人材育成ノウハウ

面接時の1on1質問力UP研修を実施しました。

先日、約1か月間かけて、とある企業様にて新卒採用及び中途採用時の1対1の面接での質問力UP研修を実施してきました。おかげさまで大好評いただき、皆様とても学び深く、ご質問もたくさん頂きました。ありがとうございます。

その中で、いくつかの質問をご紹介します。まずは1つ目。。。

「コンピテンシーを分かるためのキラークエッションってありますか?」

そうですよね(笑)。何とかこの質問をしたら、分かる!みたいなキラークエッションがあれば、嬉しいですよね。ところが…残念ながらありません。ですので、質問をどんどん深堀して、彼らの労働観や仕事観を聞いていくしかないんですね。しかもある程度皆さんトレーニングしてきますから、より具体的に、過去の行動特性を深堀していくしか方法がありません。「実は…」という言葉が彼等から出るように、深堀していってください。

次の質問事例です。2つ目です。

「人見知りの自分を変えたい」が志望動機にある場合、変われるポテンシャルがあるのかないのかを見極めるポイントが あれば教えて頂きたいです。新卒にかぎらずアルバイトの採用でもよく聞くワードで、「自分を変えたい」というのは ハードルの高いチャレンジでもあり、意欲は買いますが、それに取り組む覚悟が本当にあるのか見極めるのが難しいなと 感じています。 何かアドバイスがあればお願い致します。

見て頂きたいポテンシャルは「積極性」と「行動力」です。 ご本人が自分自身で「人見知り」と思っていらっしゃっても、社会に出てから大きく変化する方は多くいらっしゃいます。 また、そのようなお気持ちを持っていらっしゃる方は、是非チャンスをあげて頂きたい、が私個人的な意見です。 とは言っても、本当に「自分を変える」ことが出来るのか?ですが、これは「積極的に行動する」ことで変化成長することは可能です。 過去に、「どれだけ行動しているのか?」を重点的に面接で掘り下げて頂ければと思います。 一般的に内向的な方は、この行動力がなかなか伴わないことが多く、気持ちはあっても行動できない、という方も多く見受けられます。 ただ、初対面でなければ、行動している、という方もいらっしゃいますので、その点を深堀して頂ければと思います。

最後の事例ご紹介です。

5回深堀して質問とのことでしたが、就活練習をやりこんでいる学生には、本当に5回の深堀で本当の姿が見えますで しょうか。練習に練習を重ねてきている場合を想定しての、有効的な質問法はありますでしょうか?

ぼんやりした質問(○○はどうですか?)ではなく、より具体的な質問をして頂ければ 5回以上の質問を掘り下げていくことで本来の姿が見えやすくなります。 続くのであれば、5回ではなく、10回、15回とどんどん深堀して頂ければ、より見えやすくなります。 1問1答ではなく、5回以上の掘り下げを是非お願いします。 共感し、深堀を続けていただくと、面接ではなく「世間話」をしているようになってくる、これが一番ベストな状態です。 「実は、こんなことがあって…」「実は、僕はこう思ってたんですが…」というように、 「実は…」という言葉がたくさん出始めると、これは練習ではなく、本来の姿が見えている状態です。 そのためには、共感と「もっと知りたい」雰囲気を出していただき、具体的な質問を投げかけて頂くと効果的です。 応募者の返答に「そうだよね。」「それは大変だったよね。」「それは面白いですね」「へぇ。そんなことがあったんですね!」といったように、共感をして頂き 「それでそれで?」と応募者がどんどん話したくなるような質問を投げかけて頂ければと思います。

面接は何度やっても、むしろ経験が増えれば増えるほど、先入観や思い込みも同時に形成されやすくなるので、難しくなります。限られた時間の中で、見抜く、というのは本当に難しいものです。是非参考にしてみてくださいね。

ポジティブシンキング研修は、プライベートでも使える!!

