人材育成ノウハウ

ストレス社会への対応法

実は私、書道歴通算40年。

途中でかなりダレテた期間が数年ありますが
細々と続けています。

ここ4年は引っ越したこともあり
小筆の仮名書きを勉強中です。

今までずっと大筆ばっかりだったので
小筆は結構おまけ程度にしか思ってなくて(笑)

改めてその奥深さに触れています。

と言っても実際には月2-3回お稽古に1時間程度行くのが精一杯。

家では全然やる気が起こらないし(笑)
出張とか重なるとお休みしてるので

繁忙期とかだと月1回も行けてないってことがザラです。

でもなぜここまで続いているか?

1つ目は季節ごとに作る作品が楽しいから。

扇子にしたりカレンダーにしたりと、作品作りが単純に楽しいんです。

2つ目は昇段試験で受かるとやっぱり嬉しい。

承認欲求大好き山口ですから

合格したら、単純にやったぜ!!
ってなります。

賞状とか超好きです(笑)

3つ目が無心になれるから。

実はこれが最大の理由だと思います。

特に小筆の場合は息を止めながら、かなり集中して書き続けます。

子供たちが周りでぎゃーぎゃー言ってる教室なんですが

その声も入らないくらい、一気に集中モードに入れるんです。

これ、かっこよく言うとゾーンに入ったって言うんですが

テニスの松岡修造さんが、錦織選手のテニス中継で
「圭!!!ゾーンに入ったぁ~!!!」と
何度も仰ってますよね。

まぁ、私のは、錦織選手と比べると失礼過ぎるんですが(笑)

科学的にも、この「無心になる」というのは、

自制心を付けたり、ストレスコントロールしたり、自己肯定感を上げたりということに非常に有益だという結果が出ています。

ストレス社会と言われる現代。

是非皆さんも、自分なりの「ゾーン」を見つけてくださいね。

解決方法は人それぞれ

さて今日は娘とのやり取りから、
感心したことを書きたいと思います。

「最近隣のクラスの〇〇ちゃんが、私に
『ぶりっ子な声~』とか『かわいく見られようとして~』
と耳元で言ってくるねん。どうしたらいい??」と。

親心としては…
「え???いじめ???」
と若干心配になりながらも

「何てこと言う子なんや!!」と腹立つ気持ちも交じりつつ…。

でもそんなんダイレクトに言ったら…と思い、冷静を装いつつ、こう返しました。

「なんでそんなこと言うの??何が気に障ったん??って聞いてみたら??」
⇒自分にも非があることを前提に、とにかく会話をしてみることを勧める。

でもこれに対して、
娘は「うーん・・・」と納得していない。

「じゃあ、そうゆう子も中にはいてるんやから、関わらないようにしてみたら??」
⇒トラブル事から自ら避ける、を勧めてみる。

これに対しても、またしても娘は
「それやってみたけど、向こうから言ってくるんよ・・・。」と。

「そんな風に言われたら、私はつらいし悲しいから、言わないでって言ってみたら??」
⇒正攻法で自分の気持ちを伝えつつ、
相手をけん制するを勧めてみる。

これに対しても娘は
「うー---。。。多分逆ギレて余計言ってきそう。。。」と。

その後あれこれと話を聴きつつ、いろんな話もしていましたが、
これといった解決法が見つからないまま…

なので、「少しでもひどくなったり、これ以上もう無理ってなる手前で教えてね。」と

話を終えました。

そして、先日、なんと!!
その子とゲームでオンラインで遊んでることを知りました!!

ん???仲良くなったん???

あの相談はなんやったん???と。。。

「ちゃうねん。ママに相談した後、○○ちゃんが他の子と話してるのを聞いてたらスプラトゥーンの話してて…めっちゃ強いって自慢してたのを聞いてん。
だから、○○ちゃんにスプラトゥーンの技とかの話して、すごいすごい!!私出来ないから教えてー。マジですごい!!神やわ!!!ってほめまくってん。私は全然できないーってちょい大げさに言って(笑)そしたら、教えたるわ!!って・・・。で、今一緒にオンラインしてる。」

ふんふん。で、その色々言ってくるのは止まったの???

