2024年 11月 の投稿一覧

受験勉強、終了で思うこと

先週、娘の中学入試のプレテストが終わりました。
そしてその後、学校で進路に向けての懇談も行っていただきました。

中学入試が大変なので、上に中高がついている小学校に行っています。
ですので、中学入試といっても…
外部の中学校を受けるのではなく、
そのままエスカレーターで併設中学校に行くことになるんですが、
併設している中学校が2つあり、
そのどちらに行くかは成績によって決まります。

1つは国公立大学を中心とした難関校を目指している進学中高。
学校内の成績、五木模試テストの成績、プレテストの成績で
基準点以上で内定がもらえます。

もう一つは国公立に進学する人もいるんですが、
多くは私立の大学に行く(指定校推薦が多い)中高です。
こちらについては、よっぽどのことがない限り
希望すれば内定がもらえます。

私としては将来のことも考え、
国公立大学に多く行っている進学中学校のほうに進学してほしいと思って、
小学校4年生の後半からその対策として塾にも行っているし、
娘にもそっちの中学校のほうがいいよ、と水を向けていました。

娘もその中学校内定に向けて、勉強は頑張っていたんですが…
どうも勉強はとっても嫌いなようです。
一応塾には行ってるんですが、全然焦ってないし、
がむしゃらにしている感じもない。

親としては腹立たしいなぁと思いつつも、
自分で考えて出来るように。。。
中学校の方を見に連れて行ったり、いろんな話をしたりしてきました。

そしてテストの結果…散々たるものでした。
そこで娘と先週1度話し合いを持ちました。

学校からの内定は進学校のほうはもらえなかったけど、
これからまた1月の本番試験まで、もう一度気を入れ直して、頑張って、
チャレンジをする手もあるよ。
もしくは、もうここで受験勉強やめて、もう一つの中学校に行く方法もあるよ。
どうする??どうしたい??と本人に聞きました。

本人もテストの結果が散々だったので、
その結果を目の当たりにして落ち込んでいました。
(手ごたえがかなり悪かったので、結果は分かってたんですが、
いざその結果を目にして、さすがにショックのようでした。)
たった10秒位!!!
たった10秒位、ちゅんと落ち込んでいたんですが、
10秒後には笑顔になって、
「こっちの中学校にする。もう受験勉強はやらない!」と返事が返ってきました。
やっぱり!!予想通りです。

もう一度私は、大学受験のことだったり、
その学校のことをいろいろ話をしたんですけれども
娘は頑として聞きません。

残りの小学校生活を受験勉強じゃなく、イベントもいっぱいあるし、
思いっきり楽しみたい。
こっちの中学校に行っても、学校の勉強ちゃんとやってたら、
指定校推薦でいろんな私立の大学にも行けるし、
国公立大学に別に行きたいって今思ってるわけでもないから
それはその時、また行きたいと思ったら頑張る。
と言う返事が返ってきました。

その話を懇談で先生にもお伝えすると、
「●●さんっぽいですね。立ち直りが早いのは素晴らしいんですよ。
しっかり切り替えられて。
どちらの中学を選んでもきっと彼女なら自分で道を作っていきますよ。」と。

プレテストが終わって1週間。
久しぶりに塾もない、受験勉強もない土日を迎えました。
まぁとっても楽しそうなこと!!終始ずっと笑顔です。

今までは塾の時間に追われたり、塾の宿題に追われたり…だったんですが、
心おきなく気の向くまま昼寝ができる!1日中絵を描く!と満喫しております。

切り替えが早い。
何事にもポジティブ思考。
は娘の長所なんですが、親としては、もうちょい頑張れよ、とか
ここまでせっかく頑張ったのに、、、という気持ちがあるわけです。

そこで再度この土日に、もう一度話をしてみました。
今まで2年間塾も通って、受験勉強してきたのに
この2年もったいなくない??と聞くと、
「ママ。勉強するのに無駄な事はないんだよ。
きっとどっかで役に立つよ。いい経験したわー。」と答えが返ってきました。

娘の人生なので、親としては、
娘がなるべく自分の希望するところに行けるように(出来るように)
環境を整えたり話をしていくしかありません。
やるのは本人なので、本人の意思が大事になります。

