笑顔の力

メンバーのお客様で人事評価制度構築の
ご支援をさせて頂いているので、
先日同行してきました。

働く想いの共有や共通言語化をするために
事前にアンケートを実施し、
その結果を基に行動指針を策定していくのですが、
この結果に社長はじめ皆様大喜び!

私も結果を見て、「ほんとにいい会社!」と思いました。

というのも、アンケート結果がほぼ皆様同じなんですよね。

働く上で大事にしている心構えや
どんな仲間と働きたいか?
どんな風にお客様に感じてもらいたいか?
などの項目について聞いていきますが、
自由記入なのに結果がほぼ同じ。

これ、実はすごいことなんです。

というのも縁故採用ではない限り、
色んな価値観の人が集合体となって組織を形成します。

当然色んな考え方や感じ方があるわけです。

だからこそ、多様性を受け入れる、ということも必要なんですが、
この会社ではそのブレがほとんどない!

しかも最も多かったのが「面白い」「楽しい」「自由」
「思いやり」だったんですよね。
(これ、社長からするとめちゃくちゃ嬉しいキーワードですよね!!)

メンバーのお客様なので、
私自身が直接お話しさせて頂いたのはたった2回。

でもこの2回で、皆様のお人柄や仕事を通じて
人生を楽しんでいらっしゃることがバンバン伝わってきます。

クリエイティブや営業職の業種であれば
同じようなことはこれまでも多々あったのですが
この会社様は介護業なんです。

日々のお仕事はほんとに大変だと思います。

このコロナ禍の中ですから、さらに大変さは増してます。

でも皆様底抜けに明るい!いつも笑ってる!
大変なことも笑って楽しんでしまっちゃう。

この笑顔の力がこの会社様の真の力だと感じました。

先日パラリンピックのカヌー選手のインタビューで
半身不随になった時にお母様からの言葉に救われたとテレビで見ました。

「笑顔は副作用のない薬」

この言葉、心にしみますね。号泣です。

笑顔は自分も周りも癒すものなんですよね。

元気になる薬なんですよね。

笑顔を大切に、仕事を楽しんでいらっしゃる皆様を
ご支援できること、本当に嬉しいし感謝ばかりです。

暑い毎日ですが、
今日も笑顔で自分自身も周りも元気にしていきたいと思います。

ウキウキ気分で期待を伝える

今週から娘の小学校の2学期が始まり、
働く母としては、「嬉しい!」限りの山口です。

娘ももう小学3年生になり、
夏休みの宿題も今まで以上に量も増え、

毎日計画立てながら(やや遅れ気味になってましたが…)
やり終えて、昨日から新学期が始まりました。

じつは、うちの娘、図工が大好きです。

幼稚園の頃からいくつか習い事をしていますが、
近所の絵の教室の展示を見て、
初めて自分から「習いたい!」と
言った習い事が、絵の教室です。
(他の習い事は私が決めて通わせていました。)

毎回、絵の教室だけは休むことなく
(他は結構疲れてたら休みがち…)
楽しそうに通っています。

本人も図工が大好きなので、
夏休みなどの長期休みの際の自由工作には力が入ってます。
(数カ月前から何をしようか、色々考えて調べてたりします。)

と言うのも…周りのお友達からの期待がすごいんですよね。

「●●ちゃんは今回の夏休みは何作るの?」

みたいな会話があるそうで、本人も期待されてる、と感じています。

ですから、国語や算数の宿題は二の次で、まずは自由工作何するか?
なんですよね。

今回は絵の教室の先生と相談して、他の人が絶対しないようなことや
「わー!すごい!!」と言われるものをしたかったそうです。

そこで、「糸掛け」にしました。

まず、木を電動のこぎりで切るところから始まり、
切った木に色を塗って、電卓で計算しながら、
円状に48個のくぎを均等に打ち込んでいきます。

そこに6色の糸を使って、万華鏡のようなデザインで糸を掛けていきます。

これ、めちゃくちゃ集中力がいるそうです。
(私はしたことがないので分かりませんが、
見るとめちゃくちゃ細かい作業です。)

