2024年 10月 の投稿一覧

仕事を楽しむ

昨年5月に結婚し、ポーランドに移住した妹
が約2カ月間の日本帰国を終えて、
日曜日にポーランドに帰って行ったので
関空まで見送ってきました。

夜の11時発の飛行機だったんですが、
その時間にもかかわらず、多くの外国人の方々が
日本に来られ、また多くの方々がいろんな国に行ったり帰ったりしていました。
その光景を見ると、コロナも明けて日常に戻ってるなと感じました。

1年半ぶりに帰ってきた妹の話を聞いていて、
まだまだ自分の世界がたくさんあるなぁと感じます。

例えばポーランドだけにかかわらず、
ヨーロッパの多くの国は冬になると、
日照時間が非常に短いので、
当たり前のようにビタミンDのサプリメントを飲んでいること。

最近ようやく秋らしい季節になってきた日本ですが、
昔に比べると四季がなく、特に春と秋がなくなってきたと感じる私ですが…。
いきなり暑い夏になり、そして夏が長く、、、
急に冬になる感じもします。
それでも日本はすごく恵まれている国だなぁと思います。

日照時間を気にしたことが今までないし、
冬になると飲まなければいけないサプリメントは無い。
でもヨーロッパの多くの国では、
当たり前に小さな頃からビタミンDをとってるようです。

また今回、日本に帰ってきた妹は
スーツケース6個!の大きな荷物を持って、
ポーランドに帰っていきました。

ヨーロッパでは売っていないもの
日本だと格別に安いもの
いろいろあるようで、必死に荷物を詰め込んでいました。

このメルマガでも欲の話をよくしていますが、
私は死ぬまでに行きたい国に全部行きたいなと思ってます。
それは自分の知らない世界をやっぱり見たい!!
実際に行ってその国の文化を知りたい!!と思うからです。

今から振り返ると大学生の時も、社会人になってからも
とにかく休みができると旅行に行っていた気がします。

妹がいたポーランドやその他ヨーロッパの国々の話を聞くと、
ますます行きたい欲が湧いてきました。
これまでヨーロッパはやはり遠いので、なかなか行きづらかったんですが、
今から積極的に行こう!とまた決めた週末でした。

皆さんも仕事でもプライベートでも
やりたいこと
行きたいところ
食べたいもの
感じたいこと
そんな欲を抱き、1つずつ実践していく。

それが結局楽しむってことの1つなんだろうなぁと思います。
仕事も頑張るよりも楽しむ!!
実はこれが一番難しかったりします。
でも楽しむ!を考えると、、、
仕事でもやりたいこと、やってみたい仕事、会ってみたい人
取引したい会社様、お客様への価値の提供
どんどん出てくると思います。
大きな欲を持って、仕事を楽しんでいきましょう!!

評価者の心得

先日ある企業様で評価者研修を実施しました。
全3回目のうちのまず最初の1回目なので、
評価者とは何か?
評価者の心得とは何か?
といった基本的なところからスタートをしました。

今まで自分が評価フィードバックを受けたときに
何か納得いかなかったなと思うことだったり
不安だった不満だったことをまずディスカッションしてもらいました。

するとある方からこんな意見が出たんですね。

以前フィードバックの時に時間通りに上司が来なかった…。
例えば5時からフィードバックするよと言う約束をしていたのに
5時になっても来ないということがあったそうです。

時間すら守ってもらえない…
自分ってそれぐらいの存在なんだ。
大事にしてもらってないんだなぁと感じ、
その方から言われたフィードバックがあんまり腹落ちしなかったそうです。

また他にも結果だけを伝えられて良い悪いと言うことを伝えられたので、
ほんとにこの人プロセスのところまでちゃんと見てくれてるのかな
といった不安を感じたというご意見もありました。

これ、すごく良い気づきなんですよね。
よく評価者研修でも管理職研修でもお伝えするんですけど、
大切なのはフィードバックする時だけではなくて
普段からの信頼関係なんです。

