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自分から反応する

さてさて、つい先ほど娘の参観に行ってきたので
そこで感じたことを共有したいと思います。

今回の参観授業は国語でした。
娘が「この先生の授業はめちゃくちゃ面白いし、めちゃくちゃ分かる!!」と
いつも言っている先生の授業でした。

小学校5年生になり、半数以上が外部受験をするので
学校の授業も中学受験に備えた授業内容になっています。
今日の授業では、ある中学入試の過去問題にみんなで取り組んでいました。

そこで先生が「文章問題を理解するために大事なことは??」と聞くと
数名が「状況理解ー」と言います。
先生「状況理解って具体的に何ー??」
生徒「5W1H」

やば。小5で5W1Hが出てきました(笑)!!
先生「なんで5W1Hで具体的に考えないとあかんかった??」
生徒「気持ちを分からないとあかんからー」
先生「そうやんな。気持ちを分かるためには、その前後とか裏に隠れてるとか、そういうところを分からないとあかんからねー」

そうなんです。管理職研修でもコーチング研修でもコミュニケーション研修でも
必ずやる傾聴。ある意味傾聴は必須の基本スキル。
受け止めて(受容)、相手の気持ちを理解し共感する。
相手の立場に立って、相手の心情を理解する。

でも相手の立場に立つには、状況を理解していないと立てませんよね??
だから5W1Hで具体的に聴いていくんです。
そうすると、前後関係、裏に隠れた気持ち、自分自身でも気づいていない本音に届いていくんです。
まさに大人がやっていることを、今の子供たちは既にやっているわけですね。(笑)

そしてもう1つ。
授業中に先生がしきりにこう言ってました。
「反応して!」「自分から!」と。
先生が誰、と指名しないと子供たちが沈黙してしまっていたんです。
先生が「~は??」と聞いても、誰と指名していないと誰も答えない。

小学校低学年の時には、答えられる人が手を上げて、指名されるのを待っている。
でも5年生になると、それぞれが反応していく。
そしてその反応を見て、先生がどんどん指名したり、
時には口々に言い合ってお互いに意見を出したり、それをまとめる子がいたり。

これってすごいな、と感心しました。
私も研修でよく言います。
「分かってます??伝わってます??伝わって理解できてるなら反応してください。」と。
頷いたり、表情を変えたり、何か発言したり、と。
自分から反応するって、傾聴でいう「聴く姿勢」なんです。

この先生の授業がものすごく面白いって、4月からずっと言っていたので
一度見てみたいと思っていました。
この先生の授業が面白いと感じるのは「対話」しているからなんですね。
生徒たちが自分たちからどんどん反応して、自分たちで授業の1つを担っているから
面白いって感じるわけです。

今日も素晴らしい学びを頂きました。
次回の研修で私もどんどん使っていきます!!(笑)
「自分から!」「反応して!!」

やる気って大事よね

今日は、やる気ってほんと大事よね、というお話を。。。
4月にある、いつものピアノの発表会。
娘はソロも、連弾もあります。ソロは7P、連弾は14Pあります。

で、もうすぐ2月が終わろうとしているのに、
娘の進捗度合いはソロ1P分を右手だけ
連弾1P分を右手だけ。です。
当然私としては、めちゃくちゃ焦ってます。(毎年ですが…)

つい先日の土曜日も、ピアノのレッスンがあり
私が出かけているので、電話を掛けて
「5時になったらピアノに行ってね」とわざわざ言ったのにも関わらず
私が帰った5時10分。何と娘はソファで寝ている。

はい、ブチギレです。
「ああ…。忘れて寝ちゃったわー」の返事です。

元々ピアノはそんなに好きじゃない。
なので、なんちゃかんちゃ理由を付けてすぐさぼろうとします。

この日も私にキレられて、仕方なしにピアノに行きました。
ただ、ピアノに行ったら行ったで、楽しいらしいんです。
毎回ピアノのレッスンから帰ってきたら
何も言わなくてもピアノを弾くんですよね。家で。