合計5時間くらいかかって、仕上げていました。

出来栄えに本人も大満足です。

そして学校に持っていくと、
皆から「すごい!きれい!」と称賛の嵐だったようで、
本人もかなりの「どや顔」で帰ってきました。

この期待を掛けられること、
すごく大事なことだと思うんですよね。

私も、弊社の研修コンテンツは「性善説」に基づいて組み立てています。

人は期待を掛けられると、それ以上に応えたいと思うものです。

そしてその気持ちが大きな力を生み出します。

その後称賛されることで、
自分の努力が報われたことを嬉しく感じ、
また次に活かせます。
(当然気持ちは嬉しいですしね。)

自己肯定感も生まれますから、自信にも繋がります。

弊社でも育成時、必ず期待を「明確に」伝えています

単に伝える、だけではなく感情を込めて。

期待に対してどういうアクションをしているのか?
どれくらい出来ているのか?

正直気になって仕方ありません。

「どうなった???どうやった???」
とウキウキ気分で聞いてます。

(このウキウキ気分で聞くのがポイントです。詰めて聞いたら拷問です!)

すると彼らは必ずこちらの期待以上に応えようと頑張ってくれますし、
私も、彼らの成長に「マジですごいわ~」と感心することが多くなりました。

皆さんも是非ウキウキ気分で期待を伝えてみてくださいね。

自分を追い込む方法

先月から始めたテニスについて。

思い立ったら即行動!の私ですから、ラケットも買わず、
スポーツウェアでテニスレッスンに行ってた1か月でしたが…。

やっぱりまずは形から、だよねと
テニスラケット買っちゃいました!!!!

コーチからいくつかラケットを試し打ちさせてもらって
「これいいやん!」と思ったラケット。

コーチからはそんなに安いものでもないし、もう少し試し打ちしてから
勝った方が・・・と言われましたが、やっぱり早くマイラケットが欲しい。

身長も低く小柄なので、265g、G1という軽めのラケットに。

そして、ついでなので、テニスウエアも2着購入!
週1レッスンなのに(笑)

気分転換で可愛い柄を着たい!!

ラケットケースもウエアとおそろいの可愛いのが欲しい!
と衝動買いしました。

私は仕事でもそうなんですが、まずは形から入ります(笑)

というのも、2つちゃんとした理由があるんです。

1つ目は、自分のお金で買ってしまったら、
もう絶対途中ですぐに辞めるわけにはいかない。

だって勿体ないもの。

だから、先行投資をして、辞めない環境を自分で創り出す!
自分で自分を追い込みます。

2つ目は、好きなものに囲まれてすることで、単純にテンションが上がる!

これ、仕事でもそうなんですが、仕事の道具ってかなり好きなものを揃えます。

仕事の場合はスーツ、鞄、手帳などなど。

それだけでやる気も出る!テンションが上がる!!

仕事も趣味もやり方は人それぞれです。

私の場合は、元来が怠け者の性格ですから
追い込まれないとなかなか出来ない。

仕事でも締め切りギリギリになってからしか、取り掛かれない。

このメルマガもいつもいつも締め切りギリギリです。
だから、なんでも自分で追い込むやり方を昔からやってます。

今日から、新しいマイラケットとケース、テニス選手か?
ってくらい決めまくったテニスウェア(腕は初級!)で楽しみます!

皆さんも自分のやり方、持ってますか?

キャリアを築くってどうゆうこと?