今日は、とある企業様での管理職研修2回目。今日の内容は、ポジティブシンキングを導き、自主的行動を促す会話の仕方(聴き方)、です。

今日の企業様は、若手社員とアルバイトリーダーが対象の方々。というのも、アルバイト・パートスタッフさんの多い業種なので、20代前半の社員の方々や、アルバイトリーダーの方々が、実際に現場で、数十人のアルバイト・パートさんを指揮し、まとめています。

いつもの管理職研修では、参加者が40代以上の圧倒的男性という感じですが、今日は6割以上女性、そして若い方々多い、といういつもの違った風景です。

アルバイトリーダーさんにとって、このマネジメントはすごく難しい。やはり心のどこかで、「だって私アルバイトなのに…そこまで言っていいの?」という遠慮があります。若手社員さんも同様、「アルバイトさん、みんなお母さん以上の年齢で…どうしたら年配の女性の方々に動いてもらえるんでしょう?」といったお悩みもあります。

前回は、時代背景や、今の時代に必要なこと、認めるほめるスキルについて、研修を実施したので、今回は、「ポジティブシンキングに近づける聴き方」について、です。

そもそも、ネガティブな人にポジティブになりましょう、は不可能です。だって、「そんなもの考えなくても大丈夫だよー」っていくら言われても、考えてしまうのもそれぞれの性格だし、悩んだりするのもそれぞれの性格です。

でも、上司や育てる側はよく言います。「なんでも前向きに捉えて、自主的になってほしいよね…。」はい。この「前向き」。そんな元来前向きの人間はそうそう居ません。では、どうしたら前向きポジティブになってくれるのか?

答えはシンプルです。前向きでポジティブな言葉をたくさん話してもらうような質問をたくさん投げかけ、自分自身でポジティブワードのシャワーを創り出してもらうことです。

これ、プライベートでもすごく使えます。

「全然勉強やってないよね?」よりも「ちょっとだけ勉強できたね。」

「何もしてくれないのね!」よりも「○○はしてくれたのね。」

です。すると、本人から「これも出来てる、あれも出来てる。」から「これもやりたい。あれもやってみたい。」という前向きな発言が生まれてきます。

「うん。でも全部正解になるように、計算問題頑張ってみるよ。」

「うん。でもお母さん大変そうだから、お風呂洗ってくるよ。」

といった具合に…、です。すぐにはなかなかこのような前向きな言葉が出てこなくても、繰り返し繰り返しポジティブな言葉を掛けていると、少しずつ出てくるようになります。

今日の研修の方々。「『もう無理!』っていつもよく言ってるけど、今日から『いけるっしょ!』って言葉にします!」と。かなり前向きになってくれてました。

本質的課題を見出すこと

今日は昨年度実施のマネジメント研修の、1年後のフォローアップ研修でした。

今日の大きなプログラムは、コーチングとロジカルシンキング。

その中でも、ロジカルシンキングについては机上の空論ではなく

事前宿題で「現場の100の課題」を抽出し、

それを研修で体系化する、図解化する、文章化する。

そしてそれに対する対策(いわゆるPDCAサイクルのP)を設計する。

というのを実施しました。

その際に「目に見えている課題(顕在課題)」ではなく

その奥に潜んでいる「目に見えない課題(潜在課題)」を見出す。

ことに時間を掛け、ディスカッションしてもらいました。

ここに皆さん、苦戦苦戦!!!(笑)

というのも、これまでの職務の中で「AだからB」という

いわば一問一答のような課題解決を現場では行っているので

単純に慣れてない!

もっと言うと、自分たちで「新しいことを考える」ことに慣れてないんですね。

ただ、最終的には悪戦苦闘しながらも、何かつかめているような感覚を

持って頂きました。

いい本質的課題を見つけられたな、ってチームも出てきました。

この「自分で考える」こと。ものすごく大事ですね。

というのも、これまでは、ある程度の範囲の(想定できる範囲の)仕事であり

想定されている時代だったからなんです。

いわゆる先例があるんですね。

ところが、今の時代、これからの時代は「想定外の時代」になるんです。

自分たちの経験、知識を集結し、新たな知恵を出し、

そしてそれをかなり早いスピードでやっていかないといけない時代に

もうとっくに突入してるんです。

そうゆう時代になったことを、上司がどこまで危機感を持って

部下を育てられているのか?です。

悲惨なのは、そんな危機感のない上司に育てられた部下たち。

彼らが今後20年後、30年後、AIに替えられない人材になるのかどうか?

それは、あなたたち上司にかかってるんですよ!

是非、上司も危機感を持って、でもそんな時代をワクワク楽しみながら!

