在宅勤務

明日より全員在宅勤務実施の当社

CAREER CHEERS

コロナウィルスの影響により、ここ連日、日本政策公庫や大阪産業創造館にて融資の申込やコロナウィルスの認定を受けに行きました。並ぶこと3~4時間。こんなにコロナの影響を受けている企業が多いことを改めて痛感している毎日です。しかも、4月になったので、今後ますます増えていくとのこと。気が滅入りますね。

中には、審査の際に号泣されている方も数名お見受けしました。このままでは、社員の給与を払えない、何とかしてほしい、という切実な声です。その場にいるのもつらくなりました…(その状況下で若干キレている人がいるのが何とも大阪らしいと言えば、大阪らしいですが(笑))。

観光業、サービス業などかなりの影響を受けられている企業も多いですね。特に大阪でもここ数年でインバウンドが進み、また今年開催予定だったオリンピックに向けて観光産業がかなり伸びてきていました。心斎橋周辺では、日本人の方が少ないんじゃないの?というくらいの観光街になっていましたよね。その企業が今、まさに影響を大きく受けているんだと実感しました。

特にここ数日、東京はもちろんですが、大阪も外出自粛を含め、様々なことが変わりつつあります。世界的に見ると、まだまだ日本はイタリア、スペイン、アメリカほどではないにしても、そうなる日も近いと言われています。

このような状況において、弊社でも明日から全員在宅勤務を実施することに致しました。元々創業以来、在宅勤務でも可能なインフラは整えていたのですが、これまで在宅勤務に踏み切らなかった理由は、昨年入社してくれた新人くん(営業職)がいるからです。

その企業においても同じですが、キャリアの長い人や、事務系の職種は在宅勤務でも仕事はあります。(その管理方法やマネジメントについては難しいところもありますが…)多くの企業の経営者様とお話ししていて、一番悩ましい問題が、新人の育成を在宅勤務で出来るのか?です。特殊な専門知識が必要で、研修を何か月も有する職種であれば、もしかするとそれは可能なのかもしれません。しかし、営業職(特に新規営業を中心に行う)で新人の場合、在宅勤務にすること、イコール仕事がそれほどないんです。

弊社も同様の理由で、新人くんの在宅勤務をどうするのか?その間の仕事は何をしてもらうのか?育成はどうすべきか?がなかなか明快な答えが出ず、これまで通常通り出勤してもらっていました。

ただ、現状の状況を鑑み、またメンバーとも本人とも話し合った結果、皆で何とかできそう、という感覚を得た、という気がします。こういう時だからこそ、知識を増やす、ということも1つ。大阪市内に会社があることもあり、これまで大阪市内を中心に営業活動をしていたけれども、自宅周辺にしてみてはどうか?など様々なアイデアも出てきました。

兎にも角にも、今の状況においては、社員とその家族の安全を最優先とし、ZOOMやチャットワーク、dropbox、サイボウズなど、オンラインで出来ることをもっともっと増やしていき、これまでの絆や信頼関係を大事にしつつも、この未曽有の危機を共に乗り越えていきたいと思います。お客様、お取引先様にはご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、ご理解ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

コロナウィルスによる学校休校により、在宅勤務や時には子連れ出勤中の当社。

連日のコロナウィルスの影響で、学校休校により働くママにとっては、働くても出勤できない状態や、感染が心配だけど預ける先がなく学童保育に預けなければいけない状態の方々、多いと思います。本当に大変だなと思います。私もサラリーマンの時であれば、実家に預けるしか方法がない、と嘆いていたと思います。

当社では、創業時から子連れ出勤OK、在宅勤務OKです。これは働くママである私自身が実際に会社努めをして「どうにかしたい」と思っていたこと。やはり母である私としては、ずっと預けっぱなしで子供と一緒にいる時間が少ないことは、正直罪悪感も感じるし、事実色んな場面を見逃していて、さみしい。でも仕事は続けたいし、むしろバリバリ働きたい(笑)。なので、在宅勤務で家に居ながら仕事が出来たらいいのになぁ、と思っていました。

また来客や訪問などどうしても外部の方と会わなければ仕事にならない、ということもたくさんあります。PCに向かってする仕事であれば、在宅でも出来るし、いまではオンラインも出来るけど、中にはやはり顔を見て、ということも多々あります。また経営者という立場上、社員のみんなの顔も見たいし、会社に行かないと出来ない仕事もあります。そんな時には子連れ出勤です。

当社は私がこうゆうスタンスなので、基本的には全社員このスタンスです。(子供がいないメンバーは除きますが…)これまでもインフルエンザなどでの学級閉鎖や日曜参観日の振り替え休日での月曜日出勤時など、子連れ出勤や在宅勤務をしてもらっています。

また、当社の社内イベントは社員旅行、懇親会イベント、忘年会新年会に至るまで、ほぼ全て家族同伴OKとしています。当然お子様のいるメンバーは子供を連れてきてくれます。(ときには旦那様や奥様も。)ですので、私の子も、会社に行くのも、会社メンバーに会うことも、皆が仕事をしている環境の中で、宿題をしたり、一人遊びををしたり、ゲームをしたり(この時間結構長いです(笑))、が普通になっています。

昨今のこの状況下で、当社としては当たり前にやってきたことなので、違和感なく何の弊害もなく出来ますが、そうではない会社も多いと思います。また接客業や医療関係など出来ない会社もたくさんあります。そうした働くママに対して、何かお役に立てないかな、と考える今日この頃です。

具体的な方策はまだまだ思い浮かびませんが…例えば助成金や色んな制度ももちろんなのですが…。それ以前に職場内での「大丈夫だから、子供さんと今日は居てあげて」「お互いに子供を預け合うっていうのはどう?」「輪番制にしようか?」といった「コストのかからない助け合い」がたくさんできるのではないかなと思ったりもします。また、そういう風土や信頼関係が普段から築けていることも重要ですね。今の時代だからこそ、思いやりを持ってお互い助けあって働き続けることが求められているような気がします。