今日は先日のオンライン女性キャリア研修での気付きから。

全4回の最終回でした。

この日のプログラムの1つに「新しいアイデアを評価する」コンテンツがあります。

事前にワークやライフでの課題を挙げてきてもらいます。

そして研修内のグループディスカッションで課題を整理し
新しいアイデア案を出していきます。

あるグループのグループディスカッションを見ていて、おおお!と思いました。

時短勤務をしていた女性社員が、
今年から時短勤務を繰り上げで辞めて
通常勤務に変更したとのこと。

そこに至ったご自身の心情や課題を語ってくれました。

時短勤務の時には、本当に時間に追われていた。

通常勤務の社員とは、時間の流れ方が全然違うと感じていたし
午後3時を超えると、その流れは一気に早くなる。

時短勤務の場合は4時までしか働けないので
あと1時間しかない、と気持ち的にも焦ってしまう。

その時間に追われている感覚がしんどくて
時短勤務から通常勤務に戻ると、
気持ち的にも余裕が出来てすごく楽になった。

これまで自分が時短勤務に入るまでは、
時短勤務っていいな、と思っていたところもあるし

おそらく周囲の男性社員やまだライフイベント前の
女性社員もそう思っている人も多いと思う。

でも実際に時短勤務をしてみると、仕事でもプライベートでも
とにかく時間に追われていて、気持ちに余裕が持てなかった。

こうゆう気持ちは時短勤務経験者しか分からないと思う。
と・・・。

これ、本当にリアルな話ですよね。

今回の研修では、時短勤務者も多かったので、
この話には皆さん共感してました。

また、育児と両立して働くには、
時短勤務しかないと思っていたことも話してくれました。

育児と両立するには、当たり前のように
時短勤務しか方法がないと思いこんでいたこと、
そしてその思い込みは単なる思い込みだったことも。

育児しながらの働き方はたくさんあって、
しかもこのコロナ禍の副産物として、在宅勤務も可能になり
その可能性も広がったと。

通常勤務に戻ったら、自分のキャリアもすごく広がったと感じたことも。

すごくいいディスカッションからの気付きだったと思います。

グループの他の人もどんどん発言して、素晴らしい気付きがたくさん出てきました。

時短勤務者は責任のない仕事を担う場合が多く、
会社やお客様への貢献も感じにくくなり
モチベーションも下がりやすい。

その中で、自分のキャリアを築く、という概念がなくなってしまってくる。

でも責任のある仕事をすることで、
自分の遣り甲斐や楽しさを感じることも出来るし、
もっとこんなことをしてみたい
という気持ちも生まれてくる。

つまり、キャリアを築くってことは、
責任のある仕事を通じて貢献することの積み重ねだよね、と。

その通りなんですよね。ディスカッションを通じて
このような気付きがうまれたこと、本当にすごい!!

やっぱり研修は「腑落ち」です。

正解を教えてもらうことではなく自分たちで気付くこと。
それが腑落ちに繋がります。
(当社の研修プログラムはこの『腑落ち』を大事にしているので
8割が実践ワーク中心となってます。※ちょっと宣伝!)

本当にいい気付き、腑落ちだったと思います。

研修は生き物。だからこそ楽しい!

私も毎回多くの気づきを頂いてます!感謝です。

研修後懇親会の意味

今日は先日実施したマネジメント研修での気付きから。

この企業様のマネジメント層は
20代前半から50代後半の方まで年齢層が幅広いんです。

というのも、アルバイトパートさんをまとめるマネジメント層なので
幅広い年齢層の方が多くいらっしゃいます。

中には自身もパートから正社員登用でマネジメント層になった方も
多くいらっしゃいます。

この日のプログラムはロジカルシンキング。

このロジカルシンキングって正直そんなに面白くない(笑)

まぁ、論理的に考える思考のことですから、
そもそもコミュニケーションみたいに面白いコンテンツではないんですよね。

ですので、ちょっとしたゲームに取り組んでもらいます。

このゲーム、ロジカルシンキングが元々苦手な、しかも年齢が高くなると
考えること自体が「おっくう」になってしまう。

今回も中には「これ、苦手!!」「私、もう考えられない!」
と口々に言われる方もいました(笑)

