子育て・育児

受験勉強、終了で思うこと

先週、娘の中学入試のプレテストが終わりました。
そしてその後、学校で進路に向けての懇談も行っていただきました。

中学入試が大変なので、上に中高がついている小学校に行っています。
ですので、中学入試といっても…
外部の中学校を受けるのではなく、
そのままエスカレーターで併設中学校に行くことになるんですが、
併設している中学校が2つあり、
そのどちらに行くかは成績によって決まります。

1つは国公立大学を中心とした難関校を目指している進学中高。
学校内の成績、五木模試テストの成績、プレテストの成績で
基準点以上で内定がもらえます。

もう一つは国公立に進学する人もいるんですが、
多くは私立の大学に行く(指定校推薦が多い)中高です。
こちらについては、よっぽどのことがない限り
希望すれば内定がもらえます。

私としては将来のことも考え、
国公立大学に多く行っている進学中学校のほうに進学してほしいと思って、
小学校4年生の後半からその対策として塾にも行っているし、
娘にもそっちの中学校のほうがいいよ、と水を向けていました。

娘もその中学校内定に向けて、勉強は頑張っていたんですが…
どうも勉強はとっても嫌いなようです。
一応塾には行ってるんですが、全然焦ってないし、
がむしゃらにしている感じもない。

親としては腹立たしいなぁと思いつつも、
自分で考えて出来るように。。。
中学校の方を見に連れて行ったり、いろんな話をしたりしてきました。

そしてテストの結果…散々たるものでした。
そこで娘と先週1度話し合いを持ちました。

学校からの内定は進学校のほうはもらえなかったけど、
これからまた1月の本番試験まで、もう一度気を入れ直して、頑張って、
チャレンジをする手もあるよ。
もしくは、もうここで受験勉強やめて、もう一つの中学校に行く方法もあるよ。
どうする??どうしたい??と本人に聞きました。

本人もテストの結果が散々だったので、
その結果を目の当たりにして落ち込んでいました。
(手ごたえがかなり悪かったので、結果は分かってたんですが、
いざその結果を目にして、さすがにショックのようでした。)
たった10秒位!!!
たった10秒位、ちゅんと落ち込んでいたんですが、
10秒後には笑顔になって、
「こっちの中学校にする。もう受験勉強はやらない!」と返事が返ってきました。
やっぱり!!予想通りです。

もう一度私は、大学受験のことだったり、
その学校のことをいろいろ話をしたんですけれども
娘は頑として聞きません。

残りの小学校生活を受験勉強じゃなく、イベントもいっぱいあるし、
思いっきり楽しみたい。
こっちの中学校に行っても、学校の勉強ちゃんとやってたら、
指定校推薦でいろんな私立の大学にも行けるし、
国公立大学に別に行きたいって今思ってるわけでもないから
それはその時、また行きたいと思ったら頑張る。
と言う返事が返ってきました。

その話を懇談で先生にもお伝えすると、
「●●さんっぽいですね。立ち直りが早いのは素晴らしいんですよ。
しっかり切り替えられて。
どちらの中学を選んでもきっと彼女なら自分で道を作っていきますよ。」と。

プレテストが終わって1週間。
久しぶりに塾もない、受験勉強もない土日を迎えました。
まぁとっても楽しそうなこと!!終始ずっと笑顔です。

今までは塾の時間に追われたり、塾の宿題に追われたり…だったんですが、
心おきなく気の向くまま昼寝ができる!1日中絵を描く!と満喫しております。

切り替えが早い。
何事にもポジティブ思考。
は娘の長所なんですが、親としては、もうちょい頑張れよ、とか
ここまでせっかく頑張ったのに、、、という気持ちがあるわけです。

そこで再度この土日に、もう一度話をしてみました。
今まで2年間塾も通って、受験勉強してきたのに
この2年もったいなくない??と聞くと、
「ママ。勉強するのに無駄な事はないんだよ。
きっとどっかで役に立つよ。いい経験したわー。」と答えが返ってきました。

娘の人生なので、親としては、
娘がなるべく自分の希望するところに行けるように(出来るように)
環境を整えたり話をしていくしかありません。
やるのは本人なので、本人の意思が大事になります。