「うん。なんかそっから、私が○○ちゃんのスプラトゥーン弟子ってことになってて・・・全然言ってこなくなった(笑)・・・」

「最初はいっぱい言ってくるし、嫌やってんけど、でも喧嘩もしたくないし、言い合いもしたくないし、でも色々言われ続けるのも嫌やから、、、どうしたらいいかなって思っててんけど…人って褒められたり頼られたりすると嬉しいやん??だからそうしたら、うまくいったわー」と。

なかなかやるやん、と思いました(笑)

実は私、この解決法は思い浮かばなかったんです。

どちらかというと…いやかなりと言った方がいいでしょうか…。

私は昔からリーダー気質、気が強い、はっきりNOと言う、タイプなので
上記のようなアドバイスしか出来なかったんですが…。

娘は結構真逆タイプで…。

しっかり者ではあるんですが、担任の先生曰く「ぽわわん組」らしいのです。

お友達も含めて「ぽわわん、ぽわわん」と極めて平和主義でのんびりマイペース。

競争したり、勝ちにこだわったり…逆に負けて悔しがったり…ということもなく

ぽわわん、ぽわわんとしているメンバーの1人らしいんですね(笑)

さすが「ぽわわん組!」と感心しました。

そう、今回の気づきはココです。
人にはそれぞれのタイプに応じた「解決法」があります

私には、私の経験則でしか成功体験や解決策は出せません。

でも娘には娘の経験則や、彼女ならではの成功体験があるんです。

本当に人ってそれぞれ違うよね、って思ったのと、
色んな解決法があるんだよねって思った出来事でした。

そして私もまた1つ、そんな方法ってあるんだ!と目から鱗の出来事でした!

伝えたいメッセージ

弊社は先日、
下期のキックオフ研修を社内で実施しました。

下期のそれぞれの目標や、各自のお互いの期待値を精査共有していきます。

その後、アウトプット研修の発表を担当者が実施しました。

今回の発表担当者は、リーダー!!

タイトルはOJTトレーニングについて。

弊社のアウトプット研修では事前にタイトルに沿った本を4~6冊選んで読み込みます。

そして研修プログラム、ツール、テキストなどを0から作成し、研修講師も努めます。

若手メンバーもいずれは研修講師として登壇してほしいと思っていますので、その練習の一つにもなります。

インプットからアウトプットまでを一貫出来る学びの場として、大変だけど(笑)いい勉強になります。

今回はリーダーがプレゼンターなので私のフィードバックも、結構厳しいものに。

これってサラッと入ってるけど、どういう意味??

テキストにこう書いてるけど、
一方で反対理論も最近では言われてるけど、これについてはどう思う?

などなど。

色々突っ込んだ指摘がバンバンやってくる。

また深く考える。

はい。
めちゃくちゃいい学びですよね!

アウトプットする際にいつも言ってることですが、1番大事なのは「メッセージ」です。

で、何が言いたいの???

ここが1番大事。

このメッセージ、いわゆる理論だけでは腑に落ちない。

そこに経験や、講師の想い、そして根底にある不変の信念がないといけません。

じゃないと伝わらない。

また話すスキルも大事です。

プレゼンターの熱量を言葉や非言語でどう表現するのか?

これもこのメッセージが大事です。

研修後、参加者の脳裏に
「今日の1番大事なのは〇〇だよな」
と刻まれていないといけません。

そのために、どう語り続けていくのか??

アウトプットすることはとっても奥が深いですね。

多くのスキルが必要になります。

たくさん深く考えないといけませんね。

はい。なのですぐに出来るようにはなりません。

何度も何度もトレーニングが必要です。

今回の研修で、また更に一回り成長していく彼らを見るにはとっても楽しいです。

とっても嬉しいですね。

アウトプット研修、是非皆さんも実践してみてくださいね!

