管理職育成

【若者にもおすすめ】革命のファンファーレ(西野亮廣著)

昨年購入したけど、他の本を優先してしまっていて、ずっと本棚にあった1冊。まずは、なぜもっと早く読まなかったんだろう、という後悔、ですね。キャッチ―なタイトルと、西野さん著作ということと、クラウドファンディングのことだろう、という程度にしか思っていなかったんですが、見事その予想をはるかに裏切られ、これは本当に衝撃に尽きました(笑)。

本を通じて感じたことは、やはりパラダイムシフト、の一言です。これまで常識と思っていたことが、違うこと。ココが一番衝撃でした。もちろん「えんとつ待町のプペル」も、それに伴う展示会などの仕掛けも知っていましたが、全てが計算され、そしてその全てがパラダイムシフトの産物であることに気付きました。

私たちの今の時代は、情報革命の時代。インターネットがもらたしたこの情報革命によって、様々なことが大きく変わっています。そんな時代を生き抜くヒントがたくさんある本でした。

本から感じるのは、新しい時代を生き抜く、新しい価値観や考え方、ですが、しかしその根底にあるのは、7つの習慣に代表される根本、「人格主義」であることが、この本の一番の面白みというところではないでしょうか?

「努力の方向性」「信用を形成する」「win-winを築く」

共通して書いているのは、小手先のテクニックではなく、その根底にある「自分が描くゴール」へのすさまじい努力と覚悟、それを支える人との信頼関係の築き方ではないかと思います。

今の時代を生き抜く若者には、単に、クラウドファンディングの仕方とか、お金の儲け方とか、そういうところだけではなく、是非こうゆう根本にある視点で読んで頂けると、さらに奥の深い1冊になるのではないかと思います。

【管理職にお勧め】大学を出て仕事もせずにダメだった僕を生かしたリクルートの組織風土(長崎哲也著)

今回のお勧めの1冊は「大学を出て仕事もせずにダメだった僕を生かしたリクルートの組織風土」(長崎哲也さん著・カナリアコミュニケーションズ)です。

リクルートさんの組織風土や教育体制の本はいくつか出ていますが、さらっと読めて、分かりやすい1冊ですね。

私もこれまでの仕事柄、リクルートさんやリクルートさんのトップパートナーさんとお仕事させて頂くことも多くありましたし、

何より、前職でリクルート媒体をたくさん売らせて頂いたので、 それなりにリクルートさんの組織風土やリクルート社員の方々を知っていますが、 よく分かる1冊だと思います。

確かに、リクルート社員の方々は「自ら仕事を創り出し、楽しむ」ことに非常に長けていると思います。

色んなことにチャレンジし、そして顧客志向も強い方々が多いように感じます。

仕事柄、色んな採用媒体の方々と直接お仕事させて頂くことも多いですが、やはり他の媒体社さんと比べても、「主体的に『やりたい』という意欲」が非常に濃いように感じます。

それがリクルートさんの強みであり、また日本の採用市場において50年近くも牽引してきた企業であることの裏付けになっていると感じます。

この本で最も共感し、そして見習わないといけないと改めて痛感したところが、「あなたは何がしたいの?」と常に問いかけるマネジメントを徹底しているところ。

そして、「やりたい」と手を挙げた人に全権を任せ、応援サポートする風土。

私も研修でも「耳にタコ」になるほどお伝えしていますし、もちろん弊社でも実践したつもりだったこと。

それは管理職の役割として「指示命令管理」するのではなく、「聴き、認め、そして任せること。良い失敗(チャレンジ)をたくさん経験させ、小さな成功体験を積ませること」です。

ただ、読みながら、「あぁ、でも出来てなかったよな。」や「あれは、任せるではなく丸投げになってたよな。」ということがポンポンと頭に浮かんできました。

リクルート流育成の方法から、それが組織風土として根付くまでが分かりやすく書いてある1冊です。

もちろん中には、「それはリクルートという大企業だから出来ることだよ。」といったこともありますが…

でも大半は中小零細企業でも真似できることやヒントになることが多くあると思います。

https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%A6%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%82%82%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%81%AB%E3%83%80%E3%83%A1%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%83%95%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E7%B5%84%E7%B9%94%E9%A2%A8%E5%9C%9F-%E6%B0%97%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%B020%E5%B9%B4%E5%83%8D%E3%81%84%E3%81%A6%E9%83%A8%E9%95%B7%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F-%E9%95%B7%E5%B4%8E-%E5%93%B2%E4%B9%9F/dp/4778204026/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%A6%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%82%82%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%81%AB%E3%83%80%E3%83%A1%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%83%95%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%9F&qid=1580395075&s=books&sr=1-1

