人材育成ノウハウ

ビジョンや方針を正しく理解し、分かりやすく伝える

今日から4月。
多くの会社では期初の会社も多いでしょう。
そして多くの会社で、入社式が行われたと思います。
弊社にも嬉しいことに、新しく2名の新入社員が入社をしてくれました。
またこの入社式やキックオフについては後日お伝えをしたいと思いますが、
新たな門出を迎えられた新社会人の方々、
これから、今まで以上におもろい!楽しい!ビジネスの世界へようこそ!!
自ら楽しんで、素晴らしい人生を送ってほしいなぁと思います。

さて、先日管理職研修をある会社で実施させていただきました。
この会社様では3年前からいろんな研修をさせて頂いているんですが、
今日入社式を迎えられた新入社員の方々が
仕事を楽しむにも、管理職の存在というのは絶大です。

良い上司に出会えれば、その分成長もするし、
いろんなことを学び、自分の可能性を広げられるからです。
ではこの良い上司と言うのは一体どういう人でしょうか?

管理職の役割などでも、研修の中ではお伝えをしているのですが、
この「良い上司」の定義とかいろいろありますが、
最もベース(基盤)になるのが、
会社のビジョンや方針を正しく理解し、そして彼らにわかりやすく伝え続けることです。

では、このビジョンや方針を正しく理解し、わかりやすく伝える
という翻訳機の役割なんですが、なかなか頭ではわかっていても、
じゃあ具体的にどうしたら??というのがなかなか難しいです。

研修ではこれを具体的に考えていきましょうというワークを実施しました。
皆さん、難しい!!と言いながらもワークに取り組んでいただいたわけなんですが、
休憩時間にこんな質問をいただきました。

先日の幹部会議で、地域から選ばれる店になろうという大方針が出たんですけど、
全然意味がわからなくて…
実際に、現場に戻り、経営からこんな話があったよ。と現場のメンバーに言っても
「へぇ」だけで終わってしまって…
どうしたらいいんですかね?

そもそも…
じゃあ選ばれる店になるために具体的に何をしようとか
今具体的にこれが良くないから改善しようとかっていう
具体的なことまでを考えるのが経営陣の仕事じゃないですか??
と質問をいただきました。

良い題材だなぁと思ったので、少し研修内容を変更して
ここの部分を掘り下げていったんですけど、
ビジョンや方針を正しく理解し、現場に伝える、のワークにぴったりなんです。

経営陣からのビジョンや方針というのは大体こんな感じです。
もしかすると、抽象的すぎるよな…漠然としすぎて意味わかんないよ…
と思われる方もいるかもしれませんが、そういうもんなんです。
ビジョンや方針ですから。

では選ばれる店になるためにはどうしたらいいのか、
この具体的なことを考えるのが現場であり、
そしてそれをまとめ、実行していくのが管理職の役割の1つなんです。

とは言っても…
では選ばれる店になるためにどうしたらいいと思う?と現場に聞いて、
具体的なアイディアやこうしましょう!みたいなものが上がってくるとは限りません。
では管理職が、わかりやすく伝えるには、そのヒントとなる材料を
いくつか現場に提示することが大切です。

例えば、選ばれるという事は比較対象がいるわけですから、
他の店がどんなことをやってるのか1回みんなで調べてみよう。
これも1つですし、
例えば、今すでに選ばれている=選んでくれているお客様がいるのですから、
そこには必ず理由があるはず!
ではアンケートやヒアリングをしてどういったものが
お客様にとって選ばれる理由になってるのか?リサーチをしてみよう!
と言うような題材=ヒントを提供します。

そしてそこから分析し、これが選ばれている理由だな!だったり、
これが他がやっていることだな!を見つけ出します。
そしてそこから具体的に、じゃあうちはどうすれば??
と現場の彼らが考えていくように持っていけばいいのです。

間違ってはいけないのは、ここで管理職が具体的に
「じゃあ毎日●●をしよう!」と具体的な指示を提示してしまうと、
現場はやらされ感が満載になります。

なぜそれをやらなければいけないのか?の目的意識も醸成されにくいです。
やらされ感がいっぱいになってしまって、
これってほんとにやる意味あるの?だったり
時間かかって大変だよね…につながっていきます。

