子育て・育児

「命の母」事件

もうすぐ4月。新入社員が入社してきたり、
子どもたちも新しい学年に進級したりと
春は心躍る季節ですね!

さて、今日は娘のピアノについて。

実は4月の最初の日曜日に発表会があります。

ソロと連弾2曲を毎年弾き、連弾では親子連弾です。

今年のソロは「春の歌 メンデルスゾーン作曲」に挑戦します。

9歳の娘にはまだまだ難易度の高い曲で、
左手のほとんどが法則性があまりなく、
かなり音が飛ぶので結構難しいんです。

選曲した1月初めには、あと3か月もあるから、
ゆっくり進めていけば弾けるレベルだし、
頑張ってみようとスタートしたんですが…。

どうもまだまだ時間があると思うと、
全然やる気にならない性格は親子瓜二つのようで(笑)

全然やる気スイッチが入らない。。。

合計3ページもあるのに、まだ1ページの右手しか譜読み出来てないよねってのが2月。

こうなると母はめちゃくちゃ焦るんですが…。

当の本人は全然焦らず、更に更に母は焦ります。

また、2月は私が出張も多く全然見てあげれる時間が作れなかった。。。

そして3月。

ようやく2ページは両手で弾けるようになってきたけど完璧でもない。

そしてまだ1ページ残っている。

こうなると毎日キリキリしてきます。

あまり声を荒げたくないし、強制的に弾かせるの違うと思うんですが…

そうも言ってられない。

毎日怒鳴る日々が続いたんですよね。

すると…

「ママ、CMで見たけど『命の母』ってお薬がいいみたいやで。」

もうね。笑うしかない!!!

娘は更年期障害とか分かっていないので…

単純に「イライラしてしまう」→「命の母」お薬、と直線で繋がってしまったんですよね。

(敢えて言いますが!私は自称永遠の28歳ですから、命の母は必要ないです!)

ハッと…ここで気付きました。

娘にとって、お薬が必要に思えるほど、私はイライラしていたんだと。

ピアノは音が出るので、ある意味時間との闘いなんです。

仕事を終えて、習い事の送迎終えて、そこからピアノを弾いて
その後夕食も食べなきゃいけないし、宿題も見なくちゃいけない。

お風呂も入らないといけないし、早めに寝ないと明日の朝も早い。

で、こっちはこんなに焦ってるのに、当の本人は『のほほーん』としていて
ピアノの練習をしない言い訳やら、なんやらをグダグダ言っていると

めちゃくちゃイライラしてしまって、どんどん声は大きく荒くなってくる。

でも本来、音を楽しむのが音楽。

イライラして怒鳴りつけて、弾きたくなるものではない。

と、娘の「命の母発言」からハッと気づきました。

そこで、春の歌を色んな人が弾いているんですが、
その映像や曲を一緒に見聞きして

「○○はどれが一番いいと思った??」
「○○はどんな感じに弾いてみたい??」

といった会話を通じて、彼女が弾きたい
「春の歌」をイメージ化していきました。

まだまだ、かなり前のめりで練習!まではいきませんが(笑)

ようやく彼女も「弾きたいイメージ」と
「今の自分の弾き方」を理解し始め
怒鳴らなくてもピアノの前に座ってくれるようになりました。

これ、部下育成も同じですね。

どんな仕事をしたいのか?

お客様にどんな成果を提供したいのか?

その時、どんな自分になっているのか??

イメージをさせることって本当に大事。

そしてそのイメージも植え付けたり押し付けたりすることではなく

たくさんの選択肢の中から、
対話を通じて「自分で納得して選ぶ」ことが大事だと思います。

上司の仕事は、その選択肢を多く提供すること、
選択肢をもっと増やすために一緒になって考えること。

残り発表会まで約10日。

全てを両手で弾くことも、暗譜も出来ました。

あとは彼女の弾きたいイメージに
どこまで近づけられるのか???

