ほめないタイミング

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

さて、今日は娘のピアノレッスンでのとある一コマから。

4月最初の日曜日にピアノ発表会を無事終えたんですが
その前日と前々日にちょっとした出来事があったんです。

発表会前々日。

最後の追い込み1週間の練習で自分でもちょっと上手く弾けたと思っていた娘ですが、

レッスンで、こてんぱんに先生からダメ出しされたんです。

「そんなんで満足してたら、あかんで。」と。

娘からすると、めっちゃ頑張って褒めてもらえる!!

と思ってレッスンに行ったので、大ショック!!

「でもめちゃくちゃ練習して頑張ったもん!」

と泣きながらごねてました。

「発表会前はみんな頑張ってる。頑張るのは当たり前やで。」

「まだあと1日もあるねん。ここで満足してたらあかん!
○○ちゃんは、もっともっと出来るはず!」と。。。

(声色も結構こわい!!)

そして発表会前日。

最後の1日、昨日ダメ出しされたところを重点的に練習しレッスンに行くと。。。

「めちゃくちゃ良くなった!あとは楽しんで弾いたらいいよ!」

なるほど。

私としては、最後の追い込み1週間の練習を見て
実は前々日時点で満足しちゃってたし、

先生褒めてあげてよーって内心思ってたんです。

本人もショックで泣いてるし、そこまで追い込まなくても。。。
ってちょっと思ってたんですよね。

でも前日の出来具合や、本人の性格も考えて。。。

この先生の指導ってすごいなぁと改めて感じました。

最後のもう一伸びを引き出すには、褒めてばっかりでもダメなんですよね。

特にうちの娘の性格の場合、ガツンと落ちた方がなにくそ~って伸びる。

このガツンと落とすタイミングが大事!

本人の性格もあるし、メンタルもある。

自分でこれあかんよなぁって思ってる時に落としても、それほど伸びない。

このくらいでいいやんって思ってる時がベストタイミング!

そのくらいではあかんねん!と気付かせることで
最後のもう一踏ん張りの力を引っ張り出す。

育成はマニュアルもないし、相手に合わせたオーダーメイド。

だからこそ性格も状態もしっかり見ないといけませんね!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る