ですから、正しく理解し、わかりやすく伝えるというのは
具体的な指示命令を出すわけではなく、
彼らが考えやすいように材料(=ヒント)を提供することなんです。
そして具体的なやり方については、現場を巻き込んで一緒に考えていく。
これをやろうときまったものを、じゃあどれぐらいのスパンで、
毎日どれぐらいの頻度で、いつになったらその効果検証するのか?
を取りまとめ、実際にみんなが実行できるようサポートをしていくこと、
これが管理職の大きな役割の1つです。

今日から新しく入社したしてきた方々、今までも一生懸命働いている方々、
みんながやらされ感なく、自らの成長を実感できるように、
仕事を楽しむには、管理職の役割はとっても大事です。
ぜひ皆さん参考にしてみてください。

若手の成長って早すぎる!

先日新潟での新入社員振り返り研修を実施してきました。
最近の若い子は…
なんて言葉も聞かれますが
「全然そんなことないんじゃない??超優秀じゃん!!」と
改めて感じた次第です。

まず、みんなとっても前向き。
やろうという気持ちが言動に出ている。
講義で話していても、ちゃんと反応してくれる!
(顔の表情がちゃんと変わる!)
チームで話をしても、もう盛り上がって終わらない!

私自身もとっても楽しくてあっという間の1日でした。
色んな会社で色んな研修をさせて頂いているので
幅広い年代の方々と接することが多いんですが、
特に今回の研修の方々は、ずば抜けてものすごく優秀だなと感じました。

このメルマガでも何度も「自律」について書いてきていますが
1日を通して、自律出来ていく人たちがとっても多いんです。
研修最初は、手が上がらない、声が小さい…
といったことも多少ありましたが
30分も経たないうちに、みんなどんどん手が上がる、声が出る
そして笑い声が出るようになっていきます。

すると、それにつられて、周りもどんどん笑い声が大きくなり
声が大きくなり、そして口々に意見をどんどん言うようになります。
もちろんリアクションも大きいし、こっちも反応してくれると
単純に嬉しくなっちゃう。
なので、ついつい余談だったり、これも言ってあげたい!!
がどんどん増えてきて、途中でこの後のプログラム
時間内にどう終えるか???を考えてました(笑)

でもね、これって普段の仕事でも同じことが言えて
しっかり反応する、自分から声を掛ける、積極的に質問する
明るい、笑顔が多い、声が大きい…。
これらの言動を見て、「前向きに頑張ってるよね」と思う人が多いでしょう。

すると、いろいろ教えてあげたくなっちゃう。
するともっともっと反応も質問も増えてくるので
結果知識が他の人よりも増え、
いろんな経験も増え、そして仕事のチャンスが巡ってくるんです。

参加した新入社員のある人がこんな風に言ってました。
「上司は古いとか考え方がついていけない、っていう人もいるかもしれないけど
でも実際に話してみると、上司もすごく僕らには気を遣ってくださっていて…
『こんな話面白くないだろう??』とか仰るんですが
僕にとっては、そんなこともあったんだと思ってすごく面白いし
色んな人の話を聞くことは、僕にとって得しかないんです。

得だから聞く、ということではないんですが
色んな人から話を聞くと、すごく勉強になるので
有難いなぁと思うし、だんだん話が合うようになってきて
最近では楽しいなと思うようになりましたよ」と。

素晴らしいなぁと聞いていながら感心しました。
そしてきっと彼の上司も、真剣に学び、そして真っ向から
彼と向かい合って、共に成長されている人なんだろうなと思います。
最近の若い人は…ほんと成長が早い!!!
(若さってほんとすごいし、羨ましい!でも私ら世代も負けてられない!)
私は単純に嬉しいし、本当に可愛らしいなぁと思います。
1日の研修を通じて、皆さん更に成長されました。
彼らのこれからを応援していきたいと思います。
楽しい1日をありがとうございました。

相手の言動に反応する

先週まで旅行でめいっぱい遊んでいた山口ですが
今週からはフルマックスで研修が入っております。
有難いです!