レッスンに行かない日には、
私が何回も「ピアノしーやー」と言わないとしない。
自ら進んでピアノを弾かないんです。だって好きじゃないから。
でもいつもレッスン終わりには、自ら進んでピアノを練習するんです。

そしてもう1つ。
レッスンの1時間で普段の練習の3倍くらい進んでいます。
例えば譜読みだとすると、
家で1時間譜読み練習して、ようやくなんとなく出来ているくらい。
でもレッスン行くと1時間で、両手で弾けるようになって帰ってくる。

この理由を娘に聞くと
「だって~。先生やもん。」の一言でした(笑)
ママが家でピアノを見るのは「途端にやる気が失せる」そうで…
それは、やはり私が怒ったり、ため息ついたりするからでしょうね。

なんでもやる気って大事なんだけど、そのやる気を出させるのは非常に難しい。
研修では人にはやる気なんて出させてもらえないから
自分で出そうね、とセルフモチベーションスキルをやってますが
自宅ではそんな悠長に娘を待ってられないので
決まって昭和の根性出せよ、理論で…「やる気出せ」と
キレまくってしまいます。。。
(なかなか娘にコーチングや待つ、のは本当に難しいと毎回実感します。)
でも、人のやる気って、ほんと結果への影響大きいから大事よね、という
改めの気づきでした。

たった1つでも出来たら「プラス」

先日お客様との商談で
「必ず人は成長します。ただ、その成長スピードは人によって違うし
成長方法も人によって違うんです」
みたいな話をしてきました。

これですね、実は私の経験談でもあります。
昔マネジャーになったばかりの頃は…ですね、
要はめちゃくちゃダメダメオンパレードだったんです。

何度言っても出来ないメンバーが数名いたんですが
「なんで何回言っても出来ないねん。やる気が足りないわ。」と
普通に思っていましたし、
出来ないメンバーがいることが「マイナス」だと本当に思っていたんです。
私だけではなく周りの仕事も増えるし、言葉選ばずに言うと「お荷物」だからです。

そもそも、当時の私は出来ないことについて、相手だけが悪い、と思っていました。
私は言ってるのに、理解できていない。彼らはやってるけど、成果が出ない。
何回言っても、出来るようにならない。すぐ泣き言文句を言う。

で、何回言っても改善されないから、私はどんどんイラついてくる。
それも思いっきり態度に出る。
当然それは周囲にも伝わってるし、超雰囲気悪いし、私は怖い。
メンバーは居心地悪いし、本領発揮どころか緊張して委縮して
出来る限り「私にとって、いい答えばかり」を建前で言うようになる。
当たり前ですが、成果なんて出るはずありません。

行き詰ったときから、真剣にマネジメントの勉強をし始めました。
そこで本当に、自分が悪の根源だった!!と気付いたわけです。
自分自身に矢印を向けることで、気付けたんです。
私は言ってるのに、理解できていない。⇒私のコミュニケーションスキルが足りないから。
彼らはやってるけど、成果が出ない。⇒私の成功方法を押し付けてるだけだから。
何回言っても、出来るようにならない。⇒彼らのやる気を私が一番削いでるから。
すぐ泣き言文句を言う。⇒そりゃ、そんな鬼軍曹がいたら、泣きたくなるわ。
だったんです(笑)

マネジメントを学んで一番意識したことは、いいやん!と思うこと&伝えること、です。

その方法もいいやん。そのくらいでも(今は)いいやん。
その意見もいいやん。です。

今、色んな知識を得て振り返って思うと、
この「いいやん思考」は
「今あることへ目を向ける」ことであり
だからこそ「ないものへの不安や不満」もなくなります。

あれが出来てない。これも足りない。
と出来ていないところばかりに目を向けると
どんどん不安も不満も溜まります。

そうではなく、1つでもいいから
今ある、出来ていることに目を向けることで
これが出来ている。

あれも出来そう
1か月後はきっともっと出来そう
と余裕も出るし、今に感謝する気持ちも出てきます。

すると「マイナス」ではなく、たった1つでも出来ていることは「プラス」だし
そこへの感謝が生まれてきます。
感謝を伝えることで、メンバーは自分の存在意義も感じることが出来るし
そうなると貢献意欲も成長意欲ももっともっと出てくる。
成長スパイラルの始まりです。

