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ポジティブシンキング研修は、プライベートでも使える!!

今日は、とある企業様での管理職研修2回目。今日の内容は、ポジティブシンキングを導き、自主的行動を促す会話の仕方(聴き方)、です。

今日の企業様は、若手社員とアルバイトリーダーが対象の方々。というのも、アルバイト・パートスタッフさんの多い業種なので、20代前半の社員の方々や、アルバイトリーダーの方々が、実際に現場で、数十人のアルバイト・パートさんを指揮し、まとめています。

いつもの管理職研修では、参加者が40代以上の圧倒的男性という感じですが、今日は6割以上女性、そして若い方々多い、といういつもの違った風景です。

アルバイトリーダーさんにとって、このマネジメントはすごく難しい。やはり心のどこかで、「だって私アルバイトなのに…そこまで言っていいの?」という遠慮があります。若手社員さんも同様、「アルバイトさん、みんなお母さん以上の年齢で…どうしたら年配の女性の方々に動いてもらえるんでしょう?」といったお悩みもあります。

前回は、時代背景や、今の時代に必要なこと、認めるほめるスキルについて、研修を実施したので、今回は、「ポジティブシンキングに近づける聴き方」について、です。

そもそも、ネガティブな人にポジティブになりましょう、は不可能です。だって、「そんなもの考えなくても大丈夫だよー」っていくら言われても、考えてしまうのもそれぞれの性格だし、悩んだりするのもそれぞれの性格です。

でも、上司や育てる側はよく言います。「なんでも前向きに捉えて、自主的になってほしいよね…。」はい。この「前向き」。そんな元来前向きの人間はそうそう居ません。では、どうしたら前向きポジティブになってくれるのか?

答えはシンプルです。前向きでポジティブな言葉をたくさん話してもらうような質問をたくさん投げかけ、自分自身でポジティブワードのシャワーを創り出してもらうことです。

これ、プライベートでもすごく使えます。

「全然勉強やってないよね?」よりも「ちょっとだけ勉強できたね。」

「何もしてくれないのね!」よりも「○○はしてくれたのね。」

です。すると、本人から「これも出来てる、あれも出来てる。」から「これもやりたい。あれもやってみたい。」という前向きな発言が生まれてきます。

「うん。でも全部正解になるように、計算問題頑張ってみるよ。」

「うん。でもお母さん大変そうだから、お風呂洗ってくるよ。」

といった具合に…、です。すぐにはなかなかこのような前向きな言葉が出てこなくても、繰り返し繰り返しポジティブな言葉を掛けていると、少しずつ出てくるようになります。

今日の研修の方々。「『もう無理!』っていつもよく言ってるけど、今日から『いけるっしょ!』って言葉にします!」と。かなり前向きになってくれてました。

うまいプレゼンテーションって???

先日とある企業様で管理職研修最終回を実施してきました。

最終回はこれまでの研修での気付きや学び、

宿題で出された課題に対して現場で実践した取り組みや成果を

発表してもらいます。

といっても一人数分程度のプレゼンテーションですから

それほどだいそれたものではないんですね。

どちらかというと、スピーチに近い方も多くいました(笑)。

ですが、たった数分のプレゼンテーションでも大きな差が出るんです。

その差は何か?

はい。当然ながら準備です。

スライドを作ってくる人、何か模造紙に書いてくる人

趣味嗜好を凝らして考えてくる人

その準備にどれだけかけているか?

でプレゼンテーションのうまさは変わってきます。

単純に自分が言いたいことを言ってる人

相手が分かりやすいように表現しようと工夫している人

これも大きな差になります。

そもそもコミュニケーションを人はなぜ取るのか?

相手を理解しようとし、自分を分かってもらおうとするから

そこにコミュニケーションが生まれます。

プレゼンテーションはそれが1対1から1対複数に変わるだけです。

しかも決められた時間の中で

簡潔に表現しなければいけません。

何のためにプレゼンテーションをするのか?

オーディエンスに何を感じてほしいのか?

このプレゼンテーションの目的は何か?

これをしっかり考えて準備したプレゼンテーションは

やはり心を打つものになります。

あなたがオーディエンスに伝えたい、感じてほしいものはなんですか?

話し掛けるとき「ちょっといい??」から話し掛けてませんか??

部下に何か仕事を頼むとき、「ちょっといい?」から話し掛けていませんか?

こちらもついつい忙しくなると、相手の都合も見えなくなってしまったりするものです。

しかし、「わたしたちだって忙しいのに…」「やはり何も分かってないなぁ…」と思われてしまうこともあります。

そう思われてしまうと、なかなか意欲的にこちらのお願いや頼んだ仕事をしてくれない…という状態にもなってしまいます。

快く仕事を引き受けてくれて、尚且つ、やらされている感ではなく意欲的に取りくんでもらうにはどうすればいいのか?

 

「○○さん、ありがとう。今ちょっといい?」

ポイントは、必ず相手の名前を呼んで話し掛けること。

そして、頼む前(話す前)に「ありがとう」を伝えること。この2点なんです。

人は自分が名指しで呼ばれることで、「私のことを認めてくれている」自己肯定感が満たされます。

そして「ありがとう」と言われることで自己好感が満たされます。

人はこの自己肯定感と自己好感が満たされることで、自分が必要とされていると感じます。

すると、相手のためにしてあげたい、という欲求が生まれてきます。

ですので、進んで仕事を引き受けてくれるようになるんですね。

この自己肯定感と自己好感が満たされないままだと、相手のために役に立ちたい、という欲求が生まれにくくなります。

 

「○○さん、△△なところがあなたに頼んで良かったよ。ありがとう。」

そしてその仕事が出来上がったら、こんな風にお礼を伝えると共に、

具体的に認めてほめてあげてください。

△△な部分が、この人らしい、という内容であれば、素晴らしいです。例えば…

「この表を時系列で整理したところが、分かりやすいね。○○さん流石ですね。」

「急なお願いだったのに、こんな短時間で仕上げてくれて、○○さんにお願いして正解だったよ。」

ここでも必ず相手の名前を入れて認めてあげると、更に効果的です。すると…

「もう少し時間があれば、こういう方向でも分析できると思うんですが…」

「今まではこの方法でしたけど、実際にはこっちのほうが使い易いのではないかと思うんです」

など、相手から意見やアイデアが出てくるようになります。

そしたら、有難いですね。

ここぞ!とばかりに、しっかりほめて

「じゃあ、お願いできる?」と聞いてみてください。

本人が自分の意見として出したことなので、「頑張ります!」と快く快諾してくれます。

「○○さん、ありがとう。よろしくね。」

とまた名前を呼んでお礼を伝えてください。

たったこれだけで社員の定着率が上がる!コミュニケーション術!「おはよう!」だけで挨拶してませんか??

「すごく簡単に、今日からすぐ出来て、効果もバッチリの、そんな方法ないですか???」

よく研修の参加者に聞かれる質問です。

部下のモチベーションを上げ、社員の定着率を上げ、更には仕事の成果も上げていきたい。経営者はもちろんのこと、管理職の方々にはこんな課題、日常茶飯事ですよね。

社員の定着率を上げるには、仕事に遣り甲斐を持たせ、公平公正な評価を実現し、理念浸透を深め、目標を高く持って仕事を楽しみ、そして会社風土を良くし…とやるべきこと、やらなければならないことが山ほどあります。

しかし!!!そんな時間なんてないんです!というのが皆さんの本音ではないでしょうか?簡単に出来て、そして比較的すぐに効果が表れて、なんて魔法の方法はありませんか?とよく質問されます。

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