昨日、京都・舞鶴の企業様にて管理職研修を実施して参りました。
普段は、大阪、東京、横浜、名古屋などなど。。。
ビルの中で仕事をしておりますので
海の見える場所で!!というだけでテンション上がります。
少し早めに行き、もちろん海鮮丼を食べてから
研修を実施させて頂きました。

実は家のお墓が綾部にあるので、舞鶴は結構馴染み深く
毎年冬には、お墓参りを兼ねて、蟹を食べに行き
帰りは舞鶴近くで新鮮な魚を買って帰るのが恒例です。

ですので、私の中の舞鶴は、ザ・冬!なんです。
初めて春先に舞鶴に来ました。
気が付けば、早いもので、もう20度近くになる春となりました。
桜も来週くらいには咲きそうですね。
私は春はやっぱりウキウキワクワクして大好きなんですが、
花粉症の方には辛い季節ですね…。

さて、この企業様での管理職研修。
まずね、皆とっても仲良し。
ワークの最中でも結構色んな会話が飛び交っています。
(もちろん研修内の話題で)

色んな職種の方がいらっしゃったし、
年齢も30~50代と幅広くいらっしゃったんですが、
とにかく会場に入ってきた瞬間から仲が良い!
同じグループだ!違うグループだ!と
どっちにしても笑いながら会話が飛び交っている。

休憩時間もみんなで話をしている。
スマホを見ている人は誰もいない。
ワークをしたら、最初は恥ずかしい~!と言いながらも
やってみたら、みんな真剣にちゃんとやっているし
それに対して、あーだこーだ!や、うまいなぁ!と
声が飛んでいる。

ですので、色んなワークをやっても、かなり口々に意見が飛び交っているし
それをみんなで掘り下げたり、発展させるのが上手!
今回は、褒めるコミュニケーションとアサーティブコミュニケーションが
主の研修だったんですが、
基本ベースが皆さん結構出来ているので、
スキルの習得が比較的早く出来ていたように思います。

これね、リーダーシップの1つでもあるし、
コミュニケーションスキルの1つでもあります。
誰かの発言に反応して、そこに乗っかり、更に良いものへ発展させていく。
しかも大きな声で笑いながら!!!
だから当然周りに良い影響を与えるし
周りもそれに刺激を受けるし、どんどん自主的になっていく。

中には…「●分まで休憩です!」と言ったら
大きな声で「はい!分かりました!」と答えてくださる方もいて…。
めちゃくちゃいい反応されてるなぁと感じ入りました!

コミュニケーションもリーダーシップも
色んな型、タイプやスキルがあります。
もちろん私も仕事ですし、いろいろ研修で話さないといけないので
勉強していますが、究極は…
相手の言動に反応して、シナジー生み出す
これに尽きるんじゃないかな?と思います。

4月は新入社員研修が多くあります。
マナー研修もその1つ。
目を合わせる、声を大きく出す、うなづく、メモを取る。
これら全て、相手の言動に反応するってことなんですよね。

今回の研修で、こちらの言動に皆さん反応してくれて
とっても楽しい研修でしたし、
良い気づきを頂けました!

新入社員の成長

先日ある会社様で、新入社員のフォローアップ研修に
行って参りました。
4月に入社した方々と約1年ぶりの再会です。

いつもこの企業様ではフォローアップ研修をさせて頂いておりますが
今年度は、特に、いつも以上にこの1年間の彼らの成長を感じた2日間でした。

いつも大変お世話になっております。
こちらこそ2日間ありがとうございました。
皆様の、かなり!成長されたお姿を見て、私もとても嬉しくなりました。

ただ、自分ではその成長に気付いておらず
研修内で色んなワークをすると、
「あ、これも出来るようになってる!」と
改めて自分の成長を感じられたようです。

特に高卒にて入社し、まだ19歳という若い方々は、
ものすごく成長されていました。
4月、みんなの前で話すことも、グループ内で意見を言うことも苦手で
「分からない」といった発言が多く見られたのですが、
今回は、積極的にグループ内でも意見を言い、
発表の際も積極的に率先して自分から手を挙げる場面がたくさんありました。

