人材育成ノウハウ

子も部下も自分の鏡

週末はお友達とそのお子さんとネスタリゾートとニジゲンノモリへ
1泊2日の夏旅行を満喫してきた山口です。

1週間前の天気予報では雷雨の予報だったのですが、

ここは晴れ女!なので、2日間とも曇りか晴れでした(笑)!

(この間、大阪は雷雨だったようです!!ちょっと自分が怖い(笑))

子どもたちは自然遊びとプールにご満悦で楽しい思いで作りになりました。

今回、ちょっと感じたことがあるんです。

今日はその感じたことを書きたいと思います。

ニジゲンノモリでは、ゴジラ迎撃作戦と鬼滅の刃ナイトウォークに行ったのですが、そのナイトウォークでのこと。

事前の説明で、ナイトウォークでは、フラッシュをたかない写真撮影はOKですが

動画(鬼滅の刃の動画がプロジェクションマッピングで出てくるんです)はNGなので動画撮影はやめてください、

と何度も係の方からアナウンスをされていましたが…

何人かは堂々とずーーーーっと撮影してました。
(大人が!!!)

それを見た娘やお友達の子供ちゃんが

「撮影したらあかんって言われてたやん。なんであの人たちは普通にしてるん??」と。。。

子どもたちの方がよっぽど正しい人間ですよね。

中には見ている子供たちの頭の間から手を差し出して撮影している人もいるんです。

日本人のモラルはどうなってしまったのか???

これって、マナー以前の問題で、モラル=良心だと思います。

本心で言うと、私自身、ドン引きしていて、そうゆう人たちをじーーーっとガン見してました。。。

でも彼らは見られていることにも気づかず、

子どもたちがそうゆう大人たちを見て、嫌な気持ちをしてしまっていることにも気づかず

終始最後まで動画撮影してました。

(中にはいろんな角度から撮影したいので、仲間うちで、撮影する場所を変えて撮っていました。)

大人は子供たちの模範であるべきだと思うし、子は大人を見て育ちます。

部下も同じ。
上司を見て育ちます。

どれだけ口でうまいこと言っていても子は、部下は、よくよく見ています。

見られているからきちんとする、というのは少し違いますが、、、

良心を育むことは、口で言って聞かせるものではなく、自ら行動を示し続けることです。

子は自分の鏡、部下は自分の鏡だと思って、自分自身の言動を見返してみる。

そんな気づきを得た体験でした。

自分で脳にストップをかける

先日「あなたを閉じ込めるずるい言葉」(森山至貴さん著作)を読みました。

育成にも子育てにも役立つので興味のある方は是非!

いくつか、なるほどね~と
思った言葉があったんですが、

「女の子だから」
「男の子だから」

というのもその1つです。

本作ではないですがとある調査でジェンダー意識は周りからのこのような言葉によって自ら作り出されてしまっているという調査結果も読んだことがあります。

例えば、小学校低学年までは圧倒的に女子の方が成績はいい。
(真面目に勉強するから)

でも高学年になると男子が徐々に追い上げて来て中学生になると逆転して、平均としては圧倒的に男子の方が成績が良くなる。
(特に理系)