乞うご期待!またご報告しますね。

突き放す勇気

先週末のこと。
日曜日に娘のお友達が遊びに来てくれました。

徒歩15分くらいのところに住んでいるお友達で、いつも一緒に遊んでます。

ただ…いつも2人とも時間管理が全然出来ていない(笑)

いつまで経っても
「もうそろそろ帰る時間やで」
と言わないと帰らない。

娘もずっと遊んでいたいから、引き延ばし引き延ばししている。

なので、日曜日は最初に伝えました。

「今日はママは帰りの時間言わないので、
自分たちで考えて帰る時間になったら教えてね。」と。

でも・・・17時になっても遊んでる。

内心、もう暗くなってるやん、絶対お友達のお母さんも怒るで…。

でも我慢我慢。

17時半。まだ全然思いっきり遊んでる。

ここで、腹が決まります。
一回両方の親にこっぴどく怒られたらいいねん(笑)

18時。まだまだ遊んでる、外は真っ暗。
この日の大阪は雨。しかもめちゃくちゃ寒い。

いいんか??いいんか??と思っていると…

お友達のお父さんから電話が来ました。

「いつになったら帰ってくるの??もう遅いし暗いから、今から迎えに行く」と。

それでも、まだ迎えに来るまで時間あるし、もうちょっと遊んどこう、という感じ。

すると、5分後、お友達のお母さんから電話が。

「お父さんが迎えに行くっていったけど、行きません。自分で何とかしなさい」と。

さすがにやばいと思った娘たち。

急いで片付け始めます。

外を見ると真っ暗。しかも雨も降ってる。

娘が、ママが車で送ってあげて、と頼んできました。

でも答えはNOです。

自分たちで考えて、って言ったよね?
それもせずに、遊びたいだけ遊んで「送って」は、ないよね?
と突き放しました。

お友達は帰り道をはっきり覚えていなくて、
過去1度迷子になったことがあるので、一人では怖くて帰れない。

二人で相談して、暗い夜道を歩いて帰ることになりました。

※当然探偵並みに尾行に気付かれないように、後ろを付いていきましたが(笑)
※17時の時点でお友達のお母さんにも連絡はしてあります。

これ、実は私が大事にしている教育の1つです。

いくら口で言っていても、やらないことが多い。

そういう時は突き放してでも、
自分できちんと最後までやり遂げさせることが大事。

2人でお友達のお母さんにも叱られてました(笑)

もちろん、私も雨の中、
しかも距離を取りながら歩いていかないといけないし、
車で送ってあげたほうが、私も楽。

でもそれでは彼女たちの本当の学びにはならないんです。

昔、私も散々親に同じことをしてもらいました。

これは部下教育でも同じです。

一度完全に突き放す。

ただ、最後までしっかり見守ることが大事です。

帰ってきた娘は、泣きながら謝り、
次からは絶対ちゃんと時間守るって約束してくれました。

お友達とも帰り道にちゃんと話し合っていたそうです。
(最後の曲がり角で、違う道から私は猛ダッシュで先に家に飛び込み、待っている振り!)

突き放す勇気も大事ですね。
(母はダッシュで疲れましたが(笑))

人は色んな側面を持っている

この前、ちょっと失敗しちゃったな
と思うことがありました。

学期末テストの国語、テスト日に娘が
「めっちゃ今回は出来た!!頑張ったよー!!」
と帰ってきて教えてくれました。

「おお!!すごいやーん!!」
とひとしきり褒めてたんです。

ところがテストが返ってきたら、87点。
本人はややしょんぼりしてました。

回答用紙を見ると、記号で答えないといけないところを
記号ではなく漢字をそのまま書いてたんです。

しかも書いてる内容は全部正解してる。
そして、そこで12点配分ありました。

つまり、きちんと記号で書いてたら99点だったんです。

なんてもったいない!!!