上手に大卒者に甘える場面もグループ内でも見られ、
(甘えてるというよりも、上手に頼っている!これがとってもとっても上手!!
多分現場で年上の先輩方に上手に甘えて、上手に頼っているんだろうなぁ…
が見えました。とにかく可愛らしい!!=可愛がられているってことですね!)
この1年間で本当に現場で可愛がってもらっているなあ、と感じました。

普段現場ではあまり話さないと言っていた方も、
チームの中で常に聞き役に徹しながらも上手に引っ張る、
とすごくリーダーシップを発揮していらっしゃいました。
本当に現場ではそうなの??と思うくらい、
上手にみんなを引っ張りつつ、でもサポートに徹する時には
上手にサポート役に回り、自分の役割をしっかり分かっていらっしゃる感じがしました。

他にも…明るいキャラクターで会場全体を常に明るく前向きになるように
リーダーシップを発揮してくださった方や、
みんながハッとするような鋭い質問や提起をグループ内でされていて
それによって、皆が正解に近づいていくように導いたりする方や
持ち前のロジカルシンキングが得意なところを活かし、
論理的に進めたり、アドバイスをしたり、を積極的にされている方もいらっしゃいました。

全員が自分の得意なところ、成長したところを最大限発揮してくださったので
みんな「楽しかった!!」になっていました。
この得意なところを発揮し、相手の役に立つこと。
これが「自分らしさ」です。
「自分らしさ」を発揮できているからこそ、楽しめる。
素晴らしい成長に、とっても心が熱くなりました。
これからも、この自分の得意なところを発揮し、誰かの役に立つ、
そしてお客様に、仲間に、組織に、大きく貢献していってほしいと
彼らのこれからの更なる成長にエールを送りたいと思います。

ロジカルシンキングのポイント

先日、ある企業様での女性の方々へのステップアップ研修の最終回でした。
この研修は過去キャリアデザイン研修を受けた方々で
有志の方々の研修です。
その有志の方々に、今後さらにキャリアアップしていくために
必要な様々なスキルを習得して頂くものです。

もちろんその内容は、男性にも実施している内容で
簡単に言うと、管理職養成研修のような、
管理職候補の方々に向けた内容になっています。

最終回では、ロジカルシンキングのワークや
リーダーシップワークに取り組んで頂きました。
皆さん、すごく優秀で、
ものすごく真剣に取り組んで頂きました。

ロジカルシンキングが苦手、という方も多いですが
これはスキルなので、やり方さえ習得すれば
結構すんなり出来るようになります。

ロジカルシンキングが苦手な方に「ポイントを教えてください」と
言われることが多いので、ちょっとご紹介しますね。
ちなみに…皆様よくご存じのように、私は感情が分かりやすい性格ですから
元来はかなり感情型人間です。
しかし仕事柄、ロジカルシンキングをものすごく使いますので
論理的思考は実はとっても得意になりました。(元々は苦手でした)

1.普段の会話での「言葉の置き換え」をトレーニングする
抽象的な言葉をより具体的な言葉で説明する。
具体的な言葉を、違う言葉で言い換える。
という風に語彙力を高めることで、論理的思考は一段と上がります。

2.相手の話を頭の中で、図でとらえる
特にこれは商談時によくするのですが、
頭の中にホワイトボードを置いているイメージで
そこに単語をどんどん埋めていって、
大きな図として商談を整理すること。
これを商談しながら頭の中でしています。

最初は難しいので、ノートに書きながら、をしていましたが
慣れると、頭の中で描けるようになるので
的確な質問、的確な言葉の言い換え=共感、がスムーズに出来るようになります。
また頭の中で図を描いていることにより、
ジェスチャーが大きく、多くなるので、
相手にもより伝えやすくなります。

3.自分の経験を、第3者視点で振り返る
自分の経験を自分の視点で振り返るだけではなく
お客様の立場から、
上司の立場から
メンバーの立場から
という風に様々な方向から第3者視点で振り返るんです。

すると結構冷静に自分を見ることが出来るし
物事にはいろんな見方や感じ方があることを痛感します。

ロジカルシンキングはスキルですから、
とにかく多く実践して慣れていくこと。
是非うまくこのポイントを活用してみてください。

次回のメルマガ 12/3 ですが、
弊社恒例の社員旅行につき、お休みさせて頂きます。
皆様、12/6にお会いしましょう!
(社員旅行のオモロイ!!ネタを作ってきます!)

