自責の考えがないと…

今日は先日の研修でのディスカッションで、
???と違和感を感じたことをお伝えしたいと思います。

ハラスメント研修でのケーススタディでのディスカッション。

お題は、「何度もミスを繰り返す部下Aさんに、ついイラっとしてしまって怒鳴ってしまった。。。
するとAさんは明らかにあなたと目を合わせてくれなくなって、萎縮してしまっている。
これはヤバい!と思ってフォローをしました。」

で、例では間違ったフォローの仕方が書いてあるんですね。

ディスカッションでは「ではどんなフォローをしたらよかったでしょうか?」
ということを話し合って頂きました。

とあるグループの方が…

「この例ではフォローって言ってるけど、実は謝ってないですよね。
ちゃんと謝った方がいいと思います」と。

するとそれに対して、「そもそもミスを繰り返すAさんが悪いんじゃないの?
悪いことをしていないのに、謝る必要ないですよね。」と反論が。

確かに…。
何度もミスを繰り返すAさんも悪いかもしれません。

でもそれを改善する手助けが出来ていない上司(このディスカッションではあなた)はもっと悪いんです。

プラスして…。

ミスを繰り返すAさんに対して、きちんと伝わるように叱り、

ミスをどうしたら防げるのか?を共に考え実行できるようにサポートするのは指導ですが、怒鳴っていいわけではないんです。

だから、その「怒鳴ってしまった」ことについては人として真摯に謝るべきなんです。

「悪くないから謝らない」という方、実は結構いらっしゃいます。

悪くない、と決めているのはあなた本人なんですよね。

相手から見れば悪いかもしれない。

相手を傷つけたり不快にさせたら?そう、悪いんです。

ハラスメントでも、マネジメントでもそうですが、
この「相手から見たら?」を想像することは必須です。

特に育成においては、何があっても120%上司の方が悪いんです。

管理職の役割の1つに、部下育成があり、
それは、彼らがモチベーション高く、仕事にやりがいを感じ、

自主的に業務に取り組み、目標を達成できるようにサポートすることです。

7つの習慣でもありますが、自責にするとはこのことだと思います。

何でもかんでも、自分が悪いんだ!と捉えるのではなく
ましてや、「謝ったら損!」(この考えの方、結構いますね(笑))でもなく
「じゃ、自分は何が出来るのか?」に思考を向けること。

原理原則、ほんとその通りだと改めて感じました。

コミュニケーションは想像力

あっという間に2月も終わり、
もう今期もあと1か月のみとなりました。

弊社は3月決算ですので、ある意味、
1年間で今が一番バタバタかもしれません。

有難いことに、研修のご依頼も年々増え、
今実施させて頂いている研修の実施、

加えて3月、4月は研修のピーク、その準備もしなければなりません。

プラスして、決算、キックオフの準備などみんなバタバタとしております。

弊社では半期に目標を立てて、全員で共有してるんですが、

実は私、、、自分で立てた目標に対して1月まで、1ミリも実施できなかった項目があるんです。

これまで実施してきた研修資料の整理です。

これまで顧客ベースに保管していた研修資料を各コンテンツに分け、その資料を全て一括して整理すると営業メンバーも使いやすく分かりやすいんです。

言い訳をすると…(笑)

もっと緊急性の高い優先順位の高い案件があって着手出来なかったんですよね(笑)

で、出来ないオーラを全開で出してたんです(笑)
※よくある典型的な言い訳です。

すると営業リーダーから
「山口さん、出来てます??出来ないですよね??僕やりましょうか??」と
自ら手を挙げて頂き!!!(有難い!)ました。

じゃあじゃあ、ぜひぜひお願いするわ、ということで彼にお任せしたんですが。

先日途中段階の報告をもらったんです。

実際には彼だけではなく、
営業メンバーみんなで全顧客の研修資料を分類分けし、各コンテンツごとに分けてくれ、その目次まで出来ていました。

今後は階層別にどの研修コンテンツが必要か?
お客様の課題に対して、どの研修コンテンツが必要か?

を体系立てることで、新人メンバーにとっても分かりやすくなります。

また他メンバーについても、全体像が見えることで非常に理解が深まります。

ある意味私の頭の中にあったことが、こうして言語化体系化していくのが
とても嬉しいし、有難いです。

で、気づいたことですが、私は結構なんでもかんでも
自分の頭の中で組み立ててしまうんですが、

これだと他の人にはとっても分かりにくい。

そしてこの言語化体系化するのは、とっても骨が折れる。。。(笑)

元々感情型人間で、ロジカルではありません。。。

はっきり言って私は超苦手です。

でも有難いことに、この言語化体系化すること、とっても出来るメンバーがいるんです!

