先週、ある企業様と研修の打ち合わせをさせていただきました。
研修の前に、社員の皆さんに自己分析テストを
受けていただく予定なのですが、
そのことについてご質問をいただいたんです。
「結果を見た社員が、自分はストレスを抱えているんだと
ネガティブに受け取ってしまわないでしょうか…?」
「そうなった場合、フォローできる仕組みはありますか?」
どれも、社員さんのことを本当に大切に思っているからこそ
出てくるご質問なんですね。
とてもありがたいなと思いながら、お話を伺いました。
お話をしていく中で見えてきたのは、
「自分を知るための診断」と「ストレスチェック」が、
少し混ざって受け止められていたということでした。
ストレスチェックは2028年4月から、50人未満の事業場でも
義務化されることが決まっていますので、
気になるのも当然なんです。
ただ、同じ「診断」でも、目的が違えば
結果の受け取り方はまったく変わります。
今回のテストは、自分の傾向を知ったうえで、
研修の中で「じゃあどうする?」を考えるための事前ステップ。
点数をつけて評価するためのものではないんですね。
実は私も、偉そうなことは言えません。
起業前、サラリーマンで管理職をしていた頃、
部下に評価や改善点を伝えては、
相手を落ち込ませてしまうことがよくありました…。
当時の私は「事実を伝えたんだから、あとは本人次第」と
思っていたんです。
でも、伝えられた側からすれば、何のための話なのか
分からないまま、ダメ出しだけが残ってしまうんですね。
これではあかん!と気づいたのは、
ずいぶん後になってからでした。
事実は事実として受け止める。でもそこで止まらずに、
「じゃあどうする?」まで一緒に考えて初めて、
結果は意味を持つんだと思います。
では、診断の結果を前向きに活かすにはどうしたらいいのか??
私が研修で大切にしているコツを3つお伝えします。
まず1つ目は、受ける前に「目的」を伝えることです。
「これは評価ではなく、自分を知るための地図です」と
最初に一言あるだけで、受け止め方が全然違います。
結果を見てから慌てて説明しても、
一度ついた不安はなかなか消えないんですね。
上司の方が「私も受けてみたよ、こんな結果だった」と
先に自分の結果を見せてあげるのも、とても効果的です。
次に、結果を「良い・悪い」ではなく、
「傾向」として読むことです。
例えば「慎重」という結果は、裏を返せば
「ミスが少ない」「丁寧」という強みでもあるんです。
人はどうしても苦手なところばかりに目が行きがちですが、
強みとセットで見ることで、自分の活かし方が見えてきます。
「当たってる」「当たってない」で終わらせずに、
「どんな場面でそう出ているかな?」と振り返ってみると、
結果がぐっと自分事になってくるんです。
3つ目は、結果を見たら「1つだけ」行動を決めることです。
全部を変えようとすると、しんどくなってしまいます。
「明日は自分から一声かけてみよう」くらいの
小さな一歩で十分なんです。
そして、それを上司や同僚と話せる場があると、
一人で抱え込まずにすみます。
研修はまさに、その場をつくるためにあるんですね。
診断は通知表ではなく、スタート地点です。
結果を見て何もしないことが、一番もったいないんです。
小さく試して、うまくいかなければまた変えてみる。
その繰り返しが、人も組織も成長させてくれるのだと思います。
ぜひ皆さんも、社内で診断やアンケートを行うときは、
「何のために行うのか」「結果をどう使うのか」を
先に伝えることから取り入れてみてください。
私は、仕事も遊びも全力で楽しむことを大切にしています。
先日、大好きなダイビングをしに宮古島へ行ってきたのですが、
台風の影響で、まず伊丹空港で5時間待ち…。
那覇で乗り継ぐ予定だった宮古島行きの便は欠航になり、
那覇で1泊して、翌朝1番の飛行機で宮古島へ向かいました。
それでも、いつもお願いしているインストラクターさんが
空港まで迎えに来てくださり、そのまま港へ直行です。
宮古島は台風の影響がほとんど収まっていて、
本当によく晴れた、最高のダイビング日和でした。
どうなることかと思いましたが、予定通り3本潜れて結果オーライ!
宮古島ブルーを思いっきり満喫してきました(笑)
10月に入り、朝晩はぐっと涼しくなってきましたね。
季節の変わり目、皆様どうぞご自愛ください。

