コンクール敗退からの学び

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先週の日曜日。
娘のピアノブルグミュラーコンクールがありました。

先週からの先生とのすったもんだから。。。

練習するのか??と思いきや、
アレルギーから鼻喉やられて、
しんどいという日が続き、

めちゃくちゃやり切った!という練習はせずに
本番になりました。

順番も最後に近く、前の演奏の子達が
上手に弾けているのを見て、ますます緊張してしまって。。。

結果散々な演奏で、本人も泣きそうな顔で演奏を終えていました。

帰りの車も終始無言。

自分で悔しさと戦ってるのかと思ったら。。。

「だってピアノ(鍵盤)が重かった。。。」
「だってアレルギーでしんどかった。。。」
「だって練習では出来たのに!」

だって、だっての連続です。
内心いい加減にしろよ、というイラつきはあったんですが…。

でも、コンクールって競争やん??

いくら〇〇が頑張ったって思っても審査員が点数付けるものやん?

ピアノの重さも緊張感もみんな一緒やん??

と1つ1つ問いかけていきました。

すると、「私は楽しくピアノ弾きたいねん。」と。

「間違えたけど、楽しく弾けたらいいやん。
こんな風に弾きましょうっていうのが嫌やねん!」
※コンクールでは強弱、速さなども細かく決められています。
 審査なので、審査基準が明確にあるわけなんですね。

楽しく弾くってどういうことなん?
〇〇が楽しく弾けたらいいの?

ピアノって自分が弾くものよりも誰かに聞いてもらって
「いいね」って思ってもらうモノちゃう?

コンクールの、こうゆう風に弾いてねってみんなが聴いていて
いいなって思うものなんやで。

そもそもピアノだけではなくて、
絵でもなんでも誰かにいいねって思ってもらうものちゃう??

なんとなく私の言わんとすることが伝わったようで…

「自分のためより誰かのためってところが大事ってことなん?」と。

そうそう。

自分のためだけではなくて、人のためにって気持ちが大事なんよ。

「そしたら学校のテストは?勉強は自分のためやん」

そう来たか!!減らず口の減らない娘です(笑)

勉強は自分のためにするものやけど、
それって自分の将来のためやで。

テストはどれだけ分かってるのかな?って確認するものやし。

でもね、勉強も自分のためだけにするもんでもないねん。
人のためでもあるねんで。

分かるところ、出来るところを誰かに教えてあげると
嬉しくなれへん??

「分かるけど、でも頑張ってもコンクール通らなかったのは悔しい」

そうだよね。悔しいよね。

でもこの悔しいって気持ちが、また明日から練習しようって力になるし、
いつかこの悔しいって気持ちとちゃんと向き合ってたら、
コンクールに通るときがくるよ。

そのために先生も応援してくれてるしね。

ようやく腑に落ちたようです。

今回残念な結果になったけど、大事なことを学べたと思います。

自分のため、も大事だけど、それ以上に人のためを考えること。

頑張りと結果はイコールにはならない。

でも結果を出すためには頑張るしかない。

結果は人が決めるもの。

これ、会社でも同じことが言える場面たくさんありますね。
今回の経験がいつか大きな花となって開いてくれると信じて。

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