欲は生命力

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今週はセカンドキャリア研修を数社で実施しており
講師をしながらも、、、
「私のセカンドキャリアもそろそろ考えないといけないよなぁ…」と
考えさせられます。

特に55歳を超える方々になると
この先への閉塞感や不安もかなりあり…
若い時と比べてモチベーションが上がらない…
といったお声もたくさん聞きました。

でもその一方で、既に定年後再雇用されている社員の
モチベーションの低さを実際に一緒に働いていて
「ああゆうのには、なりたくないよな…」とも
思っていらっしゃいます。

若い世代と異なり、50歳を超えた方々に非常に多いのが
「関心がない」なんです。
何かやるにも、重い腰が上がらない、以前に
やりたいと思うことがない、という意見もかなりありました。
ただ、毎日過ごしているだけで、
特に何かしたい、ってことがないんです、と。

このメルマガでも何度もお伝えしていますが、
我々は人間なので、歳と共に、どんどん新しいことやろうとか
新しいこと以前に欲が少なくなってきます。

以前父の主治医だった方が「欲は生命力」とよく言っていて
あれ食べたい、あそこ行きたい、と
欲があるうちは、全然大丈夫!と言っていたのを思い出しました。

この欲が歳と共に、自然と沸かなくなるし
ファーストフードやインスタントラーメンのように
しばらく食べないと、欲しいと思わなくなります。
逆に一度食べてみると、またすぐ食べたいなぁと思うわけです。
ある意味、欲ってものすごく中毒性がありますからね。

大事なことは、欲を意識的に持つようにし続けることです。
最初は意識していたものが、中毒性があるので
そのうち、勝手に出てくるようになります。

セカンドキャリア研修では
よく気力、体力、と言葉が出ますが
気力を持つにも、体力を付けるにも
とにかく最初に欲が必要なんです。

まだまだ欲深い私は、今の仕事でのやりたいことが多すぎて
セカンドキャリアとか
定年後とか全くイメージがわきませんが…
とりあえず、50歳まではひたすら走り切って
50歳になったら一旦考えてみよう、と
思った今週でした。

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