これは昔は男性のほうが数字に強いとか、頭がいいとか、論理的思考に長けている、と言われていましたが、

実は元々の違い(遺伝子上の違い)ではなく成長していく過程で、脳に自分でストップをかけていることが分かっています。

女の子だから、そんなに勉強しなくても。。。

女の子だから、理系の仕事に就かなくても。。。

男の子だから、跡を継いでもらわないと。。。

男の子だから、稼げるようにならないと。。。

という思い込みを周囲から受けることで自ら無意識のうちに脳にストップをかけているんです。

女性活躍研修をしてても

子供欲しいから管理職は目指さない。。。

女性なんで、そんな出世しなくても。。。

という言葉も聞かれます。

これ、ライフイベント前の1~3年目の女性社員からの言葉です。

管理職や出世することだけが全てではもちろんないですし、
私も娘がいて本当に幸せだし、娘なしの人生は考えられません。

子供を育てることはキャリアにも大きな影響(良い影響も制限も)与えますが、
キャリアをストップさせる必要はないと思うんですね。

女性活躍研修をしていて、いつも思うことですが、

女性活躍において、会社の制度や風土、研修なども必要ですが、

実は女性自身の意識改革
ここが最も重要だと思います。

山口流忙しい時の乗り越え方

今回は、コーチングセッションでの気付きから。

研修のオプションで研修前後などに
1on1でのオンラインコーチングセッションを
するケースもあります。

先月、8ヶ月間の研修が終了した企業様での
研修後オンラインコーチングを行いました。

皆様研修前に比べて、良くなった点が多く見られたり、
チームワークやコミュニケーションが良くなったりと

素晴らしい変化があったんですね。

嬉しい限りです。

ある方とのコーチングセッションで

「寝る時間もないほど忙しい期間があって、本当に心が折れそう…」って思った時に、

研修でやった「なんとかなるって」という気持ちへの
持っていき方を実践して何とか乗り越えられました!と。

素晴らしい!!
嬉しいですよね。

そう、なんとかなるって!(笑)

というのは根性論ではなくマインドセットの仕方です。

いわゆるリフレーミングです。

ただ、その方から、
「それでもムリー!!てなるときもあって…何かいいアドバイスください」と。

山口流忙しい時の乗り越え方をご紹介します。

めちゃくちゃ難しく、でも簡単です(笑)

「考えない!」これに尽きます。

忙しくなると、心も体も疲れてますから、
どうしてもネガティブに思考がいってしまいます。

「こんなに私は忙しいのに、どうしてみんな手伝ってくれないの?」
(他人批判)

「私はこんなに残業してるのに、なんでみんな早く帰るの?」
(ひがみ)

誰かがほめられているのを見て「私はもっとやってるのに!!」
(妬み)

そう、私も昔随分この状況に陥りました(ダメダメですよね…)

疲れている時に考えると、どんどん悪い方へいってしまいます。

じゃ、その時にどうするのか?

1.汗をかく(体を動かす)
2.美味しいものを食べる(それだけで満足感UP!)
3.泣く&笑う(体の中からとにかく出す!!)
4. 1~3をすることで熟睡できる!

これだけです。

私は今でも週3~5日身体を動かし、汗をかくようにしています。

テニスにホットヨガです。

めちゃくちゃ忙しい時は、行くのも面倒になるんですが、
行くとやっぱり気持ちがすっきりするんです。

忙しい人こそ、自分の趣味を見つけて、その時間を絶対作る!

皆さんもめちゃくちゃ忙しいと思います。

是非自分の趣味を謳歌してくださいね。

自分をほめる

先日1on1面談の研修を実施させて頂きました。

1on1面談って言うと、キチンと課題を明確にし、その原因を考えて解決策をいくつか提示し、選択させる。

そして行動目標を設定する、というのが一般的ですが…。

実はこの面談の仕方では、
モチベーションがどんどん下がる方のほうが圧倒的に多いわけです。

そもそも、ほとんどの人は自分の課題とか、出来ていないとことか
自分でちゃんとわかっているんです。

それを面談で言われても、「そうだよね」と納得はするものの、

「よし!明日からまた頑張ろう!!」と心底思うのか?なんですよね。

ですので、弊社の研修では「出来ているところにフォーカスしよう」
という面談の仕方です。

「これも出来ているよね」
「これは出来るようになったよね」

からスタートし、

「なんで、今回はこれがうまくいったんだろう?」
「うまくいった時に共通していたことって何だろう?」

と出来ている理由や努力、そのプロセスを掘り下げて聴いていきます。

と、研修内でこのロジック、やり方を
レクチャーした後にロールプレイングをするんですが、

皆さん、ここがめちゃくちゃ苦戦するんです(笑)