思えばあの時(勉強した時)がなかったら、今の自分ってないよな、と
お客様と商談しながら、ふと振り返ってました。
人間、学ぶってほんと大事!ですね。

人間馬鹿になるのも早いよね…

今日は、やっぱり勉強するって大事よね、というお話を。
9月頃から研修繁忙期で、今年度は昨年度までとは大きく違って
ほぼほぼオンライン研修ではなく対面研修になり…
要は移動もしなくてはいけなくなったんです。

人間の慣れって恐ろしくて(笑)
これ、あかんのですが…
オンライン研修だと30分前にPCの前に座ってたらいいんですが
対面研修だと、30分前に会場についていなければいけない。
当たり前ですが、前日入りしたり、2~3時間かけて移動するわけです。

そしてコロナも落ち着き、研修の本数も昨年度よりも多くて
結果…読書のインプットの時間が大幅に減ったんです。
新幹線の中で読めば…と最初は思ってたんですが
残念ながら毎回新幹線乗って数分で爆睡してしまってます。。。

で、ようやく年末年始に時間がたっぷりあって、
しかも雪山なのでネトフリとか、UNEXTとかの誘惑もない。
夕方16時にスノボから帰ってきたら夜が長い。
時間はたっぷりあるわけですね。

で、数冊本を持って行って、読もう!と思ったのですが
なかなかビジネス書が進まない(笑)
小説やら、ちょっとした短編集ばかりが進んでいって
本来読まないと!と思っていた本にいかないわけです。(笑)

これですね、脳がついて行ってないんですよね。
ビジネス書読みまくってるときには
すらすらーと頭に入ってくるし
ふむふむと理解も早い、から苦にならない。

でもちょっと間を開けただけで読むのが苦になって
結果小説とか短編集とか読みやすい方ばかりに
手が伸びてしまう。。。
人間ってすぐ馬鹿になるな、を実感しています。
だからこそ、コツコツってすごく大事ですね。

ただ…
逆に考えると、ちょっと頑張ったらすぐに慣れる!とも言えます。
やればやるほど上手になるし、早くなるって言いますよね
と楽観的に考え、スノボ生活ではビジネス書はそのまま読まずに
持って帰ってきた山口なのでした。
そして未だに積みあがったまま(笑)
もう少し読む気が沸き起こってくるのを待とうと思います!

新年のご挨拶

皆様新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

年末年始はゆっくり過ごせましたか??
私はいつものように毎年恒例の野沢温泉でスノボ三昧の
年末年始でした。
今年は残念ながら雪不足で…さすがの野沢でも一部滑走でしたが
それでも7日間毎日滑り続けました(笑)!

今年の初チャレンジは、娘のスキーもかなり上達してきたので
上級コースのコブエリアを滑ることに!
途中何度か娘はスキー板が外れるくらいの転ぶこともありましたが
何度もチャレンジをしていくうちに、かなり上手にコブを使って滑ることが
出来るようになりました。
やはり何度もやるってことは大事ですね。

毎年毎年、今年のチャレンジを決めている山口ですが
今年のチャレンジは…プライベートでは…
1ダイビングのアドバンス資格を取りに行きます
(これは行くだけなので、気持ちも楽だし、楽しみでしかない!!)
24月の娘のピアノの発表会でレフレールのフレンドライクミーの連弾をする。
(これは難易度めちゃくちゃ高い…。1日1~2時間くらい練習しないと無理。
その時間をどう作るのか?でもとりあえずやってみます!)
3娘が6年生なので、内部進学とは言え、受験の年。
10月までが勝負なので、親子ともども志望校に入れるように頑張る!
(頑張るのは娘なので、私は怒らないように…イライラしないように頑張る!(笑))