超戦力の女性営業パーソン!

出張からの帰り、夜に御堂筋を車で通るんですが、
御堂筋のライトアップを見ると、
冬が近づいてきたなぁと感じる今日この頃です。

秋らしい日もあれば、もう冬じゃない?と思う位寒い日もあって、
寒暖差が激しい今日この頃、皆さん体調など崩していませんか?

私は毎日元気に!いろんなところで研修をさせていただいております。
先日とある会社で女性の社員の方々へのキャリア研修(宿泊研修)を実施させていただきました。
宿泊研修の醍醐味、懇親会でも個別に色んな方とお話させて頂き
楽しい2日間を過ごさせて頂きました。
この会社様は8年ほど前から各階層別研修などを実施させていただいており、
参加者の約半分近くが過去何らかの研修でお会いした方々でした。
皆さんとっても成長されていて、お顔付きが凛々しくなっていて、
それを見るだけで嬉しくなった山口です。

さて、今回の研修は営業を中心とした女性社員の方々でしたので、
プログラムの1つに営業研修がありました。
よく営業研修でお伝えするんですが、
営業で1番大事なのはヒアリングです。

課題解決型営業でなければ顧客満足を得ることもできないし、
当然単価も高くならない、長期的な取引もできません。
ですから説明をする、説得をするスタイルではなく、
お客様の課題を解決するスタイルの営業でなければいけないわけです。

これ、ヒアリング営業と言われるものなんですが、
当然ベースとなるのは傾聴力です。
傾聴するために最も必要なのは共感をすることですね。

このメルマガで何度もお伝えをしているんですが、
女性脳は共感。男性脳は課題解決脳。
遺伝子学的に女性は女性脳になる、男性は男性脳になるのではなく、
それぞれの思い込みから、女性は女性脳になる人が多く、男性は男性脳になる人が多い
というのも何度かお伝えさせていただいてるかと思います。

一般的に女性の方が男性よりもはるかに共感能力が高く、傾聴力が高いんですね。
管理職研修などでもお伝えしていますが、
管理職に必須なスキル、コーチングスキルは傾聴力がベースとなりますので、
今の、そしてこれからの管理職に、女性もとっても向いています。

そして管理職だけではなく、営業としても女性はとっても向いているし、
とっても優秀なんですね。
今回限られた時間の中での研修で、いろんなプログラムを組み込んでいたので、
この営業力強化にかける時間は約1時間少し。
1時間ちょっとでどこまでできるかな?と思いながらの研修でしたが、
なんとほぼすべての方がパーフェクトに近いまでの
ヒアリング営業スキルを取得することが出来ていました。

これ、実は男性がやると…平均1日もしくは2日間かかってトレーニングして
おそらくその半分程度しかできないというのが一般的です。
これは私の感覚値ですが、男性が全くできないということではなく
トレーニングをしてもできるようになっていくスキルなんですけれども、
女性はもともと共感をする力がとっても高いので、
1番難解な障壁となる「共感をする」がもう最初からできている状態なんですね。
ですから少しそこに、質問スキルを加えるだけで出来るようになっていくんです。

オブザーバーとして見ていらっしゃった、
営業の本部長や他の部長の方々も…
「女性社員!!優秀だよね!!男性よりもはるかに優秀だよ。強力な戦力だ!!」
と言うふうにとっても喜んでいらっしゃいました。

この会社様、8年前からいろんな研修をさせていただいております。
8年前は、まだまだ女性の社員が少なく、
特に女性の営業がいない状態からスタートでした。
業界的にも女性の営業が少ない業界だったので、
本当に女性に営業できるのか?というような不安もあったようですが、
この8年間で大きくそれは変わっています。

