コミュニケーション

山口家の家訓

先日メルマガを読んでくださっているお客様からメールを頂きました。

いやー、ほんとに何書こうか??
とネタに困っているときに頂いたので
とっても嬉しかったです。
ありがとうございます。

元来何が苦手って、継続が苦手な私ですから
実は毎週メルマガを書く、ってことがとっても苦手です。

でも、こうして反応頂くだけで、
書こう!という気がふつふつ!わいてきます。

やはり反応してもらうって嬉しいですね。

この前のメルマガで「反応すること」については既に書いたので、
今日は少し違った視点から。

メールを頂いたお客様は、このメルマガを見て
以前尊敬する方に言われた言葉を思い出されたそうです。

「育成とは、出来ると信じて待つこと、そして赦すこと」と。

すごく素敵な考えですよね。私も激しく共感します。

実は山口家の家訓がありまして…
私自身もこの言葉を何度も言われて育ちましたし、
娘にも何度も何度も言葉を変えて伝えています。

ありがとう/謙虚に感謝する心
ごめんなさい/素直に謝る心
大好き/妬まず恨まず、人の良い部分だけを探す心
いいよ/何事も許す心

の4つです。

この中で一番難しいのが許す心だと思うんですよね。

許すにはもちろん待つ、信じる、
そして期待する、が含まれるからです。

育成とはつくづくこの待つ、信じる、期待して、
そして許すものだと思います。

私も娘に言いながら、
いつも自分に言い聞かせています(笑)

まだまだ出来ていないところが多いんですが…。

この前も、買ったばかりの絨毯に
ジュースを娘がこぼしてしまって
プチキレしてしまいました…。

「TV見ながら、ゲームしながら飲んでるとこぼすよ!」と
何度も何度も言った後にこぼしたので、
めちゃくちゃ腹が立ちました。

しかもこぼした後も、ゲームしてたんですよ。
こぼしちゃった~って言いながら。

あまり大きな声で怒ることは好きじゃないし、こっちも疲れます。

でも、この時は、めちゃくちゃ腹が立ったんですよね。

「ほらみてみ!何やってんのよ!!」と
瞬間的に怒りがわぁーっと出てきました。

一通り拭き終わると、言いたいことが山ほど出てくるんですよね。

あかんあかん。。。
ここはぐっと抑えないと…。

と待っていると、「ほんとにごめんなさい…」
と謝ってきました。

とは言え、私の気持ちはまだ腹立ってるんですが、
とりあえず「いいよ。」と言ってみました。

すると…スーッと気持ちが落ち着いていくんです。

「ゲームしながら、もう絶対飲みません。」
「ゲームしてないときも、両手でコップ持ちます」
「こぼした後もゲームしててごめんなさい」

と私が言いたかったことを、自分からどんどん言ってくれました。
分かってるやん!!!言わなくても。

この「いいよ」という言葉。
ぜひ皆さんも使ってみてください。

たとえ、かなり怒っていたり、腹が立っていても
「いいよ」と許す言葉を発することで、
気持ちもスーッと落ち着きますよ。

そして、言わなくても自分で考えて答えを出してくれます。

教える必要ってほとんどなくて、
自分で考える機会をどう作っていくのか?

改めて大事なポイントですね。

反応すると相手も変わる!

弊社では月に数回無料オンラインセミナーを
日本の人事部さんで開催しています。

基本はセミナーですからウェビナーなんですが、
先日のセミナーは体感ゲームセミナーだったので、
ミーティング形式で行いました。
(参加者のお顔が見える!!)

ゲームを通じて学ぶ、気付く、だから腑に落ちる。
をまさに体感してもらったんですが、

1時間のゲームを通じて、初対面の方々がどんどん打ち解けていく!

違う会社の人とは思えないくらい!と参加された方も仰ってました。

もちろん皆様には存分に楽しんでもらったんですが、
実は私が1番楽しんでました!!(笑)

ゲームの最中には、基本私は皆様の邪魔にならないように、
ミュート&カメラオフで聞いてるんですが
(時々ヒント出したり、の時だけ声だけ参加します)

皆様のお話やリアクションが面白い!!