そして仕事のチャレンジは…
1営業のマネジャー業務を兼務しているのですが、これをメンバーに少しずつ任せていく
(自分は前に出過ぎない!出ない!をもっとやらないといけません)
2講師育成を昨年から進めていますが、これを急加速していく
(有難いことに私の予定がほぼ既存のお客様での研修で埋まりつつあり…
なのでクオリティは絶対落とさず、講師育成が重要課題!)
3初の新卒採用者がいるので、早くに育ってもらえる環境とチャンスつくり
(これまで第2新卒や中途採用者だったのですが、4月に初の新卒採用者が
入社してくれます!)
4ダイバーシティをさらに推進すべく…社内規定を諸々改定しなくてはいけない。

とざっと考えただけでも今年もやること満載な1年になりそうです(笑)!
ワクワクしますね~!
これも性格でもあると思うんですが…
やることがいっぱいあると、それだけでもうワクワクが止まりません。
で、やっているうちに、さらに欲が出てきて
もっともっと、と増えていきます。

もちろん全てが全部うまくいく、なんてことはないかもしれませんが
でも最終的には結構ほとんどうまくいっているですよね。
なので、今年もきっとうまくいくと思います!
この何の根拠もない思い込みが原動力だと思っています。

昨日十日戎でしたので、会社のみんなで、近くの堀川戎に参ってきました。
熊手を買って、お神楽ーと祈祷してもらうんですが…
なんど今年は「ミス福娘」に祈祷してもらえたし
私たちの祈祷の時には他の祈祷のグループと偶然に声が重なって
お神楽ーの声が一段と大きくなってました。
きっとご利益最大!だし、いいこといっぱいの年初めになりました!!
皆さまも、今年も福と幸いっぱいの1年になりますように!

素晴らしいクレーム対応!

先日ある会社での研修でクレーム対応(カスタマーハラスメント)研修を
実施させて頂きました。
その際に実際に私が経験して、「おお!このクレーム対応凄い!」と
思ったエピソードを共有させてもらいました。
今日はそんな「すごい!」をご紹介したいと思います。

先日姪っ子がテスト期間ということで我が家に勉強しに
泊まりに来ていた時のこと。
夕食に「○○百貨店のオムライスが食べたい!」ということで
近くにある百貨店に行きました。
私は仕事終わりだったので、出発したのが夜20時過ぎだったんです。

夕食後、既に22時前。
飲食店のレジで「駐車場券」を聞くと、階下の受付でお願いします、と
返答があったんです。
この百貨店のレストランフロアは12階。
帰るときには閉店間際だったので、多くの他のお客様もいて
エレベーターは結構混雑してました。

で、1階に着くと…百貨店が閉まっている!
受付も閉まってる!!
まじで??この時点で、私はちょっとイラっとしました。。。

駐車券をどうしたらいいのか、その場にいた「翌日の催事の設営をしていた人」に
聞いたんです。
(多分この百貨店の人ではないが、多分百貨店からの依頼を受けてるっぽい)
聞いた人は閉店後の駐車券発行をどうしたらいいのか知らなかったのですが
電話を掛けてくれたりして、解決しようと頑張ってくれたんです。

「20時以降は受付も閉まってしまうので、上の各飲食店で駐車券を発行してもらってください。」
ええええーーーーーー???

私の心境は、イライラ!です。
だって、そう思ったから上の飲食店で聞いたのに…。
姪っ子はテスト期間中なので早く帰って勉強しないといけないし
娘は早くお風呂に入って寝ないといけないし…
と時間がない!とイライラしました。

でも仕方ないので、もう一度レストランに行こうとしたら
なんと、別の人が既にエレベーターを開けて待っていて
すぐに乗れた!!!
そして12階で降りたら、飲食店の人が待っていて、すぐに対応してくれた!!

さらには!1階に下りたら、さっきの対応してくれた方が
「外はすごく寒くなってきたのに、コートなしですみません。
お気をつけてお帰りくださいませ。」と。
百貨店が開いていれば、駐車場まで直通なんですが
閉まっていると外をぐるっと歩かないといけないんです。
しかもコートを持ってきてないのは、お店の方とは関係ないのに
そんなことまで気を遣ってくれている!