なので今まで私は、無理矢理何かをさせるのではなく、
本人の意思を大事にして、いろんな選択を自分で出来るように、としてきたんですが
そのおかげがあってか、中学進路も自分で決めることもできたし、
切り替えも自分でうまく出来てると思います。
まぁその辺は良かったなぁと思う半面、
ここまで来て途中で諦めるのか??
もうちょっと本気出せよ、と思うところでもあります。

娘曰く、
いつもいつも全力投球するんじゃなく、
普段は6割位の力で、ここって時に8割出す、らしいです。
ここぞ!ってときには120パーじゃないのか?と思うんですが、
そこは令和世代なんでしょうね。
100%出したら疲れるやん、しんどいやん、
次の日30%になってしまう!!と返ってきます。
なので、今回も普段は6割、ここぞは8割で受験勉強したようです。

私は普段100%、ここぞは120%やろ!!と思うんですが…
いつになったら、100%出るねん、と…
普段6割で、本番100%出るわけないやん。
これでいいのか??大丈夫か??と少し納得のいかない母です。

最後の運動会

昨日は娘の運動会。
小学校6年生なので、小学校最後の運動会になりました。
最近いろんな小学校の行事には
いつも最後の、最後の、というコメントがついてきています。

6年生は恒例の組み立て体操に挑戦をしました。
練習の時からも、その話が多く
ブリッジができないとか、
逆立ちができないとか、
バランスが取りにくい
というのをよく言ってたんですけれども、
昨日の本番ではちゃんと上手にできていました。

今年の運動会は、朝から6学年揃って、5年ぶりの運動会になりました。
小学校1年の時にこのような全学年合わせての運動会はしたんですが、
2年生から5年生までは半分に分かれてのコロナ下での運動会でした。

ですので、今回の児童宣誓も
当たり前にできていることに感謝しつつ、
当たり前の運動会を全力で楽しむ
と盛り込まれていました。

つい先日入学したのに、あっという間にもう6年。
いろんな行事が、最後の、最後の、のコメントであるように、
私自身も、もうそんなに経ったのか…6年って早いなぁ。。。
もう卒業だな。。。と感慨深いものになります。

この6年間でできるようになったこと、成長したこと
がとても多いなぁと感じます。
小学校1年の時とは少し違った一面も出てきました。

1年生のときにはもっと甘えただったり
口答えもあまりせず可愛いなぁと思うところも
たくさんあったんですけれども、、、
最近ではやはり思春期の女の子!!

あぁ言えば、こう言う。
大人顔負けの口調で話す。
偉そうに言う。
なんて言うことも増えました。
でもそれも1つの成長だなぁと思うし、
6年ってずいぶん変わるなぁとも感じます。

いつも思うんですが、子供の成長を見ていると、
できないことってないんだよなぁと感じます。
どうしても大人になると苦手なことを避けがちだし、
もうできないって諦めてしまうことも多いかと思うんですが、
子どもの6年間を見ていると、
実はやってみたら結構得意だったということや
好きじゃないと思ってたのに、やってみたら好きになった
もたくさんあります。

私たち大人も子供の成長を見て、負けてられないなぁと思う今日この頃です。
成せばなる!
私たちも色んなチャレンジをして、もっともっと負けない成長をしていかないと!
と感じた1日でした。

苦手な人との付き合い方

3連休終えて、すっかり秋らしくなりましたね。
ようやく暑い暑い夏が終わり、過ごしやすくなりました。

今日は苦手な人との付き合い方、について思ったことをつらつらと…。
娘は今年6年生なんですが、今年から同じクラスに初めてなった
ある男の子がとっても苦手…。
5月くらいから、その話を何度も聞いてきました。

これまで娘は男女ともに苦手な人はいなくて…
誰とでも仲良くなれてきたので、
まぁそうゆう時期ね、と思いながら
これまで聞いてました。

その男の子から
「お前、めんどくさいねん」とか
「お前の声、うざい、だまれ。」とか
そうゆうことを毎日数回言われていました。

私自身は苦手な人とか嫌いな人、っていないので…
(いないようにしているので)
その仕方についていろいろアドバイスしてきました。

まずは、「何かきっと1つはいいところがあるからそれを見つけよう」です。
どうしても苦手、嫌いと思っていると
その人の言うこと成すこと全てが嫌に見えてきます。
でも「何かきっといいところがある!」と思って探してみると、あるものです。
まずは娘にその方法をアドバイスしました。