「何やってんの~??問題ちゃんと読まないと~。
めっちゃもったいないやん!!99点取れてたんやで!?」と。

ついつい言っちゃったんですよね。
(ちょっときつめの言い方で。)

「わかってるよ!でも頑張ったやろ???!!!」と。

褒めないと!褒めないと!と普段から思ってるんですが
ついつい褒める前に、出ちゃうんですよね。

しかも私から見たら、多少しょんぼりしてるけど
それほど悔しがってるようには感じられない。。

「頑張ったよ。でも悔しいやん。
ここちゃんと記号で書いてたら99点やったのに。。。」

「でも頑張ったもん!!!」

しまいには、頑張ったのに褒めてもらえないと
泣き始めてしまいました。。。

私も研修で褒める大切さをお伝えしてますが
家族となるとついつい。。。難しい。

親としては、今回の点数がどうこうではなくて

ケアレスミスや問題ちゃんと読んでないってミスを
悔しいと思って欲しいんですよね。

じゃないといつまでたってもミスしますから。

でもね、これも続きがあるんです。

テスト返却から2週間くらい経ってから、
昨日、学校の期末個人面談があったんです。

そしたら先生から

「ほんとに勉強にもいつも前向きに取り組んでて。。。
テストの点数が悪いとすごく落ち込んで。。。
でもその後しっかり自分で復習やり直ししてるところがすごくえらいです!」と。。。

ん???
我が家での娘と違うぞ???

と思ってたら、先生からこの前の国語のテストの話も出て、
記号で答えないといけなかったことに気づくと
娘はショックと悔しさで泣いてたそうです。。。

「もっともっと点数の低い子で、けろっとしている子も結構いるんですが、
●●ちゃんは泣くほど悔しがってて。。。
私も内容は正解してるから点数上げたくなったんですが…
でも間違いは間違いなので、そこはきちんと説明して。
次からはちゃんと問題を読もうねってお伝えしました。
●●ちゃんも絶対次からしっかり読む!!って言ってくれましたよ。」と。

その時思ったんですよね。
家で私に見せている顔だけが全てじゃないんだと。

頭では、いろんな顔があるから、
一面だけで判断するのはいけないと
わかっているんですが、

実際には自分が見ている顔のみで
決めちゃってるんですよね。

仕事においても、部下の顔はいくつもあります。

お客様の前に一人で立ってる方が
私が思っている以上によく出来てたり、
非常によく考えられていたり、、、
しっかりやりがいも持っていたり、、、

ってことは日常茶飯事です。

メンバーも子供も
いろんな顔を持ってるんだなぁと
改めて感じました。

皆さんもしっかりいろんな顔、見てあげていますか???

いちいち言わなくても分かってる…らしいです(笑)

私事ですが…この4月にうちの娘は小学1年生になりました。

ピカピカの1年生です(笑)

最初に言っておきます。私は超親バカです(笑)

おかげ様で毎日元気に楽しく学校に通っています。

 

これまで、実は習い事に関しては、幼稚園で全部してくれていました。

幼稚園の中で、終了後の預かり保育の時間内で、色んな習い事をしてくれてました。

ですから、本人の意識としては、習い事に行っている感覚はあまりなく…

幼稚園の時間内で、幼稚園のお友達と一緒に遊んでる、という感じです。

働く母としては。。。ほんと有難い話です(笑)

 

しかし1年生になって、習い事は全部自分で行かなくてはいけません。

当然ですが、学校が終わってから、または休みの日に行く必要があるんですね。

もちろん毎日宿題もありますし、習い事によってはその宿題も1週間分あります。

なので、うちの娘の毎日のやらなくてはいけないことは

結構なボリュームになっちゃうんですね(笑)

・学校の宿題

・英会話の宿題

・ピアノの練習

まぁこれだけなんですけど、、、小学1年の娘にとっては結構なボリュームです。

ささっと、ちゃっちゃとすれば、全部で30~40分で終わるんですが

毎日グダグダ文句も言いながら、あーだこーだ言い訳もしながら、

となると…軽く1時間強かかってしまうんですね。

(言う暇あれば、早くすればいいのに…と私はいつも思ってます。でも我慢我慢!)

 

うちの娘は当然ですが…私のDNAをきっちり引き継いでます。

なかなかのサボり屋で、なかなかの口達者で、なかなかの負けん気の強さです(笑)

「早くしーやー。遊ぶ時間なくなるで。」

「分かってるー。これやったらやるつもり―」

といった問答が毎日あるわけですね。

 

私もイラついている時もあるし、毎日毎日この不毛だと思えるやり取りを

ニコニコして出来ないときもあるわけですね…。

で、先日とうとう!!!

