図、絵、表でまとめるスキル

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あっという間にGWも終わり、5月になりました。
新入社員研修も終わり、既に配属になった、という会社様も多いのではないかと思います。


弊社でも、社会人としての基礎やマナーなどの基礎的な研修から営業研修へと進み、新入社員も毎日元気に頑張ってくれています。

弊社では、数多くの研修がありますので
その1つ1つの内容の理解や、どんな課題に対して
どんなプログラムが有効なのか?を理解するいわゆる商品研修をしながら
先輩社員の営業同行をする、といった実践的な営業研修も
スタートしています。


先日ある会社様その商談に、新入社員が先輩社員と一緒に同行したので
その商談レポートを「書式自由、A41枚」で提出してもらいました。
すると、2人とも、ワードでまとめて提出してくれました。
内容については、2人ともほとんど同じ内容です。
このケースを事例に振り返り研修を行いました。


「このレポートって何が目的だと思いますか??」
と質問すると…
「商談内容をきちんと理解するため」
「どんな商談をしているのか、を分かるため」
と返答が返ってきました。


「では、このレポートって誰が見るの??」
と聞くと…
「あっ。。。山口さんです」


「だよね。じゃ、私がこのレポートを見て『何を一番知りたい』と思う?」


レポートを出す、ということは、誰に対して何が目的なのか?
を常に意識しなければいけません。
上司が一番知りたい内容は何か?
答えはシンプルです。
「次の提案内容が正しいか否か?」です。
もし方向性や提案内容が受注角度が低いものであれば改善アドバイスが必要になります。
営業商談で大事なことは、シンプルで
「受注できるか否か?」
「受注できるようになるために必要なことは何か?」
を上司は知りたいんです。


その視点で、自分のレポートを見てみてください。
その内容で合ってるかな???
を促しました。


次に、お互い相手のレポートを読んで、理解するまでの時間を図ってもらいます。
すると3分程度必要でした。


では、この3分掛かったレポートを、1分で理解できるように
箇条書きやグルーピングをしてみましょう。
というワークをしました。


そして最後に、この内容を10秒で理解できるように
図、絵、表に落とし込んでみましょう、というワークを行いました。


これもよく研修でお伝えしますが、常に頭の中で
この図、絵、表にすることが大切です。
上司からの指導内容、お客様との商談なども全てです。
メモを取る、というのはどの職場でもされているかと思いますが
図、絵、表にすると、理解度がぐっと深まりますし
瞬時に振り返れる、覚えやすい、
そして教えるときにも分かりやすく伝えることが出来ます。
漏れや対策もこうすることで、瞬時に分かります。
是非皆さんも活用してみてください。

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