時間を守る。小さな約束を守る。
もう少し手前で言うと積極的に挨拶をする。
良い雰囲気を作り出すといったような
根底にある信頼関係がないと…

フィードバックの場で、いくらどれだけフィードバックスキルを活用して
伝えたり聞いたりしても、なかなか相手には響かないものです。

ですからまずフィードバックする評価者の心構えとしては、
評価しフィードバックだけではなく、
普段からの姿勢がとても大事だということです。

評価する側の上司からの意見として…
忙しかったから、と言うのもよく聞きます。

管理職の方々。
評価する方は、自分の仕事もあるし、部下の育成もしなくてはいけない。
フィードバックも一人一人しなくてはいけない。
突発的な仕事や急に優先事項の高い仕事が入ってきて…と
時間を守れないことも現実的にはあるかと思います。

でもその際には当たり前のことなんですけれど、
こういう事情があってフィードバック30分遅らせてもらえない?と
事前に時間が遅れることを伝えておくと、
このような不信感は見られません。

時間を守る。
締め切りを守る。
居心地の良い雰囲気を醸し出す。
ポジティブな言葉をかける。

実はすごく簡単なように聞こえるんですが、
毎日の積み重ねになりますので、100%完璧にするのはすごく難しいです。

だからこそ、この心構えっていうのは改めてすごく大事なんだなぁと
研修をしながら私も感じました。
恥ずかしながら私も、「ごめん!忘れてた!」みたいなことがあります。
だめだなぁと自分の行動を振り返りながら
皆さんのディスカッションを聞いていた、
そんな気付きを頂いた、良い時間でした。
こういった気づきを得る機会ってすごく大事ですね。

新しい学び

先日、毎年研修をさせて頂いている企業様との今後の研修のお打合せで
「今年の新卒は離職者が多い…」とお話をお伺いしました。
まだ、今年の新卒者の離職率については、まだ今年なので
色んなアンケートやデータがない状態ですが
この課題、結構色んなお客様から生の声としてお聞きします。

コロナが明けて、どこもかしこも人材不足状態。
超売り手市場。
ネットでもCMでも引く手あまたという情報を流していて
転職活動もすごく簡単に出来てしまう。
今なら自分を高く売れる!と思う人も多いと思います。

本当に離職が増えているのかどうかは、まだデータが出ていないので
正確には分かりませんが…
ここ数年私が感じているのは、「摩擦の経験がない学生が増えたな」です。

長年、人材ビジネスに携わっていて、
面接官研修なども実施させて頂いている中で
私自身が「この質問結構有効だな」と思う面接での質問が
「挫折の経験とその立ち直り方」です。

面接では「特性」をヒアリングする、というのがある意味、鉄則でもあります。
特に面接では、志望動機ややりたいこと=未来のことを
聞く場面がたくさんありますが、これって結構「嘘」が多いんです。
本人も嘘と思っていないことがあります。
学生も練習もしてきてますし、どう答えればいいのか?も分かっています。

過去の経験と特性はなかなか嘘はつきにくいんです。
特性が分かるくらい、深堀しないといけないですが…。
なので私はいつも、未来のことを聞くのではなく
過去のことを聞いているんです。

で、この数年感じるのが、過去の経験として
挫折や摩擦が非常に少ないな、と感じるんです。
誰とも摩擦(喧嘩)をしたことがない、という学生の方が
むしろ多いと思います。

喧嘩が多い、というのもこれはこれで問題ですが
ある程度人と向き合っていれば、合わない人もいれば
苦手な人も出てくるし、摩擦も当然生じます。
(どんな摩擦かは色々ありますが)

でもその摩擦とどう向き合っていくのか?って
結構その後の仕事と向き合い方とよく似ているんです。
仕事も当然ですが、全てがすべて、いいこと楽しいことばかりではありません。

自分が苦手な仕事もあるし、色んな人が関わっているので当然色んな人と接します。
出来る仕事もあれば、苦手な出来ないことも仕事ではあり得ます。
そことどう向き合っていくのか?ってすごく似ているんです。

そして向き合っていくうちに、実は楽しめたり、出来るようになったり
上手に距離をおきつつ、付き合っていたりと
関係性を築けるようになります。

この摩擦経験のない人って、多くはそうなる前にリセットしていることが多いなと
話を聴きながら感じます。
本音を言える友達がいない。
友人との距離感が非常に遠い。
友達と喧嘩をしたことがない。
親友がいない。
(その時その時仲良くなった人が友達で、長続きしていない)
アルバイトを短期間で辞めている。
(元々派遣やタイミーのようなアルバイトしかしていない)
など…。

これらの背景として、色んな本を読んでみると…
インターネットやSNSにより、人間関係の多様化が進み
ストレスが増えた、ということがどうも一因にあるようです。
そして、物事が煩わしくなると、
ブロックやミュート、アプリの削除が簡単に出来てしまうように
人間関係や色んな物事との関係を「なんとなく、そして突然に断ち切る」
リセット症候群になるようです。
(今回、おかげ様でリセット症候群を真剣に学びました!!)

