ハラスメント防止はより良い職場作りに繋がる

先日ある会社様と協同でハラスメント対策セミナーを
オンラインで実施いたしました。
大変多くの方にご視聴いただき、ありがとうございます。
また質疑応答の時間10分ほど設けていたのですが、
非常に多くのご質問もいただき、時間内で全てお答えすることができないほど
大変、皆様が興味関心がおありなのと、そこに課題感をお持ちだと
改めて感じた次第です。

ハラスメントに対する課題感というのはいくつかありますが、
まず最初に、多くの関心を持たれていたのが、
今年から全国に展開されるカスタマーハラスメント防止法です。
これまでパワハラ、セクハラ、マタハラ、SOGIハラといった
社内のハラスメントが対象でしたが、
今年からはこれまでの4都道府県の条例に加えて、
全国に展開されることになります。
顧客からのハラスメントに対しても、会社は対策を取らなければいけない、
ということになります。

いただいた多くの質問は、
社内規定にどう盛り込んだら良いのか?
相談窓口はどのように設置すれば良いのか?
実際に相談を寄せられた後はどうしたらいいのか?
教育研修は、どの程度効果があるのか?
といったご相談を多くいただきました。

これまで多くの企業様でハラスメント対策研修を実施させていただき、
効果的なのが、その企業様の「あるある事例」を盛り込むことです。
世間一般的に…
ハラスメントはダメですよ、してはいけませんよ
という内容では不十分で、実際に自社の「あるある」を用いて
その対策を取り、そしてそれを教育研修することが非常に効果的です。

実際に相談窓口に寄せられる9割程度が
(もちろん会社様によってその割合は若干異なりますが)
ハラスメントとはまだ言えないけれど、
この言動は少し危険だな…良くない指導の仕方だな…に該当するものです。

残りの1割程度が、早急に調査対策をし、再発防止に努めなければいけない。
いわゆるハラスメント事案になるわけですが、
寄せられる相談の多くは、ハラスメントの一歩手前です。

実際のハラスメント事案について学ぶことも大切なのですが、
ハラスメントになる一歩手前、このままこれが続くと危険だぞ
の内容を皆様にご理解いただき、
そしててそうならないための方法を、実施していかなくてはいけません。

相談窓口を設置することは、再発防止やセーフティネットの意味合いもありますが、
いわゆる自社の「一歩手前あるある案件」を集めることも目的になります。
よくお客様とは話すのですが、この相談相談窓口に寄せられる内容は、
氷山の一角に過ぎません。

いくら相談がしやすいと言っても。。。
例えば匿名、メール相談、チャット相談、外部相談など
いつでもどこでも誰もが気軽に使える相談窓口になっていたとしても、
決して全員が相談をするわけではありません。

相談をするまでには葛藤があり、そして相談しても大丈夫かなと言う不安を抱えながら、
それでもやはり改善をしてほしいと希望を込めて相談をしている方々がほとんどです。
ですのでこの氷山の一角をどう捉え、そしてそれを社内にどう反映し、
改善をしていくか?が重要な要素になるわけです。

ですので、ハラスメント研修も
こんなことをやってはいけません。あんなことをやってはいけません。
と「してはいけないもの」を羅列するのではなく、
具体的にこのようなケースがあったときには、
どのように対応すればいいのか?
どのような言い方をすればいいのか?をトレーニングをしていかなければいけないのです。

これはハラスメント防止だけではなく、
コミュニケーションの活性化、より良い職場づくり、心理的安全性の高い職場づくり
につながっていきます。

大変多くの方にご参加いただき、多くの質問をいただき好評でしたので、
3月にまた実施をする予定です。
ハラスメントだけではなく、社内のコミュニケーションや心理的安全性について
課題をお持ちのお客様、ぜひこの機会を流した方は、
3月もにもございますので、お時間があればぜひご視聴いただけたら
うれしいなと思います。

失敗から修正して直していくというマインド

年末年始休暇はいつやった??
と思うほど、すっかり元のスケジュール感に戻り
連日研修や商談の山口です。

さて、先日ある会社様でメンター研修を実施致しました。
メンターといっても…
この企業様では、2年目社員がメンターになります。
ということは、新入社員(1年目)が来年度に向けて
メンター研修を受けているわけです。

一般的にメンターは3~5年目の先輩社員が担うことが多く
中には10年目以上の社員がメンターをすることも多く見られますが
2年目がメンターを、という会社は結構珍しいんです。

というのも、会社のことも業務のことも
ある意味まだあまり知らないので、メンターできる??
となる会社が多いと思います。

この企業様では、新入社員の時から、かなり現場現場で
結構業務も出来ている人が多い。
だからこそ、2年目でメンターを、になっているのだと思いますが
研修をしていて、彼らが新入社員だということを時々忘れます。

そのくらい業務内容や会社のことや、自分たちの求められていることを
ちゃんと分かっているんです。
IT系の会社ですので、当然個人が出来るようにならないといけないスキルとか
学ぶ言語とか、たくさんあるんです。

しかも案件ごとにその知識や必要なスキルは異なってくる。
だからこそ、いくつもの案件を経験し、自分の知識と経験を増やすと
それが昇格昇級にダイレクトに繋がる。
関わるプロジェクトも多岐に広がり、自分のキャリアを広げることに繋がる。
だからかもしれませんが、とにかく学ぶ意欲がすごく高い。

