寄り添う組織へ

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先週はほぼずっと研修続きという研修ラッシュの1週間でした。
その中で、ダイバーシティの一つとして
男性部長職の方々に、育児や時短経験のある女性の方々が入り
生の声を聞きながら、改めて今何が出来るのか?
という研修を実施させて頂きました。

これがですね、めちゃくちゃ面白かったです!!
皆さん、本当に真剣に取り組んで頂けたし
たくさんたくさん「生」の声を聞きつつ、
出来ないことや、今あるジレンマみたいなものについても
率直に、でも前向きに考えてディスカッションして下さって
色んなグループの意見を聞きましたが、
本当に実りの多いディスカッションをされていたと思います。

部長職の方々に、こんなディスカッションをしました。
女性、時短者、育児との両立者、介護中の方だけではなく、
働く場所や働く時間に制限のある人が
働き続きたい、と思える組織になるためには
具体的にどんなことがあれば、
職種や役職に関係なく、働き続けることが出来るだろうか?
今、自分自身が何らかの理由で、制限が出来たと仮定して
どんな支援やどんな環境であれば、今のまま働き続けたいと思う
組織になるだろうか?

これね、ものすごく白熱したんです。
こんなことがあれば、自分が急に休んでも大丈夫。
これが出来れば、問題なく現場は回ってる。
こんな風にすれば、決裁も滞らない。などなど。
色んな意見を出してくれました。

そしてディスカッション後に、こう問いかけたんです。
「では、先ほどのそのような支援がすべて出来たら、
皆さん、制限がありつつも部長職を続けていけますか??」と。

すると大半の方が「続けていける」とお答えになりました。
でもその一方で
「じゃ、私、要らなくなりません??必要なくなりますよ。」と(笑)。

そう、まさしくこれがバイアスかかってます。
『誰にも出来ない仕事をするのが役職者』
『他の人に出来ないことをやるから、価値がある』と。

確かに、ひと昔前はそうでした。でも今は違います。
誰にも出来ない仕事をすることよりも、誰でも出来る環境を作る方が価値がある、のです。

もちろん組織ですから、一定の裁量権を制限することも必要ですし
それぞれの役職にはそれぞれの役割があります。
プレイングマネジャーに代表されるように、
現場の仕事もしつつ、マネジメントもしている時代です。

でも役職者だけではなく、誰もが組織においては必要ですが
いつでも替えがきくようにしておくことも必要です
いつでも、どこでも働けることを前提とした環境ではいけません。
部長職、課長職でも「長時間労働」を前提としない環境を作ることが出来ます。
またこのように役職者の方にも「自分事」として捉えて頂くことで
本当に「寄り添う」具体的言動も見えてきます。

制度や福利厚生、システムなど様々ありますが
運用する人次第、ということですよね。

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