主体性を育む教育

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先日、母校である和歌山大学のアントレプレナーシップ教育の1つである
香村賞(ビジネスプランコンテスト)の審査員として、

一次選考を勝ち抜いた12のグループ・個人の
最終プレゼンを審査させて頂きました。

この光栄なお役を引き受けさせて頂いて3年目になります。

年々、学生さんのプレゼン内容、プレゼンの仕方が
ぐんぐんとレベルUPしてきて、非常に刺激をもらいます。

審査員ですが、私の方が多くの学びを頂き、感謝ばかりですね。

なかには、既に商品化して検証してみたり、ミニマム版として実践していたりと、すごい!と思える内容が盛りだくさんで、白熱した審査となりました。

その後の懇親会では、学生さんがどんどん質問をしに来てくれます。

「これってどういう意味ですか?」

「この事業計画はなぜ間違っていると感じられましたか?」

などなど。吸収したいという意欲が溢れています。

審査員の中でも、私はとっても辛口審査員ですので

「商品アイデアはいいけど、どこから収益得るの??」

「それは社会的意義はあるけど、ターゲット広過ぎちゃう??」

といったように、結構ズバズバ、プレゼン中の質問タイムで聞きます。

このズバズバ来る質問にも、彼らは色んな検証データを用いて返答してくれます。

(あらかじめ質問も想定している感じです。データの用意がめちゃくちゃ早い!)

中には1回生のメンバーも参加していて(しかも賞取りました!)
この子って、、、この前まで高校生だよね…と思いながら、素晴らしいプレゼンに魅了されました。

賞を取った人も、そうではない人も、今回のこの経験は
これからの彼らにとってすごい経験になります。

アントレプレナーシップ。

何度も審査員長である学長が仰っていましたが、
起業することが目的ではなく、主体性を育むことが目的。

主体性を発揮した結果、起業であっても勤めても、それはどちらでも同じ。

企業で働いても、公務員になっても、教員になっても、自主性は必須スキルですよね。

自主的に取り組む。

これは性格でも持って生まれたものでもなく培うスキルなんです。

ではどうしたら自主性が育まれるのか?

自分や周りの「もっとこうなればいいのにな」を考えることから始まります。

次にそのためにはどうしたらいいのか?を考えます。

最後に最も大事なことは、言うだけは評論家なので、自分から率先して実行することです。

そして徐々に、自分や周りから範囲が広がり、組織や社会に繋がっていきます。

アントレプレナーシップ教育、これからも応援していきたいと思います。

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