参加者の1人がディスカッションで言っていたんですが…
「この業界って、すぐすぐ色んなものが変わるやん??
毎回毎回ずっと勉強していないとあかんやん??
逆に言うと、毎回毎回新しいことばかりしないとあかんから
失敗からスタートみたいなところが多いやん?
だから失敗恐れる、みたいなことってあんまりないよね。
失敗から修正して、直していくって仕事やからねー。」

この思考、いいですね。
この発言を聞いて、同じグループの人たちは
「そっか。そういう風に考えたらそうかもー」と
前向きになっていったんです。
(勉強や知らないことが多くて大変…というところからスタートしてました)

元々皆さん、勉強しなくては、習得しなくては!
がすごく強くあったんですが
「新しい案件のメンバーになると、うわっ…って結構なってた…。
でも、それが普通って思ったらちょっと身構えてたのが
楽になったわー」というご意見も。

これ、正しくリフレーミングのスキルなんですが
確かにIT業界って、ほんとに日進月歩。
もちろんほかの業界も日進月歩で、日々日々新しいものが出て来てはいますが
勉強が常だよね、という大前提がある業界だと
学ぶ意欲もやっぱり高いんだよね、と改めて感じました。

ちょっと興味もあったので、私も色々質問してみたのですが
彼らが入社したときに、一生懸命作ったコードとか
たった半年で、もう世に出回っていて、すぐに誰でも使えるようになっている、とか。
どこかの会社で使用したコードは他の会社にはほとんど使えないから
新たにまた作るとか。
1回習得したスキルを、そのまま他に応用することはほぼなくて
その一部を使って、また新たなものを作ったり組み合わせたり。
でも新しいものだけではなく、修繕とかもあるので
かなり昔のつくり方も知らないと出来ないこともあったり、と。

確かにこれだけ進歩が速く、そしてすべてがカスタマイズで作るので
そりゃ毎日勉強だし、いつまで経っても勉強し続けますよね。
(先輩や上司もみんな勉強していて…それを見ている。
だから勉強するのは当たり前よね、になっている。)

現状維持は下り坂の始まり。
とも言いますが、学び続けることと
学び続ける文化を創ることの両方の大切さを感じた次第です。

時間は有限

この3連休、大型寒波もあって、非常に寒い3連休でしたね。
また大阪では、十日戎もあり、
この3連休は戎さんある周辺では
非常に多くの方が来ていらっしゃいましたが、
とっても寒かった3連休でした。

この3連休、私は少しAIについて勉強していて、
ソフトバンクの孫さんの動画を観たり、AI関連の記事を読んだりしてました。
この動画で、AIを積極的に活用しないことのリスクについて、
(他の記事も合わせての情報になりますが…)
この3連休で学んだことは、1年間で0歳児の赤ちゃんが
3ヶ月で東大合格をするほどの知能を持ち、
そして1年弱で、医師国家試験に合格するほどの知能レベルに達する
というのが証明されています。

このまま生成AIが進化し続けると、
10年で人間の10倍の知能を持つようになると予想されています。
10倍の知能とはどれぐらいなのかと言うと、
人間と猿との脳に比例するそうです。

つまりAIが今の人間となり、人間が今の猿レベルの知能レベルになるようです。
なので、生成AIを積極的に活用しない=驚異的なリスク、になるわけです。
恐ろしいですね。

金魚鉢の金魚になりたいのか?の言葉が非常に象徴的な講演でしたが、
弊社も何度もこのメルマガでお伝えしているように
既に生成AIの活用についてスタートし始めました。

マーケティング、営業活動、育成において
いろんな場面でAIを使っていこうと今しているので、
私も一生懸命勉強してるんですが、
知れば知るほど、このAIの凄さと逆に言うと恐ろしさも痛感をします。

先日あるご支援事業で担当の方とお食事をしながら話をしてたんですが、
例えば議事録作成において、録音、文字起こし、要約をしてAIが作成することに対して、
ある方から「それはしないほうがいいよ。議事録くらいは自分で作った方がいいよ。」
とアドバイスを受けたらしいんです。

議事録もAIに作らせると、結果、それに関わる能力も衰えていき、
要約する、順序だてて組み立てる、といった
ロジカルシンキングの基礎が成長しないので、
育成の観点では、AIを使わずに人間の手で作らせるほうがいいよ、
アドバイスを受けられたそうで、それについてどう思いますか?
と意見を求められました。

この「育成の観点」からのAIの活用について、私も一理あるかと思います。
AIがどんどん進んでいくと、人間はしない(できない)ことが増えていきます。
では、AIを使わずに、をしていくと…
単純に成果が出にくい、もしくは出るまでに非常に時間が掛かる、
と私個人は思います。

もちろん何もかもすべてがAIで代用できるとは思いませんが、
一定のレベルまで早く引き上げるのはAIを使った方が簡単だと思っています。
弊社もそうですが、多くの場合、人の育成に時間がかかります。
そしてその育成する間は投資になります。
業界や業種によってずいぶん違うかと思いますが、
長ければ3年~5年、投資期間があるわけです。

この投資期間をAI活用によって、1年、もっと進めば3ヶ月で
一定のレベルまで引き上げることができそうです。
これを考えると、AIを活用してでも、活用すべきの結論に私は至ったわけです。