【どなたでもお勧め】嫌われる勇気(岸見 一郎 &古賀 史健 (著))

今日のお勧めの1冊は「嫌われる勇気」(岸見一郎さん&古賀史健さん著作:ダイヤモンド社)です。

皆さん、よくご存じのアドラー心理学を

賢人と若者の2人の対話式で展開していく。

頑なに賢人のアドラー心理学を論破しようと意気込む若者に対して

対話で語り掛け、次第にその神髄に触れていく様が

本当に面白い1冊です。

アドラー心理学関連の本を数冊読んだことのある私ですが、

あぁ、そうだった、なるほど、とその神髄がゆっくりと

自分の中にしみこんでいく感覚がしました。

「人は誰でも変われる」

「承認欲求を満たそうとすること自体が間違っている」

そんなフレーズにふと、我に返る瞬間があります。

管理職研修では、若手の承認欲求を満たしてあげましょうと

力説している私ですが、それはそもそもテクニック論。

本筋はやはり、人は「人に認められる」よりも

「自分で自分を認める」ことが大前提必要なのです。

また、「自分自身の芯を持つ」ことと「単なる自己中心的」とは

異なる、という理論展開。

だから、全ての人に好かれることは不可能で

「嫌われる勇気」が必要だということも分かりやすい。

アドラー心理学でのキーワード、勇気とは

自分自身を変える勇気、

そしてそれが故に万人に好かれようとするのではなく、

自分自身が「素の自分を好きになり」、

「自分を好きになる」ための逃げ道を自分に与えない厳しさ。

そこから「嫌われる勇気」に繋がっていく。

非常に分かりやすい例えも入っていて、腑に落ちやすい。

社会人はもちろん、お仕事をしていない方にももちろんお勧めの1冊です。

【営業パーソンにおススメ】何かが足りない!あなたの営業(国吉拡著)

今日のお勧めの1冊は「何かが足りない!あなたの営業」(国吉拡さん著・PHP研究所)です。

営業パーソンとしては、持っておきたい必須スキルである

ヒアリング営業の基本から、お客様の心理状態、

お客様を長く永続的にお付き合いし続けるには?

などを網羅している1冊です。

ただ、話し方や聴き方といったスキルではなく、

そのための心構えや、お客様のお役に立てているか?

といった部分に重点を置いている1冊だと思います。

私は最も共感したところ。

それは、「優秀な営業は役者である」という一言。

これは私も長く営業してますが、いつも思うこと。

お客様の求める営業パーソンを演じることが大事ですよ、

ということですね。

ただ、これは自分というものがない、ということではありません。

自分の芯や志はきちんと善なるものが正しくある上で、

例えば、お話し好きのお客様であれば聞き役に、

例えば、理論武装のお客様であれば数字を持って話すなど

お客様の求めるスキルを使い分けて演じる、ということです。

また、お客様の興味のあるポイントも異なります。

顔表情や、しぐさ、目の動きをしっかり観察し、

その興味のあるところを深堀していくような提案をしていくこと。

これも重要ですね。

営業パーソンはもちろんこの1冊、役に立つことばかりです。

また経営者やマネジメント層もこのノウハウを知ることで

分かりやすく体系的にレクチャーすることが出来ますね。

【管理職以上におススメ】ルフィの仲間力(安田雪著)

ここ最近、お客様にも、社員にも、

「おすすめの書籍って何ですか?」と聞かれることも多く、

これまで自分自身のメモ程度にfacebookに掲載していたものを

書籍レビューとして、ブログに掲載していくことにしました。

何の本が面白いの?読みやすい本って何?

とお困りの方は参考程度に是非どうぞ!