「何回行ったらわかるの!!??やることちゃんとやりなさいよ!!」

と堪忍袋の緒が切れ、大声でやってしまったんです。

内心、こういう仕事柄、ほめて伸ばそう、感情で怒ってはあかん、

と思っていますし、人様に対してそう教えてる訳ですね。

しかし、やはり私も人の子、当然感情があるわけです。(笑)

 

そして娘は?…というと…

怒られて、ちょっとはビビッて、やっていたものの、、、。

その日の夜にお風呂に入りながら、こんな風に言われました。

「いつもママは何でもかんでもやることを先に言うけど、

いちいち言われなくても分かってるのよ。」らしいです。

 

だったら言われる前にやったら??と言いたいところですが…

「なんでやらないといけないかも分かってるし

やらないとどうなるかも分かってる。

いちいち言われなくても、ちゃんと分かってる!!」らしいです。

 

このお風呂での会話の中で気付いたことがいくつか…。

①毎日言い続けていることで、刷り込み効果があった!

1年生なので、まだまだ論理的思考も出来上がってません。

しなければいけない理由や、難しいことはまだ分かりません。

でも毎日毎日言い続けることで、彼女の中での「やるべきこと」の

刷り込みが出来上がっていたことを発見しました。

つまり、言い続けることはやはり大事!!

 

②こちらが思っている以上に成長してる!

まだまだ小さいから言わないと分からないだろう…

やってあげないと出来ないだろう…と思っていたのですが

実は実は!ちゃんと分かってることが多いんです。

子は知らない間に成長してるんですね!

 

③やっぱり聴いてあげることはすごく大事!

言いたいことはぐっと我慢して…

(私は言いたいことの2割くらいしか出してません(笑)我慢我慢!

出来る限り毎日毎日言わせる(聴いて聴いて…結果言わせる!の繰り返しです)様にしています。

大きな声で怒鳴らないようにしてます(出来るだけ…)。

それよりも聴くことに時間を掛けています。

聴いてくれると思うから、人は自分の意見や主張を言えるんです。

 

子は親の鏡

部下は上司の鏡

です。

 

やっぱり育児も部下育成も同じですね。

①大事なことは言い続け、示し続け、語り合う。

理念や信条・想いはいろんな方法で、あらゆるときに

言い続け示し続け、語り合うことが大切ですね。

 

②人は必ず成長すると信じて、成長しているところを見る!

人は誰しもが成長したい生き物です。

その成長の差は個人差やタイミングがありますが、

必ず成長できると信じて、昨日よりも成長しているところを

探すようにしましょう。

 

③傾聴、そして共感へ。

やはりコミュニケーションの基本は聴くことです。

聴いて、共感し、そして質問によって

相手に考えさせ、意思決定させることが大事です。

指示命令組織ではなく、自立自走組織になりましょう!

 

娘の成長と共に、私も毎日成長させてもらってます!

感謝です。ありがとう!

真の女性活躍推進ってなんだろう?

203030という政府の女性活躍推進プロジェクトが施行され、

各社ともに、女性活躍に向けて様々な施策が行われています。

先日も大手小売業の企業様からご相談を頂きました。

 

昨年から当社も女性活躍推進プロジェクトの1つとして

女性社員を対象とした研修を行っているが

まだまだ全員の女性には出来なくて

子育て中の女性社員に限定して行ったが…

結果彼女たちのモチベーションは上がった人もいるし

このままの働き方でゆっくりキャリアでいいんです。

今更キャリアキャリアって言われても…という女性社員も半分くらいいました。

また、受け入れ側の男性管理職からも

女性活躍ってどうなの??権利ばかり主張するようになった社員もいて

これって本当に有益なのか?という不満や疑問の声も上がってきています。。。

 

こういうご相談、実は昨年から増え続けています。

一概に女性活躍といっても、全員の女性社員が管理職を目指し

バリバリ働いていく、という働き方を望んでいるわけではありません。

またいくら望もうとも、例えばお子様の年齢や近くに祖父母がいるのかどうか

ご主人の職業や性格など。。。

女性一人ではなかなか思った通りに出来ないというのも現実です。

 