なので実は私は声出して時々笑ってます。

「おお!!いい気付き!」
「ああ!!そこひっかかっちゃったー!」

と見てるだけでも面白い!

皆様からの感想でも、聞いているだけよりも面白かった!

実際にやってみると難しい!

社外の人と同じグループでやったけど、社外の人じゃないみたい!
など有り難い感想ありがとうございました。

ここから私自身の気付きなんですが。。。

皆様に楽しんで喜んで学んで頂いたのですが
実は私がめちゃくちゃ楽しくて面白かったんです(笑)

いつもはウェビナーでセミナーしてるんですが
どうしてもお顔が見えないと反応が分からない。。。

壁に向かってひたすら独り言言ってる感覚になってくるんですよね。
(勿論せっかくお申込頂いたので、全力でやってますよ(笑)!!)

それが反応が見えて、皆さんの取り組みが見えると
こっちのテンションも上がってくる。

これね、セミナーや研修だけではなくて
日々のコミュニケーションでも一緒ですよね。

反応があるとテンション上がる。

表情が見えると盛り上がる。

当たり前なんだけど、大事なこと。

私も研修でも参加者の方に「反応しましょう」
はお伝えしてます。

うなづきながら聴く。

表情や抑揚付けて話す。

これだけで相手にちゃんと向き合ってますよって
気持ちが伝わります。

私もメンバーへの指導で、お客様との会話の際の
うなづき方、会話の中身に合わせた表情は
細かくアドバイスしてます。

特にオンラインであれば、
当然オーバーリアクションです!

コミュニケーションの8割は非言語!

どんな反応があるか?で会話の量も質も変わります!

反応があるって嬉しいなぁと改めて感じたと共に
反応する大切さも感じました。

ちょっとした違和感を大切にする

先日、3月に入社したメンバーのお誕生日でした。

当社では、本人とお子様(18歳まで)は
誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントがもらえます。

これは、小さな会社だからこそできることだと思っていますが、
顔が見える範囲のうちは、お祝いしたいという想いから。

また私も母親なので、自分の誕生日より子供の誕生日!!

という気持ちから、お子様のお誕生日もお祝いしてます。

最初のうちは、何がいいかな~とサプライズでしたが。
毎年毎年になり、人数も増え。。。

そのうちネタ切れになったのと、実は持ってた!という
プレゼントかぶりがあり、昨年から申告制にしました。

これが欲しい!と自分で申告してもらいます。

これまでは、営業にも行ける通勤用バッグや
営業にも着ていけるシャツなどでしたが
なんと今回はプロテイン1kg。

昭和生まれの私は、え???と思っちゃったわけです。
完全に仕事全く関係ないよね???
飲んだらなくなるよね???と。。。

古い人間かもしれませんが、
自分で買うものとプレゼントでもらうものって違うものだと思ってたんですよね。

これが感覚の違いかぁ。。。と思いました。

彼らにとっては「今、1番欲しいもの」をセレクトしてくれたんですが、
それが私にとってはちょっと違和感だったんですよね。

ただ、本人が喜んでくれるのが一番ですから
プロテインで全然okなんです。

ここで気づいたんです。

世代の違いもあると思いますし、
たとえ同じ世代でも個々人の考え方や価値観が違う。

だから時々え??という違和感を感じることもある。

でもそれを否定するのではなく、
そうゆうのがいいんだねぇ~と認めることが大事。

これが個々の個性を尊重するということだし
もっと広い視野で見れば、多様性を受け入れる、
まさしくダイバーシティの原点だと思うんです。

私が新卒だった20年前だった常識。

残業している方が優秀。
(仕事をいっぱいしている風だから。。。してなくても)

上司に誘われたら断らない。
(朝まで付き合う)

社内で怒号罵声は日常茶飯事。

有給は取るものではない。
(病気の時に仕方なく使うもの→病院に行った証明書が必要でした)