要は、親しくなろう、修復しよう、ではなく
断ち切って、次の関係を築く方が早いし簡単で
そして楽なようです。

これって、まさしく仕事とよく似ているな、と感じます。
どんな仕事でも、度合いによりますが
何かしら摩擦や軋轢はあるものです。
そこと向き合うことで、打開策が生まれてくるんですが
そうしない、というわけです。

私個人的には、「雨降って地固まる」ってすごくいいなと思うし
それって、ほんとその通り!と思うんです。
色んな人と向き合うことで、相手の良いところももっと見えてくるし
自分のダメなところも気付かせてもらえます。
そしてその経験が、また関係性を良くしてくれる。

離職に関する対策は、今も昔も、これ!といった魔法の解決策はありません。
ただ、しっかりと彼らと向き合っていくことしかないな、と
改めて感じます。
そしてそういった向き合い方、ストレスの回避の仕方など(セルフモチベーション)や
自分の得意なこと、したいことを仕事に繋げていく方法を
教えてあげることも大事だな、と。

ということで、新たな研修プログラムも出来そうです(笑)
色んな気付きを色んな方から頂いて
私自身毎日学ばせて頂いております。
ああ、やっぱり仕事ってオモロイ!!

コーチングの心構え

先日ある会社様へコーチング研修を行いました。
有志の方々の研修でしたので、とっても意欲的に
コーチングトレーニングに挑んでいただきました。

研修でこのコーチングスキルは、マストで必要なスキルですよって
よくお話ししてますが、1日どっぷりコーチングだったので、
時間を掛けて丁寧に、必要ですよ!をお話しました。

コーチングスキルで重要なのは受容・共感・傾聴です。
この傾聴で最も重要な事はオウム返しです。

何度かメルマガでもお伝えをしているかと思うんですが、
このオウム返しのスキルには3段階あります。

1つ目。
相手が言ったことをそのまま返す。
例えば「仕事が面白くないんです」と言われたら、
「そっか。仕事が面白くないんだね。」と
そのまま返す方法になります。

2つ目。
1つ上のレベルになると、言葉を変えます。
先程の「仕事が面白くないんです。」に対して
「そっか。最近大きなプロジェクトを抱えてるから大変だよね。」と
言葉が変わります。

そして3つ目。
前後の状況、今後の展開を含めて、話を発展させます。
先程の「仕事が面白くないんです。」に対して
「そっか。あなたは最近ものすごく成長しているから、大きなプロジェクトで大変だよね。
でもあなたのことだから、それに対して責任感を持って
すごく一生懸命取り組んでくれてるよね。
きっとものすごく今回も成長できると思うよ。」と
発展させます。

そのまま返すスキルはもちろんマストでやるんですが、
2つ目の言葉を変える、だったり
発展させるスキルがものすごく重要です。

よくビジネスの場、コーチングが評価面談等の際に行われるんですが、
共感しすぎる、つまり、ただただ聞くだけ、であれば、
愚痴の聞き相手になってしまいます。

相手のやりたいことを引き出すと言うところまでの
コーチングができたとしても…
「やりたいことが見つかりました。転職します!」と
違った方向性に行ってしまうことがよくあるんですね。

ですので、コーチをする側が、
自分の信念をしっかり持って、自社のビジョンと融合させていく
コーチングスキルが特に評価面談の場では必要になります。

先程の「仕事が面白くないんです」に対しても
「そっか。でもそれって頑張ってる証拠だよね。
あなたはこの数年すごく成長してきて、
それが当社のこういうビジョンと一致しているから
ものすごく仕事が集まってきているって言う証拠だよ。
だからあなたにこんな期待をしているんですよね。」
と期待値やビジョンと融合させていく聴き方が必要になります。