で、数か月娘も頑張ってみたのですが…
「どうしても見つからん…」らしいです。

見つけようと頑張っても、その間も嫌なことを言われるので
なかなか見つからないようです。
私的には、昭和の「好きな子にはいじわるする」ってやつじゃないの??
と内心思っているので、何かあるはず!見つけろ!と言い続けていました。

しかし、1か月ほど前、何かで言い争いになり…
おそらく、娘も口が立つので…
きっと相手の嫌なところを突く言葉を言ったんだと思います。
本人も「私もいらんこと言ってもた…」と言ってましたし。

彼が椅子を振りかざしてきて、周りと先生が間に入って止める、
という事件が起きたんです。
学校からも電話が掛かってきました。
娘に聞くと、「怖かった…」と言ってました。

そこで、私が次に提案した方法が
敵はいないほうがいい。だから相対せずに逃げろ、です。
世の中にはどうしても苦手な人、無理な人、がいます。
もちろんハラスメント体質の方もいますし…。
まずは、しっかり向き合っていいところを探す、をした上ですが
それでもどうしても無理なら、相対せずに逃げるほうが
お互いのためにいいと思うんです。

とにかく接点をなくすこと。
そうすることで、お互いに刺激しなくなるので
お互い楽になれると思います。
アドラー心理学でもありますが、人間だれでも、2割の人には嫌われるんです。
その代わり、2割の人にはとっても好かれます。
万人に好かれる必要はない。

これを聞いて、娘の気持ちはずいぶん楽になったようで、
とは言え、まだ毎日色々言われてはいるようですが…
「今日もいい感じに逃げ切った!後ろでめっちゃ言ってたわ。」と
気にならなくなりつつあります。
(相手もそのうち、飽きるでしょうし。)

友人関係においては、こうして逃げられますが…
ただ、ビジネスにおいては、逃げられない人もいますね。
それが上司だったり、仕事の取引先だったり…。
その場合はどうするのか?

これも基本は同じで、まずはしっかり向き合ってみること。
好きになることを1つでもいいから見つけてみること。
でもそれで無理なら…逃げるんです。
ビジネスで逃げるというのは、関係を断つことではなく
丁寧に対応し、礼節を尽くすことだと思います。

そうすることで、一定の距離間が生まれます。
そうなると、相手もこちらのパーソナルスペースに入りづらくなります。
それを繰り返す、しかないかなと。
それでもどうしても無理なら、信頼できる人に相談するしかないかと…。

私の場合は有難いことに、
苦手かも?と思っても、向き合って接してみたら
おお!いいとこあるやん!という人たちばかりに
囲まれていたので、苦手な人との接し方については
あまり経験がないのですが、
この人との時間って無駄だな、とかもったいないな、という人は
それなりに結構いて…

そんな時には、いつも以上に、丁寧に、
そしてかなり距離感を持った付き合い方をします。
そうすると、相手もそれなりに距離感を持ってくれるし
そうこうしている間に、離れていきます。

人生1回。
苦手な人に使う時間を、好きな人に使うほうが幸せです。
自分のために使う時間が大事です。
時間は有限、気持ちは楽に、そんなことを感じた3連休でした。

成長とは主体的になること

3連休はどんなふうにお過ごしでしたか?
私はとっても充実した、3連休でした。

まず週末にブロードウェイミュージカル『RENT』を見に行きました。
今年は積極的に本物を観に行こうと思い、
いくつかミュージカルを観に行ってるんですが、
今回の『RENT』も超大感動でした。

とっても運が良いことに最前列でRENTを観れて、
ほんの1m先で俳優さん達が演技していました。
今回の「RENT」ですが、ブロードウェイミュージカルなので
全部英語なんですが、主役の山本耕史さんやクリスタルケイさんが
英語で演技されていました。

日本語でも演技するってすごく難しいのに全て英語!
これ、すごい練習されたんだろうなぁと思いながら鑑賞していました。
もちろん彼らはプロですから、最高のものに仕上がっているんですが、
それまでに至る努力ってほんとすごいんだろうなぁ…と。

