働く

今期キックオフ研修を実施

先日弊社のキックオフ研修を実施しました。

毎年行ってますが、昨年はオンラインで、今年は対面で行いました。


いつもキックオフに向けて、今期の指針を作成しますが、

今期は。。。めちゃくちゃ頭が痛かったですね。。。


というのも自分で前期を振り返ると、反省しかない。

心のどっかで、コロナだから仕方ないよな、研修がキャンセルになっても仕方ないよな、新規のアポも今のご時世行きづらいよな、と数え切れない言い訳をしていたように感じます。


それでも絶対やるんだ!という強い気持ちがあったかと自問自答すると、反省しか出てこない。

経営者がこんな状態だから、当然社員にもこれが伝播してしまってますよね。

これはあかん!!!


どんな状況であれ、成功の10割は執念です。

何があっても絶対やってやるんだという気概や執念が全然足りなかった1年だと反省です。


その想いをそのまま社員に打ち明け、絶対今期は執念を持ち、やり切ろうと投げかけました。

1つ1つの仕事や業務、そしてお客様への想いが情熱であり、その積み重ねが執念です。


これくらいでいいかこのくらいしょうがないか、が1mmでもあれば執念にはならない。

この1mmの油断や気の緩みのない1年にしていきたいと思います。


キックオフ研修の度に、少しずつですが仲間が増えていっています。

起業した時には全く考えていなかったんですが、有り難いことに少しずつ会社になっていっています。


こう見えて、結構石橋叩くタイプなのでまだまだ一気に何人も!という採用が出来ません。

一人ずつですが、我々の想いに共感し心を共に恊働できる人を大事に育てていきたい。

大きな会社では出来ない仕事やキャリアがあると思っています。

そんな彼らと共に1年がむしゃらに突っ走っていきたいと気持ち新たにした1日でした。

感謝多謝!ありがとう。

【自己啓発としてお勧め】バカとつき合うな(堀江貴文&西野亮廣著)

今回のお勧めの1冊は「バカとつき合うな」(堀江貴文さん&西野亮廣さん著作/徳間書店)です。

かなりのベストセラーになった1冊なので、手に取った人も多いのでは?ですね。いつものホリエモンさん節溢れる、また西野さんのキレキレなところがかなり見られる1冊になっています。やっぱり言い方がバッサリバッサリで気持ちいい。

今、彼らがこれほどまでに求心力があるのは、やはり時代が変わっているところだから、ではないかと思います。特に若者から絶大な支持を集め、憧れられ、尊敬されているのは、この時代が大きく変わっている最中に、先頭を走っているからですよね。

やはりこの本を読んでも、彼らは「行動力の天才」だと思うんです。その辺の評論家や口だけの人とは違うのは、彼ら自身が行動しまくっているから。そこに尽きます。彼らは好きなことをやっているだけ、と言ってますが、それにしても、これだけのことをするには、ものすごいエネルギー(身体も心も)が必要だと思うんですよね。

以前、とある若者から研修でこんなことを言われました。「ホリエモンさんも『会社に縛られるな、自分を時間を好きなように生きろ』って言ってますし、会社を辞めようと思うんですよね。」どうぞどうぞ。辞めたらいいと思います。で、辞めてどうするの?「もっと待遇のいい会社に行って、残業のない会社に行って、自分の時間を満喫します。」それってさぁ…ホリエモンさんの伝えたいメッセージの本当の意味わかってる???と議論になったことがあります。

もちろん彼自身の人生ですから、そんな風に会社を辞めて、次の会社に行って、自分の時間を満喫して、それもいいですよ。でもあなたは自分の時間を作って何がしたいの?と聞くと…「分からない。ゆっくりしたい。」そうです。これはちょっと違うんじゃないかな?と思うんです。いつも彼らの本を読んで思うのは「動けよ(行動せよ)」という強烈なメッセージを感じます。

これだけ時代が大きく変わっている今、どんどん自分が動かないと、やばいよ。もっと自分自身の夢を大きく持っていこうぜ、そのためにどんどん行動しろよ、ゆっくりしてる暇なんてないよ、という強烈なメッセージだと思うんですよね。