まさにチームで足りないところを補い合う!です。

私の出来ない部分をやってくれたメンバーも彼一人でしたわけではなく、みんなを巻き込んでそれぞれ得意な部分を発揮してやってくれています。

で、この件で私の本日の気づきです。「出来ない」って素晴らしい!!(笑)

出来ない、と言える(助けて!って言える)環境もいいなと思うし
やりましょうか?(助けましょうか?)と言える彼らも素晴らしい。

1人の100歩よりも、100人の1歩。

それを見て、また助けてくれる人がいるって最高ですね。

まさにそれです!
(自分のことは棚に上げてますが…(笑))

これからもどんどん「出来ない」と大きな声で言っていこうと
心に決めた山口でした。

コミュニケーションは想像力

今日は自戒の意味も込めて、
言葉って本当に怖いよね、
と思うことを書きたいと思います。

昨年10月から小学校4年の娘が塾に通い始めました。

その時の動機形成の1つとして私が娘に言っていたのが、

「勉強って好きじゃない人にとっては、進んで出来ないよね?
だから、勉強しないといけない場所に行くってことはめちゃくちゃ大事やねん。
○○は勉強、自分ひとりでせーへんやん??だから塾に行くのはどう??」

と言ってました。

娘も勉強は好きじゃないし、出来ればしたくない。

でも学校の宿題をしていかないといけないから仕方なくしてるし、

テストの成績も悪いのは嫌だ、だからちょっとだけ頑張る、レベルです。

これまではこの「ちょっとだけやってれば」平均点以上は取れていたんですが、

小学校4年生になり、周りのお友達も外部の中学受験をする子たちも増えてきて塾に行く子が増え、

「ちょっとだけ頑張る」では平均点を死守するのがやっと
(というより、だんだん無理に…)になってきたんです。

本人も、「勉強しないといけない環境」に身を置くことに同意してたし、

自分ひとりでは「やり切る」のは性格的にも無理だと思っているので、
喜んで塾に通い始めました。

塾も楽しいし、分かるって楽しい!と結構喜んで行ってるんです。

私も一安心してました。

ところが先日、塾の懇談で…

「授業中はとっても真剣に熱心に頑張ってくれているんですが…
宿題をほとんどしてきてないんです。。。」

と発覚したんです(笑) 帰ってその話を娘にすると…

「だって…勉強しないといけない場所に行ったらいいって言ってたやーん!
家はリラックスする場やねんから、家で宿題とか無理やー。いややー。」

と反論が帰ってきました(笑)

まぁ、そりゃそうやけど…それは詭弁や!!!

なんでやねん!言葉じりだけ捉えるなよ。。。

宿題は当たり前にするもんやろ!なんで塾に行ってんのに、宿題せーへんねん!

と親子喧嘩の始まりです。言葉は恐ろしい…。

娘の中では「勉強する場に行って、一生懸命やればOK」って
インプットされてたんですね(笑)