私もコーチングを学び始めたのはもう20数年前になりますが、
その時にはやっぱりコーチングをちょっとかじった程度なので、
自分の意見を言うのではなく、相手の話を聞けばいいんだと
を思っていて、どんどんどんどん聞いた結果、
ただただ愚痴を引き出してしまって、
ずっと愚痴の聞き相手になってしまっていたり…

もしくはやりたいことを引き出せたと思っていても、
先程のように
「山口さんのおかげです。やりたいことが見つかりました。なので転職します!」
と会社を去っていった部下が多く出ました。。。

大事なこと。
コーチをする側にしっかりと信念があること、
そしてそれを会社のビジョンと融合させていくこと。

これは、コーチングの「心構え」の部分なんですけれども、
最近コーチングという言葉が一般的になっているがゆえに
聞いてあげたらいいんだと思って実施をしている方が多く見られます。

コーチングをする前に…
自分は何のためにこの会社で働いているのか?
自分の夢は何なのか?
そしてその夢がなぜこの会社だからこそ実現できるのか?
といったことがちゃんと言語化できていて
そしてそれを相手に提示する力が必要になります。

皆さん。
コーチングをするときにはぜひこの「心構え」を
しっかり忘れずに実施をしてみてください。

苦手な人との付き合い方

3連休終えて、すっかり秋らしくなりましたね。
ようやく暑い暑い夏が終わり、過ごしやすくなりました。

今日は苦手な人との付き合い方、について思ったことをつらつらと…。
娘は今年6年生なんですが、今年から同じクラスに初めてなった
ある男の子がとっても苦手…。
5月くらいから、その話を何度も聞いてきました。

これまで娘は男女ともに苦手な人はいなくて…
誰とでも仲良くなれてきたので、
まぁそうゆう時期ね、と思いながら
これまで聞いてました。

その男の子から
「お前、めんどくさいねん」とか
「お前の声、うざい、だまれ。」とか
そうゆうことを毎日数回言われていました。

私自身は苦手な人とか嫌いな人、っていないので…
(いないようにしているので)
その仕方についていろいろアドバイスしてきました。

まずは、「何かきっと1つはいいところがあるからそれを見つけよう」です。
どうしても苦手、嫌いと思っていると
その人の言うこと成すこと全てが嫌に見えてきます。
でも「何かきっといいところがある!」と思って探してみると、あるものです。
まずは娘にその方法をアドバイスしました。

で、数か月娘も頑張ってみたのですが…
「どうしても見つからん…」らしいです。

見つけようと頑張っても、その間も嫌なことを言われるので
なかなか見つからないようです。
私的には、昭和の「好きな子にはいじわるする」ってやつじゃないの??
と内心思っているので、何かあるはず!見つけろ!と言い続けていました。

しかし、1か月ほど前、何かで言い争いになり…
おそらく、娘も口が立つので…
きっと相手の嫌なところを突く言葉を言ったんだと思います。
本人も「私もいらんこと言ってもた…」と言ってましたし。

彼が椅子を振りかざしてきて、周りと先生が間に入って止める、
という事件が起きたんです。
学校からも電話が掛かってきました。
娘に聞くと、「怖かった…」と言ってました。

そこで、私が次に提案した方法が
敵はいないほうがいい。だから相対せずに逃げろ、です。
世の中にはどうしても苦手な人、無理な人、がいます。
もちろんハラスメント体質の方もいますし…。
まずは、しっかり向き合っていいところを探す、をした上ですが
それでもどうしても無理なら、相対せずに逃げるほうが
お互いのためにいいと思うんです。

とにかく接点をなくすこと。
そうすることで、お互いに刺激しなくなるので
お互い楽になれると思います。
アドラー心理学でもありますが、人間だれでも、2割の人には嫌われるんです。
その代わり、2割の人にはとっても好かれます。
万人に好かれる必要はない。

これを聞いて、娘の気持ちはずいぶん楽になったようで、
とは言え、まだ毎日色々言われてはいるようですが…
「今日もいい感じに逃げ切った!後ろでめっちゃ言ってたわ。」と
気にならなくなりつつあります。
(相手もそのうち、飽きるでしょうし。)

友人関係においては、こうして逃げられますが…
ただ、ビジネスにおいては、逃げられない人もいますね。
それが上司だったり、仕事の取引先だったり…。
その場合はどうするのか?