ということで、今日のおすすめの1冊は…

「ルフィの仲間力」安田雪さん著作(PHP文庫)です。

第1章 仲間関係に欠かせないもの

第2章 仲間を集める力

第3章 仲間と助け合う力

第4章 仲間を信頼する力

第5章 仲間と成長する力

書き下ろし 仲間と乗り越える力

という内容ですが、全体を通して、

サーバントリーダーシップがよく分かる1冊になっています。

大きな夢を掲げる、これはビジョナリーな考え方を書いていますし

基本的に、皆を巻き込み、皆で大きな夢を追いかけ

そして仲間を支え、共に成長する、その方法論がよく分かる1冊です。

しかし方法論と言っても、いわゆるhow to本ではなく

考え方を主軸に書いてあるので、すごくスーッと内容が入ってきやすい1冊です。

私が最も心に残った一節に…

「仲間を集めようとしても、仲間は作れない」という一節があります。

ここはすごく共感できます。

そう、人は大きな夢を描く人に憧れ、そして自分自身もその軸になりたいと思うものです。

ルフィはキャラクターや得意分野の異なる仲間を

「海賊王になる」という大きな夢を説き、1つの家族となっていきます。

またドラゴンボールとワンピースの違い(時代背景によるもの)や

なぜ老若男女がワンピースに惹かれ、自分自身をキャラクターに置き換え

ルフィに憧れるのか?そのあたりの心理状態もしっかり書いてあるので

すごく納得性が高く、今の時代に求められるリーダーシップとは何か?

を学べる1冊だと思います。

ワンピースだ大好きな人も、内容を知らない人も

スーッと入ってきやすい1冊になっています。

ありがとうが増えると業績は上がるのか!?

昨日6年間実施させて頂いている企業様での

本年度の管理職向けマネジメント研修の最終回を実施してきました。

今年は10月に消費税改正を控え、全てが前倒しで進んでいます(笑)

なので、6月にして最終回!

 

これまでの研修の成果、宿題で実施した数々の施策の成果を

3分スピーチで発表してもらっています。

たった3分という短い時間ですが、その中でも

しっかりオーディエンスに伝えようという気持ちが見える方も

たくさんいらっしゃいました。

(残念ながら、、、ん??何が言いたいの?という方もちらほら…)

 

その中の素晴らしい取り組みと発表をご紹介します。

店舗の中で、ありがとうをたくさん増やす取り組みをされました。

比較検討するために、今まで通りのチームと

たくさんありがとうを意図的に増やしたチームを作りました。

意図的にありがとうを増やしたチームには

①何か言う前、言った後には常に「ありがとう」を付けよう。

②チームメンバーの喜びを自分のものとして捉えるように事前に話し合いを持つ。

③終礼時に「今日頑張ってたメンバーを見つけて皆で称える!」を実施

という3つを実施しました。

 

すると1か月後

意図的に「ありがとう」をたくさん増やしたチームは先月の120%近く達成し、

そうではないチームは先月と同じ数字になりました。

 

客数や店舗としての施策は全く同じ条件なのに対して

この「ありがとうをチーム内でたくさん言い合う」ことが違った2チーム。

これだけの成果の違いが出ました。

これには管理者もビックリ!!!

本人たちもビックリしてたそうです。

というのも、本人たちの意識的には、先月と特別何も変わったことをしていないのですから。

 

どうですか??

ありがとうがたくさんある会社は、それだけで業績が伸びるんですね!

いちいち言わなくても分かってる…らしいです(笑)

私事ですが…この4月にうちの娘は小学1年生になりました。

ピカピカの1年生です(笑)

最初に言っておきます。私は超親バカです(笑)

おかげ様で毎日元気に楽しく学校に通っています。

 

これまで、実は習い事に関しては、幼稚園で全部してくれていました。

幼稚園の中で、終了後の預かり保育の時間内で、色んな習い事をしてくれてました。

ですから、本人の意識としては、習い事に行っている感覚はあまりなく…

幼稚園の時間内で、幼稚園のお友達と一緒に遊んでる、という感じです。

働く母としては。。。ほんと有難い話です(笑)

 

しかし1年生になって、習い事は全部自分で行かなくてはいけません。

当然ですが、学校が終わってから、または休みの日に行く必要があるんですね。

もちろん毎日宿題もありますし、習い事によってはその宿題も1週間分あります。

なので、うちの娘の毎日のやらなくてはいけないことは

結構なボリュームになっちゃうんですね(笑)

・学校の宿題

・英会話の宿題

・ピアノの練習

まぁこれだけなんですけど、、、小学1年の娘にとっては結構なボリュームです。

ささっと、ちゃっちゃとすれば、全部で30~40分で終わるんですが

毎日グダグダ文句も言いながら、あーだこーだ言い訳もしながら、

となると…軽く1時間強かかってしまうんですね。

(言う暇あれば、早くすればいいのに…と私はいつも思ってます。でも我慢我慢!)