ようやく、やる気になった…

先日、娘が10歳のお誕生日を迎えました。

ほんと、あっという間に成長しますね(笑)

ついこの間、産まれた気がするんですがもう立派に口答えする歳になりました。

さて、そんな娘ですが最近では勉強も難しくなりお友達も塾に通う子も増えてきました。

ゆとり教育なんてのは過去の遺産ですね。

最近の子は、習い事に塾に大人以上の忙しさです。

これまで宿題以外の勉強もたいしてしてなくて塾も絶対に行きたくない娘でしたが

2学期から、学校が実施してくれる放課後スクールに週1~2回行きたいと言い出すようになりました。

というのも、あまりに夏休みが長く
(うちの学校は諸々行事の振替などがあって実質7月と8月が夏休み。。。)

このままでは例年の如く、ずーっとずーっと遊び呆けるのが目に見えてたので、

夏休みに週1回、学校の放課後スクールに行ってたんです。

色々趣向が凝らしてあって日によって、水遊びや学校探検、手品、終日英会話dayなど、楽しそうな内容が盛り沢山。

午前中はめいっぱい遊び、午後から勉強する、という感じで夕方まで預かってくれます。

働く親としては最高!

学校の先生は、、、本当に頭が下がりますね。

マジでめちゃくちゃ働いてらっしゃるわぁと思います。

有り難い限りです。

そんな夏休み放課後スクールに通って娘もめちゃくちゃ楽しかったらしく

先生方に勉強を教えてもらったり、みっちり量をすることで

勉強が
「あれ??簡単ちゃう??」

と思ったそうです。

で、楽しくなってきた。。。と。

すると今度はテストで満点取りたい!
と思うようになってくれたんです!

私としては、こうなるまでそんな時間掛かったか。。。
と思う反面、ようやくやる気になってくれたわ~とほっとしてます。

人は成長したいと思う生き物です。

少しでも出来るようになると、もっともっと、と思います。

娘の勉強も同じ。

前よりもいい点を取ってみたい。

難しい問題も解けるようになりたい。

これは社会人でも同じですよね。

去年よりも面白い仕事に挑戦したい。

もっとお客様の役に立ちたい。

大事なことは、この「成長したいスイッチ」が入った瞬間を見逃さないことです。

この瞬間に「こんなこともできるよ」「これも必要だよ」と多くの選択肢を示してあげること。

そして自ら納得して、自ら選択してもらうこと。

ここに尽きるんじゃないかと思います。

人って、本当に面白い生き物ですよね!

非言語的コミュニケーション

今日はある企業様での研修についての気付きを書きたいと思います。

この企業様では全2回のマネジメント研修をさせて頂き、

1回目は対面にて実施しましたが、

2回目を先日オンラインにて実施させて頂きました。

第1回の時にも感じたことですが、この企業様は皆さん、とっても素直なんですよね。

すごくすごく前向きで、学びたい意欲が非常に高いんです。

ですからオンラインでも、うなづいてたり、笑ってたりという反応がよく分かります。

この反応、すごく嬉しいです!

これね、講師である私が嬉しいのではなく、コミュニケーションを取っているわけですから

反応があるとやはり「聞いてくれているな」と感じます。

これも前回のメルマガでもお伝えした基本的なこと、ですが出来ている人って意外と少ないんです。

1対1で話していると、自然とリアクションをしますが
1対複数になると、このリアクションが極端に少なくなります。

特にオンラインになると、さらに少なくなります。

このメルマガを読んでくださっている方は管理職の方々が多くいらっしゃいます。

当然朝礼などで、みんなに話をする機会も多くあると思います。

反応のあるメンバー、ないメンバー…。

反応がないと、「理解できているかな?」「聞いているのかな?」と
感じたことはありませんか?

複数名いるときでもしっかり反応が出来ている方は、
総じて1対1で話した時にも「コミュニケーション」がうまくいきます。

しかし、この反応がない方、1対1で話した時にも、なかなかコミュニケーションがうまくいかないことも多くあります。

そう。この反応する、というのはコミュニケーションスキルの1つなんです。

うなづく、相槌をうつ、笑う、驚く。

非言語のコミュニケーションスキルなんです。

複数名いるときに反応が出来ている、ということは
この非言語的コミュニケーションが「身についていて」
意識せずに自然と出来ているんです。

研修後、人事の方と少しお話をしましたが、コミュニケーションって日常的にしていることなのでいわゆるPCスキルや技術取得スキルではないと思っている方も多いですがコミュニケーションはスキルです。

生きていて勝手に出来るものではなく、学んで習得するスキルです。

反応する、というのは非言語的コミュニケーションでありコミュニケーションの8割は非言語で決まります。

意図的に反応する、意識して反応する、をトレーニングすることで身に沁みついていきます。

今日も積極的に反応していきましょう!