ここで今日の自戒です。言葉は一人歩きします。

言った側が、
「こういう真意があって、こういうことを期待している」
と全てを言葉にせずに伝えてしまっています。

特に、こんな期待をしているよ、については言語化していません。

そのくらい分かるよね?分かってよ。と勝手に思ってしまっています。

でも受け取る側の心理状態によって、この測る度合いは大きく異なります。

娘にとっては、基本勉強したくない、心理なので

「塾に行ったときに頑張ったらいいよね」という受け取り方をしてしまいます。

言う側も相手の心理状態や、こう受け取るかもしれないな、
を踏まえて伝えなければ伝わりません。

これは置かれている立場や状況も大きく影響します。

上司としての立場、メンバーの心境、お客様の課題感などなど。

仕事において社内外問わず、まったく同じです。

コミュニケーションには想像力って本当に大事だと痛感した出来事でした。

事前準備と共有の連携

今日は準備ってめちゃくちゃ大事だよね、ってお話を…。

このメルマガでは何度か私の住んでいるマンションの
理事会のお話を書いているかと思いますが、

住んでいるマンションは小規模マンションなので12戸しかありません。

しかも住んでいる住民のみになると8戸しかありません。

古くから住んでいる方もいらっしゃるので新参者と古参者の意見の食い違いも大きく、

毎回理事会は…結構難航しているんです。

まず現状の説明から始まり、皆でどうするか?の意見が出て、

その意見も正反対の意見も多く一致に至らず、結局決まらず…

の繰り返しでした。

当然のこと、溜まり溜まった議題は14個。。。

そこで年末から理事メンバーで整理と準備を始めました。

事前情報共有を行い、ある程度意見をもらったうえで、解決策を複数用意し、その見積もりももらっておく。

そしてそれを議題案をいうタイトルですべて見やすいように一覧表などにまとめて。

プラス目的ゴールの明記、様々な意見の要約も書き加えて、事前に皆さんに見てもらいました。

昨日理事会があったのですが、いつもと違って、比較的スムーズに進みました。
(もちろんすべての決議が出たわけではないですが…。)

議事録についても、これまでは配布していなかったんですが
今回からしっかりそこも共有することにしました。

事前準備、大事だ大事だと言われていますが、ほんとに大事ですね(笑)

というのも、これまでの話し合いでの内容を皆理解して覚えているだろうと思っていたんですがそうではないことが結構分かりました。

多分これは当事者意識の問題も大きいのですが

私はやはり主催者(理事会メンバー)なので、ほぼある程度の内容を覚えているんですが

参加している方にとっては、覚えているものもあれば、忘れてしまっているものもある。

興味のあることや関連することは覚えていても
そうではない内容については、人間忘れてしまうものです。

だからこそ、情報の共有、結果の共有などをしっかり行う必要ってすごく大事だな、と改めて痛感しています。

仕事についても同じです。

当然私は経営者ですから、数字はもちろん顧客の名前や進捗なども
ある程度書面がなくても分かっているし意識もそこに向いています。

理想論では、経営者意識を持って、社内外問わず色んなアンテナを張り、
そこへ意識を持って行くことは大切です。

そのためにも、
「今こんなことが進んでいるよ」と共有することってすごく大事なんですよね。

共有が進めば、当然コミュニケーションも進む。

コミュニケーションが進むから、意識もそこへ向いていく。

コミュニケーションや組織風土でお悩みの企業様も多くよくご相談も頂きます。

共有をしっかり行う。ここに尽きると思います。

数字の共有だけではなく、ゴール目的、目標、計画、意思、進捗など
いわゆる数字以外の共有がすごく大事ですね。

成長って気づかないもの

今週2日間、新入社員のフォローアップ研修を
ある企業様にて実施させて頂きました。

約1年ぶりに見る彼らは、
まさに成長!していらっしゃいました。

もう、嬉しい嬉しい!!!

4月に新入社員研修をした時には、緊張してみんなの前で発表が出来なかった方が、ものすごく立派に大きな声で発表が出来ている!

ある方は、「ちゃんと聞いてる???」と不安に思ったのが

ものすごく積極的に取り組んでいる!(と表現出来ている!)