育成を楽しんでもらえたら、と思います。

言葉はそのままの現実になる。

今日はとあるお取引先様が来社してくれました。

彼は入社2年目の若手。先日当社の担当になったばかり。

引継ぎした当初から、「まだまだなんで…色々教えてください!」

と仰ってました。

最近の若者らしい、「ん??」というところも若干ある彼ですが

基本は真面目で一生懸命な子です。

そんな彼から、こんな一言。

「来期の目標数字が出てきて、新規数字が今期の1.5倍なんですよね。

どう考えても出来ないと思うんです。もうやる気が…」

私は、彼にとってはお客様。

それを私に言うか??(笑)

ですが、そこは最近の若者らしい一面なので、横に置いといて…。

「●●くん、言葉ってね。口に出したものがそのまま現実になるから

出来ない無理って思って言ってたら、そうなるよ。

出来る出来る!って思って言ってみ?出来るようになっていくから。

これまで私もずっと営業職ですし、数字に追われている職種です。

出来ない…無理やろぉ?と思ったことも何度もありますが

それでも、出来る!絶対できる!と口に出すことで

少しでも実現に向けた行動が取れるようになります。

また、口に出して言うことで、周りの期待値も変わってきます。

「あいつ、やるやる!っていってたよね??」

です。当然恥ずかしいから、やらないといけない。。。

目標設定やそのプランニングももちろん大事ですが

実際のやる行動については、結局のところ、自分との闘いでしかない。

だからどうやって自分を追い込んで、やる環境を自分で作るか?しかない。

当然上司はその目標設定、達成へのステップイメージ、想定される課題など

事前に部下と一緒になって、考え、適宜アドバイスも必要ですね。

これはいつもマネジメント研修で言っていることですが

ただ、もう一方で厳しい意見も言うと…

誰かに管理してもらうところから、1日でも早く脱しましょう。

特に営業職であれば、目標に行かないとき、辛いのはもちろんですが

あともうひと踏ん張り、と頑張るのも

もうこれでいっか…と諦めるのも、

結局は自分の意思1つです。

出来る出来る!この繰り返しが人を大きく成長させるです。

上司として、出来る出来る!と応援してあげることはもちろんですが

自分自身でも「私は出来る!出来る!」と自分を応援してあげましょう。

引継ぎで大事にしたいこと。

クライアントを担当していて、引継ぎすること、ありますよね。

当社でも営業担当の変更、もちろんあります。

特に新入社員が配属になったり、転勤になったりすると

営業担当の交替があります。

今日はとあるお取引先様との実例から学んだことです。

実は今日は、そのお取引先様とのアポイントがありました。

すると、アポイントの30分くらい前に電話があり、

「今日は○時にお伺いしますので、お願いします。

その際に、これとこれ、これをご用意お願いします。」と…。

いやいや、そんなことを今言われても用意できないですよ。

特に私は出張もあり、自宅で仕事することもあり、、、

なので、なんでもかんでも会社に置いているわけではありません。

そういう必要なことは少なくとも前日までには知らせてもらわないと!!

ということで結局は、今日のアポイントはリスケすることに。

でもかなり急ぎの要件なので、私のスケジュールを変更し、

時間を作ることになりました。

実は、このお取引様。先月に前任から引継ぎして新しい担当者になったばかり。

前の担当者も同じ失敗をして、過去私に「それはないよ。」と言われています。

で、「前の○○さんから聞いてない?」と聞くと…

引継ぎされていなかったんですよね。

もちろん、会社のこととか、現状の取引のことなどはきちんと引継ぎされています。

しかし、「何をしたらダメなのか?」は引継ぎされていなかったんですね。

私もこれまでの営業経験から何件も引継ぎをしてきました。

その際に、実は一番聞いておかなくてはいけないことは

前任担当者がした失敗です。

正直な話、どれだけの取引高があるのか?どんな会社か?