基本の大切さ

先日、人生で初福島!に行って参りました。

歴史オタク(特に幕末最高!)の山口としては、

前日入り、もしくは仕事の後、会津まで足を運び、白虎隊資料館などを見て来たかったんですが…

前日も夕方まで大阪で仕事があり、
翌日も大阪で仕事があり…トンボ帰りになってしまったので
この楽しみは次回に取っておきたいと思います(笑)

さてこの初福島でのプレゼンテーション研修。

一言でいうと…マジで!最高でした。

何度も何度も登壇している私ですが、感動で涙涙…。

そう。

皆さんのプレゼンテーションが本当に素晴らしかったんです。

4時間で見違えるほど成長されたプレゼンテーションに圧巻でした。

その内容も、プレゼンの仕方も、皆さまの個性あふれる内容があり

約1時間強のプレゼンの時間が、本当にあっという間で。

笑いあり、涙ありのプレゼンに感動と多くの学びを頂きました。

というのも、彼らの「学びたい意欲」が本当にすごい!

まず、最初に会場に入った時から、
皆さん大きな声で笑顔でめちゃくちゃ挨拶してくださいました。

実は多くの企業様では、人事のご担当者様はご挨拶して下さいますが参加者様はされない方も多いんです。

これって、普段から「しっかり笑顔で挨拶」が
徹底できているかどうか?が顕著に出ます。

皆さん、当たり前に身体に染み着いているんです。

そして研修が始まって、私が話しているときも、全員と目が合う。彼らも大きくうなづく。

これも多くの企業様では、残念ながら全員ではないんです。

「人の話を聞くときには、目を合わせてリアクションをとる」

これも彼らは染み着いているんです。

1年目の若手から、本部長まで、全員染み着いているんです。

本当に素晴らしい!!!

笑顔で大きな声で自分から挨拶する。

人の話は目を見て、うなづきながら聴く。

これっていわば当たり前のことですし、
ほぼすべての企業で新入社員研修で教えていることです。

しかし出来ていないことが多い。

でも、これ、本当に基本なんです。

これさえ出来れば、と言っても過言ではないと思います。

改めて基本って大事だと感じた次第です。

そしてもう1つ。

弊社で3年目となるリーダーを任せている営業担当と一緒に研修してきましたが

彼が帰り際にこう言ってくれました。

「本当に素晴らしい企業様ですよね。
すごいと思います。僕も泣きそうになりました!」

彼も目がキラキラと輝いていました。

この感性です。

同じことを良いと思える。

同じシチュエーションで同じように良いと思える。

だからこそ、志を同じくし、同じ未来を描ける。

リーダーを任せて正解だし、
彼を採用出来てラッキーだった、と思った瞬間でした。

彼と共に働けていることに感謝した瞬間でした。

改めてこの企業様と出会えたご縁と、共に働く仲間に感謝の初福島でした!

ありがとうございました!