というのも普段から課題を見つけて追及する、
という考え方が染みついてしまっているんですよね。

自分自身のことも、出来ているところに目を向けることよりも
出来ていないところ、課題を常に探す姿勢が染みついてしまっているんです。

これってね、自分に対しても、ものすごいストレスだと思うんです。

もちろん課題を見つけて解決することも大事な1つのスキルではあるんですが、

同じくらいに、いいところ、うまくいったこと、成長したことを見つけるスキルも必要です。

日本の社会においてはこの

「いいところを見つける」
「成長したところを見つける」

ことが少ない気がします。

日本人は謙虚、というのも、その理由の1つかもしれません。

「今日私、これ頑張った!」
「今日私、ここ上手くいった!」

という風に、自分を肯定していく癖を付けていくと、
自己肯定感も上がるし、ストレスを感じにくくなっていきます。

今日は是非、自分を認める、自分を褒めてあげる日にしてみてくださいね。

オタク山口全開

今回は何を書こうか??と未だに定まっていないまま書き始めたので、オチがあるかどうか分かりません。。。

また、今日の内容については「オタク山口」全開でいきますのでご容赦ください。

実はつい先日まで研修や打ち合わせや資料作りにバタバタの日々が続いてたんですが、この1週間結構落ち着いてるんです。

まぁやろうと思えばいくらでも仕事はあるわけですがそこは生粋の怠けもの山口ですから、全然スイッチが入らないんですよね。

締め切りに余裕があるときにやっておけばいいのにと自分でも思いますがそこは怠け癖の方が優先してしまいます(笑)

で、前から読もう読もうと思っていて手を付けれなかった「天子蒙塵」を読み始めたんです。

これは浅田次郎さんの壮大なる中国歴史ロマンでして、蒼穹の昴から続く大作な訳です。

天子蒙塵だけで全4巻あるので、読み始めたら止まれないことが分かってるので、忙しい時には手を出せなかったんですよね。
(是非皆さんも読んでください!でも今回ネタバレになるかも!?)

で。一気読みですよね。

もう止まれないわけです。

完全に寝不足です。

首凝りヤバいです。

天子蒙塵だけでは終わらず、その続きの「兵諫」まで一気読みです。

歴史大好き山口ですから、面白過ぎてこの世界観に引き込まれるのは当然と言えば当然なんですが、

この大作、一貫してメッセージがあるんです。

まずは「没法子」。

どうしようもない、という日本語になります。

どれだけ行き詰まっても出口が見えなくても、この言葉を言ったらおしまい。
そこから抜け出せなくなるから。

という強いメッセージ。

本に出てくるほとんどの人が、

このどうしようもない状況から強い意志と勇気で道を切り開いていきます。

もう共感しまくりです。

これ、ほんと、そうだと思うんです。

どうしようもないよね、だからどうなっても責任は私にないよね、仕方ないよね。

と諦めてしまうからなんですね。それではアカンのです。

もう1つは「正義と良識」。
一言でいうと「良心」です。

登場人物はみんな立場も考え方も全く異なります。

中国人として、皇帝として、将軍として、日本人として、新聞記者として。

立場が異なるけれども、みんな自分の「良心」に従って決断していくんです。

これも共感しまくりです。

弊社も今期新たに行動指針を作り直ししたのですが、「謙虚さを忘れず、自らの良心に従い誠実に対応します」という1文があります。

人って、手を抜こうとか、ちょっとくらいいいか、とか思っちゃうといくらでもズルも出来るし手抜きも出来るんですよね。

ましてや、今テレワークもあるので、見えないところでいくらでも出来てしまうんです。

そんな時に、何が「真っ当な自分」に引き戻してくれるか?ですが

これはもう「良心」でしかないと思います。

ルールで縛ったり、マニュアルや規定書ではなく、「人としての良心」しかないと思うんですよね。

これ以外にもこの大作では語りたいこと山盛りですが…

それはまた次の機会に(笑)

どうしようもない状況から道を切り開く勇気を持ち、その行動は良心に従って決断すべし。

ちゃんとオチました(笑)!!

正解はない

今日は先日の女性活躍推進の研修から。

今年でもう3年目になる企業様ですが
いつもいつも本当に素直で学ぼうという姿勢がとっても感じられる皆様。

時短勤務での方々なので

時間が足りない

体力がきつい

仕事も育児もちゃんと両立させたい

ついついイライラしちゃう

みんなに迷惑かけてるんじゃないか?

