日曜日に娘と、お友達親子と一緒に、木下大サーカスを見に行ってきました。
小学校低学年頃に私も見た記憶があり、
木下大サーカス以外を知らないというくらい
サーカス=木下よね、という印象になるほど
楽しかった思い出です。
ですので、40年ぶりくらい?に木下大サーカスを見ましたが
空中ブランコ、ホワイトタイガー、トランポリン、オートバイなどなど
色んな芸で楽しませてもらいました。
今回私たちは一応指定席を予約してたんですが
実は、席からは、柱が邪魔になって結構見づらい…。
指定料金払ってるけど、かなり見づらかったんです。
すると隣に座っているおっちゃん(多分55歳前後くらい)。
ずーっと奥さんに文句を言い続けてるんです。
ここから、本日はリアルに感じてもらうために、
会話バージョン、大阪弁そのまんまでお伝えします(笑)
おっちゃん「柱で見えへんわ!こんなん何もおもろないわ。」
奥さん「そんなん言わんと。折角来たのに~」
とまた奥さんがずっとなだめている。
会場がおお~!と沸いた時にもこんな感じ。
おっちゃん「誰がやってるかも分からんし、何やってるかも見えへん。腹立つわ。」
奥さん「なんか男性が、、、椅子積み上げて、そのうえで逆立ちしてるっぽい」
おっちゃん「そんなん言われても余計腹立つわ。なんでこの席やねん。」
この席の取り方は、勝手に決められるので、決して奥さんのせいではないんです。
でもおっちゃんは、もう腹立って仕方ないから
その説明を奥さんがしても、全然聞いてない。
おっちゃん「そんなんおかしいやろ。こっちが払ってんのに、見えへんのはおかしいやろ。」
奥さん「でも私に怒らんといて。わたしのせいちゃうし!」
このやり取りが、2時間半ずっと続いてました。。。
おっちゃん、分かりますよ。
そりゃ、指定券買ったのに、見えなかったら腹立つし、
文句も言いたいでしょう。
会場が沸けば沸くほど、見えないのは腹立つし
言いたい気持ちも分かります。
でも、、、奥さんかわいそうだし
横でずっと聞いている私もイライラしてきました。
誰かの文句を聞くのは、聞くだけでイライラします。
せっかく楽しんだり、感動しているのに・・・半減です。
きっと私以外の周りも人も同じように感じていたんじゃないかと思いますが
おっちゃんだけは気付いてない…。
おっちゃん「こんなん木下に言わないとあかんで。これはあかんわ。」
と、言うこと=正義に変わっていってます。
奥さん「もうそんなん言わんと。いちいち揉め事起こさんといて…。」
おっちゃん「何言うてんねん!こんなん、あかんことしてるんやから、言うたらんと!他の人も同じ目に会ったら大変やで。今言うとかんと!!」
はい、自分の正義感が世間の正義感になった瞬間です。
このおっちゃんの気持ちはもちろん分かります。
私もめちゃくちゃ見えなかったし、見るために娘の席にめっちゃ首傾けて見たので
首は痛いし、気持ちはとってもよく分かります。
でもちょっと冷静に考えてみて、です。
ずっと文句言われているの、誰もいい気がしませんよ。
ハラスメント研修などでもお伝えしてますが、
気持ちのコントロールが出来ない人
自分の正義感を世間の正義感と思い込んでいる、ですね。
自分を客観視することの大事だを感じた1日でした。