すると、、、、

「私、書く役割するので、どんどん言っていって。」
「俺、前に行ってみてくるから!」

とどんどん自分から「考えない役割」を率先して勝手に役割分担が
出来ていくんです。

考える役割を任された若者たちも、集めた情報から
試行錯誤しながらあーでもない、こーでもないと解いていく。

「なんでこうなるの?」
「これってどういうこと??」

と彼らに質問しながら一緒に考え始める。

いいチームになっているなぁ、と見てて感じました。

年齢もかなり違う人たち。

これまで現場では、やはり年齢の近い者たちが集まっていました。

特別仲が悪い、ということはないけれど、
挨拶程度で、情報交換や相談などは
あまり年齢の離れた人たちの間では起こらない。

でも、こういった研修ワークを通じて、
彼らの間に少しずつ交流が増えていっています。

この企業様だけではなく、
1泊2日のように集合研修をする理由として

「懇親会」を兼ねて彼らの交流を促進させたい
という企業様は多いんです。
(このコロナ禍で残念ながら、懇親会はなくなりましたが…。)

普段の仕事や研修内だけではなく、
同じ悩みや同じ課題を持つ彼等の懇親の場を作ってあげることも、
単に彼らのリフレッシュやモチベートだけではなく、
その後の職場の活性化や情報交換に役立っていきます。

この夏で2年目となったコロナ禍での夏休み。

早く何も考えずに「懇親会」が出来るようになれば嬉しいなあ、
と思った次第です。

「ただ、やれ!」は愚の骨頂!

先日うちの入社2年目メンバーが
はじめて大きな案件を受注し、
見事7月にして上期達成という素晴らしい成果を出しました。

いや~ほんとに嬉しい!!!

今、毎日ガッツリ彼ら若手と関わってますが、
毎日の成長速度がすごいんですよね。

どんどん自信のある顔付きに変わっていってます。

実は月曜日に新規のお客様とオンライン商談があり、
最初彼ら若手に話を進めてもらうんですが
どうもしっくりこない。

もたもたしてる感じが否めないんですよね。

そして的外れの質問をして、お客様もキョトンとなってる。

そこで私とバトンタッチしました。

当然私はバリバリの営業ですので、当社の説明や強み、実績などを
スラスラ―っとご紹介していきました。

で、商談が終わった時に、これが出来るようにならないと!
ということで、水曜日にまた新しいお客様とお話しする予定になっていたので、
それまでに完璧に出来るようになっておいてね、と伝えました。

ただ、その時の彼らの顔の表情が、
ちょっとまだ理解し切れていないような顔をしていたんです。

そこで、もう一度、順番に説明していきました。
A→B→C→Dと話を展開する順番やその時に使う資料などを
更に詳しく実演しました。

幸いオンラインで繋がっていたので、録画も出来ていたんです。

私が実演した後、彼らに一度どの順で話を展開するのか復唱してもらいます。

本当に彼らが理解しているのか?を確認するためです。

そして、再度「ここはもう少しゆっくり話す」「ここはもっと抑揚付けて」
などをアドバイスしていきます。

と、ここまで20~30分程度。

ただ、この20~30分をしっかり行うことで、彼らの理解度を測ることが出来、
彼等も自分たちがちゃんと理解していると腑落ちします。

そして、2日後。

私がビックリするくらい完璧に出来ていたんです!