ものすごい成長です。

で、研修の中で、この1年間の棚卸や
次の新入社員(後輩)へ伝えたいことなどを言語化していくんですが、

そこでの新たな彼らの発見気付きもあったんです。

業務上の専門用語をバンバン使っているんです。

オブザーバーの人事の方から「○○って専門用語になるから、
新入社員に言っても分からないよね?だからわかる言葉を使ってあげてね」と言われて、

初めて自分たちが「専門用語を当たり前の言葉として使っている」ことに気付いたんです。

そして、何も分からなかった、知らなかった1年前に比べて

「これは出来た、これは出来ない」という、出来ていること、課題がちゃんと
自分で分かるようになっていました。

これって大きな成長の1歩ですね。

弊社の新人も先日、
「○○について、分かっていないことが、自分でもわかるようになりました」
とありました。

何が分からないのか、分からないから1歩進み、

「何が分かっていて、何を分かっていないのか」が分かる。

これは大きな違いです。

人は自分で思うよりも成長しているものですね。

彼らも人事の方にそう指摘されて、「ほんまや!専門用語普通に使ってる!」と
感じていました。

また、そこに気付く人事の方も、
「いいところ見てはるわぁ!!!」と嬉しくなりました。

そしてそんな彼らもあと1か月で先輩になる!
というプレッシャーも感じながら

これからは「一生懸命やればいい」ではダメで一生懸命やることは当たり前、

その上で周りの期待値に応えることがこれからの当たり前になることだと
2日間を通じて学び気付いて頂きました。

成長っていいなぁ。すごいなぁ。嬉しいなぁ。。。
としみじみ感じ入った2日間でした。

ありがとうございました。

励ましのパワー

先週弊社では冬の社員合宿を実施しました。
社員旅行の一環ではありますが…合宿です。

岐阜県のスキー場に行き、ひたすら滑り続ける、
というガチ合宿で、

初めて参加したメンバーからは
「こんなにしんどい旅行は初めてです」と言われました(笑)。

昨年から実施しているこの合宿ですが、
当然社員旅行の一環なので、社員同士の絆を深める、という目的はありますが

実際に昨年やってみて感じたことがあったんです。

単純に体力使いますので(笑)、鍛えられます。
どんどんチャレンジさせますので、鍛えられます。

スキー場ではみんな鬼教官になります。
(20代メンバーもザ・昭和の発言万歳です。)

すぐ立ち上がる!気持ちで負けるな。何度も慣れるまでやったら出来る!

ついていこうとすれば上達する!文句言ってる暇あれば、早く滑れ!

といった昭和感満載の応援です(笑)。

私もスキーもスノーボードもしますが、基本教えるのは、リフトの上でのみ。

実際に雪斜面に立ったら、
「よし、とりあえず行ってみよう」です。

この昭和発言、なかなかオフィス内では、言えなくなりましたね。

OJTトレーニングも手取り足取り丁寧に教えるようになりました。

背中を見て、何度も真似して出来るようになる、というのは一昔前のやり方ですね。

でもふと思ったんです。

前回のメルマガでも書きましたが、ザ昭和の教えは間違ってはいないんです。

前回のメルマガ配信後、多くの方からメッセージを頂きました。

ありがとうございます。

そこでとある方が書いてくださったんですが、昭和の教えって、実は教育・育成の根幹なんです。

それを現代語に翻訳して伝えることが、求められているということなんです。

決して、昭和の教え=老害ではないんです。

だからと言って、一方的に言うだけではダメなんですよね。

雪山でもガンガン鬼教官で昭和的教え方でいきますが…

でもほめるときはものすごく褒めます!

まったくの雪山初めてのメンバーも何度も何度も心が折れそうになっていました。

でもそんなとき、彼の支えになったのは、
ずっとそばで見ていて待ってくれている人がいるから。

そして何度も何度も周りから1本降りるたびに「いけたやん!」「うまなってるで!」とみんなからほめと励ましの言葉をもらうことで

折れずに2日間滑ることが出来ていましたし、当然慣れと共に上達するので、
楽しかった!もっとうまくなりたい!となります。

これは仕事も同じ。

褒められて励まして応援してもらうことで、辛い時を乗り越えることが出来、
そして何度も繰り返すことで出来るようになっていきます。

単純に私がスノボ大好きで、これを合宿にしてやろう!ということから
スタートした社内合宿ですが、みんなでまた一つ絆が出来ました。

父の教え

今日は思ったままをつらつらと書いていきますので
落としどころがないかもしれません。

先日2月6日に父が永眠致しました。

享年77歳、平均くらいではないかと思います。

以前このメルマガでも書きましたが、父は5年前に余命3か月宣告を受け、
東京オリンピックを見たいと、それまで頑張ると…。

結果1年延期された東京オリンピックも、冬の北京オリンピックも見ることが出来ました。

何度も何度も「奇跡だ」とお医者様に言われながらも
それでもお正月にはすっかり小さくなった父を見て、そろそろなんだなと覚悟した私たち家族でした。

ただ、病人はみんなそうだと言いますが、体が自由に動かせなくなり、
呼吸も酸素を入れないとしにくくなるとイライラは募るもので、

もともと超我儘な性格に輪をかけて、超超我儘言いたい放題の父に、同居の母や姉は大変でした。

それでもやはり最後のお別れには、みんないい思い出しか出て来なくて
我儘放題の思い出すら、笑い話になりました。

そんな父のことを思うたびに考えるのは、やはり生涯教師であったと思います。

親が子供に残す唯一の財産は教育だ、が口癖の父でした。

言い訳をするな、自分で決めたことは最後までやり切れ
途中で投げるな

そんなザ・昭和の教えをふんだんにしてくれたと思います。

3姉妹の中で最も父に反抗的で、一番どつかれまくった私で

中高生のころには「お父さんと一緒の空気は吸いたくない」
と公言していたほどです。(今考えるとひどいですけどね(笑))