休んだ次の日は謝り倒す(休む=悪)

お酒の席の無礼講は、無礼講じゃない
(後々言われる。。。実は仕事より気を遣う)

始業時間は仕事のスタート時間。
つまり30分以上前に来ないと怒られる。
(メールチェックは始業時間前。が当たり前)

これ、今では非常識だしありえないですよね。

時代と共に常識も価値観も変わってきたんです。

私が新人時代にはダイバーシティの概念は全くなく
多様性や個性を尊重するという考えは、
私自身も全くありませんでした。

昔だと考えられなかったプレゼントの選び方。

自分の物差しで測るのではなく
本人が一番欲しいもの、だからいいやん!!
と思えるようになりました。

でもこれって結構自分で「老害」になったらあかん!
と思っておかないとついつい「ありえへん!!」と決めてかかってしまう。

ちょっとした違和感を感じ、
その度に本当にそうか??と自問する大切さを感じました。

これから歳を重ねる度に老害へどんどん近づいていく可能性が上がります。

時代と共に常に変われる自分でありたいと思います。

人は色んな側面を持っている

この前、ちょっと失敗しちゃったな
と思うことがありました。

学期末テストの国語、テスト日に娘が
「めっちゃ今回は出来た!!頑張ったよー!!」
と帰ってきて教えてくれました。

「おお!!すごいやーん!!」
とひとしきり褒めてたんです。

ところがテストが返ってきたら、87点。
本人はややしょんぼりしてました。

回答用紙を見ると、記号で答えないといけないところを
記号ではなく漢字をそのまま書いてたんです。

しかも書いてる内容は全部正解してる。
そして、そこで12点配分ありました。

つまり、きちんと記号で書いてたら99点だったんです。

なんてもったいない!!!

「何やってんの~??問題ちゃんと読まないと~。
めっちゃもったいないやん!!99点取れてたんやで!?」と。

ついつい言っちゃったんですよね。
(ちょっときつめの言い方で。)

「わかってるよ!でも頑張ったやろ???!!!」と。

褒めないと!褒めないと!と普段から思ってるんですが
ついつい褒める前に、出ちゃうんですよね。

しかも私から見たら、多少しょんぼりしてるけど
それほど悔しがってるようには感じられない。。

「頑張ったよ。でも悔しいやん。
ここちゃんと記号で書いてたら99点やったのに。。。」

「でも頑張ったもん!!!」

しまいには、頑張ったのに褒めてもらえないと
泣き始めてしまいました。。。

私も研修で褒める大切さをお伝えしてますが
家族となるとついつい。。。難しい。

親としては、今回の点数がどうこうではなくて

ケアレスミスや問題ちゃんと読んでないってミスを
悔しいと思って欲しいんですよね。

じゃないといつまでたってもミスしますから。

でもね、これも続きがあるんです。

テスト返却から2週間くらい経ってから、
昨日、学校の期末個人面談があったんです。

そしたら先生から

「ほんとに勉強にもいつも前向きに取り組んでて。。。
テストの点数が悪いとすごく落ち込んで。。。
でもその後しっかり自分で復習やり直ししてるところがすごくえらいです!」と。。。

ん???
我が家での娘と違うぞ???

と思ってたら、先生からこの前の国語のテストの話も出て、
記号で答えないといけなかったことに気づくと
娘はショックと悔しさで泣いてたそうです。。。

「もっともっと点数の低い子で、けろっとしている子も結構いるんですが、
●●ちゃんは泣くほど悔しがってて。。。
私も内容は正解してるから点数上げたくなったんですが…
でも間違いは間違いなので、そこはきちんと説明して。
次からはちゃんと問題を読もうねってお伝えしました。
●●ちゃんも絶対次からしっかり読む!!って言ってくれましたよ。」と。

その時思ったんですよね。
家で私に見せている顔だけが全てじゃないんだと。

頭では、いろんな顔があるから、
一面だけで判断するのはいけないと
わかっているんですが、

実際には自分が見ている顔のみで
決めちゃってるんですよね。

仕事においても、部下の顔はいくつもあります。

お客様の前に一人で立ってる方が
私が思っている以上によく出来てたり、
非常によく考えられていたり、、、
しっかりやりがいも持っていたり、、、

ってことは日常茶飯事です。

メンバーも子供も
いろんな顔を持ってるんだなぁと
改めて感じました。

皆さんもしっかりいろんな顔、見てあげていますか???