商談後に「すごいやん!完璧やん!!!よく2日間でここまで出来たね!」と
彼らに伝えると満面の笑みで
「めちゃくちゃ頑張りました!」と返ってきたんですよね。

彼等は録画を見返し、文字おこしをし、先輩にお客様役をお願いして
ロールプレイングを行っていました。

私が彼らに伝えたのは、たった1つだけ。
「○○くんなら、絶対大丈夫。水曜日までに絶対出来る!」
という期待と、そのやり方を見せただけなんです。

OJT研修でよくありがちな失敗は、行動管理のみを行って
具体的な成功事例を見せないこと。

いわゆる「ただ、やれ!」の繰り返し。

これは気持ちも萎えますし、全然出来るイメージが湧かない。

ティーチングで大切なのは、出来るイメージが湧くように見せること。
そして具体的な期待値と期限を設けること。

今回彼らはまさに、私の期待を超える成果を出してくれました。
日々彼らに接していると、人が育つって本当に面白いし嬉しいなぁと感じます。

一生懸命な姿に感動する

すっかり猛暑日続き、夏ですね。

実は私、普段は全くテレビを見ません。
うちの娘も全く見ません。

TVでずっとYouTubeを見てます。

なので、東京オリンピックも全然見てなかったんです。

インターネットニュースアプリで速報が
ピコンピコンと来るので、
すごい!メダルラッシュ!!!と思っていた程度です。

ただ先日ちょっとひょんなことがあって
ガッツリオリンピック見たんですよね。

ちょうどその日は、卓球ミックスの決勝戦
と同時に体操団体、と同時に男子バレーカナダ戦。

どれもどれも、めちゃくちゃすごかった!!
心臓痛いよ~、というくらいの接戦。
手に汗握る、とはまさにこのことです。

で、やっぱり真剣に頑張っている人を応援するって
最高だな、と思ったんですよね。

インタビューでも柔道の大野選手がおっしゃってましたね。

「賛否両論あることは理解しています。
ですが、我々アスリートの姿を見て、
何か心が動く瞬間があれば、本当に光栄に思います。」

本当にそうなんですよ。

めちゃくちゃ心が動き感動しました。
そしてやっぱり一生懸命な姿は勝敗関係なく
人に感動を与えます。

これってアスリートだけではないんですよね。

仕事でも一生懸命な人は、やっぱり応援したくなるんです。

よく新人研修ではお伝えしています。

新人に一番必要なスキル。それは「可愛がられること」です。

これは決して上司や先輩に媚びを売れとか
飲み会に付き合えって言っているのではありません。

まさにアスリートの応援と同じです。

一生懸命な姿。そこに尽きると思います。
上司も先輩も人ですから。

やっぱり一生懸命頑張っている人には
いつも以上に手を掛けるし、
何か仕事を任せてみようと思うものです。

失敗ではなく、経験をいっぱい積ませてあげたいと思うものです。

当然お客様も同じです。

特に新人時代は経験が圧倒的に足りません。

ではこの経験、何で補うか?
一生懸命さ、しかないんですよね。

人は一生懸命な人を応援したいんです。

メダル速報が毎日!のオリンピック。

一生懸命頑張ることの素晴らしさ、尊さに
毎日感動を頂き、私たちも頑張らないと!
と思う今日この頃です。

ちょっとした違和感を大切にする

先日、3月に入社したメンバーのお誕生日でした。

当社では、本人とお子様(18歳まで)は
誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントがもらえます。

これは、小さな会社だからこそできることだと思っていますが、
顔が見える範囲のうちは、お祝いしたいという想いから。

また私も母親なので、自分の誕生日より子供の誕生日!!

という気持ちから、お子様のお誕生日もお祝いしてます。

最初のうちは、何がいいかな~とサプライズでしたが。
毎年毎年になり、人数も増え。。。

そのうちネタ切れになったのと、実は持ってた!という
プレゼントかぶりがあり、昨年から申告制にしました。

これが欲しい!と自分で申告してもらいます。

これまでは、営業にも行ける通勤用バッグや
営業にも着ていけるシャツなどでしたが
なんと今回はプロテイン1kg。

昭和生まれの私は、え???と思っちゃったわけです。
完全に仕事全く関係ないよね???
飲んだらなくなるよね???と。。。

古い人間かもしれませんが、
自分で買うものとプレゼントでもらうものって違うものだと思ってたんですよね。

これが感覚の違いかぁ。。。と思いました。

彼らにとっては「今、1番欲しいもの」をセレクトしてくれたんですが、
それが私にとってはちょっと違和感だったんですよね。

ただ、本人が喜んでくれるのが一番ですから
プロテインで全然okなんです。

ここで気づいたんです。

世代の違いもあると思いますし、
たとえ同じ世代でも個々人の考え方や価値観が違う。

だから時々え??という違和感を感じることもある。

でもそれを否定するのではなく、
そうゆうのがいいんだねぇ~と認めることが大事。

これが個々の個性を尊重するということだし
もっと広い視野で見れば、多様性を受け入れる、
まさしくダイバーシティの原点だと思うんです。

私が新卒だった20年前だった常識。

残業している方が優秀。
(仕事をいっぱいしている風だから。。。してなくても)

