研修後懇親会の意味

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今日は先日実施したマネジメント研修での気付きから。

この企業様のマネジメント層は
20代前半から50代後半の方まで年齢層が幅広いんです。

というのも、アルバイトパートさんをまとめるマネジメント層なので
幅広い年齢層の方が多くいらっしゃいます。

中には自身もパートから正社員登用でマネジメント層になった方も
多くいらっしゃいます。

この日のプログラムはロジカルシンキング。

このロジカルシンキングって正直そんなに面白くない(笑)

まぁ、論理的に考える思考のことですから、
そもそもコミュニケーションみたいに面白いコンテンツではないんですよね。

ですので、ちょっとしたゲームに取り組んでもらいます。

このゲーム、ロジカルシンキングが元々苦手な、しかも年齢が高くなると
考えること自体が「おっくう」になってしまう。

今回も中には「これ、苦手!!」「私、もう考えられない!」
と口々に言われる方もいました(笑)

すると、、、、

「私、書く役割するので、どんどん言っていって。」
「俺、前に行ってみてくるから!」

とどんどん自分から「考えない役割」を率先して勝手に役割分担が
出来ていくんです。

考える役割を任された若者たちも、集めた情報から
試行錯誤しながらあーでもない、こーでもないと解いていく。

「なんでこうなるの?」
「これってどういうこと??」

と彼らに質問しながら一緒に考え始める。

いいチームになっているなぁ、と見てて感じました。

年齢もかなり違う人たち。

これまで現場では、やはり年齢の近い者たちが集まっていました。

特別仲が悪い、ということはないけれど、
挨拶程度で、情報交換や相談などは
あまり年齢の離れた人たちの間では起こらない。

でも、こういった研修ワークを通じて、
彼らの間に少しずつ交流が増えていっています。

この企業様だけではなく、
1泊2日のように集合研修をする理由として

「懇親会」を兼ねて彼らの交流を促進させたい
という企業様は多いんです。
(このコロナ禍で残念ながら、懇親会はなくなりましたが…。)

普段の仕事や研修内だけではなく、
同じ悩みや同じ課題を持つ彼等の懇親の場を作ってあげることも、
単に彼らのリフレッシュやモチベートだけではなく、
その後の職場の活性化や情報交換に役立っていきます。

この夏で2年目となったコロナ禍での夏休み。

早く何も考えずに「懇親会」が出来るようになれば嬉しいなあ、
と思った次第です。

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