相手の立場と心情を理解する

こんにちは。

毎日メンバーと娘の成長が嬉しい山口です。

実は先日、3ヶ月前に購入したソファの納品日でした。

コロナちゃんで、工場稼働が少なく通常よりも納期が長くなると。
で、3ヶ月楽しみに待ってました。

しかし当日、ソファが大きくて玄関が入らない。
我が家は玄関ドアから90度に曲がって廊下があるんですが、
この角が全然曲がらない。

結局1時間以上色んな向きから入れて試してくれたんですが、
入らず持ち帰られました。

結構大きなソファだったので、家の写真も事前に見せていたんですよね。

そしたらピアノが玄関から入ったんだったら大丈夫ですよ、
と言ってもらってました。

3ヶ月待ったので、私の落ち込みようはドーンです。
またオーダーしてるので、もし入らなかったら??とよぎります。

その後お店から連絡が来て、まず担当者さんが
「ほんとに長い間お待たせしたのに申し訳ございません。
お仕事も都合付けて頂いて今日空けて頂いたのにこんなことになって申し訳ないです。」と。

この一言で、すーっと気持ちが晴れました。
クレーム対応の時、本当に最初の一言なんですよね。

こちらの気持ちをどこまで汲んでくれているのか?
が分かると怒る気も全然しなくなります。

先日メンバーのお客様からちょっとしたお叱りを頂いた時に、
メンバーからの報告で「今回の補填はこうします」という対応策をお客様に伝える、という報告が出てきました。

その報告を聞いて、いやいや順番違うよね??
まずはこうなってしまったことへの謝罪とお客様の気持ちを考えること。
そして次に経過説明と、最後に今後の対応策。

まずはお怒りになったお客様の気持ちを考えないと、
って話をしたところでした。

今回自分もお客様の立場になって、ほんとにそうだなぁと感じます。

もちろんクレームがないに越したことはありませんが、
どんな仕事でもなんらかのクレームはあるものです。
その時にどんな対応をするのか?で信頼関係は大きく変わります。

今回、その後担当者さんがすぐに配送の方を連れて家に来られて、
全ての寸法を図り、どうにかして入らないか?を考えてくださりました。

最終的には。。。どうやっても入らないので(笑)工場で一度分解できるところまで分解して家の中へ入れて、専門の方が組み立てる、という対応策になりましたが、初期の対応が素晴らしくて、こちらこそありがとうございます、です。

クレーム対応だけではなく、相手の立場や心情を理解する
はコミュニケーションの基本ですが、改めて大事だなぁと思った次第です。

そしてまたソファを心待ちにしている今日この頃です。

聴き方あいうえお作文!!

こんにちは。

もう早いもので、6月も終わろうとしてます。
あっという間に1年の半分が過ぎていってますね。

1年の初めに皆さんは今年の抱負を立てますか?

ザ昭和、熱血一家の山口家では昔から必ず立ててました。

今年のうちの娘の目標は、何事にも一生懸命頑張る、
という漠然としたものでしたが(笑)

先生に教えてもらった、「話の聴き方」を今年はやり切る!
と意気込んでおります。

たまたま先日、目標に対してどう??と振り返った際に、
改めて先生の教え方に感服した次第です。

それは「あいうえお作文」なんですね。

あ:相手の目を見て
い:いい姿勢で
う:うなづきながら
え:笑顔を向けて
お:終わりまでしっかりと

めちゃくちゃすごくないですか!!??