一方で、AIばかりを活用していくと、人間の成長は止まるのではないか?
という懸念がありますが、これは究極のところ人それぞれかなと思います。

例えば電卓がないときには、我々は暗算やそろばんを使っていました。
しかし電卓ができると正確さがここに加わってきました。
そして今では私自身もそうですが、電卓なんて使いません。
Excelを使うか、システムを使うか、です。

その方が圧倒的に早く、正確で簡単だからです。
このように、早く正確に簡単にできるものは、機械やAIにどんどん移行していって、
本来本当に頭を使わなければいけないもの、
これに時間を費やしていくべきではないかと思います。

ですので、知識の供給含め、ある程度フォーマット化された仕事というのは
どんどんAIやシステムに任せていき、
空気感を作ったり、リーダーシップを発揮したり、
対人関係の強化のところに力を入れるべきではないか?が私の意見です。

AIを積極的に活用するというのは、単に探索や便利機能だけで終わらせるのではなく、
それをどう活用して、今の仕事をより早く効率的にそして正確にしていくことはもちろん、
最も大事なことは角度を上げていく(質の向上)の観点で
AIを活用しなければいけません。

AIって怖いなぁ…AIすごいよなぁ…AIって便利よね、で終わるのではなく、
しっかり勉強してどう活用すべきかについて、
軸をずらさないようにしていきたいと思った次第です。

今年も、もうあっという間に半月過ぎました!!!
時間が経つのは早いなぁと思うと同時に、やっぱり時間は有限なんです。
その有限の時間をどう活用していくか?
がこれからの時代は今まで以上に非常に肝になってくる、
と感じた次第です。今週も皆さん、時間をフル活用して頑張っていきましょう!

新年のご挨拶と今年の目標

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年初めのメルマガです。
皆様、年末年始の休暇はどのようにお過ごしでしたでしょうか?
最大9連休の長いお休みの企業様も多かったのではないでしょうか?
私も年末年始、いつものように野沢温泉にスノーボードを楽しみに行って参りました。
今年は暖冬で、雪がいつも以上に少なく、一部滑走エリアが多かったのですが、
それでも約1年ぶりのスノーボードを満喫して帰って参りました。

例年、野沢温泉でスノーボードと温泉を楽しみながら、
今年は何をしようかなぁ?をじっくり考える時間を持っております。
いろんな研修でもお伝えをしていますが、
この年になると新しいことへのチャレンジがだんだん億劫になってきます。
ですので、今年はこれにチャレンジしよう!を必ず決めて取り組むようにしています。

昨年を振り返ると…ありがたいことにいつも以上に
研修ラッシュが続いたような気がいたします。
弊社では繁忙期が管理職研修が多いこともあり、
8月のお盆明けから12月上旬までが年間の1番の繁忙期になるのですが、
昨年はありがたいことに5月のゴールデンウィーク明けから既に繁忙期に入っており、
12月上旬まで駆け抜けた1年でした。
またありがたいことに年明けから3月上旬まで研修ラッシュが続いております。

昨年立てた目標について振り返ると…
プライベートな領域は、初めてのヨーロッパ(パリとスペイン)に行ったり、
趣味の1つであるダイビングも満喫した1年でした。
宮古島にも石垣島にも行き、また和歌山でも潜って、
4月から11月までダイビングを楽しんだ1年でした。

また、これも趣味の1つですが…
海外旅行も大学生の時からほぼ毎年必ず行っているのですが、
どうしても近場が多くてアジア圏が多かったんです。
ですので今までヨーロッパに行った事はなかったのですが、
初めてヨーロッパに行き、改めて日本の良さも感じた次第です。

仕事の領域においては…
新入社員を育てきる!という目標を立て、
紆余曲折したり…なかなかうまくいかなかったり…も繰り返しましたが、
今のところ徐々に成長し、顔つきもかなり変わって参りました。
10月から始めた山口研修も、いろんなところで成果が出てきているなぁ
と感じます。
彼らが今後、1年2年…
もっともっと成長していけるように全力でサポートをしていきたいと思います。

また弊社の商材でもある研修コンテンツについても
新たに10以上のコンテンツを作成し、
いろんなお客様や社会の変化とニーズに対応し、
幅広いサービス提供ができるようになりました。

弊社の課題の1つでもある講師の育成についても、
外部の委託の先生ではありますが、
弊社のマインドや大事にしているものをそのまま継承しつつ、
多くのお客様で研修をさせていただき、喜んでいただくことができました。

4月から取り組んだマーケティング活動についても、
(私自身は特に何かこれをしたという事はあまりありませんが…)
会社として取り組み、サービスサイトを構築したり、
事例紹介ということで、弊社のお客様に登場していただいたりで、
まだまだですが、ようやくスタートラインに立つことが出来ました。

昨年を振り返ると、あっという間に過ぎた1年ではありましたが
充実した1年だったと思います。

では、今年の目標は何か???
まず仕事においては、4月に新入社員がまた入ってきてくれます。
今年の新入社員同様、半年で戦力化をしていかなければいけませんので、
彼らの育成に注力をしていきたいと思います。