上司に誘われたら断らない。
(朝まで付き合う)

社内で怒号罵声は日常茶飯事。

有給は取るものではない。
(病気の時に仕方なく使うもの→病院に行った証明書が必要でした)

休んだ次の日は謝り倒す(休む=悪)

お酒の席の無礼講は、無礼講じゃない
(後々言われる。。。実は仕事より気を遣う)

始業時間は仕事のスタート時間。
つまり30分以上前に来ないと怒られる。
(メールチェックは始業時間前。が当たり前)

これ、今では非常識だしありえないですよね。

時代と共に常識も価値観も変わってきたんです。

私が新人時代にはダイバーシティの概念は全くなく
多様性や個性を尊重するという考えは、
私自身も全くありませんでした。

昔だと考えられなかったプレゼントの選び方。

自分の物差しで測るのではなく
本人が一番欲しいもの、だからいいやん!!
と思えるようになりました。

でもこれって結構自分で「老害」になったらあかん!
と思っておかないとついつい「ありえへん!!」と決めてかかってしまう。

ちょっとした違和感を感じ、
その度に本当にそうか??と自問する大切さを感じました。

これから歳を重ねる度に老害へどんどん近づいていく可能性が上がります。

時代と共に常に変われる自分でありたいと思います。

あと1歩!は褒めて出そう!!

今日は「ほめられると頑張れる!」について、です。

山口家は両親共に元体育教師というバリバリ昭和の体育会系一家です。

当然ながら、運動大好き、
結構なんでもある程度は器用にこなします。

大人のなってからも、
ヨガ、ベリーダンス、スノボと
色んな運動系趣味をやってきて、

今でもヨガは週2~3回、スノボは毎シーズン続けてます。

最近日曜日を終日ぐーたらしてることが多く
こりゃいかん!と思いたち、
テニスを始めることにしました。

これまで授業くらいでしかテニスはしたことがないんですが、
甥っ子ががっつりテニスをやっていることもあり

娘もテニスを習ってるので、
家族テニスができたらいいなぁと思って始めてみました。

で、とりあえず娘のテニススクールに体験レッスンに!

思ってた以上に難しい!!(笑)

全然自分が思ってる通りに飛ばない。

ラケットにボールが当たった時の音が違う。。。

ただ、90分レッスン中にめちゃくちゃコーチがほめてくれるんです。

「フォームきれい!」
「今の、よく追いつけましたね!」
「これは返しにくい!!ナイス!」
と。。。

めちゃくちゃ褒めちぎられます!!

コーチがいいボール打ってくれてるから、なんですけどね。

でも、単純に「上手くなってる」「できてる」気がして楽しいし嬉しい。

そして合間合間に具体的アドバイスもくれます。

「山口さんのフォームめちゃくちゃきれいなんですけどね、
最後のこの足を置いといて、振り切ると真っ直ぐ跳ぶようになりますよ。」

「山口さん、めちゃくちゃ追いつけてるんですけどね、
体の横でラケットに当てるくらいがベストなんで
あと半歩前に行った方がいいボール出ますよ。」

その時も必ずほめてから、アドバイス。

90分で、「私!できてる!!」感がすごくするんです。

だから楽しいし、もっともっと上手くなりたいと思っちゃう。

もちろん継続することにしました。

この、「具体的にほめて伸ばす」研修でもよくお伝えしてます。

私自身は怒られてシバかれて育った世代ですし
ほめられると嬉しいというのは、頭ではわかってますが

実際この歳になって、誰にもほめてもらえないので
実感があまり分からなかったんですよね。

でも、めちゃくちゃ気持ちいいんです!

