先週はマインドセット研修や、働くとは?といった
商売の本質を学ぶ研修が多かった山口です。
またこれは神様が私に、「商売の本質」を再度考えろというメッセージかもしれませんが
お打合せや商談においても、ここに触れることが多い1週間でした。
キャリア形成研修などでは、必ず実施するのが、自分自身の棚卸。
その際に、MUST、WILL、CANの3つの円を描くことは
皆さまよくご存じだと思います。
で、そこから、特に若手はこのWILLにフォーカスしがちで…
やりたいことは他にある。(見つかった)
やりたいことは本来これだった。
と自分自身のキャリアを他に見つけたくなります。
この背景には、今の仕事への何らかの不安や不満なこともあるでしょう。
ただ、根底に「キャリアアップ=転職」という概念が
結構深くあるんだな、と感じます。
VUCAの時代というのもあるでしょう。
日本では終身雇用という概念はもはや欠片もない、もあるでしょう。
将来への見通しの悪さ、不安定さ、そこから来る漠然とした不安から
色んなスキルや職場を経験する方が自分自身のキャリアアップになる、
という心境もあるでしょう。
でも一方で、成長したい、遣り甲斐のある仕事をしたい、と言います。
昨今では、遣り甲斐よりも生きがいという言葉を使う方が多いですね。
仕事では面白く楽しく居心地よく、意味のあることをし、
自分自身の存在価値を(市場価値とも言います)高めたい、
でもワークライフバランスという言葉のように、仕事だけではなく
自分自身の人生を豊かにしたい。
これらの考えには一定部分は、私も同意しますし
仕事だけが100%人生ではない、これもそうだと思います。
皆、自分自身の人生はたった1回しかなく、その時間も全く同じです。
自分自身の人生をより豊かにしたいと思うのは当然だと思います。
では、ここで「生きがい」について考えてみたいと思います。
この3連休に読んだ本で、だよね!やっぱりね!!と腑に落ちたのを
ご紹介します。
一番上の図にあるように生きがいとは
自分の好きなこと
自分の得意なこと
社会が必要とすること
収入を得られること
この4つの重なり部分なんです。
で、この「社会が必要とすること」は商売で考えると社会貢献となるのですが
(商品やマーケティングを考えるときに必要ですね)
組織の中で考えると、周囲が必要とすること、になります。
お客様からあなたが担当でよかった
同僚や上司からあなたがいてくれて有難い
になります。
つまり、あなたがいなければ困る、と必要とされることです。
仕事をしていて、ある意味最も醍醐味ともいえるのが
お客様のお役に立ち、お客様からこう言っていただけることです。
商売の本質もここにあると思います。
自分の好きなことを伸ばし、得意なことにする
そして得意なことで、社会に必要とされる商品やサービスを提供し
収入を得ること
これが商売です。
このどれもが欠けてしまったら、商売になりません。
商売とは、「買ってくださる相手がいて初めて成り立つもの」です。
どれだけ良い商品やサービスを作ろうと
誰も買ってくれなければ、ただの趣味です。
そして一度は買ってくれても、そこに満足し価値を見出せなければ
商売は続きません。
自分のやりたいことだけやる
商売とはそうではないんです。
商売の価値とは、誰かに必要とされることに尽きる。
そして自分自身の価値も同じです。
よくキャリア形成研修で、なりたい自分像を言語化すると
自分のやりたいことをもっとやってみたい。
自分が楽しいと思うことをやりたい。
自分に向いていることをやりたい。
自分にしかできないことをしてみたい。
自分の価値を高めたい。
このような言葉をよく聞きます。
そう思うなら、「必要とされること」が大前提です。
あなたがいないと困る
あなたがいてくれて良かった
こう言ってもらえることが、幸せ(人生の豊かさ)だと私は思います。
商売と生きがいと存在価値の原点を改めて感じた次第です。










