現場でのZ世代へのサポート

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先日若手社員を育成する上司の方々への
マネジメント研修でのこと。

こんな質問を頂きました。

Z 世代の価値観に合致させ、
行動に落とし込むのに時間を有することがあります。

気に入らなければ退職する選択肢も容易に選択できてしまいますが、

我慢や根気を醸成させるには、何をサポートすべきですか?

あるあるですよね。

転職はキャリアアップ!!

どんどん転職しようぜ!的な雰囲気のある現代で

ネットや紹介会社もたくさんあって
ポチッと転職活動がいつでも、どこでも、隙間時間で簡単に出来てしまう。。。

私たち X 世代は石の上にも 3 年、の言葉通り、どれだけつらいことが多くても
3 年はとりあえず頑張ろうという人が多かったのですが。。。

Z 世代になると、それは時間の無駄、

という感覚をお持ちの方が多いですよね。。。

だからこそ必要になってきたのが、入社した時から、

「彼ら自身が面白い、楽しい、成長できる」と感じてもらえるような仕事を任せていくこと、アイデアを取り入れること、

事業そのものに当事者意識を持ち参画してもらうこと、などが様々な企業にて取り組まれています。

その中でも、現場において実施できることは、やはり傾聴し、意見を取り入れること、ではないかと思います。

また、お客様や営業メンバーからの感謝の気持ちを伝え続けることで、

彼らが「誰かの役に立っている=自分の居場所がある」
と感じてもらうことだと思います。

我慢や根気は X 世代においては、辛いとき、苦しい時こそ発揮するものでしたが

Z 世代においては、
自分が夢中になれること、自分がやりがいを感じるとき
には発揮してくれますが、

そうでないときには、時間の無駄、と捉えられます。

つまり…彼らが「誰かの役に立っている」
日々感じられるようにサポートしていくことが 現場では現場では求められていると感じます。

もちろん経営サイドでも
働き甲斐と働きやすさ、成長速度のスピードアップと支援の
ブラッシュアップ、グレードアップが必要です。

若手の彼らにも、「安易に転職」って実は結構な落とし穴も多いよって
教えてあげることも必要ですよね。

私個人的には…ではありますが、

やはり採用時点で、
「短期間(3年未満)で何度も転職している人」は
どれだけ職務経歴書や履歴書が立派でも
やはり二の足を踏みます。

私自身がザ・昭和的なマインドがあるからかもしれませんが…

一度の転職は全然OKですが、

それが二度三度と繰り返されていると

本人に何らかしらの「続けられない理由」があるのでは?

と思ってしまいます。

実は経営者やマネジメント層は 「ザ・昭和」世代がほとんど。

若手の彼らは
「自分たちの価値観や判断基準」で安易に転職してOK!
キャリアアップのためなら当然!

と思っている方もいるかもしれませんが

採用サイドは価値観や判断基準が違うんだということも理解して
転職するしないを選択する必要があると思います。

と、今日は思ったままをつらつらと書いているので…
どこに落ち着くのかと不安でしたが(笑)

現場において大事なサポートは

1,寄り添うこと
2,安易な転職ってよく考えてね

ってサポートではないかと思います。

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