて、周りもいつも優しく教えてくれて、
みんなが応援して支えてくれる。
自分のやりたい仕事ができて、自分の成長を感じられる。
そんな夢のような職場は最初からは絶対ない。
それは自分で創り出すものだと熱く彼らに語っています。

すると彼らも、理解をしてくれているように私には感じられます。
ただ実際に現場に配属になると、今までになかった壁に打ち当たったり
できない自分を痛感して挫折を味わったり
いろんなストレスも感じます。

ストレスとは、自分が成長している成長痛だと捉え、楽しんでいただけたらと思います。
もうすぐ5月。
ゴールデンウィークが明けると現場に配属になる新入社員たちも多いです。
今の彼らの、仕事に対して大きな夢を持ち、こうなりたいこんなことをやってみたいを
いろんな壁を乗り越えながら、彼らがいつか自分の存在価値を自分で創りだせるよう
期待をしてやみません。

がんばれ、新入社員たち。
今日もそんな気持ちを込めて研修をしていきたいと思います。

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