また昨年からスタートしたマーケティング活動についても、
さらにスピードアップとボリュームアップをしていき、
今後の発展につなげていきたいと思います。
特にマーケティングについては、まだSNSの領域については未着手ですので、
ここについてもしっかりと着手していきたいと思います。

2つ目に既にスタートを切りましたが、AIの活用です。
私もまだまだ勉強中ですが、単に効率化をするだけではなく、
質の向上、早期戦力化、さらには営業活動の応用性を高めるために
AIを学びつつ組み込んでいきたいと思います。

3つ目に、商材の強化です。
ありがたいことに弊社では対面やオンライン研修で
多くのお客様にご提供させていただいておりますが、
中小企業の皆様にとっては…なかなか人数が集まらない(人数が少ない)や
通常業務が忙しくてなかなか研修の時間が取れない…という課題もあり
集合研修や時間を指定したオンライン研修を実施するのがなかなか難しい…
と言うお声もこれまでたくさんいただいておりました。

ただe-learningツールを使うとこれらの課題は解決はできるのですが、
「学びたい人だけが学ぶ」という問題点も一部ありました。
そこでe-learningとリアル研修のちょうど中間のようなものを作りたいなぁ
と長年を思っていたのですが、ここに着手をしていきたいと思います。
まだまだ構想段階ですが、ここについては今年中に
皆さんにご報告できるように努めていきたいと思います。

最後にプライベートな領域ですが、今年40代最後の年になります。
そろそろ健康にも留意をし始めました。
今まで通り、趣味のダイビングやスノーボード旅行満喫しつつも
おろそかになっていたホットヨガや運動も2週間に1回は継続してできるよう
頑張っていきたいと思います。

ということで、今年も昨年以上によりエネルギッシュに!
そして新たな挑戦を繰り返しつつ、
たくさんたくさん失敗もしながら「トライ&エラーの1年」を送っていきたいと思います。

皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2026年も皆様にとって素晴らしい1年になりますように。

想いが人を惹きつける

今年の研修ラッシュも終わり、先週今週と出張もなく、
社内でのいろんなことや、来期に向けて色々考えることが出来、商談や打ち合わせなどもしつつも、研修ラッシュ時よりも、少しゆっくりした時間を過ごしている山口です。

今週の土日は、あまりたいした用事もなかったので
何をしようかなぁと思っていたところ、
ネトフリで「不毛地帯」が放送しているのを見つけてしまったんです。

私はもともと本が大好きなんですが、
仕事柄どうしてもやはりビジネス書を読むことが多いんです。
ただ小説も大好きで(特に歴史小説や真実に基づいた小説)、
山崎豊子さんや浅田次郎さんがとっても大好きです。
もうこの2人の小説はほんとに好きで、ほぼ全て読み尽くしている感じです。

特に山崎豊子さんは同じ大阪出身と言うこともあって
出てくる小説の中の地名や雰囲気などがとってもなじみが深く、
私は大好きな作家さんの1人です。

もちろん不毛地帯も読んだことがあって、内容もかなり鮮明に覚えていたんですが、
実はドラマは見たことがなかったので、
全19話だったんですが、一気に見てしまいました。
途中で全然もう終われなくてですね。。。
久々に徹夜して不毛地帯を全部見切った山口です。

不毛地帯を読んだ方もいらっしゃる方も多いと思いますが、
シベリア抑留から帰還した主人公が商社に入り、
旧日本帝国の大本営参謀と言う立場から、今度は商社マンになっていくお話です。

不毛地帯の中で心に刺さるセリフがあって、
「石油の一滴は血の一滴」
「石油獲得のために真珠湾攻撃の作戦を立てたが、
その時は武力で石油を獲得しようとした。
しかしその過ちを繰り返さないために、
今度は平和的なやり方で石油を獲得しようとしているんだ!!」
と、役員会で力説するシーンがあります。
この石油獲得に至っては一時は国賊とまで言われた主人公ですが、
国益のために石油獲得を平和的な力でするために、まぁ色々駆けめぐります。

よく研修でも、パーパスをお話しします。
何のために仕事をするのか?
何のためにこの会社で働くのか?
この目的がパーパスです。

パーパスという言葉を聞くと、何か最近のようなイメージもありますし、
これほど働き方や働く価値観、考え方が多様化している中では、
パーパスは必ず必要になってきていますが、
このパーパス、実は最近できたものではなく、
この不毛地帯の時代である頃から、普通にあったんだなぁと改めて感じました。

今はありがたいことに平和な時代です。
そして豊かな時代です。
(ある意味、豊かすぎると言っても過言ではないかなと思いますが)
戦後復興をしているときにパーパスという言葉はなかったかもしれないですが、
日本の国のために(国益)と言う考え方って絶対あって、
これって今でいうパーパスに近いんじゃないかな、と思います。

そしてその情熱と想いが周りを惹きつけていき、
大きなことをやり遂げていく。
改めてそんなふうに感じた土日でした。

さて今年も残りあと約1週間となりました。
今週いっぱいで弊社も冬季休暇に入らせていただきます。
決算は3月なので、年が明けたら3ヶ月間かけて、
今、私の頭の中にある来期の構想などをアウトプットしていく時期です。
改めてパーパスをもう一度見つめ直し、自分の想いを表現できるように
年末年始を過ごしたいと思います。