この聴き方、研修では聴く力研修やコーチング、
もちろんマネジメントの基礎でもプログラムに入れてますが、
大人ほど!出来ていないんですよね。

研修では、あいうえお作文ではありませんが
ほぼ同じ内容をトレーニングします。
(常に笑顔ではなく、相手の表情にあわせて同じ表情をする、ですが)
プラスするならば、復唱したり、要約したり、です。

研修をしていていつも思うんですが、皆さん話すのは結構得意だけど、
聴くのが本当に苦手ですね。

研修では、話を掘り下げたり、
より具体的にしていくために色んな質問をしていきます。

いわゆる拡大質問や関連質問です。

次なんの質問しようかな?と考えていると
聴き方が疎かになっていて、
一問一答クイズみたいな会話になっている。

では聴き方に気を付けていると、質問が出てこなくて、会話が止まる。

このようなケースが多々あります。

聴き方も質問力もトレーニングですから練習を繰り返せば上手になりますし、
考えなくても質問が出てくるようになります。

特に上司の場合は、伝えたいことが優先してしまいます。

育てようと思えば思うほど、言いたいことが多くなります。

この心理、私もつくづくそうだわ〜と思います。

こうして欲しいこうなって欲しいそれはあかん
もっとなんでこんな風に思わないの??

言い出したらキリがありません。
ですから、私はメンバーと向き合う時は
なるべく「こうあるべき」を考えないようにします。

こうして欲しい、こうなって欲しいを一旦横に置いといて、
とにかく聴くだけに徹しようとしています。

実はこの横に置いておく、出来るまでに私は結構時間が掛かりました。

だって、仕事ですから成果も出さないといけないし
その責任は上司にありますから、
1日でも早く成長して、戦力化してもらわないといけません。

となると、「こうあるべき」を横に置いとくことが難しい。。。

上司と部下の関係って、そもそも縦の関係ですから
聴くこと自体も難しいですよね。

なので私は「〜についてどう思う??」と相談するようにしています。

「え:笑顔を向けて」です。

この出だしの一言を変えるだけでその後の会話は変わるんですよ。

そして、「お:終わりまでしっかりと」聴いて
「いいやん!!それお願いね!」
と承認応援します。

聴き方あいうえお作文、頭に残りますね!
これで今日からバッチリ!です。

【経営者にお勧め】上司のすごいしかけ(白潟敏郎著)

今回のお勧めの1冊は「上司のすごいしかけ」(白潟敏郎さん著作・㈱中経出版)です。

シンプルですぐ出来て、抜群の効果があり、継続できる、という20の仕掛けが書いてあります。2006年に書かれている本なので、今読むと、これって結構当たり前じゃない?と思うことが多いですが、出来ていない会社ってまだまだあるような気がしますね(笑)

すごく簡単なのに出来ていないなぁと感じることが、仕掛け1と12の2つ。まず仕掛け1ですが、「部下のやりたいことを聞く」です。これ、実は聞かれていないことが多いんです。やるべきことはたくさん言われているんですが、部下が何をしたいのか、聞いていない上司が多い!!そして部下も聞かれていないから、「やりたいこと」が分からない。

研修でも「なにがしてみたいの?」と若手の社員に聞くと「分からない」といった返答がよくあります。これは若手だけに限らず、管理職に聞いても「よく分からない…。考えたことがない…」といった返答がよくあります。常に「やるべきこと」を与えられているので、これまでに「自分が何をしたいのか?」を考える機会があまりなかったというのもあると思います。

今までの時代は「やるべきこと」がたくさんありました。常に改善改善の積み重ねで「やるべきだけども、まだ出来ていないこと」が山積みだったんですね。でも今の時代、右を見ても左を見ても、ものがあり溢れている時代。「もっとこうゆうものがあれば…」というのは、もうほとんどのケースもうあるんですよね。だからもっと新鮮な目で、常に「何が自分はしたいのか?」を問い続ける必要があると思います。そうすることで、新たな事業の芽が生まれてくるのではな以下と思います。

また、自らやりたいと言ったことなので、当然「自発的」になります。そのために、自分で情報を集めたり、当然やる気も出てくる。だからこそ、「何がしたいの?」を常に問い続ける必要があると思います。