これも基本は同じで、まずはしっかり向き合ってみること。
好きになることを1つでもいいから見つけてみること。
でもそれで無理なら…逃げるんです。
ビジネスで逃げるというのは、関係を断つことではなく
丁寧に対応し、礼節を尽くすことだと思います。

そうすることで、一定の距離間が生まれます。
そうなると、相手もこちらのパーソナルスペースに入りづらくなります。
それを繰り返す、しかないかなと。
それでもどうしても無理なら、信頼できる人に相談するしかないかと…。

私の場合は有難いことに、
苦手かも?と思っても、向き合って接してみたら
おお!いいとこあるやん!という人たちばかりに
囲まれていたので、苦手な人との接し方については
あまり経験がないのですが、
この人との時間って無駄だな、とかもったいないな、という人は
それなりに結構いて…

そんな時には、いつも以上に、丁寧に、
そしてかなり距離感を持った付き合い方をします。
そうすると、相手もそれなりに距離感を持ってくれるし
そうこうしている間に、離れていきます。

人生1回。
苦手な人に使う時間を、好きな人に使うほうが幸せです。
自分のために使う時間が大事です。
時間は有限、気持ちは楽に、そんなことを感じた3連休でした。

愛想を上回るもの

皆さん、石垣島からこんにちは(笑)
今年2度目の石垣島に来ている山口です。
昨年から本格的に始めたダイビング。
6月に石垣島に潜りに来て、もう1回今年中に来たい!!と
石垣島滞在中に再度予約をして、再び石垣島にやって来ました。

連日潜ってダイビングの世界を満喫しています。
今回は水中カメラを使って、自分で撮影したい!!と思い
潜りながら写真撮影する楽しさと難しさを感じています。

石垣の海は、本当に色がきれい。
サンゴも色とりどりで、フラワーガーデンなんて
名前が付くほどのポイントがあります。

海の中とは思えないほどの色とりどりのサンゴや魚がいて
まさにフラワーガーデンです。

ダイビングにはまった理由が、知らない世界。
陸の上とは全く異なる世界で、毎回その世界観に魅了されています。
そして、今度は水中カメラ、ほしいよなぁ
宮古島にも潜りに行きたいなぁ、
海外の海とかもきっとすごいんだろうなぁ、
と欲が止まりません(笑)

今年47歳。
この年で、没頭できる趣味があるって素晴らしいなと思うし
そのために、仕事ももっと頑張れる!!
まさに研修で、欲を持つことで、
もちろんモチベーションも上がるし
世界観は広がるし、いいことばっかり。
という話をよくさせてもらっておりますが、
私自身それを人一倍体現しております。

石垣島で2つのライセンスを取得したので、
そのダイビングショップのオーナーさんにところで
いつも潜ってるんですが…
このオーナーさんが、まぁ愛想がないんです(笑)。

特別に笑顔を振りまくわけでも、向こうから積極的に話しかけてくれるわけでもない。
一緒に潜っても、ほとんど説明もないし、
自分の撮りたいものに夢中になって、こっちのことは
あんまり気にしてくれていない(笑)
※大事なところとかは、ちゃんと見ててくれますが…

まぁライセンスも取ってるし、ある程度本数潜ってきたから。
ボートも慣れたもので、好き勝手にくつろいでるから。
ということもあるんでしょうが…
まぁ愛想がない(笑)

帰るときも、
今年はもう来れないんで、また来年来ますねーって
言っても…
「はーい!じゃまた来年!」で終わりです(笑)

じゃ、なぜこんなに愛想のないオーナーのところで潜り続けるのか??
こちらから質問したときに、ものすごく的確な答えが返ってくるんです。
テキストや教本に載っていないことが。

ああ、そんな風にテキストには載ってるけど、慣れてきたら
こういう潜り方のほうが楽に潜れるよ、とか。
こうゆうときには気にしなくていいけど、
こういうタイミングの時は、絶対ダイビングコンピューター見て、とか。

最初のライセンスを取りに行ったときに
一緒にボートに乗った、馴染みのダイバーさんがいて
「このオーナー、ほんと愛想ないけど、ものすごく信頼できるから。
機材もほんとちゃんとしてるし、その日の最高のポイントに連れていってくれるしダイビングを好きになるポイントを押さえてるから、
このショップにして正解よー」って教えてくれたのを
私は結構頑なに信じていて…(笑)
今回も確かに!と思うことが多くありました。

愛想ももちろん大事だけど、それ以上に経験や的確な指導って
愛想を上回るよね、と感じた次第です。
もう季節は秋。
ここ石垣島では、まだ30度なので、十分潜れますが…
この後の仕事のスケジュールを考えると、
今年最後のダイビングになります。

さぁ、次は雪次第ですが、冬の季節。
スノボの季節になります。
ダイビングからスノボに切り替え、仕事もプライベートも満喫していきます!