皆様どうぞ素晴らしい年末年始をお過ごし下さい。

仕事じゃなければ味わえないもの

先週ある会社様で研修をさせていただいておりました。
この会社様では約半年間かけてほぼ全社員様に対して同じ研修を行います。
マインドセット=働く心構え、姿勢、取り組み方、求められているもの
を今改めて捉えましょう、という研修です。

1~2年目の若手社員の方々から、管理職の方まで、
また再雇用されたシニアの方々まで、
皆様が同じ方向を見て、捉え方や姿勢を考える機会とし、
自分たちでディスカッションし、同じ共通言語を持ちましょう、という内容です。

この半年間かけて実施する研修も、先日の研修で約半分実施済となったので
折り返しとなりました。
先日の研修では、数年前に新入社員研修をさせていただいた
当時の新入社員の方々が、2年目3年目4年目と先輩社員になって
参加をされていらっしゃいました。

顔を見ると…見たことあるよね、と最初私も思ったんですが…
彼らが醸し出している雰囲気が、当時の新入社員研修を受けていた彼らとは
あまりにも違っていたので、この人かなぁ??と半信半疑だったんです。

彼らのディスカッションを聞いていると…
まぁほんとにすごくしっかり話している!!

彼らは顔つきも全然変わっていて…
仕事を通じて、自分が思うことだったり、こうあるべきじゃないか?だったり、
こういう風に僕は感じます、などなど
ほんとに上手にお話をされていたんです。

人って2 ~3年でこんなにも成長するんだ。
こんなに見違える位変わるんだ、というのを改めて目の当たりにした1日でした。
またこれは親心かもしれませんが、
なんだか子供が成長したようで、驚いたというより
うれしい気持ちでいっぱいになった次第です。

ありがたいことに、この仕事をさせていただくと、
新入社員研修等で、入社したての彼らに出会うことが多くあります。
そして3年、5年、10年と経って…
大きく大きく成長された彼らにまた再び会う機会もございます。

そんな時に人ってこんなに変わるんだ!というのを
嬉しさとともに実感させていただいております。

早いものでもう12月。

先週で私も今年の研修の予定を全て完了させていただきました。
今週来週は、打合せや商談はもちろんあるんですが、
研修は年の瀬もあり、多くの企業では実施されておりませんので、
どちらかと言うと外部の方に触れるよりは、
今まであまり出社もしていない自分の会社の社員に触れ合う機会が多い週です。

10月から弊社では新入社員だけではなく、営業メンバーに対して
可能な限り私が出社しているときに、
1時間「山口研修」を実施しています。

これは私がお客様役になり、どんなふうに応答(ヒアリング含め)すればいいか
を毎回毎回テーマを決めて全員と実施していく。
そしてその場でアドバイスをしたり、軌道修正したりを実践しております。

始めて約2ヶ月。
この2か月だけでも、上手に話ができるようになってきたなぁとか
なるほどそういう風な言い方ができるようになったなぁ
と気づくことも多々あります。

4月に入ってきた新入社員ももう8ヶ月。
あと4ヶ月もするといよいよ先輩になります。
手前味噌ですが、どこか学生気分が抜けなかったような顔つきと変わり、
ビジネスパーソンとしてキリッとした顔つきになってきたのではないかな。

仕事をする目的は…
お金のため、自分の成長のため、そして誰かに喜んでもらうため。
いろんな理由が働く目的にはあります。

私もこれまでのビジネス人生を通して、いつも感じる事は
仕事じゃなければ、これほど考えることも、これほど挑戦することも、
これほど歯を食いしばって踏ん張ることも、
そしてこれほどおもろいなぁ、楽しいなと感じることもない、といつも思います。

自分のだめなところに気づかせてくれるのも仕事です。
自分の得意なところに気づかせてくれるのも仕事です。
そして仕事を通じて多くの人と接し、もまれながらも
感動を頂いたり提供したり、喜んでもらえたり…。
これも仕事じゃなければ味わえません。

いくつになっても人間の可能性は限りがないもので、
成長したい!変わりたい!もっとこんな風になりたい!
と思えば思うほど、その機会をくれるのも仕事だと思います。

今年もあと残り2週間となりました。
今年も胸を張って精一杯やり切ったと言えるか??
自分に対して言い聞かせていることですが、
どのお仕事でも、どの年でもやり切った!と胸を張って
鏡の中に自分に言えるように、心がけております。
今年1年やり切った!と言えるように
残り2週間もできることをできるだけやっていきたいなぁと思います。

自分のバイアスを変える

先週ある企業様でのリーダー研修を実施させて頂き、
その際、参加者の人数が少ないので、
研修というよりもコミュニケーション取りながら…
じっくりと向き合って進める機会を頂きました。

その中で、ずっとテレワークで会わない人がいてる、
というお話を聞き、他の企業様でもこの話題結構あるあるなので、
私個人的には、寂しくない??という疑問があったんです。

私も仕事柄、週のほとんどは出張で色んな企業様で研修を実施させて頂いているので
社員には毎日会えません。
ですので、会社に行かなければ出来ない仕事も多少ありますが
会社に行く目的は、みんなに会うため、研修のない日には会社に行きます。

直接顔を見て、それぞれの仕事ぶりを見て
話しをしたり、今の状況や進捗状況を聞いたり、と
積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
もちろんそうしなければ、彼らの仕事の出来具合を図ることが出来ない
のもありますが、多分単純に私自身も寂しいから、があるんです。

