あっという間に3月になりましたね。
暦的には春ですが、まだまだ寒い毎日です。
先日、昨年4月に新入社員研修を実施させて頂いた企業様で
彼らのフォローアップ研修を実施して来ました。
約1年ぶりに会う彼らは、ちょっとお顔が引き締まり
学生っぽい顔から社会人に変身されていました。
今回の研修プログラムの1つに雑相ワークがあります。
これは報・連・相ではなく、雑談と相談をもっと多くして、
みんなで取り組むワークなんですが。
冒頭でも途中でも何度も言っている
「自分のやりたいことではなく相手の期待値を超える!」
これはどんな仕事をする時にもmustな誰に?なんのために???
という目的を意識することなんですね。
でもほとんどのケース、これが抜ける。
最初から抜けてて、どうしようか?と考えて
自分達の表現したいことに話が展開していく。
最初は意識出来てたんだけど、ワークが進めば
細部に拘り過ぎて全体が見えなくなり、話が逸れていく。
この日もまさにこの2パターンでした。
すると先輩社員役に相談する時も間違った相談の仕方になってくる。
先輩社員役も聞かれたことに答えるように
役を演じてくれてたんですが、途中から見かねて
「ほんまにその相談でいいの???」
とヒントを出すように(笑)
でもその時点ではまだ彼らは、きょとん状態。
「その方向で行ったら、先生の期待値と違う方に行ってしまうで」
までアドバイスいれてもらうと
「あああ!!!抜けてました!!!」という感じ。
でもね、これでいいんです。
頭で目的を意識しなきゃって思ってても
やはりついつい目の前のワークや仕事に取り組むと
まだまだキャリアの浅い彼らは忘れがち。
そんな時に頻繁に雑談と相談をしているとこんな風に気付かせてもらえる。
だからこそ雑相がものすごく大事なんです。
コロナ禍において、コミュニケーションの質量共に減り、
特にこの2年間に入社した若い彼らは
ものすごく不安とストレスも感じている人も多い。
コミュニケーション不足から、成長の鈍化や離職率増加、
メンタルヘルスなどの問題も増えてきている。
また報・連・相よりも雑談・相談の多い会社の方が
ハラスメントも起こりにくい。
雑相!!!!
いいとこ尽くしですやん!!!
皆さんも今日から雑相を意識的に取り組んでみませんか??