少子高齢化課題

最近、セカンドキャリアに関するご相談も
多く頂くようになりました。
以前から弊社ではセカンドキャリア研修を
実施させていただいており、
対象者は50代の男性の方が中心になります。

彼らのモチベーションを上げ、
定年までいきいきワクワク働いてもらうために
というのが目的の研修です。

ただ実際には悲しいかな。。。。
若い人たちの邪魔しないでほしい。
若い人たちのモチベーションを下げないでほしい。
ハラスメント言動をしないでほしい。
といった課題背景が多くあるようです。

先日も毎年実施させて頂いている企業様から、
来年度のセカンドキャリア研修どうしようかと
ご相談をいただきました。

実際セカンドキャリア研修をさせていただくと。。。
モチベーションが上がって、やもっと頑張っていこう!
まだまだ自分にはできることがある!
これまでのキャリアを棚卸しをして
さらに自信をつけて、
今まで自分が培った経験やスキルやノウハウ、
そして考え方を後輩に伝えて、会社に貢をしたい!!
と前向きに捉える方が多くいらっしゃいます。

しかしその一方で、、、
この年だし、もう変われない。。。
かといって、転職をできる年でもない。。。
頑張ろうと思っても全然やる気が出ない。。。
今まで評価されなかったことへの腹立ちや
これからやっても変わらないよねというあきらめ。。。
言ってる事はわかるけれども、
だからといって頑張ろうと言う気にならない。。。
と後ろ向きの方々も実際には居ます。

その後ろ向きの方々に何をやりたいか?
と聞いても、出てくるわけもなく、
定年後のお金を含めたことへの不安感や
またそれがままならないことへの苛立ちも見られます。

でも、だからといって
何か自分を変えようと言うわけではなく、
何とかこのままで、現状維持でいい、
といったご意見が多く見られます。

しかし彼らも、
少なくとも若い人たちの邪魔しちゃいけない。
少なくとも自分がマイナスのエネルギーを出してはいけない。
社内の雰囲気を悪くするような検討は控えないと!
とプラスにまではいかないけど
マイナスになるのはまずいよね、と気付いたと仰います。

少子高齢化問題の1つ。
実際この年代の方々は会社の中に多く存在します。
リーマンショックがあったせいで、
30代の社員が少ない企業様も多く、
実際には50代の方々がたくさん働いている会社も
多いでしょう。

社会的にもこれが大きな問題だなぁと
打ち合わせさせていただきながら、改めて感じました。
人生100年時代
どんどん定年年齢が上がっていき、
今では定年退職65歳、雇用延長75歳
の会社も多く出てきております。

そうすると今50代の方もあと数年働くのではなく、
あと15年~20年働くのです。

この15年~20年。
少なくとも周りの人には迷惑かけないようにしよう。
と働くのか??
やる気出ないのも歳だからしょうがないよね、
と思って働くのか??
全然違います。

少子高齢化という言葉はもう当たり前に聞かれるようになりました。
若者がいない人手不足課題も重大ですが
その一方で、いわゆるシニア層と言われる
50代後半の方々に、どう生き生き働いてもらうのか、
これについても大きな課題がある日本だと思います。

皆様はどのような対策をとられていますか?
先日の打ち合わせで弊社もここに対して
もっと良い方法や内容,コンテンツを
日々精進して作り続けなければいけないと
改めて感じた次第です。

ゲームから学ぶ

10月1日が内定式という会社様も多かったのではないでしょうか??
弊社でもなんとか2名内定者がいてくれて…
内定式とその後食事会、そして内定者研修と称した
ゲームを行いました。

今年は、コナン脱出!に行ってきました。
行ったことがある方は、分かるかもしれませんが…
めちゃくちゃ難しい!!!