 

うちの娘は当然ですが…私のDNAをきっちり引き継いでます。

なかなかのサボり屋で、なかなかの口達者で、なかなかの負けん気の強さです(笑)

「早くしーやー。遊ぶ時間なくなるで。」

「分かってるー。これやったらやるつもり―」

といった問答が毎日あるわけですね。

 

私もイラついている時もあるし、毎日毎日この不毛だと思えるやり取りを

ニコニコして出来ないときもあるわけですね…。

で、先日とうとう!!!

「何回行ったらわかるの!!??やることちゃんとやりなさいよ!!」

と堪忍袋の緒が切れ、大声でやってしまったんです。

内心、こういう仕事柄、ほめて伸ばそう、感情で怒ってはあかん、

と思っていますし、人様に対してそう教えてる訳ですね。

しかし、やはり私も人の子、当然感情があるわけです。(笑)

 

そして娘は?…というと…

怒られて、ちょっとはビビッて、やっていたものの、、、。

その日の夜にお風呂に入りながら、こんな風に言われました。

「いつもママは何でもかんでもやることを先に言うけど、

いちいち言われなくても分かってるのよ。」らしいです。

 

だったら言われる前にやったら??と言いたいところですが…

「なんでやらないといけないかも分かってるし

やらないとどうなるかも分かってる。

いちいち言われなくても、ちゃんと分かってる!!」らしいです。

 

このお風呂での会話の中で気付いたことがいくつか…。

①毎日言い続けていることで、刷り込み効果があった!

1年生なので、まだまだ論理的思考も出来上がってません。

しなければいけない理由や、難しいことはまだ分かりません。

でも毎日毎日言い続けることで、彼女の中での「やるべきこと」の

刷り込みが出来上がっていたことを発見しました。

つまり、言い続けることはやはり大事!!

 

②こちらが思っている以上に成長してる!

まだまだ小さいから言わないと分からないだろう…

やってあげないと出来ないだろう…と思っていたのですが

実は実は!ちゃんと分かってることが多いんです。

子は知らない間に成長してるんですね!

 

③やっぱり聴いてあげることはすごく大事!

言いたいことはぐっと我慢して…

(私は言いたいことの2割くらいしか出してません(笑)我慢我慢!

出来る限り毎日毎日言わせる(聴いて聴いて…結果言わせる!の繰り返しです)様にしています。

大きな声で怒鳴らないようにしてます(出来るだけ…)。

それよりも聴くことに時間を掛けています。

聴いてくれると思うから、人は自分の意見や主張を言えるんです。

 

子は親の鏡

部下は上司の鏡

です。

 

やっぱり育児も部下育成も同じですね。

①大事なことは言い続け、示し続け、語り合う。

理念や信条・想いはいろんな方法で、あらゆるときに

言い続け示し続け、語り合うことが大切ですね。

 

②人は必ず成長すると信じて、成長しているところを見る!

人は誰しもが成長したい生き物です。

その成長の差は個人差やタイミングがありますが、

必ず成長できると信じて、昨日よりも成長しているところを

探すようにしましょう。

 

③傾聴、そして共感へ。

やはりコミュニケーションの基本は聴くことです。

聴いて、共感し、そして質問によって

相手に考えさせ、意思決定させることが大事です。

指示命令組織ではなく、自立自走組織になりましょう!

 

娘の成長と共に、私も毎日成長させてもらってます!

感謝です。ありがとう!

欲しい年収は…たった○○○万円!!??