見方を変えてみる

昨年からテニスを習ってるんですが
最近、おお!上手くなったんちゃう?と思う瞬間がありました。

実は甥っ子はテニス選手でジュニア時代からテニス三昧な毎日で、

平均1日5~8時間くらい練習して、この4月からテニス推薦で名古屋の大学に通ってます。

好きこそものの上手なれと言いますが、

1日5~8時間も練習し続ける。

それも10年以上ずっとです。

私には出来ないなぁと思ってしまいますが。。。

好きで楽しい
上手くなっていく
出来るようになっていく
そして試合に勝てるようになっていくのが
彼にとっては、めちゃくちゃ夢中になれたんだと思います。

そんな甥っ子に、先日名古屋出張の際に、焼肉奢れという有り難いお誘いをもらって、2人で美味しく頂いてました。

その時に上手くなるコツを聞いたんです。

コーチを後ろから見て、素振りで同じ動きをしたらいいねん。と。。。

基本コーチとは打ち合う訳なので、正面から見てるんです。

しかも、自分も早めにセットしなきゃいけないから
コーチのフォームなんてじっくり見てられない。

で、先日アシスタントコーチがいた時に、

教えてもらった、後ろから見て同じタイミング、同じフォームを真似してみる、を実践してみました。

すると、私よりも細かなステップでベストポジションに移動してたり、振り切りが大きかったりと、

色んな違いを発見出来ました。

なるほど。

正面から見てたら気付かないことにたくさん気付けた訳です。

その後コーチとラリーしたんですがいつもよりもちゃんとコントロールが出来たり、ボールのスピードもいつもより速くなってたり。。。

私が意識したのは、フォームなんです。

コントロールやスピードではなく。

そう、基本ってほんと大事だなぁと改めて感じました。

同じように真似するだけでかなり上手くなる!

見方を変えれば、見えていなかったことにも気付く。

これは仕事でも同じですよね。

もちろん個性や得意不得意があるのですべて真似しなくてもいいと思いますが。。。

基本を忠実にしてみる。

それだけで色んなところに派生して上達する。

それにしてもテニスって奥が深いですね!

少し出来るようになると、もっと上手くなりたい!って更に思うようになりました。

教育の本質

この1週間、少し早めの夏休みを頂き、
鹿児島指宿に、母・姉・娘・姪と共に女5人旅行をしております。

今日のメルマガは指宿で、波の音を聞きながら書いています。

最高ですね!!

この数年海外旅行に行けず、国内ばかりになりましたが
改めて日本の良さを感じている、今日の山口です。

指宿は中学の修学旅行以来、久しぶりに来ました!

(久しぶりのレベルではなく、もう何十年前???)

昭和のバブル絶頂期に立てられたであろうホテルや建物など…

バブルってすごかったんだなぁ…とまず感じました(笑)

こんな大きなホテル、そうそう今の時代には建てられない!

今回の旅行では、観光もしながらですが、ホテルのプールや海でゆっくりのんびり時間を過ごさせてもらっています。

さて、昨日、知覧平和祈念館へ行ってきました。

私が中学の修学旅行で、「戦争」を自分事として考えられるようになったきっかけの知覧特攻隊です。

(実は私だけは昨年、弾丸旅行で、知覧だけ見に来ていましたが…)

この知覧を娘や姪っこに見せたい、学んでほしい、と思い今回も知覧を訪れました。

姪っこはもう中学3年生ですが、特攻隊という言葉すら知りませんでした。

娘なんて全くです。

娘は「悲し過ぎる…」と彼女なりに感じてくれたようです。

「飛行機で突っ込むって、そんなんありえへん!!絶対死ぬやん!あほちゃうか。。。」

そして・・・

なぜ戦争なんてするのか?

こんなことがあったのに、未だに戦争があるのはなぜか?

そんな疑問を感じたようでした。

そう、こうして自分で考えることこそが戦争教育だと思います。

私たちが子供の時には、祖父や祖母は戦争経験者でした。

小学校でも「宿題で戦争の話を聞いてくる」や「裸足のゲンを全員で見る」
といった戦争教育がありましたし、

この夏の終戦記念日周辺では、テレビでたくさんの特番が放送されていました。

しかし、今はそういう時代ではありませんね。

戦争経験者のほとんどは既にいない時代になり、戦争教育もだんだん薄れていっています。

だからこそ、私は子供たちには、戦争について正しく学び自分たちで考え、感じてほしいと思います。

そもそも教育とは、
必要な知識を得て、自分で考え続けること。

そのための機会をどれだけ多く、質の高い知識をどれだけ多く提供できるか?

ここに尽きると思います。

私たちキャリアチアーズの生業もここです。

お客様にどれだけ質の高い、どれだけ学び深い機会を提供できるか?

だからこそ、私たち自身も、もっともっと学び続けていかなくてはいけません。

今回の旅行でもたくさん本を持ってきました!

波の音を聞きながら、読破していきたいと思います!