実際に今の女性社員の営業の方々が既にもう実績を出されており、
「女性の営業ってほんと優秀だよね」のスタンスが出来上がってきたように思います。
当たり前のように、今の時代、男性女性と性別を区別する時代ではありません。
性別ではなく、各個人それぞれの特性などよって
向き不向きは多少あるかと思いますが、
一昔前の「営業は男性だよね」という概念はもう既にないと思います。

彼女たちのとっても優秀な営業ロールプレイングを見ていて、
私自身も本当に嬉しくなりました。
これからも、営業だけれはなく、いろんな場面で活躍していって欲しいなぁと
最大級のエールを送った2日間でした。

視座を高める

先日、毎年研修をさせていただいている企業様にて、
女性社員の方々のステップアップ研修を行いました。
このステップアップ研修は、過去女性活躍推進施策として、
キャリアデザイン研修を受講された方々で、
かつ希望された方々が対象になります。
ご自身で希望して研修を受けられているので、
皆さんとっても前向きだし、とっても意欲的だし
とっても学ぼうとする姿勢がすごく感じられました。

ディスカッションにおいても、時間ギリギリまで深めていったり、
いろんな方向性で考えたりという場面が随所に見られて、
私もとっても嬉しくなりました。

今回の研修の1つのゴールは「視座を高める」ことです。
この視座を高めるっていうのは、実はすごく難しいことだなぁ…、と。
私自身も振り返りながら研修をしていました。

どうしてもその時その時の役割や状況があって、
自分の立場で、見えている中で、課題解決を図ろうとしていくんですが。。。

私も昔上司に報告したところ…
「それで足りるの?」
「それだけでいいの?」って
よく言われたことを思い出しました。

上司の視点から見ると、
1つの事象の奥にある課題というのはたくさんあって、
当時の私には見えていない課題がたくさんあるんです。

例えば…
今回Aの事象だけなんだけれども、それってBにも関係するかも…だったり
こういう状態だったらCって今どうなってんの?ってことです。
これは広い視野を持つこと、物事の本質を極める、両方のスキルが必要になります。

今回の研修では、例題を踏まえて考えていただくプログラムを実施しました。
皆さん最初はなかなか難しい…と悩んでいらっしゃいました。
やっぱり自分だったらこれしか出てこない、と沈黙する場面もありましたが
その時にこんな提議をしてくださった方がいます。

これって課長ってどうするんでしょうね?
うちの課長だったらこういうこと言わないかなぁ?
同じようなことがあったときに課長にここも追加して見といて!
って言われました。

すると、確かに!っていっぱい色んな意見が出てきます。
ナイス提議です!!
もしこれが課長だったらどうするだろう?
部長だったらどうするだろう?
という視点を持つことが視座を高める近道になります。

皆さん今回例題を通じて…
自分自身が直面している事象において、
その時見えていなかった課題が、1つ視座を高めることで
より多くの課題が多くあることに気づいていきます。

これが物事の本質を極めるということなんですね。
今回の研修、皆さんとっても意欲的なので、
私自身も「もう終了?」と言う位
あっという間に時間が過ぎた研修でした。
次回の研修が楽しみです!

評価者の心得

先日ある企業様で評価者研修を実施しました。
全3回目のうちのまず最初の1回目なので、
評価者とは何か?
評価者の心得とは何か?
といった基本的なところからスタートをしました。

今まで自分が評価フィードバックを受けたときに
何か納得いかなかったなと思うことだったり
不安だった不満だったことをまずディスカッションしてもらいました。

するとある方からこんな意見が出たんですね。

以前フィードバックの時に時間通りに上司が来なかった…。
例えば5時からフィードバックするよと言う約束をしていたのに
5時になっても来ないということがあったそうです。

時間すら守ってもらえない…
自分ってそれぐらいの存在なんだ。
大事にしてもらってないんだなぁと感じ、
その方から言われたフィードバックがあんまり腹落ちしなかったそうです。

また他にも結果だけを伝えられて良い悪いと言うことを伝えられたので、
ほんとにこの人プロセスのところまでちゃんと見てくれてるのかな
といった不安を感じたというご意見もありました。