毎日テレワークで、月1回もしくは数か月に1回しか出社しないって
寂しくない??
誰かと話したい(他愛もない話とか…)とか思わない??
って単純に疑問だったんです。

「そうでもない人も多くなってると思います」
というのがよく返答される意見でした。
「一人でいることの方が多い世の中ですし…」
と続いたので、確かに。。。と納得することも多くて
少し調べてみました。

博報堂生活総研さんの生活定点調べによると…
よくするスポーツや趣味はなんですか?(20代男女)
という質問に対してのランキングです。
左が2004年、右が2024年です。

1位 映画鑑賞 [35.4%]⇒動画視聴 [50.8%]2位 ショッピング [29.4%]⇒映画鑑賞 [38.7%]
3位 読書 [29.1%]⇒ドラマ鑑賞 [35.0%]
4位 音楽鑑賞 [29.0%]⇒音楽鑑賞 [32.1%]
5位 パソコン [26.2%]⇒モバイルゲーム [27.3%]
6位 散歩・ウォーキング [25.7%]⇒国内旅行 [26.9%]
7位 自動車・ドライブ [25.0%]⇒散歩・ウォーキング [26.3%]
8位 国内旅行 [24.3%]⇒ショッピング [24.5%]
9位 カラオケ [18.7%]⇒漫画・アニメ [24.3%]
10位 食べ歩き [18.3%]⇒読書 [21.3%]

こう見ると、動画視聴、ドラマ視聴、音楽鑑賞、モバイルゲームと
家で一人で出来ることが2024年には、ずらっと続いていますね。
確かに、一人で過ごすことは寂しいことではなく
当たり前となり、居心地の良いものに変わってきたのだと思います。

ネットフリックスがワーナーブラザーズ社を買収というニュースも
確かに、と唸るしかありません。
IT化がどんどん進み、一人で出来ることも多くなり
一昔前と違って「一人でいることへの疎外感=恥ずかしい感」もありません。
こうなると、仕事も一人でする時代にいよいよ突入か??と
怖くなります。

うちの娘は今、中学1年ですが
一人カラオケ、一人映画、一人カフェ、一人ショッピングなど
ほとんどのことを一人でします。
その方が楽、らしいです。

友達とも遊びに行くのですが、
それって結構たまに、なんです。
基本は一人、たまに友達と、です。

今私は大人になって、当然ですが
何でも一人で出来るようになりました。
確かに一人の方が楽よね、と思うことも多々あります。

映画もショッピングも一人の方が気が楽、はもちろんあります。
でもそれって、自分が大人になったから、というのが大きくて
中学や高校の時は、なんでも友達と一緒にしてたのが
楽しかったのにな…と思ってしまいます。
(私は昭和人間なので、残念だな、とかもったいないな、とかを
まず思ってしまいます)

AIがどんどん進化してきて
IT無くして生活は出来なくなり
より便利に、より安価に、より楽に、いろんなものが変わりました。
寂しいなぁ、懐かしいなぁ、残念だなぁ、と思うだけではなく
時代に合わせて色んなものを変えていかなくてはいけないんだな、
(自分の考え方やバイアス含めて)
と感じる今日この頃です。

あっという間に2025年も終わりそうですね。
進化の波に置いていかれないように、
今年も、そして来年も自分自身を変えていかないと!ですね。

一言が空気を創る

先週ある会社様で、若手向けのキャリア形成研修を実施いたしました。
若手向けといっても、今回の実施グループは1人を除いて、
今年の4月に入社した新入社員の方々です。
その方々に対して働く考え方心得、これまでの棚卸し、
そしてチームワークを育む内容を実施してきました。

新入社員のある方がですね。
感動する位本当に素晴らしい方がいらっしゃったのでご紹介をしたいと思います。
彼は研修開始30分ぐらい前に会場にもう着いていたんですが、
とにかく挨拶が本当にすごい!!!
私だけではなく、みんなに一人一人のところに行って
「おはようございます。●●さん久しぶりだよね。」
「おはようございます。今日は1日同じチームで頑張ろうね。」
「おはようございます。●●さんはどこに配属になったの??」
と来る人来る人みんなに、自分から積極的に声をかけていて、
しかももう、こぼれるばかりの笑顔で積極的にコミニケーションを取りに行ってるんですね。

そして研修が始まってからも、常に本当にきれいな姿勢で座っています。
そして話を聞く時も、体ごと、こちらを向いて聞いているんです。
私も会場の中をいろいろ動きながら話をしたり、全員と目が合うようにいろんな人の顔見ながら話をするんですが、
とにかく私が動く方向に体を向けている。
私がいろんなところに目線が行くと、私の顔をずっと追っているのが目の端でわかるんです。

そして私と目が合うと…うなずきながら、顔の表情を変えながら聞いているんです。
とにかくこの反応感がすごい!!!
なかなかここまですごい人ってほとんどいないんです。
私はもう本当に感動しまくりで、彼はすごいなぁと思っていました。