それでもふと気づくと、そんなザ・昭和の教えを一番受け継いでいるのも
私ではないかと思います。

3姉妹の誰かは教師になってほしいと思っていた父ですが
3人とも選んだ職業は教師ではなく。。。

でも結果私は「社会人の色んな階層の方々に研修をさせて頂く講師」
となったわけで、ある意味教師に一番近いのかもしれません。

昨今ではZ世代、さらにはα世代と時代はどんどん変わり、

マネジメントの仕方も、リーダーシップの在り方も、
当然優秀な人物像も、そして組織風土も制度も変わってきています。

ほめて伸ばす、サーバントリーダーシップ、コーチングと
手法はもちろん変わってはいますが

でもザ・昭和の教えが全て今の時代に即していないわけではないと思います。

言い訳をしない・途中で投げ出さない・最後までやり切る

これは昔も今も共通している教えであり
管理職の方々がメンバーに伝えていきたい姿勢や在り方です。

そして当然優秀な人たちというのは当たり前にこれをやってのけます。

ただ、その伝え方や相手の感じ方が変わったということに過ぎません。

父の訃報を聞いた日は、とある企業様で管理職研修の
最終回を講師として登壇しておりました。

管理職の方々から
「俺ら昭和世代には全然共感できないし、分からん…。でも分かろうとしていかないといけないですね。」と感想も頂きました。

いつの時代にもジェネレーションギャップは生じます。

でも大事なのは、違いを認識し分かろうと歩み寄ること。
まずはしっかりお互い心を開いて話をしてみること。

そこから何か変わり始めます。

そうやってお互いに変わり続けていくこと、
これが変化であり成長だと思います。

皆様の変化成長のきっかけに携われていること、
父の希望であった教師に近い仕事をさせて頂けていること、
改めて嬉しいなぁと感じます。

最後に…

実際の父の介護看護を目の当たりにして、たくさんの方々に助けて頂き、支えて頂きました。

すごいお仕事だと思います。

弊社でも介護看護の業種のお客様も多く…ですが実際に目のあたりにすると、本当に頭が下がります。

有難うございます。

イラつきピークのミス

先週金曜日のメルマガ…失念してました!

すみません…。

1月もバタバタとしている毎日ですが、スケジュール管理が全然出来ていませんね。

大いに反省です。すみません!!!

さて、今日はこの反省にも少し絡んでくるんですが、怒りポイントについてお伝えしようと思います。

アンガーマネジメント、ほめて伸ばせ、などなど私も多くの研修をさせて頂いている立場ですが、

とは言え、人間ですし、(いや、むしろ感情むき出し人間ですので)

感情コントロールをして冷静に、、、とっても苦手です。

仕事上は、昔に比べてかなり出来るようになったと思います。

顔にもあまり出ないようになったし、声を荒げることもそれほどないんです。

でもこれがプライベートだと全然無理です。イラっとするんです。

まだ救いなのは、自分で何に一番イラっと来るのか?を分かっているんです。
(まぁ、分かっててもイライラするんですけどね。)

私がイライラする時トップ2が、忙しくて時間に追われているとき、と
何度も何度も同じことを言わないといけないとき

で、この2つはよく重なります。

なので、家での口癖が「なんべん言ったら分かんねん、はよ、しーや!」
(ド大阪弁なので、訳すと「何回も言わせないで!早くしなさい!」です。)

先日も仕事も超バタバタなタイミングで
実家での問題や、学校のことなどが一気に重なって
イライラピークでした。(かなりのイラつきだったと思います(笑))

で、結果イライラし過ぎて、メルマガ書くのを忘れてしまった、
というオチなんです。(笑)

自分でもこのイライラを分析すると、
大抵イライラして自分の感情コントロールを失敗したときに
ポカっとミスをしてしまっていることが多いんですよね。

感情コントロールが出来ていない=ミスしやすい、ということです。

これも研修では当たりまえにお伝えすることですが、自分の感情は100%コントロールできるものであり、コントロールできないときに、ミスを人はするものなんです。

と私もいつも偉そうに講師として教えてるんですが、特にプライベートにおいては難しいですね。

だって、イラつきますもん。

そこで、今回の反省を活かし、イラっとしたらむりやり声を出して笑う、
を実行しようと思います。

まだまだGWまで超繁忙期バタバタ時期が有難いことに続きます。

娘にも約束しました!