ただでさえ歌や踊りや演技でミュージカルは感動するんですが、
そんなことも考えながら観ていたので、感動はひとしきりでした。

そして日曜日!娘の誕生日です。
今年の誕生日は娘の希望もあって、
娘の行きたいところに行き、買いたいものをリクエストされ、
1日デートをするというものでした。

今回、私は人生で初めてアニメイトに行きました。
今回アニメイトに行ったのは、娘の大好きなユーチューバーさんが
コラボをしていて、そのイベントがあったんです。
娘は事前にちゃんとネットで調べていて、
欲しいものリストを作っており、
とっても大満足で帰ってきました。

祝日の月曜日。家族全員でお墓参りに行きました。
我が家山口家のお墓は京都の綾部と言うところにあるので、
車で2時間位かけてお墓参りに行くわけです。

中高が宗教学校ということもあり、
お経を聞いてるとなんだかとっても気持ちが落ち着く。
お経を聴きながら…気がつけば娘ももう12歳。
この前生まれたのに…と思っていても、もう12年になったんですね。

これまでは私が選んだ服を着て、私が髪を切り、
私の行きたいところに一緒に行って私主体の誕生日でしたが、もう12歳。
彼女には彼女のしっかりとした意志があって、
彼女のやりたいことがあって、
服なんてもう私が選んだものは着てくれません。

娘が大きくなるにつれて、
娘には娘の人格があり、
そしてそれは私とは違うんだと感じます。

でもこれって少し寂しいんですけれども、
当たり前で良いことなんですよね。
彼女がそれだけ成長してきているということなんでしょう。

できる限り、これまでも彼女のやりたいこと、
彼女の思うこと、彼女の意思を
上手に育てようと思って接してきましたが、
ここ数年それはちゃんと芽吹いているように感じます。

子育てをしていると、部下育成もほんとに同じだなぁといつも感じます。
私のやってきたこと経験ややり方。
もちろんこれらはアドバイスとしてはすごく有効ですし、
求められることも多々あります。

しかし大事なのはそれを聞いた上で、
彼らがどうしたいのか?
彼らにあったやり方は何か?
彼らが「自分で」探していかなくてはいけません。

あくまでも上司はそれが探しやすいような環境を整えること。
子育ても部下育成も同じですね。
楽しかった3連休。
心も体もリフレッシュして、今週も頑張りたいと思います。

1日の終わりに聞くこと

台風一過、皆様大丈夫でしたか?
大阪は当初の予想よりも、かなり勢力も落ち
進路もどんどん変わっていったので
全く影響がなかったように思います。
我が家ではベランダのハンガーが3本落ちたくらいでした。

今週末は1年ぶりに妹がポーランドから一時帰国しており
我が家に1週間ほど滞在しており、
まぁ賑やかな週末となりました。

久々に帰ってきた日本で「あれ食べたい」「これ食べたい」と
連日彼女の食べたいものリストに従って食事しています(笑)
またどこに行っても「日本は安い」を連呼しており
特にダイソーでは常に興奮状態です。

さて、日曜日は娘の五木テスト。
6年生の夏以降の五木テストはとっても大事です。
内部進学ということもあり、この9月からの五木テストは
ダイレクトに進路に関わってくるので
私も気が気ではありません。

テスト終了後「どうやった??」と聞くと
国語はこう、とか算数はこう、とか
色々細かく教えてくれました。

5年生くらいから、私が直接勉強を教えると
私がだんだん腹立ってきて
「なんでこんなん分からんの?」とか
「また間違えてる!!」とか
親子喧嘩に発展してしまうので
私は直接教えるのを止めて、塾や学校の先生にお任せしています。

その方が娘にとっても
「優しく、丁寧に、怒らずに教えてくれる」ので
とっても気が楽、のようです。

ただ、この「どうやった?」というのは今回の五木テストに限らず
毎日、事あるごとに聞いています。
今日の学校どうやった?
今日の塾はどうやった??
といった感じです。