くらいはデータベースを見たり、HPをみたりすれば分かります。

しかし、分からないのは、そうゆうデータには乗ってこない

リアルな失敗談です。

ここをしっかり引継ぎしてもらうと、同じ失敗を繰り返さなくなります。

顧客満足を上げること、ってもちろん大事です。

しかし基本的に顧客に不快感や不具合を感じさせないこと

これはベースとしてしておかなければ、顧客満足度は上がりません。

人間ですから、どんな人でも大なり小なり、必ず失敗します。

そんなことは恐れなくていいんですね。

でも、同じ失敗を何度も繰り返す会社は、会社として信頼度が下がります。

是非皆さんも引継ぎの時、失敗事例を引き継いであげてくださいね。

夏の恒例社内イベント!手巻き寿司PARTY!「働かない改革の1つ」

四半期ごとに、社内イベントを実施している当社。

夏は恒例の手巻き寿司PARTYです。

今年も我が家にお招きして、雲丹、カニ、アワビと盛りだくさんの

手巻き寿司PARTYを実施しました。

こうして四半期ごとに社内イベントを継続して実施しているのは

もちろん単純に楽しい、というのもありますが

社内だけではなく、その家族や子供も含めて

和気あいあいとしていきたいという想いがあります。

これは大手企業ではなかなか出来ないことなのかもしれません。

当社のような小さな会社でしか出来ないことだと思っています。

よく、働くモチベーションとして、昇給や賞与、昇格など挙げられます。

それ以外に当然ながら、目標設定や、働くやり甲斐も大切です。

ただ、私も長く働いていて、感じること。

それは、家族にも愛される会社でありたいと思うのです。

「お父さんの会社、好き。」

「お母さんの会社、いいよね。」

そう家族に言ってもらえることが、目指すところです。

普段は当社のメンバーも、出張や個人のタスクが満載で

精一杯効率化を進めながら「働き方改革」を進めてくれています。

(私個人的には「働かない改革」と思っています)

単純に時間を短縮した働き方改革ではなく

効率化、儲け方そのものを変革し、如何に生産性を上げていくか?

ここに尽きると思います。

そして、毎日残業なし、という時間制限ではなく

「自分の働きたい時間に働く」

逆に言うと「働きたくないときには働かない」という考え方。

を推進しています。

例えば、子供の行事や習い事の送迎、

自己啓発の時間、行院に行きたい、買い物に行きたい…などなど。

理由は個人によって違いますが

自分で働く時間も場所もコントロールしていく、という考え方です。

それには従来の稼ぎ方では到底無理ですし

個人レベルで言っても、低いスキルでは出来ません。

ですから、当然個人へのスキルUPも求めます。

生産性が低ければ、量で補うしかないからです。

そうして、日々仕事に邁進してくれているからこそ、

だからこそ、こうした社内イベントを実施し、

社内の親睦、家族との親睦をこれからも継続していきたいと思うのです。

宣伝になりますが(笑)

当社では同じ想い、同じ夢を追いかける社員を求めています。

興味のある方はぜひ、ご一報頂ければ嬉しいですね(笑)

働き方改革で残業代が出なくて苦しい…

先日あるお客様先にて研修を行っている時のこと。

休憩時間にこんな質問がありました。

「働き方改革で、残業するなとかなり厳しく言われていますが

これまで残業代で月平均10万円くらいもらっていたのに…

それがなくてほんとに生活大変なんですよね。

でも仕事量はそれほど変わらないので、全部管理職に預けて帰宅してます。

管理職の上司は結構大変みたいで…いつも遅くまで残ってます。

管理職になると、残業代出ずに、いつも誰よりも遅くまで働いて…

そういう姿を見てると、ますます管理職になりたくないんですよね。。。

どこの企業でもそうなんですか??」

じっくり彼の話を聴いてみると…

・これまでの残業については、全く不満なく、むしろ月10万円くらいプラスして支給されているので、残業がしたい…、でもさせてもらえない…。

・残業代が出ないとかなり生活が苦しい(お子様もいるので…)

・副業してもよいと会社から言われているが、更に別の仕事を、今の仕事を終えてからするのは、精神的にも体力的にも無理。

・今の管理職を見ていると可哀想になる。そしてますます管理職を目指したくなくなってきた。

・働き方改革があるまでは、会社での将来像も描けていたが、今はなかなか描けない…。

ということらしいです。

こわいですね…。

じつはこうゆうご相談結構頂きます。

この企業ではいわゆる「働き方改革に便乗した人件費カット」を行っている企業ではありません。

経営幹部の方々とお話ししても、

「残業させてほしいという社員が多くいるが、働き方改革がある以上させてあげたくても出来ない。

会社としては、仕事量は変わらないので、人員を増やすしかないと

採用活動も同時に行っているが、なかなかこの時世採用活動もうまくいっていない…

というのが現状です。

果たして、働き方改革で幸せになったのでしょうか??