そしてそれに乗り遅れている、いわば旧態依然の状態から抜け出せない人、抜け出したくない人、あなたたち本当にやばいよ、時代はとっくに変わってるよ、というメッセージ。やはり管理職研修をしていると、50代以上の方々が参加者であることも多いんですが、かなり否定的な方々も多い。「今の若者は気概がない、礼儀がない、根性がない」と3拍子揃ってます(笑)。

それって今に時代に必要ですか?そしてそれがあったとしても成果って出ますか?という質問をします。「うちの会社ではそうだ!」という返答が多い。会社って普遍的なものではなく、その会社に居る人たちが作るものなんですよ。だから、その会社の管理職にいるあなたたちが変わることが、会社が変わることなんですよ、といつもお伝えしています。

今の時代に一番必要なのは「動けよ」です。そのメッセージをキレキレの理論とバッサリバッサリな物言いで爽快さを感じつつも、自分も出来てないよな、と考えさせられる1冊ですね。

【働く人にお勧め】2022これから10年、活躍できる人の条件(神田昌典著)

今回のお勧めの1冊は、「2022-これから10年、活躍できる人の条件」(神田昌典さん著作/PHPビジネス新書)です。

2012年に書かれた本なので、今となっては、ん???違うよ。という部分はもちろんあります。例えばiphoneはなくなっている、とありますが、全然そんなことはない(笑)ですね。2024年には会社はなくなる!?とありますが、これもないですね。ただ、働き方改革やリモートワークなど、それに近いことはあるような気もします。

共感できるところもあれば、そうかなと思うところもあった本ですが、最も私が共感したのは「電機メーカー勤務 25歳 サラリーマン3年生徒の対話」というところですね。これまで、会社では人は育たない、キャリアも望めない時代になるという内容がずっと続いていたのですが、最後の章にそれが覆されるんですね。

人生ゲームのルールという表があり、これは、オーストリア出身の思想家シュタイナーが、幼児教育において7年周期を説いていることにインスピレーションを受けたもので、それに米国メリーランド大学、キャロル・S・ピアソン博士の元型論、そして著者が開発に関わった春夏秋冬理論を複合して作成したチャートです。15~21歳までは戦士であり、障害やチャレンジの年、22~28歳までは世話役で、他社の必要性や依存に気付くこと、そして29~35歳までは探求者であり、不満足、離別、空虚感、機会に気付くこと、とあり、それが84歳まで続きます。

つまり28歳までの世話役の間は、修行の期間である、ということなんですね。会社での理不尽なこともあるだろうし、ダメダメ上司もいるだろう。しかしそれらの経験から人間力が磨かれ、その後の探求者となった時に、花が開く、というわけです。ここには非常に共感できました。

昨今、働き方改革もあり、給与がなかなか伸びないという背景もあり、副職が盛んに言われています。私もfacebookをしてますが、「家に居ながら年収1000万」みたいなことを書いている人、たくさんいます。さらにはここ数か月、コロナウィルスの影響もあり、個人事業主になろう、LINEで広告するだけで大儲け、や色んなネットワークビジネスの方々の投稿はどんどん盛んになっているように感じます。もちろん成功している人もいるでしょうが、その陰で借金ばかりを背負っている人の数はおそらく数十倍から数百倍いるんじゃないかな、と個人的には思います。

特に若い世代には、この理不尽から学ぶこと、を是非知ってもらいたい、と思います。だからと言って、理不尽になっちゃいけないんですが、組織の中でしか学べないこともたくさんあります。上司や先輩から教えてもらえること、お客様から教えて頂けることは、かけがえのない財産になります。安易に独立起業という雰囲気の中、是非この本を読んで頂きたいですね。

働き方改革で残業代が出なくて苦しい…

先日あるお客様先にて研修を行っている時のこと。

休憩時間にこんな質問がありました。

「働き方改革で、残業するなとかなり厳しく言われていますが

これまで残業代で月平均10万円くらいもらっていたのに…

それがなくてほんとに生活大変なんですよね。

でも仕事量はそれほど変わらないので、全部管理職に預けて帰宅してます。

管理職の上司は結構大変みたいで…いつも遅くまで残ってます。

管理職になると、残業代出ずに、いつも誰よりも遅くまで働いて…

そういう姿を見てると、ますます管理職になりたくないんですよね。。。

どこの企業でもそうなんですか??」

じっくり彼の話を聴いてみると…

・これまでの残業については、全く不満なく、むしろ月10万円くらいプラスして支給されているので、残業がしたい…、でもさせてもらえない…。

・残業代が出ないとかなり生活が苦しい(お子様もいるので…)