娘がまだ小さい時には、そんなこと聞かなくても
自分から「今日はねー」と何でもかんでも話してくれていましたが
高学年になると、そうはいきません。

こちらから「どうやった?」と聞かないと
あれこれ話してくれないんです。
それでもまだうちの娘は何でもかんでも話してくれている方だと思いますが…。

いつもフィードバックの研修などでもお伝えしていますが
こちらから「○○が良くできたね」とか「○○には課題があるね」と
一方的に伝えても、内省の度合いは深くなりません。

自分で考えて、自分で振り返るから内省になるんです。
今回の五木テストでも
テストどうやった? から始まり
今回のテストで、いつもよりも頑張ったと思うことを3つ挙げてみて、
とポジティブフィードバックを行い
娘が言ったことを「おお、それは頑張ったなー」と承認し
じゃ、次のテストで気を付けることは?
と課題点と対策を聞くことで
ネガティブフィードバックを行います。

この両方のフィードバックを何回も実施していると
こちらから聞かなくても、ポジティブもネガティブも
自分からスラスラーと言ってくれるようになってきます。

うちの娘はもうかなり慣れているので、
毎回ポジティブ3つ、ネガティブ1つが身体に染み着いてます(笑)

内省がしっかり自分で出来るようになると
こちらからとしては、そっか、頑張って!と
応援するのみで済むんです。

是非皆さん、1日の終わりに、今日どうやった??と
立ち話で全然OKなので聞くようにしてみてくださいね。

分かりやすく伝える力

先日ある企業様での若手向け研修を実施してきました。
今回のテーマは、「分かりやすく伝える力」です。
ロジカルシンキングもコミュニケーションも両方必要になります。
ワークもトレーニングも盛沢山でかなりの練習をして頂きました。

分かりやすく伝える具体的なスキルを学ぶと
比較的伝えることについては出来るようになってきました。
やっぱり若いと、すぐに素直に取り入れてくれるので
出来るようになるのも早いですね。

ただ、かなり苦戦したのが、
難解な文章を読んでまとめて、それを分かりやすく伝えるという複合したもの。

「なんか国語の授業やってるみたい…」「こんな長い文章分からない…」
「知らない言葉もいっぱい出て来て分かりにくい…」
「昔から国語嫌いなんよね…」

そう、分かりやすく伝えるには、当然その前に正しく理解することが必要です。
普段使わない言葉・長い文章・知らない内容
が出てくると、理解はしにくくなります。
そこに文脈を読み解き、想像しながら、読み解くスキルも必要です。

昨今では本を読む若者も少なくなり、動画に移行してきています。
マニュアルを読んでも理解できない社員が増えたので
マニュアルは動画で覚える、という会社もたくさんあります。

昔、この授業って将来何の役に立つんだろう?
意味ある?これ勉強して、って思ってましたが意味はあるんです!(笑)

正しく理解すること。想像力を働かせること。
相手に伝わるように相手に合わせて言葉を選ぶこと

これって国語の授業で学んでましたよね。
社会人でも必要なスキルですし
ビジネスだけではなく、当然私生活でも必要なスキルなんです。

動画を見てしまうと、理解は出来るけど想像力は働きにくくなります。
だから、本を読みましょうね、と研修でもお伝えしてきました。

特に今回は若手の方々だったので、
普段はLINEで単語か絵文字、スタンプばかり。
きちんとした文章を久しぶりに書いた!という人もいました。

確かにLINEやチャットは便利ですし
スタンプや絵文字は文字よりも楽に簡単に伝わります。
でもそれに慣れ過ぎて楽をし過ぎると
きちんとした文章を書けなくなってしまいます。
(もしくはすごく時間が掛かる…)

ビジネスでもメールが主なツールとなり
文章を書く機会はむしろ電話中心の以前よりも増えています。
だからこそ、分かりやすく書く、伝える力というのは
以前よりもより重要になってきていると思います。

本を読むのも嫌い、国語が一番苦手
長い文章を見るだけで嫌気がする
と言っている娘に対して、これはマジでやばいと
感じている山口でした。

スマホ以上に大事なこと

先日はある会社様での女性社員対象のキャリア研修でした。
この企業様では既に3グループ目の研修なので
これまでの研修での女性社員の方々の雰囲気も分かっていて
とっても楽しみにしていた研修です。