そして、働く考え方心得のプログラムのところで
当たり前のレベルを上げようねと言う話をしたんです。
やっぱり当たり前のレベルがすごい人っていうのは周りに対する影響力がすごい。
その人の言動が周りに対して良い影響を与えるよね。
だからほんの小さな事でも、その小さなことの当たり前のレベルを上げることが
結果、その人の人格を作ります。
でも当人は当たり前にしているので、している感覚があまりない。
それが10年も経つと追いつけないくらい差がついているんだと。
という話をしました。

そしてグループワークで…
例えば予習復習の仕方、報連相の仕方、気遣いの仕方、挨拶の仕方など
この人すごいよねって言われる人ってどんなことをやってるだろうか?
具体的に言動を考えてみましょうというディスカッションワークをしたんです。

彼のグループでは挨拶のところで…
「これ!俺答えわかるから言わせて!!」と発言をしたんです。
「挨拶っていうのは相手を変えることなんだよ!」と、キラキラした目で話してるんです。
周りの人が、「具体的な言動だから、相手の心を変えるってどういうことなの?」と聞くと、
「例えばね、相手の人が『今日はなんかしんどいなぁ』と思っている雰囲気だとするよね。
すると僕が、『おはようございます!!!』ってすっごい元気に挨拶しますよね。テンション上がりません??」
と話すとみんなつられてニコニコしながら「上がる!上がる!!」となっていたんです。
(もちろん彼のグループに発表してもらいました。)

そう。彼の挨拶(挨拶だけではなく話し方そのもの)ってテンションが上がるんです。
「支社の中で1番若いけど、そしてたいしたこと(仕事)もしてないけど、
挨拶だけは絶対誰にも負けない気持ちで毎日やってるんです!!」
と本当にキラキラした目で話してたんです。

これね、ほんとすごいことだと思うんです。
挨拶って毎日のことですが、これだけ挨拶に全力投球できる人ってそんなにいないです。
相手を元気にしよう。
この空間を一緒に作ろう。
今日も一緒に頑張ろうね。
そんな想いを込めて挨拶をする。
素晴らしいなぁ。本当に感動しました。

そして彼は、挨拶だけではなく、とにかくすべてに全力投球でした。
ディスカッションもワークも、とにかく彼は全身から「全力でやってます」オーラが出るんです。
グループの他のメンバーからも「●●くんって絶対可愛がられるよね」って言われていました。
私もそうだと思います。
私が上司でも彼のことを全力で応援したくなります。
だって全てに一生懸命ですから。

研修中も彼に引き上げられて、いろんな人が共にどんどんどんどんキラキラしていって
一生懸命になっているのが空気感でわかりました。
彼はまだ入社して9ヶ月です。
しかしもうすでに、周りを良くする空気感を作るリーダーシップを存分に発揮していたんですね。
私も今回の研修で彼と一緒に参加をさせていただいて、本当に楽しい、素晴らしい時間を過ごさせて頂きました。
素晴らしい1日をありがとうございました。

次のしたいな、を作り出す

先週はほぼ大阪に居ず、各地で研修三昧の山口でした。
さて、先週女性社員を対象としたキャリア形成研修を
実施させて頂いた企業様で懇親会もあったので
美味しいお食事にお酒に、そして参加者の皆様と楽しい時間を
過ごさせて頂きました。

懇親会では、なかなか話すことがない私のプライベートについてや
これまでどうゆう経歴だったのか?
これまでどんな経験をしてきたのか?
などなど色んな質問を頂き、逆に私も参加者の方々に
色々質問させて頂きました。

研修内でこれからの日本のことを学び、そしてキャリア形成を考えた研修。
ですので、これからの日本を自分たちは
どんなキャリアを築いていくのか?が話題に多く挙がりました。

色々話を聞いていくと…
大前提「共働き」が普通。(専業主婦は全く考えていない、とのことでした)
私が新入社員の時には、まだ半々くらいだった気が…。
出来れば専業主婦になりたい、みたいな意見も結構ありました。
これは人は働く、が当たり前になっていること。
そこには男性とか女性とかなくて、人として働くのは普通よね、でした。
これは確かに!!と思うと同時にいいことだなぁ、と思いました!

もう1つ。働かないと怖いよね、という考え方。
最近は物価も上がってるし…(この先もあがるよね??)
ダブルインカムの方が収入多いよね。
もし相手が失業したり、何かあっても、私が働いてたら大丈夫よね。
といった意見がものすごく多くて
これも確かに!と思ったんです。
先行不透明時代と言いますが、これってこんな風に出てくるんだな、と。

またもう一つ。
話題に上がったのが、昨今の黒字リストラのニュースです。
自分が50代とかになったときに、子供も大学費用とかお金もたくさん掛かるし
これからの老後とかも不安がある時に
黒字リストラ対象とかになっても、自分がその時働いていれば何とかなりそう。
というなんともまぁ、心強い、たくましい意見もたくさんあったんです。

他にも…
結婚したり、子育てしても、やりたいことはやりたいよね。
お金がなくて、これしか出来ないとか
外食いけないとか、おしゃれなカフェ行けないとか…嫌よね。
だったら自分で稼いで、自分で自由にできるお金が欲しいし
それがあるから、自由って感じるよね、と。

で、そこで聞いてみたんです。
外食とかオシャレなカフェには皆さん、うんうん頷いてたんですけど
海外旅行とか留学とかは??って聞いてみると…
それはハードル高いですってお声も。