仕掛け12は、できる上司は「なんで」を言わないことです。「なんで出来ないの?」「なんで遅れてるの?」ですね。

言い方を「どうしたら出来るの?」「どうしたら期日に間に合うの?」という風に言い方を変えるわけです。そうすることで、プラスの返答を促すことが出来ます。「なんで」と聞いても「出来なかった理由」(上司には言い訳に聞こえることが多いんですね(笑))が返ってくる。これを聞いてもしょうがないわけです。過去は変えられませんしね。だからこそ、「じゃあどうする?」という問いかけをするわけです。どうしたらできるのか?常にhowを聞いていくわけですね。

すると答える側も当然、視線が未来を向くわけです。「こんなサポートがあれば出来る」「ここで躓いている。ここを教えて欲しい」などなど。建設的な意見が出やすくなるわけです。

よく研修で「何を傾聴しても、マイナスな言葉ばかり返ってきて…愚痴や言い訳が多いので、ついつい腹が立つんですよ。」分かります。上司も人間ですから。でもその質門の仕方がマイナスを引き出しているんです。質問の仕方を変えることで、プラスの志向性や返答を促すことが出来ます。

この本には会社として取り組む仕掛けもたくさん載っているので、うちの会社には…という場合もあるかと思いますが、上司一人でも実行できることもたくさんあります。そして、さくっと読めちゃいます。是非参考にしてみてください。

【管理職のお勧め】エゴグラムが教える最良のリーダー(塚田治著)

今回のお勧めの1冊は「エゴグラムが教える最良のリーダー」(塚田治さん著作・日本実業出版社)です。

いつも管理職研修のコミュニケーションスキルのプログラムでエゴグラムを活用してます。自分自身のコミュニケーションの型を知って頂き、どのような対応をしていくのか?を考えてもらっています。やはり皆さん、自己分析大好きで、いつもたくさんの質問を頂いたり「僕のを見てください!」と言って頂きます。研修後もこのエゴグラムに関するご質問も結構頂きます。

そんな皆さんにお勧めなのが、この1冊。エゴグラムからみる自分自身の特徴やその対策など、結構簡単に学べます。さらっと読めちゃいます。

特におすすめなのが、第3章。リーダーとしてあるべきコミュニケーションの取り方が具体例を挙げて詳しく書かれています。「I am OK/ You are OK」のコミュニケーションが取れなければ、リーダーとしては厳しい。確かにその通りです。そのために関心を持って傾聴すること。これは基本中の基本ですよね。

関心を持って傾聴した上で、正しく評価すること。この正しく評価することが、出来ていない場面が多くあります。ついつい人間なので、感情が入ってしまう。「まだ出来てないね。(何度言ったらできるんだ!?)」ですね。あるがままの事実をちょこちょこ小出しにして冷静に言うこと。これが大事です。でもついつい人間なので、感情交じりに言ってしまう。そして返答のチャンスを奪ってしまう。で、矢継ぎ早にガンガン言ってしまう。よくありますね。

そして最後は、期待をすることです。これには、雰囲気作りも大事。多くのストリークを与え、成功するたくさんの機会を作る。そして小さな成功をほめる。この期待の掛け方も間違って、かなりのプレッシャーのみを与えてしまっている場合も多いですね。

先日管理職研修のご相談を頂き、商談してきました。その時も「そうなんですか!!??僕たちの時代はそんなこと言われませんでしたけど…時代が違ってるんですね。」確かに、時代は変わっています。しかし、傾聴すること、ほめることは結構昔からずっと言われてるんですよね(笑)。少し昔と違うなと感じるのは、昔の上司と部下は「かなり言い合って、腹を割って…」みたいなことを経験している方も多いと思いますが、今はこの「言い合って…」みたいなところがないような気がします。「どうせ分かってもらえないし…」「言っても無駄…」こんな風に捉えている若者が多いような気がしますね。

