大失態の思い込み

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さてさて、今日は「思い込み」について共有したいと思います。

昨今ではアンコンシャス・バイアスという
言葉も少し浸透してきましたね。

ダイバーシティや多様性において、根本となるこの「思い込み」ですが、
決して悪いことではないんです。

人間、当然年齢と共に、経験が増えますので色んな「思い込み」が生じるんです。

これって、経験値が増えると同時に増えることなのでそれ自体は悪いことではないんです。

ただ、いろんなときに「ほんとにこれって思い込んでない??」と
自分自身に問いかけることが必要ってことなんです。

と言いつつ、私も日々色んな思い込みをしてしまっています。

先週、金曜日が娘の学校の創立記念日で学校が休みでした。

そして日曜日が日曜参観なので、3時間目までの短い時間のみ。

月曜日が日曜参観の振替でお休み。

なのでほぼ4日間お休みみたいな気持ちになってしまってたんです。
(娘が…)

学校の宿題も4日分あるし、それ以外にも塾の宿題もある。

量も多いので、計画立てて、早めにしようね、って木曜日から言っていたのに…

案の定、月曜日の夕方になって、何もしていないという、いつもの状況です。

私自身は月曜日も研修があるので、その間でしようね、とかなりきつく!言って
オンライン研修に入っていました。

そして研修後、自宅の仕事部屋から出てきたら…全部出来た!!!と遊んでいたんです。

ここで、私の思い込み。

「○○、答え見て写したやろ!!!」と一言目にかなりきつく言ってしまいました。

過去、答えを写してこっぴどく私が怒ったことがあったんです。

そう、この経験から、私は瞬時に、こんな短時間で出来上がるはずがない
きっとまた答えを写したんだろう、と強く思い込んだんです。

すると娘が号泣し始めました。

何も言わず…。

で、またそこで私は追い打ちをかけたんです。

「立場が悪くなったからって、泣いたらいいってもんちゃうねん!」と。

すると娘が泣きながら言いました。

(半ば泣き怒鳴りながら言ってるので、
全部理解するまでに何度も聞きなおしましたが…)

学校の宿題…

前週に宿題を多く間違えてやっていて、
今回宿題になっているページを既にやっていたので、

実は宿題は既に終わっていたので、実際に今回やらないといけない宿題は案外少なくて済んだこと。

塾の宿題…

もうすぐ学力テストがあるので、同じような問題を何度も以前にやっていたので
けっこうスラスラ解けて、時間が掛からなかったこと。

大失態です・・・。

答えを写したわけではなく、ちゃんと自分でやっていたんです。

彼女の中では、早く宿題を終えたことに満足していたし
それについて、私から褒めてもらえるだろうと思っていたのに、

頭ごなしに、「答えを写した!」と言われたことにショックを受け、またとっても腹を立てていたんです。

それでも私はまだ信じられなくて…(絶対あかん親です…)

実際に宿題を見てみると、計算している跡があり…

写していないことが「証拠」として目にするまで、謝りもしなかったんです。

その後、ひたすら謝り続けました・・・。

ダメですね、この思い込み。と猛反省した次第です。

今回の反省点は大きく2点。

まず、勝手に過去の経験から思い込んでしまったこと。

そしてまず聞く前に、感情で酷い言葉を突き付けてしまったこと。

さらに2点目(こっちが本当にだめ)が、証拠を見つけ出すまで、自分の方が正しいと、また思いこんでいたこと。

親や上司という立場では、自分の方が正しいと思い込んでしまっています。

この思い込み、決めつけ、は時に人を大きく傷つけるし自分自身の可能性をも狭めてしまいます。

外す努力が必要だよね、と自戒した出来事でした。

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