なので今まで私は、無理矢理何かをさせるのではなく、
本人の意思を大事にして、いろんな選択を自分で出来るように、としてきたんですが
そのおかげがあってか、中学進路も自分で決めることもできたし、
切り替えも自分でうまく出来てると思います。
まぁその辺は良かったなぁと思う半面、
ここまで来て途中で諦めるのか??
もうちょっと本気出せよ、と思うところでもあります。

娘曰く、
いつもいつも全力投球するんじゃなく、
普段は6割位の力で、ここって時に8割出す、らしいです。
ここぞ!ってときには120パーじゃないのか?と思うんですが、
そこは令和世代なんでしょうね。
100%出したら疲れるやん、しんどいやん、
次の日30%になってしまう!!と返ってきます。
なので、今回も普段は6割、ここぞは8割で受験勉強したようです。

私は普段100%、ここぞは120%やろ!!と思うんですが…
いつになったら、100%出るねん、と…
普段6割で、本番100%出るわけないやん。
これでいいのか??大丈夫か??と少し納得のいかない母です。

視座を高める

先日、毎年研修をさせていただいている企業様にて、
女性社員の方々のステップアップ研修を行いました。
このステップアップ研修は、過去女性活躍推進施策として、
キャリアデザイン研修を受講された方々で、
かつ希望された方々が対象になります。
ご自身で希望して研修を受けられているので、
皆さんとっても前向きだし、とっても意欲的だし
とっても学ぼうとする姿勢がすごく感じられました。

ディスカッションにおいても、時間ギリギリまで深めていったり、
いろんな方向性で考えたりという場面が随所に見られて、
私もとっても嬉しくなりました。

今回の研修の1つのゴールは「視座を高める」ことです。
この視座を高めるっていうのは、実はすごく難しいことだなぁ…、と。
私自身も振り返りながら研修をしていました。

どうしてもその時その時の役割や状況があって、
自分の立場で、見えている中で、課題解決を図ろうとしていくんですが。。。

私も昔上司に報告したところ…
「それで足りるの?」
「それだけでいいの?」って
よく言われたことを思い出しました。

上司の視点から見ると、
1つの事象の奥にある課題というのはたくさんあって、
当時の私には見えていない課題がたくさんあるんです。

例えば…
今回Aの事象だけなんだけれども、それってBにも関係するかも…だったり
こういう状態だったらCって今どうなってんの?ってことです。
これは広い視野を持つこと、物事の本質を極める、両方のスキルが必要になります。

今回の研修では、例題を踏まえて考えていただくプログラムを実施しました。
皆さん最初はなかなか難しい…と悩んでいらっしゃいました。
やっぱり自分だったらこれしか出てこない、と沈黙する場面もありましたが
その時にこんな提議をしてくださった方がいます。

これって課長ってどうするんでしょうね?
うちの課長だったらこういうこと言わないかなぁ?
同じようなことがあったときに課長にここも追加して見といて!
って言われました。

すると、確かに!っていっぱい色んな意見が出てきます。
ナイス提議です!!
もしこれが課長だったらどうするだろう?
部長だったらどうするだろう?
という視点を持つことが視座を高める近道になります。

皆さん今回例題を通じて…
自分自身が直面している事象において、
その時見えていなかった課題が、1つ視座を高めることで
より多くの課題が多くあることに気づいていきます。

これが物事の本質を極めるということなんですね。
今回の研修、皆さんとっても意欲的なので、
私自身も「もう終了?」と言う位
あっという間に時間が過ぎた研修でした。
次回の研修が楽しみです!

最後の運動会

昨日は娘の運動会。
小学校6年生なので、小学校最後の運動会になりました。
最近いろんな小学校の行事には
いつも最後の、最後の、というコメントがついてきています。

6年生は恒例の組み立て体操に挑戦をしました。
練習の時からも、その話が多く
ブリッジができないとか、
逆立ちができないとか、
バランスが取りにくい
というのをよく言ってたんですけれども、
昨日の本番ではちゃんと上手にできていました。

今年の運動会は、朝から6学年揃って、5年ぶりの運動会になりました。
小学校1年の時にこのような全学年合わせての運動会はしたんですが、
2年生から5年生までは半分に分かれてのコロナ下での運動会でした。

ですので、今回の児童宣誓も
当たり前にできていることに感謝しつつ、
当たり前の運動会を全力で楽しむ
と盛り込まれていました。

つい先日入学したのに、あっという間にもう6年。
いろんな行事が、最後の、最後の、のコメントであるように、
私自身も、もうそんなに経ったのか…6年って早いなぁ。。。
もう卒業だな。。。と感慨深いものになります。

この6年間でできるようになったこと、成長したこと
がとても多いなぁと感じます。
小学校1年の時とは少し違った一面も出てきました。

1年生のときにはもっと甘えただったり
口答えもあまりせず可愛いなぁと思うところも
たくさんあったんですけれども、、、
最近ではやはり思春期の女の子!!

