自分で脳にストップをかける

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先日「あなたを閉じ込めるずるい言葉」(森山至貴さん著作)を読みました。

育成にも子育てにも役立つので興味のある方は是非!

いくつか、なるほどね~と
思った言葉があったんですが、

「女の子だから」
「男の子だから」

というのもその1つです。

本作ではないですがとある調査でジェンダー意識は周りからのこのような言葉によって自ら作り出されてしまっているという調査結果も読んだことがあります。

例えば、小学校低学年までは圧倒的に女子の方が成績はいい。
(真面目に勉強するから)

でも高学年になると男子が徐々に追い上げて来て中学生になると逆転して、平均としては圧倒的に男子の方が成績が良くなる。
(特に理系)

これは昔は男性のほうが数字に強いとか、頭がいいとか、論理的思考に長けている、と言われていましたが、

実は元々の違い(遺伝子上の違い)ではなく成長していく過程で、脳に自分でストップをかけていることが分かっています。

女の子だから、そんなに勉強しなくても。。。

女の子だから、理系の仕事に就かなくても。。。

男の子だから、跡を継いでもらわないと。。。

男の子だから、稼げるようにならないと。。。

という思い込みを周囲から受けることで自ら無意識のうちに脳にストップをかけているんです。

女性活躍研修をしてても

子供欲しいから管理職は目指さない。。。

女性なんで、そんな出世しなくても。。。

という言葉も聞かれます。

これ、ライフイベント前の1~3年目の女性社員からの言葉です。

管理職や出世することだけが全てではもちろんないですし、
私も娘がいて本当に幸せだし、娘なしの人生は考えられません。

子供を育てることはキャリアにも大きな影響(良い影響も制限も)与えますが、
キャリアをストップさせる必要はないと思うんですね。

女性活躍研修をしていて、いつも思うことですが、

女性活躍において、会社の制度や風土、研修なども必要ですが、

実は女性自身の意識改革
ここが最も重要だと思います。

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