気付けばイライラは吹き飛び、とっても気持ちよくなり
心あったかになって、
「むしろ本当にありがとうございます。」と感謝しきりです。

これってね、やっぱりクレーム対応って
誰でも嫌ですし、できれば避けたい。
だって、円満解決することってなかなかないから。
でもこんな風に、クレームをきっかけに満足度が上がることもあるんです。

昨日も研修終了時には
「クレーム対応、これからは出来そうな気がする!」と
ほとんどの方が手を上げてくださいました。
きっとクレーム対応に前向きになることで、顧客満足を高めるクレーム対応に繋がると思います!

若がえり!!

今週は、何年も実施させて頂いている企業様での2年目研修がありました。
コロナ禍では実施できなかった、宿泊研修。
今年久しぶりにようやく出来ました!
宿泊研修ですから、懇親会にも参加させて頂きまして
とても楽しく、また色んな「そっか!」の気づきを頂きました。

最近の研修ではよくお伝えさせて頂いていますが
Z世代の若者も、コロナを経て、少し変わってきたんですよね。
例えば、飲み二ケーションは嫌だ!という方もいるんですが、
いやいや、全然いいよー!という方もいる。
「最近の若者ってこうだよね」という定説ではない人たちも
かなりの人数いるんです。(その割合も増えてきました)

これと同じで、これまでは「ほめられたい!」志向が強いと言われていましたが
最近では「人前ではほめられたくない」が6割となりました。
※人前ではなく、1on1ではほめられたい、と変わっています。

と同時に叱られたい、という人も結構増えてきた、と言われているんです。
ん??これまで管理職には「ほめて伸ばそう!」って主流でしたよね??
叱られたい若者が増えている??
(アンケートやデータでは増えています)
ということで、懇親会でどんどん若者に聞いてみたんです!

彼らに話を聞いてみるとこんな意見が出てきました。
「上司がすごく気を遣ってくれてて…なんかそんなに気を遣わなくてもいいのに。。。
逆に申し訳ない、と思ってしまいます。」
「以前結構大きなミスをした時に、ものすごくオブラートに包んで包んで叱ってくださったんですけど、もっとガツンと言われても全然平気なんですけど…」
「大きな声でバッと言ってもらっても全然いいと思います。でも私も言いたいことを同じように言わせてもらいたいです。
そのうえで、お互いにきちんとすり合わせをしたら、多分もっと分かり合えるかと。
ただ、絶対後には引かないようにしてほしいですけど(笑)」
これらの発言、昭和じゃないですか??(笑)

私「ではでは、多分皆さんは褒められることって多いと思うんだけど
叱られたいと思いますか??」
「ちゃんと叱ってほしいです。ダメなことはダメってはっきり言われた方が分かりやすいです。」
「毎日毎日怒鳴られたら、萎えますけど…でもたまにはビシっと言われたい。」
「実はもっと社会人って叱られるんだと思ってたんですけど、未だに叱られたことがなくて
本当にこれでいいのかな、と思うこともあります。」
なるほど…叱られたい人も増えてきましたね。

私「ではでは、飲み二ケーションどう??」
「全然嬉しいです!週1レベルで行ってますよ(笑)」
「やっぱり飲みに行くと、いろんな話も出来るので、親しさがぐっと近くなるからいいなと思います。」
「次の日が早くなければ、全然有難いです。結構行くと楽しいです。」
なるほど…飲み二ケーションもいいんですね。

色々なアンケートやインタビューでも出ていますが
この数年、「若者」とひとくくりには出来ない、という調査結果が出ています。
より多様化しており、各自それぞれによって、かなり異なるんです。
だからこそ、じっくりと話を聞くことが大事だし、お互いにしっかりと理解し合うことが、個人個人向き合い、相手に合わせたやり方を実践していくことが
大事だと改めて思いました。

またいつもの研修以上に、休憩時間や懇親会でも色んな質問攻めを頂きまして…
その質問のほぼ全てが「今の彼らの業務内容に直結するもの」なんです。


物凄く真面目に、真摯に自分の仕事と向き合っているし
スキルを向上したいという意欲もものすごく感じられます。

仕事は「人生をより良くするための手段の1つ」という若者の概念も
これも人によって大きく違うんだな、も改めて感じると共に
若い方々に私もエネルギーと刺激を頂いて、
またまた若返った(気がしている)山口です!