部下とのコミュニケーションに悩んでいる方は、自分自身の傾向を知ると、「自分はそういう傾向があるから、ここちょっと注意しとこう。」「自分はすぐ言いすぎちゃうから、半分くらいで止めておこう。」となります。エゴグラムは、自分自身の傾向が分かるので、お勧めですね。

【管理職以上にお勧め】妻のトリセツ(黒川伊保子著)

今回のお勧めの1冊は、「妻のトリセツ」(黒川伊保子さん著作/講談社+α新書発行)です。

ここ数年、女性活躍推進の動きが各企業様でもかなり活発になっており、有難いことに毎年色んな企業様にて女性活躍推進研修や女性キャリアデザイン研修を実施させて頂いております。女性に向けての研修はもちろんですが、女性を多く持つ男性管理職向けの「女性部下とのコミュニケーション研修」もここ数年、飛躍的に多くなっています。

「女性の考えていること、よく分かりません。」

「どうして、今そうなるの??」

という男性からの質問が研修でも多く、なかなかご理解して頂くのが難しいところです。そこで、知識を増やそう&もっと分かりやすい例えが出来ないかなと、昨年読んだ1冊です。

ジェンダーコミュニケーションの基礎から、脳の仕組み、そして太古の昔からの培った男女間の習性や役割の違いなど、ものすごく分かりやすく書いてあります。また、例え話もタイトル通り「妻」なので、非常に腑に落ちやすい。

同じ女性ですが、なるほど、ふむふむと頷く場面がたくさんあります。 男性だと「そんな風になってたのかぁ…」と思うところ満載ではないでしょうか? また、「え?これ普通でしょ?」と思うところも多々あり、「これが男女の違いかぁ」と男性とのコミュニケーションを学ぶ1冊としても有りな1冊です。

コミュニケーションとは、相手を理解し、また自分自身を理解してもらうために取る方法であること。そのためには、相手のことをまず理解する必要があります。言葉ではなく、なぜそう感じるのか?ここにジェンダーの違いがあり、記憶の残り方や整理の仕方も異なります。

女性部下を持つ管理職の方々には、彼女たちをよく知る1つのきっかけになる1冊であり、また女性にとっても、男性にはこうゆう風に理解されやすいのだと理解する1冊でもあると思います。

【どなたでもお勧め】嫌われる勇気(岸見 一郎 &古賀 史健 (著))

今日のお勧めの1冊は「嫌われる勇気」(岸見一郎さん&古賀史健さん著作:ダイヤモンド社)です。

皆さん、よくご存じのアドラー心理学を

賢人と若者の2人の対話式で展開していく。

頑なに賢人のアドラー心理学を論破しようと意気込む若者に対して

対話で語り掛け、次第にその神髄に触れていく様が

本当に面白い1冊です。

アドラー心理学関連の本を数冊読んだことのある私ですが、

あぁ、そうだった、なるほど、とその神髄がゆっくりと

自分の中にしみこんでいく感覚がしました。

「人は誰でも変われる」

「承認欲求を満たそうとすること自体が間違っている」

そんなフレーズにふと、我に返る瞬間があります。

管理職研修では、若手の承認欲求を満たしてあげましょうと

力説している私ですが、それはそもそもテクニック論。

本筋はやはり、人は「人に認められる」よりも

「自分で自分を認める」ことが大前提必要なのです。

また、「自分自身の芯を持つ」ことと「単なる自己中心的」とは

異なる、という理論展開。

だから、全ての人に好かれることは不可能で

「嫌われる勇気」が必要だということも分かりやすい。

アドラー心理学でのキーワード、勇気とは

自分自身を変える勇気、

そしてそれが故に万人に好かれようとするのではなく、

自分自身が「素の自分を好きになり」、

「自分を好きになる」ための逃げ道を自分に与えない厳しさ。

そこから「嫌われる勇気」に繋がっていく。

非常に分かりやすい例えも入っていて、腑に落ちやすい。

社会人はもちろん、お仕事をしていない方にももちろんお勧めの1冊です。