自己啓発

【若者にもおすすめ】革命のファンファーレ(西野亮廣著)

昨年購入したけど、他の本を優先してしまっていて、ずっと本棚にあった1冊。まずは、なぜもっと早く読まなかったんだろう、という後悔、ですね。キャッチ―なタイトルと、西野さん著作ということと、クラウドファンディングのことだろう、という程度にしか思っていなかったんですが、見事その予想をはるかに裏切られ、これは本当に衝撃に尽きました(笑)。

本を通じて感じたことは、やはりパラダイムシフト、の一言です。これまで常識と思っていたことが、違うこと。ココが一番衝撃でした。もちろん「えんとつ待町のプペル」も、それに伴う展示会などの仕掛けも知っていましたが、全てが計算され、そしてその全てがパラダイムシフトの産物であることに気付きました。

私たちの今の時代は、情報革命の時代。インターネットがもらたしたこの情報革命によって、様々なことが大きく変わっています。そんな時代を生き抜くヒントがたくさんある本でした。

本から感じるのは、新しい時代を生き抜く、新しい価値観や考え方、ですが、しかしその根底にあるのは、7つの習慣に代表される根本、「人格主義」であることが、この本の一番の面白みというところではないでしょうか?

「努力の方向性」「信用を形成する」「win-winを築く」

共通して書いているのは、小手先のテクニックではなく、その根底にある「自分が描くゴール」へのすさまじい努力と覚悟、それを支える人との信頼関係の築き方ではないかと思います。

今の時代を生き抜く若者には、単に、クラウドファンディングの仕方とか、お金の儲け方とか、そういうところだけではなく、是非こうゆう根本にある視点で読んで頂けると、さらに奥の深い1冊になるのではないかと思います。

【若者にもおすすめの1冊】天才の証明(中田敦彦著)

今日のお勧めの1冊は、オリエンタルラジオのあっちゃんこと、中田敦彦さん著作の『天才の証明』(日経BP社発行)です。

2017年に発行された本ですが、すみません、偏見だらけで…芸能人が書いている本ってどうなの?ってナナメの見方をしていたところもあって、2年遅れで手にしました。

というのも、ここ最近、ひょんなことから、中田敦彦さんのyoutubeを見る機会に恵まれ、それ以来、ドはまりしてます。

「武勇伝」の「あっちゃん、かっこいいーーー!!」のセリフがまさにピッタリの「カッコよさ」です。

本当にすごい才能とすごい努力の掛け合わされた、まさに天才!と思ってしまいました。

そこから、この人の書く本ってどんなことが書いてあるんだろう?という興味から、手に取って読んでみると、これまた面白いに尽きる1冊です。

15年くらい前に島田紳助さんの「紳竜のすすめ」を読みましたが、まさにそれに近い感じです。

お笑いというジャンルにおいて、科学的にかなり組み立て、そして「勝てるステージ」を自ら作り出す。そんな思いが載せられた1冊です。

もちろん著者の中田敦彦さんは天才であると思いますが、この本には「私たち」もその才能を開花させる方法・戦略や、特に根底にある考え方が書いてあります。

どんどん変化していく今の時代において、何をどのように「選択」していくのか?旧態依然とした中で、もがき、でも何か自分にもできるはずと心の中に熱いものをもっている若い方にこそ、ピッタリの1冊です。

でも、いわゆるロストジェネレーション世代以上の、ミドルエイジの方々にも、今はもうこうゆう時代、私たちも古い慣習や価値観、ルールに縛られていると、この先とんでもない時代になっていくことを感じさせる1冊でもあります。

話し口調で書いてあるので、非常に読みやすく、1時間くらいでサラサラっ読破出来ます。本が苦手…という方にもおススメです。

https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%81%AE%E8%A8%BC%E6%98%8E-%E4%B8%AD%E7%94%B0-%E6%95%A6%E5%BD%A6/dp/4822259218