セルフコーチング

もうあっという間の師走!!!
今週も研修続きで、体力的に歳をひしひしと感じる山口です。
と、ともに、もう1年たつ??と毎年早く感じます。

研修ではディスカッションやワークなどで
受講者の方々のご意見や考えを聴くことが多いのですが
それを踏まえてフィードバックさせていただく機会が
多々あります。

もちろん中には正解があるものもあれば
色んな捉え方やアイデアみたいな時には、私自身も正解が分からない、
正解がたくさんあるものもあります。

で、私自身の考え方やこれまでの経験を踏まえて、お答えさせて頂くのですが
実はこの1年でこの答えが結構変わっていってるな
と感じるわけです。

根本的な芯がガラッと変わっているのではなくて
許容範囲が広がっていってる感じです。
それもあるよな、そうゆう捉え方もできるよね、と。

これですね、ある意味セルフコーチングに近くて。
色んな意見を聴きつつ、自分の考えを周りからの意見と組み入れながら
アウトプットしていくことで、更に自分自身の考えが深まって固まっていく。

この方法、すごく効果的です。
私もいつも自分の考えが固まっていない時には
色んな人に聴きつつ、自分が話していくことで
ああ、そういうことを考えていたのか、と
はっと気づくことが多いので、意図的に使っています。

是非皆さんも使ってみてくださいね。

ブラックフライデー

今日はあんまり役に立たないかもしれないお話かもしれません。
ちょっと最近色んなところで思うこと、を書きたいなと思います。

直接私とお会いしたことがある方はお分かりかと思いますが、
私は欲深い人間です。(笑)
常にあれしたい、これしたい、という欲望があるし
あそこに行きたい、あれも食べたい、これも欲しいと
いつも思ってしまいます。

中高一貫して仏教学校だったのですが・・・
煩悩をなくす、というのが当時から全く意味が分からなかった人間です。
だって、人間は欲の塊ですし。。。

若い時には貯金とか全く考えず、とにかく欲しいものがたくさんあって
先にカードで買って、給与がほぼ全部その引き落としになるから
ほんとの自転車操業(笑) 止まると支払えない(笑)
なので、辞めるとかも考える余裕すらなかった感じです。

それがいいのか悪いのかは分かりませんが、
どれだけしんどくっても、辞めるという選択肢は選べず
とにかく邁進するのみ!だったのが若い時だった気がします。

また1つ買うと、また次のがどんどん欲しくなる。
なので、一生懸命仕事して、給与を上げたかったし
もちろん出世欲もあって、早く役職に就きたい、
とがむしゃらにしていた若い時だったと思います。

という話をこの前していたんですが…
今の若い世代は本当に堅実で、みんなある程度ちゃんと貯金もしてるし
そもそもそれほど欲しいものがない…

なのでお金を使うところがそれほどない…
らしいです。(もちろん全員ではありませんが)

もちろん出世欲もそんなになくて、20代の7割の方が
管理職にはなりたくない
、というアンケートもあります。

先日そんな話をお客様としていたら…
「最近の本って、そういう本ばっかりですよね。投資、節税ばっかり。
他にも断捨離とか、ミニマリストとか、そうゆう本ばっかりですよね。」と。
確かに!!!
私自身そういった本には、本当に興味がないので気にしていませんでしたが…

私の若い時のように、有り金全部使って買い物しましょう、は勧めませんが(笑)
でも使わないと経済回らないですよね。。と思ったり。
ということで、この週末はブラックフライデーという踊り文句に
完全に踊らされて(笑)、日本経済を回した山口です。

