若者

メリークリスマス!

先週末、母校である和歌山大学に
アントレプレナー教育の一環として
実施されているビジネスプラン審査会の
最終プレゼンの審査員として参加させて頂きました。

昨年に引き続き2回目の審査員です。

大学時代には、あれほど授業に行かず、
一般教養も語学も4回生まで受講せざるを得なかった

ダメダメ学生の私が、こんな審査員をさせて頂けるとは!!

同級生が知ったらびっくりな事実です(笑)

有難いと共に、貴重な経験をさせて頂いていることに感謝です。

審査会にて感じたことや気付きについて、今日はお話したいと思います。

まず最初に、最近の学生さんは本当にすごいと思います。

就活も私たちの時代よりも長期間、そして深い。

自己分析や自分の適性をきちんと考え
インターンシップに積極的に参加し、
且つ授業も代返とかなかなかデジタル社会になって難しい…。

つまり真面目に授業に出て、しっかり勉強して
そして就活もインターンシップも真面目にコツコツ長期間して
更には、このような審査会にも応募する。

脱帽しかありません。

プレゼン資料も当たり前にパワーポイントを使いこなし、
(その辺の社会人よりもすごい出来栄え!)

プレゼンの仕方も各グループ創意工夫を凝らしている。

練習時間もかなり必要だったと思える内容。

その後の交流会でも積極的にアドバイスを求めに審査員のもとに行き
メモをしながら真剣にアドバイスを聞いている。

いや、ほんとすごいしかないんです!

彼らの姿勢から私たち社会人が学ぶことってものすごく大きい。

素直さ、謙虚さ、直向きさ。

学ぶ大切さ、そしてチャレンジする姿勢。

私も多くの勇気と元気と、エネルギーを彼らからたくさんもらいました。

「最近の若者は…」なんて言葉を言えないくらい、
彼らはめいっぱい頑張っています。

私たちの時代は「根性」の一言で済んでいたものが
彼らに求められるものはもっともっと大きくなっていると感じます。

知識やスキルだけではなく、多様性を受け入れる姿勢、
独創的な想像力、生産性高い効率化など。

私たちはただ、先人の真似をしていたら良かったけど今の若者はそうではない。
そのくらい時代はすごいスピードで動いているからです。

彼らを見て、日本の未来も明るいよね!と思えます。

彼らを見ていると、どうかそのまま社会に出て羽ばたいてほしいと思うし、
その責任を担う私たち先輩社会人はもっとちゃんと見てあげなきゃと思います。

私たちも負けてはいられない。

彼らが社会に出た時に、「オモロイ社会だ!」と思ってもらえるようにしなければいけません。

そんな気づきとエネルギーを頂いた機会でした。

改めて感謝の気持ちを込めて。。。

皆さま、メリークリスマス!!

皆さまにも大きなエネルギーのサンタさんが降り注ぎますように!

【自己啓発としてお勧め】バカとつき合うな(堀江貴文&西野亮廣著)

今回のお勧めの1冊は「バカとつき合うな」(堀江貴文さん&西野亮廣さん著作/徳間書店)です。

かなりのベストセラーになった1冊なので、手に取った人も多いのでは?ですね。いつものホリエモンさん節溢れる、また西野さんのキレキレなところがかなり見られる1冊になっています。やっぱり言い方がバッサリバッサリで気持ちいい。

今、彼らがこれほどまでに求心力があるのは、やはり時代が変わっているところだから、ではないかと思います。特に若者から絶大な支持を集め、憧れられ、尊敬されているのは、この時代が大きく変わっている最中に、先頭を走っているからですよね。

やはりこの本を読んでも、彼らは「行動力の天才」だと思うんです。その辺の評論家や口だけの人とは違うのは、彼ら自身が行動しまくっているから。そこに尽きます。彼らは好きなことをやっているだけ、と言ってますが、それにしても、これだけのことをするには、ものすごいエネルギー(身体も心も)が必要だと思うんですよね。

以前、とある若者から研修でこんなことを言われました。「ホリエモンさんも『会社に縛られるな、自分を時間を好きなように生きろ』って言ってますし、会社を辞めようと思うんですよね。」どうぞどうぞ。辞めたらいいと思います。で、辞めてどうするの?「もっと待遇のいい会社に行って、残業のない会社に行って、自分の時間を満喫します。」それってさぁ…ホリエモンさんの伝えたいメッセージの本当の意味わかってる???と議論になったことがあります。

もちろん彼自身の人生ですから、そんな風に会社を辞めて、次の会社に行って、自分の時間を満喫して、それもいいですよ。でもあなたは自分の時間を作って何がしたいの?と聞くと…「分からない。ゆっくりしたい。」そうです。これはちょっと違うんじゃないかな?と思うんです。いつも彼らの本を読んで思うのは「動けよ(行動せよ)」という強烈なメッセージを感じます。

これだけ時代が大きく変わっている今、どんどん自分が動かないと、やばいよ。もっと自分自身の夢を大きく持っていこうぜ、そのためにどんどん行動しろよ、ゆっくりしてる暇なんてないよ、という強烈なメッセージだと思うんですよね。

そしてそれに乗り遅れている、いわば旧態依然の状態から抜け出せない人、抜け出したくない人、あなたたち本当にやばいよ、時代はとっくに変わってるよ、というメッセージ。やはり管理職研修をしていると、50代以上の方々が参加者であることも多いんですが、かなり否定的な方々も多い。「今の若者は気概がない、礼儀がない、根性がない」と3拍子揃ってます(笑)。

それって今に時代に必要ですか?そしてそれがあったとしても成果って出ますか?という質問をします。「うちの会社ではそうだ!」という返答が多い。会社って普遍的なものではなく、その会社に居る人たちが作るものなんですよ。だから、その会社の管理職にいるあなたたちが変わることが、会社が変わることなんですよ、といつもお伝えしています。

今の時代に一番必要なのは「動けよ」です。そのメッセージをキレキレの理論とバッサリバッサリな物言いで爽快さを感じつつも、自分も出来てないよな、と考えさせられる1冊ですね。