当事者意識

会社の本気度

さて、有難いことに、ここ数日ずっと連日で…
色んな企業様に色んな研修をさせて頂いています。

管理職マネジメント、ハラスメント、
女性活躍推進、若手フォローアップなどなど。
有難い限りです。

いつもこのような研修をさせて頂く際に、
研修を更に効果的に、参加メンバーの意欲を
高めるにはどうしたらいいですか?

とよくご質問頂くことがあります。

もちろん研修講師としての私の腕の見せどころ、
でもあるんですが(笑)

実は、それ以上に大切なこと。

それは、会社側がどのくらいの本気度があるか?を示すことなんです。

以前このメルマガでも、研修の際には会長や社長が
講和をされる企業の例をお伝えしました。

今日は先日とってもあった、
嬉しい出来事をご紹介させて頂ければと思います。

とある企業様にて、数回シリーズで研修をさせて頂いているんですが、

毎回研修が終わるたびに、講師所感というか、
課題だなと思うところをお話させて頂いています。

すると、人事のご担当者様の反応がめちゃくちゃ早い!!

「この件については、こうしました」

といったレスポンスが早く、次の研修に活かされているんです。

例えば、研修内ディスカッションで

「ん??この発言、この思考は・・・ちょっとまずいんじゃないかい??」
という方がいたんですね。

それを研修後にご担当者様にお伝えすると
その日のうちに、「このようにしました」
とご報告のメールを頂きました。

ともすれば…仕方ないですね、となりがちなこと。

でもちゃんと対応を取る、これが本気度なんです。

会社が必要だと感じて、
研修を費用を投じて実施しているわけですから
参加者は当事者意識を持って学ぶ、
というのが当然ではありますが

残念ながら、全員がそうではないケースも多くあるわけです。

参加しろと言われたから、とりあえずオンラインに繋げた。

参加メンバーに入っているから、とりあえずその場には出た。

業務が忙しく研修の優先順位が下がってしまっている。

という方もどの企業においても少なからずいらっしゃいます。

それに対して、1つ1つをきちんと対応していく。

今回の研修は優先順位は高いんですよ、
これは今皆さんにとって必要な学びですよ、と示していく。

この本気度が社員に伝わるんです。

本当に素晴らしいなぁと思いますし、有難いです。

いかがですか?

皆さんは本気度、示せていますか??

当事者意識を持つこと

先日とある企業様で、ハラスメント研修を
管理職の方々に実施してきました。

いつもこの研修ではお伝えしてるんですが、

誰もが、ハラスメントの
加害者にも被害者にもなり得る、ということ。

だからこそ、最初にお伝えするのが2つあります。

1、自分ごととして捉えること

自分は大丈夫だろう、関係ないよね、や
嫌な時代だよなー、昔は良かったよなー
といったような他人事ではなく、

もしかすると。。。。
と当事者意識をまず持つことから!

2、組織として防止する姿勢

ハラスメントは絶対許さない、という強い意識を
特に管理職以上が持ち、それを示すこと。

これは勧告や懲罰だけではなく、それ、言い方違うよね??

そのやり方はダメだよ、とお互いに言い合えるような風土を醸成していくこと

今回も冒頭にお話しましたが、その時点ではまだ数名がまだ傍観者的な感じ。

対面研修だったので、そうゆう方々には
ガンガンこちらからアイコンタクト取って訴求しまくります。

セルフチェックテストもしてもらい
どうですか??当てはまる部分あるでしょう??

とアプローチ。

だって、、、ハラスメント研修講師もする私ですが

理論も事例も様々なケースも知ってますが!

やっぱり日々注意して、もしかしたら。。。って思っていないと、

ついやっちゃう、という危険があるんです

だからこそ自分ごとに捉える、ということはものすごく大事なんです。

と、研修を続けて行くと少しずつ変わってくる。

これまでは自分には関係ないなって思ってても
そうじゃないんだ!という気づきが出てくるんです。

いい瞬間ですね!嬉しくなります。

7つの習慣にもありますが自主性を持って始める、です。

特にハラスメントについては、管理職以上が
自分ごととして捉え、一人一人の小さな行動が抑止防止に繋がります。

4月からはハラスメント防止法改正により中小企業もその対象となります。

どうですか??
皆さまの会社ではしっかり対策取れていますか?