私の仕事の多くは研修登壇とそれに付随する営業活動や研修の打ち合わせや振り返り、
社内的には経営者として、また指導者として教えたり導いたりすることが
仕事の多くを占めていますが、
他にも外部の方にも協力いただき、色々なお仕事もさせて頂いております。
その中に1つから、最近感心したことを書きたいと思います。
外部の方なので、弊社の社員ではないのですが、ものすごくお客様志向を持ってくださって、
業務についていない時にも、情報共有を積極的にしてくれたり
業務の中での気付きから、改善提案を積極的にしてくださる方々がいて
本当に有難いと思います。
で、このお客様志向からくる、気づきと改善提案についてなんですが、
そもそも気付かない人も多いし、
そもそも業務をするだけ、の人も勿論多くいらっしゃいます。
その違いって何かな?って考えた時に
やはり彼らに共通していることは、仕事に対する責任感なんです。
毎回毎回その業務に携わっているわけではないので
自分が業務に入っていない時に起こったことは知りません。
でも積極的に、情報を取りに行こうとしていることが分かるんです。
そしてそれを自分に置き換えて考える癖が付いているんです。
例えば、「今日はこういうことがありました。」という報告をAさんがします。
積極的にその情報を自分の経験と照らし合わせて考えるBさんは
「過去自分が入った時には、同様にこうゆうことがありました。
同様のミスが起こり得るということは、マニュアルの○○が分かりづらいので
こうゆう風に変えたらどうでしょうか?」
という発言をされます。
すると同様にCさんも「それであれば、マニュアルのこの部分も結構分かりづらいです。
一度今の現状とマニュアルを照らし合わせて、ピックアップしてみます。」
といったように、各自が勝手に役割分担もしてくれて改善に進んでいきます。
そうではない人と、このような発言が出来る人の大きな違いは
どこまでその仕事に対して責任感を持っているか?に尽きるかな、と私は思っていて、
これはどの仕事にも共通することだと思います。
自分はその時は関わってないから関係ないし。そんなことは私の仕事ではないし。と思ったらそこまでで、
総合的に見て、
どうしたらもっとお客様にお役に立てるか?
どうしたらもっと改善出来て、ミスがなくなるのか?
という視点を持つにも、どこまで自分が深く関わっていくか?
によると思うんです。
最近この、自主性と責任感について考えることが別件でも多く、
当然主体的に動くから、いろんな気付きや改善点が見えてきます。
そしてやらされ感なく、仕事への満足感も高まります。
そして主体的に動くことで、最終的には仕事への責任感も生まれてきます。
また一方では責任感を持って仕事をすることで、主体的に動くことが出来る、
という見方もありますね。
責任があるから、自分で深く考え自分から動く。
鶏が先か、卵が先か…。
要は自主性と責任感は両方切っても切れない関係性だと思うわけです。
これを教育として、どう教え、どう導いていくのか、
これが目下、私の大きな課題です。