先週、熱海の海へダイビングに行ってきました。お目当ては、
海の底に眠っている沈船です。これが本当にすごすぎて、
水の中に大きな船体が現れた瞬間、思わず息をのみました。
まさにタイタニックの世界なんです…!もちろん、
あのタイタニックポーズもしっかりやってきました(笑)
以前にもお伝えしましたが、私はダイビングが大好きです。
超はまってます。
でも実は、ダイビングを始めるまでは、沈船を見に潜るという
楽しみ方があること自体、まったく知りませんでした。
沈船なるものがあることすら、知りませんでした。
ところが潜るようになると、どんどん海に興味が出てきて、
熱海にはこんな沈船があるらしい、と知るようになったんです。
知ってしまったら、もう行きたくて仕方がない。
1年前からずっと、行きたいと思い続けていた場所でした。
知らなければ、行きたいとも思わなかったはずなんですね。
興味は知ることから生まれるんだな、と改めて感じました。
そしてもう一つ、先週は「知る」ことの大切さを
痛感する出来事がありました。今週の火曜日は娘の誕生日で、
その日は私も仕事が入っているんです。平日は娘も学校があるので、
前後のどこかで一緒にプレゼントを買いに行ったり、
ご飯を食べに行ったりすればOKだろう、と考えていました。
仕事があるくらい普通のこと、と自分の感覚で思っていたんですね。
ところが娘に伝えたら、「ひどい」と泣かれてしまいました。
誕生日は当日じゃないと意味がない、と言うんです。
正直、最初は「そんなもの??」と思いました。
でもよく考えたら、私は中学生の頃の気持ちを、
すっかり忘れてしまっていたんですね。
自分と一緒と思ったらあかん!と、深く反省しました。
そこで日曜日に、娘の希望でステーキを食べに行きました。
すると店員さんが「親子でディナー、いいですね。
今日は何か特別な日ですか?」と声をかけてくださったので、
「火曜日が誕生日なんです」とお話ししたんです。
そうしたらなんと、サプライズで花火付きの
お誕生日デザートプレートが出てきたんです!
店員さんが「お誕生日おめでとうございます!」と
お祝いしてくださって、サービス精神、本当に最高でした。
この店員さんも、知ったからこそ祝ってあげたいと
思ってくださったんだと思います。
ダイビングも、娘の誕生日も、お店のサプライズも、
共通しているのは「知ることがスタート」だということ。
相手のことでも、興味のある分野でも、まず知らなければ、
関心も湧かないし、行動にもつながらないんですね。
これは職場でもまったく同じです。部下や後輩、お客様のことを、
皆さんはどれだけ知っているでしょうか??
ここからは、「知る」を始めるためのポイントを
3つお伝えしたいと思います。
まず1つ目は、自分の物差しを一度脇に置くことです。
私が娘に対してやってしまったように、人は無意識に
「このくらい普通」「自分ならこう思う」と考えがちです。
でも年代も立場も違えば、大事にしているものは違います。
サラリーマンで管理職をしていた頃の私も、自分の感覚で
部下を見てしまっていたことが、きっとあったと思います。
「相手は自分とは違う」という前提に立つことが、
知ることの第一歩なんですね。
次に、一歩踏み込んだ質問をすることです。
あの店員さんの「今日は何か特別な日ですか?」という
ひと言がなければ、サプライズは生まれませんでした。
職場でも「最近どう?」だけで終わらせずに、
「今いちばん力を入れていることは?」と、
相手が話したくなる問いを投げかけてみてください。
質問は、あなたに関心がありますよ、というメッセージにもなります。
3つ目は、知ったことを小さな行動に移すことです。
知っただけで終わってしまうと、相手には何も伝わりません。
資格試験を受けると聞いたら、結果を気にかけて声をかける。
好きだと言っていた分野の情報を、そっと共有してみる。
そんな小さな行動の積み重ねが、「この人は自分のことを
見てくれている」という信頼につながっていきます。
分かってもらえない、分かり合えない、と嘆く前に、
まずは自分から知ろうとしてみる。そこからすべてが始まります。
ぜひ皆さんも、身近な人のことを「知る」ところから、
日々のコミュニケーションに取り入れてみてください。
9月も半ばになりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
これからの秋の行楽シーズン、皆さんもぜひ新しい何かを
「知る」お出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