この質問も必ず新入社員研修で聞く質問です。

「じゃあ、将来あなたたちはいくら年収が欲しいの?」

 

もちろん新入社員研修の段階ですから、

部長がいくらの年収なのか?なんてことは彼らは知りません。

単純に自分自身がいくら欲しいのか?ということを聞いています。

10年前では、「1000万円!」「3000万円!」など何も知らないが故に、

かなりの高額年収を挙げている社員も多くいました。

およそ平均は、企業によって業種業態は異なりますが、約800万円でした。

ところが…ここ数年の平均は250万円なんです。

40歳になったときは?と聞いても高くて400万円なんですね。

私自身最初は驚きを隠せませんでした。

なぜ250万円なのか、と聞くと、

月10万円あればかなり自由に使えるので十分だそうです。

10万円×12か月で120万円、で、貯金が100万円できるから、

年収250万円で十分だそうです。(ちなみにこの金額のほとんどが自宅からの通勤者です)

一人暮らしをしている社員は300万円と少し高めでしたが、

10年前に比べるとかなり低いですね。

そこで、かれらに「人生とキャリア設計シート」を記入していってもらいます。

プライベートにおいて、自分が何歳で結婚や出産し、子供は何人いて、

持ち家なのか賃貸なのか?という人生の設計プランを自由に書いていってもらいます。

するとそこから、必要なお金がいくら掛かるのか?という試算ができていきます。

到底ですが、年収250万円では彼らの思う人生設計は出来ないわけです。

すると、おかしいよね?足りないよね?ということになってきます。

10年前であれば、もっと稼がなくては!という意識が芽生えたり、

じゃあ40歳では管理職になってないといけないよね、と感じたり、があったのですが、

今の彼らは違います。

「持ち家はやめて、親と同居にしよう。」

「親の家をもらおう。」

「子供の大学は奨学金で行ってもらおう。」

らしいです。まさしくパラサイト!!!ビックリです。

まだ現実味がない、ということも考慮しても親や周囲への依存がかなり高いなと、

感じざるを得ません。

ただ、こういった傾向がその後ずっと続くのか、というとそうでもありません。

仕事を通じて彼らは大きく成長していきます。

入社して数年後に彼らに会うと、また全然違った回答を聞くことが多いです。

しかし、上司である30代後半から40代後半の方々は、

彼らのこの考え方が理解出来ないんですね。

中には非常に憤慨してしまう上司の方もいるくらいです。というのも、

上司の方々の価値観として、

新入社員時代から「早く管理職になりたい。もっと稼ぎたい」という志向が高く、

昇給や昇進が自己肯定の唯一の手段だったからです。

ですからひたすら仕事を頑張って、その評価として昇給や昇進を望んできた世代なのです。

ですから、彼らの「上に行きたくない」という考え方が理解出来ない、

むしろ嫌悪感を持ってしまうということが現実起こってしまっています。

「管理職」になりたい人はたった1割!?

長く研修のお仕事をさせて頂いてきて、

私自身大きな気付きと時代の変化や新入社員の変化を

目の当たりにすることが多くあります。

毎年4月は多くの企業様にて新入社員研修をさせて頂きますが、

その際に必ず聞いている質問があります。

 

「この中で将来管理職(部長、店長など企業によって聞き方を変えますが)になりたい人?」

 

10年ほど前では全員とは言いませんが、

9割以上の新入社員が手を挙げていました。

もちろんそれが全て本心とは言いません。

というのも、新入社員研修の多くでは、

人事部の人や管轄の上司、企業によっては役員や社長が、

研修を後ろで見ています。

つまり、上司に見られている状態で行うことが多いです。

その中で、忖度も含めて9割以上の新入社員が手を挙げているんですね。

もちろん入社して数日の彼らですから、

夢溢れてやる気いっぱいの社員もいます。

 

それが、ここ数年は1割以下…

というのが悲しいですが現実です。

後ろに社長が居ても…です。

彼らは管理職ということよりも、

ワークライフバランス重視や自分のやりたい仕事が出来ればいい、

という価値観があり、

また管理職にいいイメージを持っていない、

というのもあるでしょう。

彼らから見ると、上司があまり楽しそうに働いていない、

特に中間管理職は愚痴が多く、

尊敬できない、なんて声もよく聞きます。

高い給料と引き換えに、

重い責任や多くの時間を仕事で強いられるのであれば、

給料が低いままでいいので、

それよりもプライベートの時間(趣味や自分のための時間)を多く持って

有意義な人生を送りたい、というのが彼らの価値観です。

 

