クライアントを担当していて、引継ぎすること、ありますよね。
当社でも営業担当の変更、もちろんあります。
特に新入社員が配属になったり、転勤になったりすると
営業担当の交替があります。
今日はとあるお取引先様との実例から学んだことです。
実は今日は、そのお取引先様とのアポイントがありました。
すると、アポイントの30分くらい前に電話があり、
「今日は○時にお伺いしますので、お願いします。
その際に、これとこれ、これをご用意お願いします。」と…。
いやいや、そんなことを今言われても用意できないですよ。
特に私は出張もあり、自宅で仕事することもあり、、、
なので、なんでもかんでも会社に置いているわけではありません。
そういう必要なことは少なくとも前日までには知らせてもらわないと!!
ということで結局は、今日のアポイントはリスケすることに。
でもかなり急ぎの要件なので、私のスケジュールを変更し、
時間を作ることになりました。
実は、このお取引様。先月に前任から引継ぎして新しい担当者になったばかり。
前の担当者も同じ失敗をして、過去私に「それはないよ。」と言われています。
で、「前の○○さんから聞いてない?」と聞くと…
引継ぎされていなかったんですよね。
もちろん、会社のこととか、現状の取引のことなどはきちんと引継ぎされています。
しかし、「何をしたらダメなのか?」は引継ぎされていなかったんですね。
私もこれまでの営業経験から何件も引継ぎをしてきました。
その際に、実は一番聞いておかなくてはいけないことは
前任担当者がした失敗です。
正直な話、どれだけの取引高があるのか?どんな会社か?
くらいはデータベースを見たり、HPをみたりすれば分かります。
しかし、分からないのは、そうゆうデータには乗ってこない
リアルな失敗談です。
ここをしっかり引継ぎしてもらうと、同じ失敗を繰り返さなくなります。
顧客満足を上げること、ってもちろん大事です。
しかし基本的に顧客に不快感や不具合を感じさせないこと。
これはベースとしてしておかなければ、顧客満足度は上がりません。
人間ですから、どんな人でも大なり小なり、必ず失敗します。
そんなことは恐れなくていいんですね。
でも、同じ失敗を何度も繰り返す会社は、会社として信頼度が下がります。
是非皆さんも引継ぎの時、失敗事例を引き継いであげてくださいね。