自分のキャリアアップが見えない

と言った色んな悩みや課題感をお持ちです。

2ヶ月間で全3回の研修。

毎回アンケートを取られていてその時に講師への質問という欄があるんですが
この質問に答えるのが、私はかなり楽しいです。

だってみんな本当に真剣なんです。

仕事のこと、子育てのこと、将来のこと。

分かるよ~、このジレンマ!!

と思いながらも、お応えしてます。

もちろん専門的なスキルに関することは一定正解がありますが、

考え方や価値観に関することはあくまでも私個人の意見ではありますが、

何か少しでもヒントになれば、と思うんですよね。

ある意味キャリア形成も子育ても部下育成も同じだなぁって
質問に返答していて、私自身が大きな気付きを得たんです。

何が正しくて、何が正解かはきっといつか遠い将来にわかるんです。

キャリア形成では、あの時のこれ、今になって役に立ってるよね、とか。

仕事を通じて、人間的に視野を広げられたから結果、今の自分があるよね、とか。

子育てと部下育成は全く同じ。

今の期待値を伝え、その期待値を超えられるようにあらゆるサポートをする。

その結果、彼らの自律を促し、自分で選択していく。

そう、どれも今すぐ結果や正解が分かるわけではないんです。

だからこそ、今も自分がこれが精一杯っていうサポートをすること。

そして多くの選択肢から納得して選べるように選択肢をなるべく多く作れるようにすること。

この2つが「誰もが成長できる環境創り」だと思います。

うん。教える方も学び続ける。

今日も感謝です!

雨の日最高!

雨の多い梅雨の時期にそろそろ。。。ですね。

雨の日は嫌だ~って方もいるのでは??

今日は雨の捉え方について。

私も雨の日はあんまり好きじゃないです。

駅まで自転車で行ってるんですが、まず雨の日の自転車は最悪です。

そして洗濯を外に干せない。

傘を持ち歩くのも邪魔。

気圧が下がって、ひどいと偏頭痛も起こる。

うん。嫌なことが多いです。

でも、雨の音はいいですよね。

めちゃくちゃ熟睡できる!

うちの娘も雨の日は決まってソファで寝落ちしてます。

心地いいんですよね。

そう、今日はリフレーミングについて。

事実、事象は変わらないから、その捉え方を変えることで
自己肯定感を上げていこうという手法です。

ご存知の方も多いと思いますが、私は自己肯定感めちゃくちゃ高い方です。

「勘違いと思い込み」

よく周囲からもそう言われていました。

自分の良いように解釈して勘違いし、そしてそう思い込む能力がめっちゃ高い(笑)

こう書くとただのおバカさんのようですが。。。

そう、おバカさんなんです。まっ天性の能天気ですね。

これはおそらく幼少期からの癖ですね。

私は3姉妹の次女。

両親共に体育大学卒のバリバリ体育会系、高校教師。

根性論全開満載とも言える教育下で

自分の都合の良いように捉える能力が身に付いたと自負してます(笑)

悲観的に捉えても仕方ない。

自分の都合の良い風に捉えた方が気持ちも楽だし、前向きになれる。

梅雨の時期になるとメンタル不調になる人が多いそうです。

特に新入社員や若手社員は、五月病とも重なり

6月は祝日もないこと、雨が多く気持ち的に憂鬱になりやすいことから

メンタル不調になりやすいそうです。

そんな時こそ、リフレーミング!

捉え方を変えてみる!

声に出して言ってみる!

雨の日は、雨音を聞きながら読書も気持ちいいし爆睡できますよ!

今日は捉え方をいつもと少し変えてみましょう!

しゅ〜〜っと道ができる

今日はすご~いと思ったこと。

実は私、来年4月に新書を出します!!

まだ方向性とかタイトルとか全然決まってなくて
これからなんですが。

今回初のライターさんに書いてもらう!をお願いしました。

で、3月くらいからMTGをオンラインでしてるんですが
このMTGがめちゃくちゃ楽しいし、すごいわ~って毎回思うんです。

今はまだ、どの方向性で、誰をターゲットにした本にしようか?という前段階。

これまでの私の経歴やキャリア、個人の想いや価値観、大事にしてるものなんかを一旦どーんと並べてみて、

そこから方向性を絞っていくという過程ですが、

しゅ~~っと道が出来ていってる気がするんです。

(語彙力無くてすみません。このしゅ~~って感じが伝わってほしい!!(笑))

編集者さんもライターさんもプロ!