これ、すごく良い気づきなんですよね。
よく評価者研修でも管理職研修でもお伝えするんですけど、
大切なのはフィードバックする時だけではなくて
普段からの信頼関係なんです。

時間を守る。小さな約束を守る。
もう少し手前で言うと積極的に挨拶をする。
良い雰囲気を作り出すといったような
根底にある信頼関係がないと…

フィードバックの場で、いくらどれだけフィードバックスキルを活用して
伝えたり聞いたりしても、なかなか相手には響かないものです。

ですからまずフィードバックする評価者の心構えとしては、
評価しフィードバックだけではなく、
普段からの姿勢がとても大事だということです。

評価する側の上司からの意見として…
忙しかったから、と言うのもよく聞きます。

管理職の方々。
評価する方は、自分の仕事もあるし、部下の育成もしなくてはいけない。
フィードバックも一人一人しなくてはいけない。
突発的な仕事や急に優先事項の高い仕事が入ってきて…と
時間を守れないことも現実的にはあるかと思います。

でもその際には当たり前のことなんですけれど、
こういう事情があってフィードバック30分遅らせてもらえない?と
事前に時間が遅れることを伝えておくと、
このような不信感は見られません。

時間を守る。
締め切りを守る。
居心地の良い雰囲気を醸し出す。
ポジティブな言葉をかける。

実はすごく簡単なように聞こえるんですが、
毎日の積み重ねになりますので、100%完璧にするのはすごく難しいです。

だからこそ、この心構えっていうのは改めてすごく大事なんだなぁと
研修をしながら私も感じました。
恥ずかしながら私も、「ごめん!忘れてた!」みたいなことがあります。
だめだなぁと自分の行動を振り返りながら
皆さんのディスカッションを聞いていた、
そんな気付きを頂いた、良い時間でした。
こういった気づきを得る機会ってすごく大事ですね。

コーチングの心構え

先日ある会社様へコーチング研修を行いました。
有志の方々の研修でしたので、とっても意欲的に
コーチングトレーニングに挑んでいただきました。

研修でこのコーチングスキルは、マストで必要なスキルですよって
よくお話ししてますが、1日どっぷりコーチングだったので、
時間を掛けて丁寧に、必要ですよ!をお話しました。

コーチングスキルで重要なのは受容・共感・傾聴です。
この傾聴で最も重要な事はオウム返しです。

何度かメルマガでもお伝えをしているかと思うんですが、
このオウム返しのスキルには3段階あります。

1つ目。
相手が言ったことをそのまま返す。
例えば「仕事が面白くないんです」と言われたら、
「そっか。仕事が面白くないんだね。」と
そのまま返す方法になります。

2つ目。
1つ上のレベルになると、言葉を変えます。
先程の「仕事が面白くないんです。」に対して
「そっか。最近大きなプロジェクトを抱えてるから大変だよね。」と
言葉が変わります。

そして3つ目。
前後の状況、今後の展開を含めて、話を発展させます。
先程の「仕事が面白くないんです。」に対して
「そっか。あなたは最近ものすごく成長しているから、大きなプロジェクトで大変だよね。
でもあなたのことだから、それに対して責任感を持って
すごく一生懸命取り組んでくれてるよね。
きっとものすごく今回も成長できると思うよ。」と
発展させます。

そのまま返すスキルはもちろんマストでやるんですが、
2つ目の言葉を変える、だったり
発展させるスキルがものすごく重要です。

よくビジネスの場、コーチングが評価面談等の際に行われるんですが、
共感しすぎる、つまり、ただただ聞くだけ、であれば、
愚痴の聞き相手になってしまいます。

相手のやりたいことを引き出すと言うところまでの
コーチングができたとしても…
「やりたいことが見つかりました。転職します!」と
違った方向性に行ってしまうことがよくあるんですね。

ですので、コーチをする側が、
自分の信念をしっかり持って、自社のビジョンと融合させていく
コーチングスキルが特に評価面談の場では必要になります。

先程の「仕事が面白くないんです」に対しても
「そっか。でもそれって頑張ってる証拠だよね。
あなたはこの数年すごく成長してきて、
それが当社のこういうビジョンと一致しているから
ものすごく仕事が集まってきているって言う証拠だよ。
だからあなたにこんな期待をしているんですよね。」
と期待値やビジョンと融合させていく聴き方が必要になります。