あぁ言えば、こう言う。
大人顔負けの口調で話す。
偉そうに言う。
なんて言うことも増えました。
でもそれも1つの成長だなぁと思うし、
6年ってずいぶん変わるなぁとも感じます。

いつも思うんですが、子供の成長を見ていると、
できないことってないんだよなぁと感じます。
どうしても大人になると苦手なことを避けがちだし、
もうできないって諦めてしまうことも多いかと思うんですが、
子どもの6年間を見ていると、
実はやってみたら結構得意だったということや
好きじゃないと思ってたのに、やってみたら好きになった
もたくさんあります。

私たち大人も子供の成長を見て、負けてられないなぁと思う今日この頃です。
成せばなる!
私たちも色んなチャレンジをして、もっともっと負けない成長をしていかないと!
と感じた1日でした。

気付くと変わる

先日、新卒で入社した会社の先輩と飲みに行ってきました。
有難いことに、退職してからも、1年に1度くらい、
定期的にいつもいつもお気遣い頂いて、
楽しくご馳走して頂いてます(笑)

この先輩、4歳上の男性の先輩なんですが、
昔から、ほんといい方なんです。
とても穏やか。いつもテンションが同じなんです。
だから怒ることも、声を荒げることもありません。
でも、そう聞くと冷静沈着でクールなイメージでしょう??

実は3分に1回くらいの高頻度で、おやじギャグ連発です。
私は今でもこのおやじギャグが大好きです。
しかも、かなり張り詰めた状態とか、
数字厳しいよねってピリピリしているときにも
おやじギャグを言ってくれてたので、
すごく救われたな、という思い出がたくさんあります。

皆さんご存じのように…私はこんな性格ですし
なんなら若い時にはもっともっとトゲトゲしていたので
超生意気な新人でした。
そんな生意気な新人に教え、暴走しそうになったら上手にコントロールしてくれた
超稀有な存在の先輩です。

よくこの先輩は周りから
「山口の相手出来るのは、お前くらいやー」って
言われてたくらい、私にとっては本当に有難い存在でした。

多分この先輩は無意識にされていたので、
きっと覚えてないと思いますが、
私にとっては忘れられないエピソードがあります。

何度も言いますが…私は超生意気新人で、
しかも会社の風土として、ザ昭和。
売上至上主義でしたので、数字上げてる人がいわば発言権も影響力も持っている。
逆に言うと、売上未達の人は、何も言えない、です。

有難いことに、営業はよく出来ていたので
遠慮なしに発言しても、結構聞き入れてもらえたし
それもあって、更に更に天狗さん!になっていた時期もあったと思います。

当然少し上の先輩(数字の上がってない)からは
陰口を言われるわけです。
妬みひがみだと思ってるし、元来人の意見にはあまり左右されない人間なので
私は落ち込んでもいないし、気にもしていなかったんですが
トゲトゲ山口ですから、言い返さないと腹立つわけです。
当然関係はもっと悪くなりますよね。

その時に先輩から教えてもらったことは
「どうせ1割の人には絶対嫌われるねん。
だけど、わざわざ自分から敵を作る必要はないで。」です。

それまで私は勝気な性格、そしてトゲトゲ、なので
勝たないと!が先行していて、
言われたら言い返す!だったんです。
でもやり過ごすことが、自分のためにもいいことなんだ、と
すごく納得できました。

私も、その頃から、言いたい人には言わせとこ。
わざわざそこに反応する必要ないし、
その時間も労力も気持ちも無駄やわ、と思うようになりました。

きっとこんなことを言ったとは覚えてないと思います。
だって、先日も同じような話をしてはったので(笑)
面白いから、その時には言わずに…おきました!
きっとこのメルマガを見て、俺や!!と思っていらっしゃると思います!

そんな素敵な先輩とこうして今でも飲んで楽しく話ができることが
本当に有難いし、今でも色々気づかせてくださる。
楽しい、オモロイ飲み会でした!