まず、皆さん反応がものすごくいい!!!
「おぉ~」とか「えーーー!!」とか
ちゃんと反応してくれるんです。

次に質問する癖が付いている。
グループワークや個人ワークで、各グループを
私がぐるぐる廻っているんですが
決まって、どのグループでも質問してくれたり
グループの輪に入れてくれようとしてくれます。

そして、彼女たちの最も素晴らしいところ。
休憩時間にほとんど誰もスマホを見ないことです。
みんなおしゃべりしてるんです。

各支店から集まって来てくれているし
このような研修もこれまでやってきていないことから
彼女たちはほとんどの人が初対面です。
電話で話したことはある人もいるんですが
これまで顔を見て集まってはいません。

なので、この研修の場で、みんなお互いを知りたいし
色んな年次の方が集まっているので、
色んな人と交流を深めたいんです。
スマホを見ること以上に、これってすごく大事ですよね。

コロナが少し落ち着き、オンライン研修から対面研修へ
多くの企業が移行してきました。
対面研修の醍醐味の1つでもある、この交流。
でも実際には、休憩時間にはスマホを見て、
各自が休憩している、という企業の方が多いんです。

ちゃんと反応する。
自分から積極的に話しかけ、聴き入れる。
自分から交流しようとする。

すごく大事なことだなと改めて感じました。
そしてとってもパワフルなエネルギーを私も
彼女たちからもらいました!

もうすぐサンタさんがやってくる!

あっという間の年末で…。あれやこれやとバタバタの山口です。
さてさて、子供たちにとってはとっても嬉しい年末年始。
冬休みにクリスマスに、お年玉に!
そりゃ大人も子供っていいよなぁ、、、と羨ましくなります。

うちの娘も今年でもう小学校5年生。
サンタさんを心底信じているわけではないんです。
というか…気づいている(笑)

実は昨年、お友達から「サンタさんはいてないで。親やで!」
と聞いてしまってから、「多分ママやな」と気づいています。
でも、言ってしまったら、もらえないかもしれない…
なので知らないふりをしてます(笑)

うちは一人っ子。
そして離婚している親。
ママにパパに、おじいちゃん、おばあちゃん、おばさん達と
もらう相手はなんと10人。毎年クリスマスもお誕生日もリストアップして
それぞれにお願いしてます。

その選定が結構的を得ている。
「パパは結構高いものでも大丈夫!」
「●●(おばさん)は予算厳しいから、絶対範囲内!」
「●●(おばさん2)は絵の関係のものやったら、なんでも買ってくれるからこれ」
「おばあちゃんは、一緒に買いに行くのが好きやから、アニメイト!」
といったように、それぞれの懐具合や好みをバッチリ把握していて
それに見合ったプレゼントを当て込んでいきます。

で、サンタさんは??
「サンタさんは…〇〇の漫画を全巻!これやったら本やから、きっと喜んでくれると思う!」
そう。私は本に関してはたとえ漫画でも絶対買います。
というのも、最近の子は、生まれたときから
youtubeやtiktokなど動画ばかりで、文字を読むことが本当にない。。。

ダメな子育てですが、小さい頃は絵本をずっと読んでましたが
小学校になって、自分で読むようになると
何度も「本読みや!」と言っても、全然読まないままになってました。

私は大の本好きなので、本からもらった知識や世界観がとっても好きで
そして慣れれば慣れるので、読むのがめちゃくちゃ早いし
当然好きなことなので苦にならない。
でも娘にとっては、本はつまらないもの、だったんです。

なので娘がネットフリックスで見ていたアニメの漫画を買ってあげたら
それは結構楽しんで読んでくれてた。
なのでそこから漫画でいいから、読もうよ、になったんです。
最近では、かなり色んな漫画を買ってーと言ってくるようになって
その面白さにも少し気づいてくれたようです。
私の口癖は「本やったら、例え漫画でも、いつでもなんでも買ってあげる。」
になったんです。

ということで、サンタさん=ママ
を見越して、今年は漫画の本全巻というリクエストになりました。
さてさて、いつになったら漫画から本になるんでしょうか??
まだまだ先は長い…。