山口さんの年代は、ブランドとか海外旅行とかすごいお金かかることが
趣味って人、多いですよね??
(私たちの上司もよくそう言います~)
でも私ら年代は、そうじゃないんですよ。
日常のほんのちょっとした非日常がいいんです、と。
なるほど、勉強になりました(笑)

まぁこれも人それぞれ違うでしょうし
その度合いも人それぞれ違うと思います。
別に海外旅行がいいとも思いませんし、オシャレなカフェもほんと素敵だと思います。
(私は断然ドトール派、もしくはコンビニカフェですが・・・(笑)
そこにも、ええ??とビックリされました。)

仕事でもプライベートでも
こんなことしたいな、こんなとこ行きたいな、こんなの食べたいな
をたくさん持って、1つ1つしていくと、また次のしたいな、が生まれます。
こんなのいいですよー、こうゆうのお勧めですよー
と話してくれた彼女たちの目はキラキラしていて
その中には、時折仕事の話も混じっていて、
こんなことあったんですよー、こんな経験したんですよーと
話してくれている彼女たちはとっても素敵で最高でした。

そしてそれをみんなで話したり聞いたりしていると
私もそれ好きーとか
私も今度そこ行ってみたいーとか
どんどん出てきたんです。
(笑い話ではないですが、研修でのWANTリストに入れとこう、が
その時口々に出ていたんです。)

私もなるほど、そういう思考なのね、と勉強させてもらったり
確かに…と頷くときもたくさんあって
そして一生懸命働いている彼女たちも見ると
とっても元気をもらえてうれしい気持ちもいっぱいになりました。
対面研修の醍醐味、ですね。

心得が信頼を築く

先週は少し暖かく、秋らしい気温でしたが
今週は一転して、寒い冬模様になりましたね。
娘の学校もそうですが、インフルエンザが流行っているようです。
皆様も是非お気をつけくださいませ。

さて、先週も今週も研修三昧の山口ですが
先日行った研修でこんな質問が出ました。

昔と違って、サービス残業や必要のない残業を強いることは
もちろん当たり前にダメですし、そんなことは誰もしていません。
ただ…始業時間ギリギリ、ほんとに1~2分前にしか来ない社員がいます。
こうゆう社員に、もう少し早く来るように(せめて5分前)促したら…

●時から開始ということは、その時間ピッタリに来ていいですよね?
5分前に来い、というなら、その5分間の給与は支払ってくれる(残業代)ってことですよね?
支払いなしということであれば、労基法違反ですよね?
と返されました…。
これってそうなんですか??と。

この質問、よく管理職研修等でも頂きますし、
ハラスメント研修でももらいます。
そして年が明け、新入社員研修を企画する段階になると
商談でもよく頂く質問です。

新入社員研修では必ずお伝えしていますが…
労基上ではそうです。
●分前に来なさい、と指示命令することは出来ません。

ただ、働く心得(=社会人としての心得)があります。
その中に、時間の余裕を持ち、業務に取り組もう、という心得があります。
心に余裕が出来ることで、その後の集中が高まりますし
余裕を持つことで、相手に対する心配りにも時間を割け
そして何よりも自分の心に余裕を持つことで
前向きに取り組むことが出来ます。
(茶道の心得でビジネスの心得にも通じるもの)

仕事とはそもそも相手の期待以上に応えることで成り立ちます。
この人に仕事を任せてみよう、と思うのは
大前提その人を、人として信頼出来るからです。
では、この信頼、どうやって築くのでしょうか?
信頼とは、持って生まれたものではなく、性格でもなく
その人の普段の言動から生まれるものです。
いつも時間ギリギリ、という人に大事な仕事を任せてみよう、
になるでしょうか?

これ、時間だけのことだけではありません。
教えてもらったことを復習しない。
やるべきことを後回しにする(もしくはやらない)。
仕事の選り好みをする。
気分の浮き沈みが大きい。
愚痴や文句が多い。
挨拶をしない。
話しの仕方(特に聴き方)が雑。
仕事の仕方がいい加減(適当)。
などなど。

これらは能力スキルではありません。
何かの専門知識が必要なわけでも、ものすごく経験が必要なわけでもありません。
単純に心得、なんです。
でもこの心得が出来ていないと
人はこの人って信頼できないな、と感じるんです。

さて、前述の質問への返答です。
●時間働く、という時間単位で働くのは、アルバイトの心得です。
正社員であれば、期待されている業務に対しての対価です。
正社員だからこそ、これらのビジネスパーソンとしての心得は
持っておいてほしいものです。

特に始業時間については、1日の始まり。
今日のスケジュールややるべきことを整理する時間も必要です。
だから10分くらい前には来て、準備をしましょう、です。

もちろんこれは心得ですから、無理に強いることは出来ません。
でも新人にはいつも伝えますが、
自分のしていることは全て、何らかの形で自分に返ってくるんです。
自分がした努力も、自分が手を抜いたことも、全て自分に返ってきます。

私もいろんな方と商談(私がお客様の立場)します。
時間にルーズな人、準備不足な人、礼節を守らない人とは
どれだけ商品サービスが良くても仕事は依頼しません。
そもそもそんな人と一緒に仕事をしたくないからです。

あっという間に今年も終わりが見えてきましたね。
残り1か月少しになりました。
改めて自分の普段の言動を見直すきっかけにしたいと思います。