もちろん働き方改革によって、過労の問題は軽減出来ているかもしれません。

残業したくない、という人にとっては幸せな改革かもしれません。

しかしその一方で、残業したいという社員がいるのも事実です。

情報誌によれば、副業をすれば解決する、なんてことが書いているものもあります。

もちろんそうかもしれませんが、その副業を望んでいない人も多くいるのです。

今の仕事を残業することで、たくさんスキルや経験を積めて

将来に繋がることもあるかもしれませんが、

全く別の仕事で副業しても、それは所詮「金稼ぎ」にしかならないからです。

私自身、副業については別に反対という訳ではありません。

当社も本人の希望があれば、副業を認めています。(している人はいませんが…)

ただ、私がサラリーマンだった時を思い返してみても

副業したいと思ったこともありませんし

今、あの時代に戻ってもしたいと思いません。

なぜなら、仕事は私にとっては、生活の糧でもあるけれども

それ以上に、自己表現の場であったり、交流の場であったり

何より社会貢献の場であるからです。

自分の人生の貴重な時間を、そんな価値のある仕事に費やしたいからです。

サラリーマン時代、私も多くの時間を仕事に費やしました。

死ぬほど働いた!と言える自信もあるほど働きました。

しかし、それがスキルとなり、経験となり、そして自信へとなりました。

だからこそ今の自分があります。

今の時代ですから、死ぬほど働け、とは言いませんが、

この働き方改革、残業の上限時間の設定だけで本当に幸せな働き方が出来るのか?

疑問が残るのも事実ですね…。

うまいプレゼンテーションって???

先日とある企業様で管理職研修最終回を実施してきました。

最終回はこれまでの研修での気付きや学び、

宿題で出された課題に対して現場で実践した取り組みや成果を

発表してもらいます。

といっても一人数分程度のプレゼンテーションですから

それほどだいそれたものではないんですね。

どちらかというと、スピーチに近い方も多くいました(笑)。

ですが、たった数分のプレゼンテーションでも大きな差が出るんです。

その差は何か?

はい。当然ながら準備です。

スライドを作ってくる人、何か模造紙に書いてくる人

趣味嗜好を凝らして考えてくる人

その準備にどれだけかけているか?

でプレゼンテーションのうまさは変わってきます。

単純に自分が言いたいことを言ってる人

相手が分かりやすいように表現しようと工夫している人

これも大きな差になります。

そもそもコミュニケーションを人はなぜ取るのか?

相手を理解しようとし、自分を分かってもらおうとするから

そこにコミュニケーションが生まれます。

プレゼンテーションはそれが1対1から1対複数に変わるだけです。

しかも決められた時間の中で

簡潔に表現しなければいけません。

何のためにプレゼンテーションをするのか?

オーディエンスに何を感じてほしいのか?

このプレゼンテーションの目的は何か?

これをしっかり考えて準備したプレゼンテーションは

やはり心を打つものになります。

あなたがオーディエンスに伝えたい、感じてほしいものはなんですか?

Youtuberに夢中になるわけだ!

最近、うちの娘はyoutubeに夢中です。

何人か大好きなyoutuberがいて、いつも真似っこしてます。

世の中、なりたい職業1位にyoutuberがなるわけです(笑)

 

そこでちょっと考えたわけですね。

なぜサラリーマンに憧れる子供がいないんだろう??

日本に一番多い数なのに…(笑)

それは単純!サラリーマンが輝いてないから!なんですよね。

 

Youtuberの彼らは、何かすごく特別なことをしている訳でもなく…

(なかには、すごい技術とかすごいことやってる人もたくさんいます!)

でもうちの娘のお気に入りのyoutuberは

本当に楽しそうに「遊んでいる」んです。

だからその彼らが遊んでいるおもちゃやグッズが欲しくなるし

自分もそんな風に遊びたいんです。

 

では、そんなに仕事を「楽しんでいる」大人っているんでしょうか?

そこが問題なんですよね(笑)

仕事よりも趣味だったり、休みの日の余暇だったり…

どちらかというと、仕事は生活の糧でしかない、という人の方が多いですね。

でもこれがそのまま子供に伝わってるんだと思います。

「カッコいい」大人になりたいじゃないですか!