また、男性管理職としても、女性がモチベーション高く、

やる気や向上心を持って仕事に取り組んでくれるのは嬉しいものの、

「私、女性なんで」とある意味権利ばかり主張しているように

見えてしまう、というのも現実問題あります。

ただ、彼女たちが本当に権利ばかりを主張しているのかというと

そうではないケースも多々あります。

ここには双方のコミュニケーションの問題が潜んでいるんですね。

また、男性と女性とでは事象に対して感じること、求めることが

大きく異なります。

特に、役職が異なり、上司と部下の立場にあって

しかも女性社員が子育て中で時短社員ともなれば

全く立場も状況も異なるわけですから

コミュニケーションは更に難しくなってしまっているのです。

そんなつもりで言ったのではなないのに…ということです(笑)

 

ある面白い例をご紹介しましょう。

ある映像を見て、そんなときなんて声を掛けるか?という質問です。

映像の内容は…

時短で働いている女性社員。毎日限られた時間の中で

非常に責任感の強い彼女は、他の社員に出来る限り迷惑をかけないように

毎日おしゃべりする時間も惜しんで仕事に邁進していました。

それでも、上司や周りの男性社員、時短社員ではない女性社員から

「自分がお荷物的な存在」として思われているのではないか

と日々感じていたのです。(実際はそうではないことも多くありますが…)

ある日、保育所から子供が熱があるので早めに迎えに来るように

と連絡が来ました。

旦那様に連絡しても「無理」とのことです。

近くに頼れる祖父母もいません。

彼女は上司や周りの社員に残っていた仕事をお願いし

謝りながら会社を早退します。

そしてダッシュで保育所に向かい、子供を連れて帰る道すがら

子供もしんどいので、泣き始めます。

仕事も中途半端。みんなに迷惑を掛けている。

子育ても中途半端。子供にも申し訳ない。

そんな思いのとき、子供がふと「ママ、大丈夫?」と聞きます。

色んな気持ちが溢れ出て、彼女は泣いてしまいます。

さて、そんな彼女になんて声を掛けますか?

 

女性活躍研修で男性管理職に聞くと…

「旦那さんは手伝ってくれないの?」

「もう少し期限のない仕事だけに変更しようか?」

「大丈夫?疲れているんじゃない?」

といった回答が多いのです。

 

実はこの回答、全て間違っています。

余計に彼女を追い詰めてしまうんですね。

「うん。良く頑張ってるね。」

これだけでいいんです。

同僚であれば、軽くハグしてあげるのもいいでしょう。

女性が求めているのは、「今の自分を分かってほしい」という共感です。

しかし男性は「問題があるのであれば解決してあげなければ」と

問題解決に走ります。

特に管理職ともなれば、「自分が何とかしなければ」という責任感も

出てきます。

それではなかなかうまくいかないんですね。

 

女性活躍、と言いますが、今の時代女性だけけではなく

若手男性も同じ傾向が強くあります。

もちろんそれを支える制度や風土も必要ではありますが

女性活躍って本当は女性だけではなく

男女関係なく、もっともっとお互いの立場を理解し

状況や背景を踏まえた真のコミュニケーションを取ること

解決していくことが多いんですね。

 

歴史は勝者のみの記録 ってどういう意味??

先日、スペシャリストのストーリーから人生観をしるインタビューメディア「STORY」

の掲載記事UPの広報をさせて頂いてから…

「座右の銘 歴史は勝者のみの記録ってどういう意味??」

「何事も勝ち負け決めて、絶対勝つぞー!って意味ですか??」

などなど。。。質問が多かったので…私の思いも込めて綴りますね。

 

歴史は勝者のみの記録、という格言はありません。

多少の差があるとは思いますし、

多分解釈は人それぞれではないかと思います。

 

歴史は勝者が残したい記録のみを記したもの。

敗者は文学を作る。などなど、言い方はそれぞれありますが。。。

 

確かに歴史というものは勝者側が作るものではあると思っています。

中国では、勝者敗者に関わらず、史実のみを記す職種もあったそうですが…。

しかし、歴史を紐解いてみると…

(私、結構歴史オタクです(笑))