聴き方も上手だし、ものすごく引き出されていくんです。

元々ごっちゃにあった考えが、ちゃんと言語化されていく。

ああ、こう思ってたんだな、とか。

お!そっか。そこはこれと繋がってたんだ!

という感じでぼんやりしてたものが形になっていく感じがすごくしてます。

まさしく聴いてもらうことの醍醐味を味わってます。

研修でも聴くこと、コーチングをするんですが聴いてもらうことは本当にすごく大事。

よく言うのが聴いてもらったら気持ちがスッキリする。

ですが、コーチングの醍醐味は気持ちのスッキリさだけではなく、
頭の中がスッキリクリアになること。

そして自分の中でやるべきことが明確になるし、やりたくなることなんですよね。

だからメンバーにすると、やる気が出て行動変容を起こし、成果に結びつく。

コーチングがビジネススキルとして必須というのは既に浸透してますね。

でもまだまだ聞くだけに終わっている上司も多い。

だから言いたいことを聞いてくれたから
多少気持ちはスッキリするけど。。。

で終わってしまっているメンバーも多いようです。

※聞かずに言ってるばかりの上司もいますよね。。。

是非今日はじっくりメンバーの話を聴いてみてくださいね。

非言語の影響力

先週東京からの帰りの新幹線での出来事。

車内販売でコーヒーを頼みました。

その日は結構な混み具合。
3列席もほぼ窓側も通路側も乗車しています。

そしてこの時期、「多分新人さんだろうな」って方が販売されていました。

そしてその後ろにはOJT研修されてるであろう、先輩スタッフの方も見守っています。

結構混んでいたので、通路のギリギリ端にカートを止めて
私の頼んだコーヒーに対応してくれていました。

そこへ車掌さん(男性・年配・結構恰幅がいい)が通ろうとしたんですが
恰幅がいいので、狭いカートの横を通れなかったんです。

車掌さんが通れないので、その後から来た乗客も通れない。

で、通路でちょっとした(3人くらい)の渋滞が起こっていたんですよね。

でも新人さんなので、渋滞に気付かず、一生懸命私のコーヒーに対応してくれている。

私もちょっと申し訳ないなぁと思いながらも、
新人さんだし、もう少しで終わるから、何も言わずに待っていました。

で、一生懸命丁寧に御対応してくれた後、まさに「え??」と思う発言が。

車掌さんが乗客に

「すみませんね。新人なんでお待たせして。もうちょっと手際よくしてくれたらね。」

と言いながら乗客を通していきました。

いやいや、そんなん上司に言われたら、へこむやん。

って言うか、新人をかばうのが上司の仕事やん??
なんで新人さんを悪く言ってんの?

とちょっとイラっとしました。

そして新人さんもOJTトレーナーらしき先輩女性スタッフも
乗客にも謝って、車掌さんにも謝って、を繰り返しています。

乗客が通り過ぎた後、車掌さんが二人を意味深な目で見ながら
腕組みしたまま、「はぁ…」とため息ついて通っていきました。

山口の「はぁ?」は更にアップです。

「混んでる中、コーヒー、めちゃくちゃ丁寧にありがとうございます!」って

めっちゃ大きな声で(車掌さんにも聞こえるくらい(笑))言っときました。

この出来事から言いたいことはいっぱいあるのですが…

1.上司は責任をとる立場であること

もちろん新人でもベテランでも顧客に対して迷惑を掛けたりミスをしたときには
しっかり叱らなければいけませんが、それは本人に言うものです。

社外に人に対して、彼らを盾にするのは絶対ダメ。

2.自分の非を考えよう

今回確かに、新人さんなので手際は悪かったかもしれない。
(でも新人だからしょうがないよね)