今いる場所で花を咲かす

気付けばもう9月も残り10日。
まだまだ残暑厳しい毎日ですが、それでも朝晩は少し涼しくなり
エアコンつけっぱなしで寝る夜も少なくなってきましたね。

新学期が始まり、もうすぐ運動会に向けての練習が始まっていますね。
近くの小学校でも運動会の練習を頑張っている子供たちの声がよく響いています。
特に今年は3年ぶりに全員での運動会が出来るところも多くあり
子供たちの頑張りも例年以上になっているのかな、と思います。

娘は今年5年生なのですが、もう毎日この運動会の話です。
まず、有志の応援団に入りました。
これは4年生以上が入れるのですが、昨年は学年分かれての運動会だったので
当然応援団もなかったんです。

応援団に入ろうかどうか迷ったらしいのですが…
山口家での口癖が決め手となったらしいです。
「やるなら全力で楽しむ!」です。

ザ・昭和ですね(笑)。
何事もやるなら全力で、です。運動会も然り。
参加できる応援団なら、絶対見るだけより参加したほうがおもしろい。
なのでやってみたら??と話していました。

本人的には、放課後練習がずっとあるし、
かなりの大声出さないといけないし、
応援団のダンスも覚えないといけないし、
応援団当日は昼休憩時間が少なくなって準備もあるし…と渋ってたんですが、
やるなら全力で、に後押しされて応援団に入りました。

最初のころは、結構ハードで声が出ないとか、足が痛い、とか
若干弱音も吐いてましたが…。
最近になると、その応援団でも楽しさが出てきて
皆で声が揃ったときの気持ちよさとか、
しんどいときに応援してくれる友達と仲良くなれたとか、
その中で楽しんでいるようです。

最近では。。。
「勝負の勝敗は応援団に掛かってるねんで!」と
毎日意気込んでおります。

今いる場所で花を咲かす
という言葉も山口家ではよく言っている言葉です。
目いっぱい今の状況を自ら楽しむことで
花は自分で、自主的に開きます。

七夕祭り

今日は七夕!ですね。

娘の小学校では、先週土曜日に七夕祭りがありました。

全員お揃いの浴衣を着て、PTAが用意した出店で遊ぶ、
皆で七夕音頭を踊る、という伝統行事なんですが、

コロナ禍の影響で、3年間学年を分けての実施と保護者NGでした。

そして今年、4年ぶりに全員そろって、保護者も参加して、という従来のスタイルで実施となりました。

ですので、私自身が七夕祭りに行ったのは、1年生の時以来なんです。

行く道中で、娘と手を繋ぎながら
「友達と約束はしてないねん。だからもし友達と出会わなかったら、ママ、一緒に回ろうね。」と嬉しい言葉をくれました!!!

そして学校について、正門で写真を撮っていたら…
お友達が見つけてくれたんです。

そしたら、、、私が上靴(スリッパ)に履き替えている間に…
娘はいなくなってしまいました(笑)

はてはて・・・チケット(食品を買うチケットなど)も全部娘が持っている。
そして私は出店で遊ばない・・・。ここであと4時間も一人???となったわけです。

そこから娘を探し出して…ようやく1時間後に合流できました。

すると娘から…「ママ、まだおったん??」と。。。

成長するのは嬉しいですし、お友達優先のお年頃もとってもよく分かるし
お友達がたくさんいて、嬉しいですよ。

でもホッタラカシはひどすぎませんか???

私は娘と一緒に回れないと、暇だしすることないし、

そしてママ友はいないし(笑)  先に帰ることにしました。

「いいよー、先に帰ってー」と言い残し、またどっかへ娘は消えていきました。

「あっ!!ママ!!!」

帰ろうとしたとき、娘が呼び止めたんです。

もしかして、一緒に帰りたいから待ってて、とかかな??
「もうチケットかなり使ったから、お金置いていってー」でした。。。

1年生の時には最初から最後まで一緒に回って、
七夕踊りも一緒に踊って、だったのに、大きくなったものです。

子供は知らない間に大きくなりますね。

たくさんのお友達が出来、私の知らない世界が広がっていく。

親(私)との関わり方も随分変わってきました。

一緒にしていたものが、帰ってきてから話を聴く、に変わっていく。

少しずつ自立していく娘に少し寂しく、とっても嬉しくなりました。