実際に学生時代に習ったこととは違うこともたくさんあるんですよね。

で、、、歴史は勝者側が残したいことのみを書いたものかもしれませんが

それは真実とは違うわけです。

つまり、物事には一方向から見たことだけが本質とは限らないということ。

なので、敗者(弱者)側からの視点も常に持ち合わせ

本質を見抜いていかなければいけない、ということだと思っています。

 

また同時に、歴史は勝者のみの記録。

しかし勝者はその後の事実によって裁かれる。

と続きます。

つまり歴史上勝者となったものは、その後の歴史をまた作っていくわけです。

織田信長、豊臣秀頼、徳川家康などなど。。。然りです。

そして、その後の彼自身が行ったことにより、また歴史に裁かれるわけです。

つまり人の上に立つリーダーとして、未来に対して責任が伴ってくるわけです。

 

歴史は勝者のみの記録。

物事の本質は多方面から見極め、常に弱者の視点を忘れてはいけない。

リーダーとして未来に対して責任ある言動を取らなければいけない。

私はこの言葉の意味として2つの意味であると解釈し

座右の銘としています。

決して、「勝ったら何してもいいねーん!!!!」という意味ではありません(笑)

幼稚園にて学ぶ!無限の可能性!!

今日は娘の幼稚園親子ふれあい参観でした。

地元でも結構有名な

「躾をしっかりする」

「子供の可能性にたくさんの種をまく」

「本物に触れることから学ぶ」

幼稚園で、歴史もある幼稚園です。

 

今日の参観の内容も盛りだくさんでした。

1、「雨にも負けず」暗唱

これは毎日朝礼で暗唱しています。全文です。

大人でもなかなか難しいのに、幼稚園児はみんな暗唱出来ています。

そしてちゃんと意味も理解している。すごいです。

 

2、幼児礼法「返事の大切さ」を学ぶ

幼児礼法の本を読み、その意味を理解します。

なぜ大きな声で返事をするのか?

今していることの手を止めて、呼んでくれた人を見て

大きな声で元気よく「はい!」と返事するのはなぜか?

それは相手が気持ちが良いからです。

相手の気持ちを考えて、言葉を話す、態度で示す。

当たり前のことですが、これも社会人でも出来ていない人も多い。

 

3、写仏

仏教幼稚園なので、仏様(のの様)の教えを毎日学びます。

仏様の絵をトレースして、その後色を塗って、仕上げます。

これがものすごく細かい絵で、結構根気が要ります。

みんな息を止めながら(笑)必死に写していました。

 

4、因幡の白兎 朗読

これもこの幼稚園の特長ですが、漢字も普通にみんな読みます。

ものすごく難しい感じも、絵感覚で覚えていきます。

しかも結構なスピードで読んでいきます。

毎日毎日繰り返すことで、普通になっています。

 

5、竹取物語 古文で朗読

なかなか古文を読む幼稚園児はいないと思います。

しかもちゃんと意味を理解しながら、「ありけり」「なむいわん」などなど。

古文に親しみ、日本古来の文化も併せて学んでいきます。

 

6、お手玉とけん玉 親子ふれあい

お手玉とけん玉をしながら、親子で楽しく遊びました。

こうして昔の遊びに触れあったり、日本古来の遊びを体験していきます。

 

と、、、かなり盛り沢山の内容でしたが・・・

子供の可能性は無限!!と感じます。

「大人でも中々できないのに」と思ってしまいがちですが

子供は先入観なく、素直に取り組みます。

そしてお互いに助け合い、励まし合いながら

楽しく笑いながら、かなり難しいことでもチャレンジし

毎日毎日繰り返すことで、出来るようになっていきます。

 

なぜ大人はこれがなかなか出来ないのでしょうか??

そんなことはない!!

大人も楽しみながら学ぶことにより、どんどん色んなことが

出来るようになっていきます。

楽しみながら学ぶ、ワクワクしながら学ぶ。

とても大事なことだと思います。

 

当社の研修でも、楽しいゲーム、ワークをたくさん取り入れることに

かなり力を入れています。

座学で学ぶことよりも皆さん、楽しそうに取り組まれます。

そのなかで、メソッドを現場に落とし込んでいきます。

楽しくなければ学べない!

これも本当のことだと思います。

さぁ、楽しみながら学び、成長を感じていきましょう!!