もうこれ以上走れない~って思っても
「山口さん!あと1歩前!いけるいける!!」
って応援してもらうと、あと1歩が出る!

「さすがです!今のいいですよ!」

で、その後、その頑張りをほめてもらえると
自信が付いて次もできる!って気がする。

ほめられる。嬉しいですね。

是非皆さんもほめてほめて!
あと1歩を生み出してあげてくださいね!

人は色んな側面を持っている

この前、ちょっと失敗しちゃったな
と思うことがありました。

学期末テストの国語、テスト日に娘が
「めっちゃ今回は出来た!!頑張ったよー!!」
と帰ってきて教えてくれました。

「おお!!すごいやーん!!」
とひとしきり褒めてたんです。

ところがテストが返ってきたら、87点。
本人はややしょんぼりしてました。

回答用紙を見ると、記号で答えないといけないところを
記号ではなく漢字をそのまま書いてたんです。

しかも書いてる内容は全部正解してる。
そして、そこで12点配分ありました。

つまり、きちんと記号で書いてたら99点だったんです。

なんてもったいない!!!

「何やってんの~??問題ちゃんと読まないと~。
めっちゃもったいないやん!!99点取れてたんやで!?」と。

ついつい言っちゃったんですよね。
(ちょっときつめの言い方で。)

「わかってるよ!でも頑張ったやろ???!!!」と。

褒めないと!褒めないと!と普段から思ってるんですが
ついつい褒める前に、出ちゃうんですよね。

しかも私から見たら、多少しょんぼりしてるけど
それほど悔しがってるようには感じられない。。

「頑張ったよ。でも悔しいやん。
ここちゃんと記号で書いてたら99点やったのに。。。」

「でも頑張ったもん!!!」

しまいには、頑張ったのに褒めてもらえないと
泣き始めてしまいました。。。

私も研修で褒める大切さをお伝えしてますが
家族となるとついつい。。。難しい。

親としては、今回の点数がどうこうではなくて

ケアレスミスや問題ちゃんと読んでないってミスを
悔しいと思って欲しいんですよね。

じゃないといつまでたってもミスしますから。

でもね、これも続きがあるんです。

テスト返却から2週間くらい経ってから、
昨日、学校の期末個人面談があったんです。

そしたら先生から

「ほんとに勉強にもいつも前向きに取り組んでて。。。
テストの点数が悪いとすごく落ち込んで。。。
でもその後しっかり自分で復習やり直ししてるところがすごくえらいです!」と。。。

ん???
我が家での娘と違うぞ???

と思ってたら、先生からこの前の国語のテストの話も出て、
記号で答えないといけなかったことに気づくと
娘はショックと悔しさで泣いてたそうです。。。

「もっともっと点数の低い子で、けろっとしている子も結構いるんですが、
●●ちゃんは泣くほど悔しがってて。。。
私も内容は正解してるから点数上げたくなったんですが…
でも間違いは間違いなので、そこはきちんと説明して。
次からはちゃんと問題を読もうねってお伝えしました。
●●ちゃんも絶対次からしっかり読む!!って言ってくれましたよ。」と。

その時思ったんですよね。
家で私に見せている顔だけが全てじゃないんだと。

頭では、いろんな顔があるから、
一面だけで判断するのはいけないと
わかっているんですが、

実際には自分が見ている顔のみで
決めちゃってるんですよね。

仕事においても、部下の顔はいくつもあります。

お客様の前に一人で立ってる方が
私が思っている以上によく出来てたり、
非常によく考えられていたり、、、
しっかりやりがいも持っていたり、、、

ってことは日常茶飯事です。

メンバーも子供も
いろんな顔を持ってるんだなぁと
改めて感じました。

皆さんもしっかりいろんな顔、見てあげていますか???