言うから気付く

先日のサーバントリーダーシップ研修での気付きをご紹介します。

研修内で、これまでの自分の指導や接し方、リーダーシップを振り返りつつ、

自分の得意不得意なサーバントリーダーシップの特徴について
掘り下げてもらうディスカッションを行いました。

するとある方が、素晴らしい気付きを得られたんです。

どうしても、説明して納得してもらうのが苦手です。

というのも面倒くさいって思ってしまう。

言っても出来ないことや分かってもらえないことも多い。

じゃあ、説明する時間ももったいないし自分でやった方が早いし、気も楽。

するとメンバーに対して、具体的な行動だけ都度都度、指示命令してました。

言ったことはやってね、って感じで。

今自分で言いながら気付いたんですけどこれって服従を強要してるし、

こんな風な仕事の仕方って言われた方は絶対面白くないですよね。

だから、いつまで経っても、彼らは自分から何も行動してこなかったんだ。。。

って今話してて、

ほんとにたった今そこに気付いて、鳥肌立ってます!!!

素晴らしい気付きですよね!!

そう、内容の気付きも素晴らしいですが、
「言いながら」気付いたっていう気付きが素晴らしいんです。

人からこうだよ、とアドバイスをもらっても気付きには至りません。

自分の言葉で話すことで、気付きに至るんです。

そして自分の力で気付きを得たからこそ深い納得=腑落ちするんです。

だからこそ、メンバーのみんなに腑落ちしてもらうためにも、
自分の言葉で話してもらう必要があるんです。

そのために必要なスキルは傾聴、コーチングです。

今回の参加者さんの気付きは、
まさに話しながら腑落ちしていくという体験をされたので。。。

これからは言ったり指示したりするんじゃなくて
聞いて話してもらって、っていう風にしていこうって
マジで思いました!!!

と仰ってました。

この腑落ちするからこそ、行動変容へ繋がる。

まさに研修の醍醐味です!

子も部下も自分の鏡

週末はお友達とそのお子さんとネスタリゾートとニジゲンノモリへ
1泊2日の夏旅行を満喫してきた山口です。

1週間前の天気予報では雷雨の予報だったのですが、

ここは晴れ女!なので、2日間とも曇りか晴れでした(笑)!

(この間、大阪は雷雨だったようです!!ちょっと自分が怖い(笑))

子どもたちは自然遊びとプールにご満悦で楽しい思いで作りになりました。

今回、ちょっと感じたことがあるんです。

今日はその感じたことを書きたいと思います。

ニジゲンノモリでは、ゴジラ迎撃作戦と鬼滅の刃ナイトウォークに行ったのですが、そのナイトウォークでのこと。

事前の説明で、ナイトウォークでは、フラッシュをたかない写真撮影はOKですが

動画(鬼滅の刃の動画がプロジェクションマッピングで出てくるんです)はNGなので動画撮影はやめてください、

と何度も係の方からアナウンスをされていましたが…

何人かは堂々とずーーーーっと撮影してました。
(大人が!!!)

それを見た娘やお友達の子供ちゃんが

「撮影したらあかんって言われてたやん。なんであの人たちは普通にしてるん??」と。。。

子どもたちの方がよっぽど正しい人間ですよね。

中には見ている子供たちの頭の間から手を差し出して撮影している人もいるんです。

日本人のモラルはどうなってしまったのか???

これって、マナー以前の問題で、モラル=良心だと思います。

本心で言うと、私自身、ドン引きしていて、そうゆう人たちをじーーーっとガン見してました。。。

でも彼らは見られていることにも気づかず、

子どもたちがそうゆう大人たちを見て、嫌な気持ちをしてしまっていることにも気づかず

終始最後まで動画撮影してました。

(中にはいろんな角度から撮影したいので、仲間うちで、撮影する場所を変えて撮っていました。)

大人は子供たちの模範であるべきだと思うし、子は大人を見て育ちます。

部下も同じ。
上司を見て育ちます。

どれだけ口でうまいこと言っていても子は、部下は、よくよく見ています。

見られているからきちんとする、というのは少し違いますが、、、

良心を育むことは、口で言って聞かせるものではなく、自ら行動を示し続けることです。

子は自分の鏡、部下は自分の鏡だと思って、自分自身の言動を見返してみる。

そんな気づきを得た体験でした。