私もコーチングを学び始めたのはもう20数年前になりますが、
その時にはやっぱりコーチングをちょっとかじった程度なので、
自分の意見を言うのではなく、相手の話を聞けばいいんだと
を思っていて、どんどんどんどん聞いた結果、
ただただ愚痴を引き出してしまって、
ずっと愚痴の聞き相手になってしまっていたり…

もしくはやりたいことを引き出せたと思っていても、
先程のように
「山口さんのおかげです。やりたいことが見つかりました。なので転職します!」
と会社を去っていった部下が多く出ました。。。

大事なこと。
コーチをする側にしっかりと信念があること、
そしてそれを会社のビジョンと融合させていくこと。

これは、コーチングの「心構え」の部分なんですけれども、
最近コーチングという言葉が一般的になっているがゆえに
聞いてあげたらいいんだと思って実施をしている方が多く見られます。

コーチングをする前に…
自分は何のためにこの会社で働いているのか?
自分の夢は何なのか?
そしてその夢がなぜこの会社だからこそ実現できるのか?
といったことがちゃんと言語化できていて
そしてそれを相手に提示する力が必要になります。

皆さん。
コーチングをするときにはぜひこの「心構え」を
しっかり忘れずに実施をしてみてください。

変わることは組織を強くする

気がつくともう10月。
今年も残すところあと2ヶ月。
毎年毎年、月日が経つのを早く感じます。
年だから、ではなく充実してるから、
と思うことにしています。

さて、この時期は毎日何かしらの研修を実施させて頂いておりますが
研修があるということは、研修資料作成も勿論あります。
11月に実施する企業様からのご依頼で
「育児や介護などとの両立で活用できる国や地方自治体の制度」について
改めて調べる機会を頂きました。

そこで私自身も初めて知ったことも多く、
いろんな両立支援があるのね、と感じました。

例えば、出産に関わる費用について。
私の時は、まだ立替が必要で。。。
費用は保障してくれるんだけど、後から申請みたいな感じで
とりあえず立替しないといけなかったんです。

出産費用はほぼ満額保障されてたけど
検診費用については一部でした。
なので、保険適用外の検査って結構高いよね、
と思ったのを覚えています。

今は検診も含めてほぼ全ての費用が保障されているし
立替も必要ではなく、病院から保険組合へ
直接請求されるようになっています。

他にも、皆さんご存じのように
来年4月から順次、育児・介護休業法が改正になります。
ポイントをいくつかご紹介しますね。

柔軟な働き方の選択措置が義務化(フルタイムでの柔軟な働き方)になります。
事業主は、始業時間の変更やテレワークなどいくつかの中から
2つ以上の制度を措置し、従業員が選択できるようにしています。
これによって、各個人によって
自分の希望するものに近いものを選択することが出来
時短勤務以外での柔軟な働き方の実現を目指そうというものです。

他にも、男性育休取得状況の公表が義務化になったり、
育休取得の数値目標設定が義務化になります。
男性も当たり前に育休をとる時代になってきました。

また他にも、、、
来年4月からは、現在の育児休業給付に加えて、
両親とも14日以上育児休業を取得すると賃金の13%が上乗せされます。
育児休業給付には税金や社会保険料がかからないため、
手取りと比べると支給割合は実質約8割になります。
これは手取りにすると約10割に該当する水準です。

という風に、どんどん変わってきています。
これまでは、育休は女性が主として取るもの、だったものが
今や男女ともにとるものに変わっています。
まだまだ少数派ですが、男性が育休を取得し女性は復帰する、
ということも起こっています。
この先もっといろんな変化が起こってくるでしょう。

だからこそ、企業も変わっていかなくてはいけないんです。
世の中の価値観も、制度も、どんどん変わっているのに、
変えられない組織は結果弱いんです。
この激しい競争社会の世の中で残っていけません。
変わることは、結果組織を強くするんです。
いろんな変化に対応していかないと、ですね。