人間、「慣れ」って怖い。

昨日 、娘の学校のPTA行事のための準備や打ち合わせに行っていました。
またまた、今年は2回目のPTA学級委員になってしまって・・・。
前回は1年生の時にさせて頂いていて、もうないだろうな、と思っていたら…
今年またなってしまいました(笑)

うちの学校では伝統行事で、秋の日曜参観の後、午後に
PTA主催のドッジボール大会があります。
PTA主催ですので、運営から準備までを全てPTAで行います。

1年生の時は入学したてなので、何でも目新しくてPTAをするのが
ちょっと楽しかったんですが、今年は・・・
正直仕事もめちゃくちゃ忙しいし、もう結構知ってることだらけだし
面倒くさいな、と思っていたんです。

で、昨日出た打ち合わせ準備についても、
コロナで4年ぶりの開催とは言え・・・
前に1回やってるから流れもやることも知っている。
でも1~4年生の方にとっては初めてのことなので
(ということはほとんどの親御さんが知らない、初めてなわけです)
かなり丁寧に説明するところから始まったんです。

1~4年生の親御さんから、いろんな質問が出てくるんですが…
私としては知ってる内容ばかりなので、心の中で
「知ってることやん。。。早く終わらんかなーーー」とつぶやいておりました。。。

そしたら、同じ5年生の親御さんが、横でものすごく熱心にメモを取っていらっしゃる。
名簿を見たら同じクラスの親御さん。
「久しぶりですもんね~」って声を掛けたら
「うちは今年転入してきたんで、初めてなんです!!」と。

そこからその親御さんと色々話をしながら準備をしていました。
「前は公立だったんで、もう本当に色々恵まれてて、有難いです」と
そのお母さんが仰っていて。

転入してきて一番びっくりしたのが、先生の多さ。
この1年間で直接関わる先生の数が27人もいるんですよ!
最初にもらった学年だよりで、あまりにも先生が多くて
思わず数えてしまいました!!と。

大阪市内の小学校ですので、今急激な少子化に伴い
いくつもの小学校が統合していき、
なんと駅で言うと2駅分も遠い小学校に歩いて通っていたとのこと。

そして先生不足もあって、1学年で直接関わるのは6‐7人程度。
それがうちの学校だと27人もいて、いろんな目で子供たちも見てくれていて
本当に安心です!と。

他にもいろいろ質問攻めに・・・。
転入生のお母さん「担任の○○先生、ものすごくいい先生なんですけど、他の先生も同じような感じですか??」
私「すごくいい先生だと思います。でもこれまでの先生も同じくらいいい先生ですよ。」
転入生のお母さん「ええ!!ものすごいレベル高いですね!!安心です!」

転入生のお母さん「なんか親同士も仲良さそうですけど??」
私「そうですね。めちゃくちゃ行事多いし、幼稚園から一緒のお母さんも多いので、結構みんな知ってます(笑)」

転入生のお母さん「休みの日は子供たちは、遊んだりはしてます??」
私「してますよー。でもみんな家がバラバラで電車なので、親も一緒にって機会や送り迎えするので
なので、親同士も仲良くなってます。」

転入生のお母さん「給食がすごく美味しいって息子がいつも言ってるんです!!」
私「そうですねー。それはうちの娘も言ってます。お楽しみ給食とかもあるんで、喜んでますよ!」
転入生のお母さん「楽しみ給食って何ですか??」
私「たまに、ビュッフェとか、自分で作るハンバーガーとか手巻き寿司とか、あるんですよ。」

もう5年生になり、私にとっては「当たり前」になっていることが
かなり有難いことなんだと気づいた1日でした。
色々転入生のお母さんとお話して、
学校生活、勉強、進路など何から何まで学校と先生にお任せして
私は全く心配したり、気をもんだりしていなかったんですが
これってすごく恵まれているなと。

1年生の時には、何でもかんでも新鮮で、有難い!って思っていたはずなのに
もうすっかり慣れてしまって。
ましてやコロナで少し行事が縮小されたら、前は良かったのに、と思ってしまっていました。
人間、慣れって怖いですね(笑)
改めて、今あるものに感謝しないと、と気づいた1日でした。