仕事ってこんなに面白くて、ワクワクして、最高に幸せ!って

言ってる大人ってめちゃくちゃカッコいいと思うんですよね。

そう。Youtuberのように憧れられる大人に

まずが自分から、当社からなっていきたいと思います!

会社の飲み会に残業代は出るのか!?なんてさみしい世の中なんだろう…。

先日yahooニュースでこんなトピックスが出ました。

会社の飲み会が全員参加であれば、残業代は出るのか?論争です。

それに対して人事の専門家や法律の専門家の意見も諸々ありますが…

結論、会社の行事として全員参加で強制力のあるものであれば

残業代が支払うべき、らしいです。

ニュースの詳細はこちらを参照してください。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6326211

 

このニュースを読んで、まず私の第一印象。

なんてさみしい世の中なんだろう…です。

もしかすると、今日の内容は「おい!」と言われるものかもしれませんが

恐れずに私の意見を言うことにします(笑)。

 

私もサラリーマン時代がありましたが、飲み会や懇親会に対して

残業と捉えたことはありません。

むしろ、会社のお金で飲んで、楽しい時間を過ごせるんだから

ラッキーと思ってました。正直言って、楽しかったです。

もちろん仕事の話が出ることも多々あります。

しかし、それは上司や先輩の仕事に対する考えやこれまでの経験を聞けたり、

自分のことも理解してもらえたり、同僚のこともよく分かったり…

飲みながらそんな楽しい時間を過ごせるなんて、有難いことです。

それに対して、感謝はしますが、残業代を払ってほしいと思ったこともないです。

 

もちろん頻度もあると思います。

毎日、毎週という回数で強制的に参加せざるを得ないのであれば

「参加したくないなぁ」と思うことも理解できます。

しかし、数か月に1回程度の飲み会、懇親会に対して

それすらも参加したくないという心理が正直私には理解できません。

 

学生時代であれば、自分の好きな相手とだけ付き合いをしていれば

それでよかったかもしれません。

しかし社会人となると、色んな考え方や価値観を持った人がいて

年代も出身もそれぞれです。いろんな人がいるから社会なんです。

その中で、自分とは合わないので、参加したくない、というのは

社会人としてやっていけないと思います。

 

私は元々の性格的に合わない人を作らない性格ですが、

当然、私だって社会に出て「この人苦手だな」という人がいたことも事実です。

でも、何度も話したり、仕事を通じていろんな面を見せてもらったりして

少しずつ相手に対する印象が変わっていったりします。

そして、私はいつの間にか、苦手なタイプの人がなくなりました。

そういう機会があるのも実は飲み会や懇親会ではないのかな?と思います。

 

私も今は経営者の端くれですから(笑)

とは言え、それを大声で言えるわけではありません。

もちろん会社として取るべき方法論は取っていかなくてはいけません。

そのためには以下を私は大事にしています。

 

①まずはみんな行きたいと思ってもらえるような会にする努力をすること

当社では飲み会でも、イベントでも、社員旅行でも

ほぼほぼ私に決定権はありません(笑)

みんなで話して「ここ行きたい」「こんなことやってみたい」と

みんなで決めています。

 

②育児中でも参加したいと思ってもらえる努力をすること

当社では全ての会社イベントについては「子ども、伴侶同伴OK」です。

というのも、私自身子育て中なので、休日や夜にいろんな会があっても

行きたくでも行けないというのも事実なんです。

だったら、一緒に連れていけばいいじゃん!というシンプルな解決策です。

 

③何も夜にしなくてもいいのでは??

当社では育児中メンバーも多いので、極力夜の飲み会はしていません。

忘年会や新年会、歓迎会も全てランチタイムにしています。

(いつものランチよりもちょっといいところ(笑))

こうすることで皆参加できます。飲めない、というのがちょっと残念ですが(笑)

 

時代は大きく変わっているのは事実です。

飲み会や懇親会に残業代が支払われるのは当然という時代なのかもしれません。

ですが、もっと大切なことは、「楽しく」働くことだと思うのです。

働くうえで、職場環境や共に働く仲間との関係性は非常に重要です。

その関係性を円滑にする手段の1つとして色んな会があると思うんですね。

そこは業務を超えて、人と人として付き合っていくことが大切だと思います。

残業代云々、という前に…

まずは自分の人としての在り方を考える必要があるように感じます。