そしてあの空間でまるでコナンくんがいるかのように感じる
演出とか演技に、やっぱりエンタメっていいよね
と感じました。

難問続きだったのですが、
我々社会人は本当に頭が固くて悶絶してたんですが
そこは内定者、やっぱり頭が柔らかい!!

こうじゃないですか??
分かった!!!
と積極的にリーダーシップを発揮してくれ
最後の難問には残念ながら時間切れで解けなかったのですが
それまでの問題はクリアすることが出来ました。

このゲーム形式で学ぶ、なんですが
弊社の研修でも、積極的に取り入れています。
というのも、難問であればあるほど
必ずロジカルシンキングやリーダーシップ、
そしてコミュニケーションが重要になります。

リーダーシップ、って皆をまとめる、引っ張るという風に
思っている方も多いのですが
それだけではありません。

応援するスタイルのサーバントリーダーシップは勿論ですが
行き詰った時に
「この視点から考えてみよう」とか
「もう1回最初から整理してみよう」とか
「こういう言葉ってみんなの手元に載ってない??」とか
何か具体的に声に出すってこともリーダーシップになります。

また難問であるほど、イラつく場面が出てきます。
そういった時にどのような態度になるのか?
どのようなコミュニケーションが出来るのか?
もかなり顕著に出てしまいます。

ですので、このようなゲームではそのリーダーシップやコミュニケーションが
鍛えらえるし、楽しみながら学ぶことが出来るんです。

内定者研修やインターンシップでは
学生さんがどんなリーダーシップを持っているのか?
ストレスが掛かった時のコミュニケーションはどういうものなのか?
を見ることが出来ます。

是非皆様の会社でも色んな場面でゲームで学ぶを
取り入れてみてくださいね。

変わることは組織を強くする

気がつくともう10月。
今年も残すところあと2ヶ月。
毎年毎年、月日が経つのを早く感じます。
年だから、ではなく充実してるから、
と思うことにしています。

さて、この時期は毎日何かしらの研修を実施させて頂いておりますが
研修があるということは、研修資料作成も勿論あります。
11月に実施する企業様からのご依頼で
「育児や介護などとの両立で活用できる国や地方自治体の制度」について
改めて調べる機会を頂きました。

そこで私自身も初めて知ったことも多く、
いろんな両立支援があるのね、と感じました。

例えば、出産に関わる費用について。
私の時は、まだ立替が必要で。。。
費用は保障してくれるんだけど、後から申請みたいな感じで
とりあえず立替しないといけなかったんです。

出産費用はほぼ満額保障されてたけど
検診費用については一部でした。
なので、保険適用外の検査って結構高いよね、
と思ったのを覚えています。

今は検診も含めてほぼ全ての費用が保障されているし
立替も必要ではなく、病院から保険組合へ
直接請求されるようになっています。

他にも、皆さんご存じのように
来年4月から順次、育児・介護休業法が改正になります。
ポイントをいくつかご紹介しますね。

柔軟な働き方の選択措置が義務化(フルタイムでの柔軟な働き方)になります。
事業主は、始業時間の変更やテレワークなどいくつかの中から
2つ以上の制度を措置し、従業員が選択できるようにしています。
これによって、各個人によって
自分の希望するものに近いものを選択することが出来
時短勤務以外での柔軟な働き方の実現を目指そうというものです。

他にも、男性育休取得状況の公表が義務化になったり、
育休取得の数値目標設定が義務化になります。
男性も当たり前に育休をとる時代になってきました。

また他にも、、、
来年4月からは、現在の育児休業給付に加えて、
両親とも14日以上育児休業を取得すると賃金の13%が上乗せされます。
育児休業給付には税金や社会保険料がかからないため、
手取りと比べると支給割合は実質約8割になります。
これは手取りにすると約10割に該当する水準です。

という風に、どんどん変わってきています。
これまでは、育休は女性が主として取るもの、だったものが
今や男女ともにとるものに変わっています。
まだまだ少数派ですが、男性が育休を取得し女性は復帰する、
ということも起こっています。
この先もっといろんな変化が起こってくるでしょう。

だからこそ、企業も変わっていかなくてはいけないんです。
世の中の価値観も、制度も、どんどん変わっているのに、
変えられない組織は結果弱いんです。
この激しい競争社会の世の中で残っていけません。
変わることは、結果組織を強くするんです。
いろんな変化に対応していかないと、ですね。