決めたら公言して周りから固める!
(これも大事です)

と自戒を込めて…の今日のメルマガでした。

人の人事部

先日ある企業様で女性活躍推進の一環で、
女性社員のみの参加者のキャリアデザイン研修を実施させて頂きました。

今回は、有志の方々向けの研修です。
有志の方々なので、もちろんめちゃくちゃ真剣。

中には、上司から勧められて参加された方もいらっしゃいましたが、
でもとっても前向きに取り組んで頂きました。

すべてのプログラムを「ちゃんと」やるんです。

そう、このちゃんとやるってこと、実は普通じゃないんです。

ディスカッションしましょうね、っていう時間でも参加してない人もいてたり…。

セルフワークしましょうねっていう時間でちょっとしかやっていなかったり…。

でも今回の企業様ではみん時間ギリギリになってもやってるんです。

どの内容でも、ギリギリまでやっているんです。

研修であっても、全員がこの姿勢って結構少ないんです。

なので、とっても素直な素敵な方々だなぁと思っていたら…

後ろの席で人事の方々が同じように真剣に受けてくださってるんです。

途中でゲームワークもあったんですが、それも全く参加者と同じように、
後ろの席でしてるんです。

で、参加者の1チームが早くできて、人事部の方々が出来ていない…

「解けました??」「まだー。難しいわー。」と。。。

参加者が人事部のテーブルに、見に行って笑いあってるんです。

いい雰囲気ですよね。

これってすごく大事なことで、人事部とメンバーの距離感がとっても近いんです。

だからこそ、色んな相談が人事部にも集まってくる。

まさに「人の人事部」ですよね。

この機能がきちんと働いているかどうかで、離職率やエンゲージメント、
当然採用にも繋がってきます。

是非皆様も「この繋がり機能」を強化してみてくださいね。

主体性を育む教育

先日、母校である和歌山大学のアントレプレナーシップ教育の1つである
香村賞(ビジネスプランコンテスト)の審査員として、

一次選考を勝ち抜いた12のグループ・個人の
最終プレゼンを審査させて頂きました。

この光栄なお役を引き受けさせて頂いて3年目になります。

年々、学生さんのプレゼン内容、プレゼンの仕方が
ぐんぐんとレベルUPしてきて、非常に刺激をもらいます。

審査員ですが、私の方が多くの学びを頂き、感謝ばかりですね。

なかには、既に商品化して検証してみたり、ミニマム版として実践していたりと、すごい!と思える内容が盛りだくさんで、白熱した審査となりました。

その後の懇親会では、学生さんがどんどん質問をしに来てくれます。

「これってどういう意味ですか?」

「この事業計画はなぜ間違っていると感じられましたか?」

などなど。吸収したいという意欲が溢れています。

審査員の中でも、私はとっても辛口審査員ですので

「商品アイデアはいいけど、どこから収益得るの??」

「それは社会的意義はあるけど、ターゲット広過ぎちゃう??」

といったように、結構ズバズバ、プレゼン中の質問タイムで聞きます。

このズバズバ来る質問にも、彼らは色んな検証データを用いて返答してくれます。

(あらかじめ質問も想定している感じです。データの用意がめちゃくちゃ早い!)

中には1回生のメンバーも参加していて(しかも賞取りました!)
この子って、、、この前まで高校生だよね…と思いながら、素晴らしいプレゼンに魅了されました。

賞を取った人も、そうではない人も、今回のこの経験は
これからの彼らにとってすごい経験になります。

アントレプレナーシップ。

何度も審査員長である学長が仰っていましたが、
起業することが目的ではなく、主体性を育むことが目的。

主体性を発揮した結果、起業であっても勤めても、それはどちらでも同じ。

企業で働いても、公務員になっても、教員になっても、自主性は必須スキルですよね。

自主的に取り組む。

これは性格でも持って生まれたものでもなく培うスキルなんです。

ではどうしたら自主性が育まれるのか?

自分や周りの「もっとこうなればいいのにな」を考えることから始まります。

次にそのためにはどうしたらいいのか?を考えます。

最後に最も大事なことは、言うだけは評論家なので、自分から率先して実行することです。

そして徐々に、自分や周りから範囲が広がり、組織や社会に繋がっていきます。

アントレプレナーシップ教育、これからも応援していきたいと思います。