・副業してもよいと会社から言われているが、更に別の仕事を、今の仕事を終えてからするのは、精神的にも体力的にも無理。

・今の管理職を見ていると可哀想になる。そしてますます管理職を目指したくなくなってきた。

・働き方改革があるまでは、会社での将来像も描けていたが、今はなかなか描けない…。

ということらしいです。

こわいですね…。

じつはこうゆうご相談結構頂きます。

この企業ではいわゆる「働き方改革に便乗した人件費カット」を行っている企業ではありません。

経営幹部の方々とお話ししても、

「残業させてほしいという社員が多くいるが、働き方改革がある以上させてあげたくても出来ない。

会社としては、仕事量は変わらないので、人員を増やすしかないと

採用活動も同時に行っているが、なかなかこの時世採用活動もうまくいっていない…

というのが現状です。

果たして、働き方改革で幸せになったのでしょうか??

もちろん働き方改革によって、過労の問題は軽減出来ているかもしれません。

残業したくない、という人にとっては幸せな改革かもしれません。

しかしその一方で、残業したいという社員がいるのも事実です。

情報誌によれば、副業をすれば解決する、なんてことが書いているものもあります。

もちろんそうかもしれませんが、その副業を望んでいない人も多くいるのです。

今の仕事を残業することで、たくさんスキルや経験を積めて

将来に繋がることもあるかもしれませんが、

全く別の仕事で副業しても、それは所詮「金稼ぎ」にしかならないからです。

私自身、副業については別に反対という訳ではありません。

当社も本人の希望があれば、副業を認めています。(している人はいませんが…)

ただ、私がサラリーマンだった時を思い返してみても

副業したいと思ったこともありませんし

今、あの時代に戻ってもしたいと思いません。

なぜなら、仕事は私にとっては、生活の糧でもあるけれども

それ以上に、自己表現の場であったり、交流の場であったり

何より社会貢献の場であるからです。

自分の人生の貴重な時間を、そんな価値のある仕事に費やしたいからです。

サラリーマン時代、私も多くの時間を仕事に費やしました。

死ぬほど働いた!と言える自信もあるほど働きました。

しかし、それがスキルとなり、経験となり、そして自信へとなりました。

だからこそ今の自分があります。

今の時代ですから、死ぬほど働け、とは言いませんが、

この働き方改革、残業の上限時間の設定だけで本当に幸せな働き方が出来るのか?

疑問が残るのも事実ですね…。

Youtuberに夢中になるわけだ!

最近、うちの娘はyoutubeに夢中です。

何人か大好きなyoutuberがいて、いつも真似っこしてます。

世の中、なりたい職業1位にyoutuberがなるわけです(笑)

 

そこでちょっと考えたわけですね。

なぜサラリーマンに憧れる子供がいないんだろう??

日本に一番多い数なのに…(笑)

それは単純!サラリーマンが輝いてないから!なんですよね。

 

Youtuberの彼らは、何かすごく特別なことをしている訳でもなく…

(なかには、すごい技術とかすごいことやってる人もたくさんいます!)

でもうちの娘のお気に入りのyoutuberは

本当に楽しそうに「遊んでいる」んです。

だからその彼らが遊んでいるおもちゃやグッズが欲しくなるし

自分もそんな風に遊びたいんです。

 

では、そんなに仕事を「楽しんでいる」大人っているんでしょうか?

そこが問題なんですよね(笑)

仕事よりも趣味だったり、休みの日の余暇だったり…

どちらかというと、仕事は生活の糧でしかない、という人の方が多いですね。

でもこれがそのまま子供に伝わってるんだと思います。

「カッコいい」大人になりたいじゃないですか!

仕事ってこんなに面白くて、ワクワクして、最高に幸せ!って

言ってる大人ってめちゃくちゃカッコいいと思うんですよね。

そう。Youtuberのように憧れられる大人に

まずが自分から、当社からなっていきたいと思います!