 

多くの企業においては、

新卒採用は将来の会社を担う人材を確保するために実施しています。

そんな彼らが入社した時に、管理職になりたいと思っていない…。

なんだか少し悲しくなりますね。

でもこの価値観の変化が時代の変化ではないかと思います。

ただ、だからと言って、彼らの価値観がそのままずっと続くのか、

というとこれも違います。

数年後に彼らに会うと、全然違う価値観を持っていることも多くあります。

あんなに管理職にはなりたくない、と言っていた彼らが

会社の柱となり邁進している人も多くいます。

実際に管理職になった人も多くいます。

新人の彼らが抱いているのは、

これまでの学生時代で培った価値観です。

それがこの先ずっと続くわけではないということを理解しましょう。

そして、その価値観や考え方よりも、こっちのほうが楽しいよ、

人生ワクワクして面白いよ、示し教えてあげることが上司の役割だと思います。

そして彼らも成長していくのです。

だからこそ、単にスキルや仕事の仕方やアドバイスをするだけではなく、

彼の考え方、価値観すべて含めて育てていく必要があるのではないかと思います。

ある意味学校よりも家庭よりも会社を通じて気付き学ぶことが多くある、

と私は思います。

人事採用担当者の悔しさ…新人の皆さん分かってあげて!!!

あいにくの大雨の中、多くの企業様にお越し頂いて、

今日は東京センチュリープレイス丸の内にてセミナーを実施してきました。

 

当社の管理職育成研修、女性活躍推進研修、育ボス研修のプログラムを

少しずつご紹介しながら、とは言え、何か1つでも体感してもらえれば…

と、ちょっとしたワークも実践して頂きました。

 

「研修とは思えない笑い有りの内容で面白かった」

「マシンガントークで知識満載なのに、聴きやすかった」

「これまでの知識だけの研修と違って、現場感がたくさんあった」

 

と大変喜んで頂き、お褒めのお言葉も、ご相談もたくさん頂きました。

 

とある企業様からのご相談で、

「一通り、全ての階級別研修も実施しているし、毎年継続して研修は行っています。

各自それなりに知識も得たし、分かっていると思います。

でも、現場にそれが活きていない。。。

毎年毎年『やっぱり辞めます』という若手が後を絶たない…。

もっと早く相談してくれていれば、何とか出来たのに、、、。

という人事採用担当者ならではのジレンマや悔しさがあって…。」と。

 

人事担当者は、採用段階、内定段階、新入社員研修と約1~1年半関わります。

大きな夢や希望を持って入社してくれ、

出来る限りの研修を行って、現場へ配属するのに、見送ります。

「絶対○○さんなら大丈夫!現場でも頑張って!!何かあったらいつでも相談してね。」と。

そして新入社員も…

「ありがとうございます!頑張ります!」と笑顔いっぱいで

時には頑張って!とハグもして、見送ります。

 

しかし早い人で数か月…

「やっぱり無理です。辞めます。」と退社の報告をして来られます。

なんで??あんなに頑張ろうって言ってたのに…。

なんで??あんなに夢も希望もあったのに…。

と悔しい思いを毎年していらっしゃいます。

 

なぜ毎年毎年管理職に「育成の仕方」研修も行っていて、

改善されないのか?研修で学んだことを現場で活かせないのか?

ここで研修の見直しを是非してみてください。

ポイント① 現場で活かせる内容やツールなどになっているか??

ポイント② 強制力を持って実践させる仕組みになっているか??

ポイント③ やってみようと思える「楽しさ」があるか??

です。

 

管理職も人間です。

彼らがこれならやってみよう、と思えるほど簡単なツールになっていなければいけません。

彼らが無理やりにでもやらなくてならない、宿題添削の仕組みがないと続きません。

継続出来ないものは、現場に活かせず、根付かず、成果も出ません。

楽しくなければ人はしません。

 

これが、当社の研修の強みでもあり、成果の出ている理由です。

有難いことに、この強みにご理解共感頂き、

毎年毎年継続して研修を実施して頂いております。

今日のセミーで何か1つでもいいので、お役に立てれば光栄です。

本日も感謝感謝の1日です。ありがとうございます!