【どなたでもお勧め】嫌われる勇気(岸見 一郎 &古賀 史健 (著))

今日のお勧めの1冊は「嫌われる勇気」(岸見一郎さん&古賀史健さん著作:ダイヤモンド社)です。

皆さん、よくご存じのアドラー心理学を

賢人と若者の2人の対話式で展開していく。

頑なに賢人のアドラー心理学を論破しようと意気込む若者に対して

対話で語り掛け、次第にその神髄に触れていく様が

本当に面白い1冊です。

アドラー心理学関連の本を数冊読んだことのある私ですが、

あぁ、そうだった、なるほど、とその神髄がゆっくりと

自分の中にしみこんでいく感覚がしました。

「人は誰でも変われる」

「承認欲求を満たそうとすること自体が間違っている」

そんなフレーズにふと、我に返る瞬間があります。

管理職研修では、若手の承認欲求を満たしてあげましょうと

力説している私ですが、それはそもそもテクニック論。

本筋はやはり、人は「人に認められる」よりも

「自分で自分を認める」ことが大前提必要なのです。

また、「自分自身の芯を持つ」ことと「単なる自己中心的」とは

異なる、という理論展開。

だから、全ての人に好かれることは不可能で

「嫌われる勇気」が必要だということも分かりやすい。

アドラー心理学でのキーワード、勇気とは

自分自身を変える勇気、

そしてそれが故に万人に好かれようとするのではなく、

自分自身が「素の自分を好きになり」、

「自分を好きになる」ための逃げ道を自分に与えない厳しさ。

そこから「嫌われる勇気」に繋がっていく。

非常に分かりやすい例えも入っていて、腑に落ちやすい。

社会人はもちろん、お仕事をしていない方にももちろんお勧めの1冊です。

言葉はそのままの現実になる。

今日はとあるお取引先様が来社してくれました。

彼は入社2年目の若手。先日当社の担当になったばかり。

引継ぎした当初から、「まだまだなんで…色々教えてください!」

と仰ってました。

最近の若者らしい、「ん??」というところも若干ある彼ですが

基本は真面目で一生懸命な子です。

そんな彼から、こんな一言。

「来期の目標数字が出てきて、新規数字が今期の1.5倍なんですよね。

どう考えても出来ないと思うんです。もうやる気が…」

私は、彼にとってはお客様。

それを私に言うか??(笑)

ですが、そこは最近の若者らしい一面なので、横に置いといて…。

「●●くん、言葉ってね。口に出したものがそのまま現実になるから

出来ない無理って思って言ってたら、そうなるよ。

出来る出来る!って思って言ってみ?出来るようになっていくから。

これまで私もずっと営業職ですし、数字に追われている職種です。

出来ない…無理やろぉ?と思ったことも何度もありますが

それでも、出来る!絶対できる!と口に出すことで

少しでも実現に向けた行動が取れるようになります。

また、口に出して言うことで、周りの期待値も変わってきます。

「あいつ、やるやる!っていってたよね??」

です。当然恥ずかしいから、やらないといけない。。。

目標設定やそのプランニングももちろん大事ですが

実際のやる行動については、結局のところ、自分との闘いでしかない。

だからどうやって自分を追い込んで、やる環境を自分で作るか?しかない。

当然上司はその目標設定、達成へのステップイメージ、想定される課題など

事前に部下と一緒になって、考え、適宜アドバイスも必要ですね。

これはいつもマネジメント研修で言っていることですが

ただ、もう一方で厳しい意見も言うと…

誰かに管理してもらうところから、1日でも早く脱しましょう。

特に営業職であれば、目標に行かないとき、辛いのはもちろんですが

あともうひと踏ん張り、と頑張るのも

もうこれでいっか…と諦めるのも、

結局は自分の意思1つです。

出来る出来る!この繰り返しが人を大きく成長させるです。

上司として、出来る出来る!と応援してあげることはもちろんですが

自分自身でも「私は出来る!出来る!」と自分を応援してあげましょう。