むしろ非は、車掌さんの方にあると思います。

自分は恰幅がすごくて通れなかったけど、自分が退いて、乗客を通すことは出来たはず。

なのに、それをせず、新人さんのせいにする。
ダメダメですよ。

3.非言語の影響を考える

今日一番言いたいことはこれ。

きっと車掌さんはそんなに自分が相手に与えた影響をあまり意識していないと思います。

なぜなら、直接には彼女たちに何も言っていないから。

非言語=態度で示しただけなんですが。。。

この非言語の影響は言葉=言語よりもむしろ大きいことを知ってほしい。

非言語は8割ほどの影響力も持つんです。

そして非言語は人格。

ふとした時に、感情が高ぶった時に、出るんです。

だからこそ普段から人格を磨かなくちゃいけない。

上司になればなるほど、キャリアを積めば積むほど心しておかなければいけないんです。

柳の木は実るほど穂を垂れる。

私が昔尊敬する上司である前職の社長から、ずっと言われ続けていた言葉です。

この年齢になり、ようやくその言葉の本当の意味や有難さを身に染みて感じるようになりました。

今週も謙虚に、穂を垂れていきたいと思います。

学ぶことは楽しい

皆様こんにちは。

「ワクワク!おもろく働く社会へ」を創る山口です。

4月から新学期が始まり、
会社においても新入社員研修がひと段落して…

という企業様も多いのではないでしょうか?

私の娘も4月から新4年生になり、学校の勉強がかなり一気に難しくなりました(笑)

実はこの日曜日、4年生になって初めての日曜参観の予定だったんですね。

その内容が結構すごい!

「大阪市(自分の住んでいるところ)の課題点を挙げて改善策を考えて、ipadでプレゼン資料を作り発表する」

という内容です。

アニメーションもふんだんに使い、めちゃくちゃ出来上がりも素晴らしい!

マジか…4年生で!!!とビックリです(笑)

彼らは新学期が始まってから、授業で大阪市の色んな課題をディスカッションしたそうです。

例えば、住宅用地への転換が多く田畑が減っている
人口に対し公園が少ない
ごみ問題、大阪万博への様々な問題、カジノ誘致問題
などなど。

(いや、マジですごいと思います!(笑))

そこから各自、どうしたらいいのか?を考えて施策を考えます。

4年生なので、財政とか法律とかは一旦度外視し、なんでもOKという条件です。

娘は人口に対し公園が少なく、その整備も行き届いていない、楽しい遊具が少ない

という課題に対し、なんと改善策は!!!

「USJを公園化し開放する=もっといっぱい色んな所にUSJを作る」
という改善策を挙げていました。

(なんとも斬新!!(笑)ちなみにうちの近くの公園には鬼滅の刃アトラクションを持ってくるというなんともかなり自己中心的な内容になっておりました(笑))

ただ残念ながら、このコロナ禍の状況で学級閉鎖になってしまい、日曜参観が中止となり

渾身の発表が聞けなくなってしまい娘はかなり落ち込んでいて号泣しておりました。。。

娘曰く、この勉強はめちゃくちゃ楽しかったようです。

自分たちで調べて考えて「形にする」。

どうしたらオーディエンスに伝わりやすいのか?を考えてプレゼン資料を作る。

(あの写真をくれ、とか…私もかなり手伝わされました…)

原稿も自分で考え、練習して暗記して…。
でもとっても楽しかったそうです。

そう、本来勉強や学びは楽しいものなんですよね。

そしてこの課題を見つけ出し、改善策を考え、自分の考えを伝えること。

これ、実は企業内での研修でもやっています。

いつも研修でお伝えしていますが、娘たちの時代はアルファ世代と言われています。

Z世代の次の世代です。

彼らはある意味、ものすごく英才教育を受け、グローバル、デジタル教育を受け、

課題解決やプレゼンテーション、レシテーション、ディスカッションなど

私たちが大人になって初めて学んだことを小学校時代から普通にやっています。

うんうん。日本の将来は明るい!

そんな感じがして、嬉しくなりました。

(逆に言うと、私たちオールド世代は危機感を持って、彼らに負けないように学び続けなければいけない)

学ぶことは面白い。
成長することは嬉しい。

本来の教育の姿だと思います。

そんな教育がこれからの時代、学校でも企業でも必要ですよね。