先日のサーバントリーダーシップ研修での気付きをご紹介します。
研修内で、これまでの自分の指導や接し方、リーダーシップを振り返りつつ、
自分の得意不得意なサーバントリーダーシップの特徴について
掘り下げてもらうディスカッションを行いました。
するとある方が、素晴らしい気付きを得られたんです。
どうしても、説明して納得してもらうのが苦手です。
というのも面倒くさいって思ってしまう。
言っても出来ないことや分かってもらえないことも多い。
じゃあ、説明する時間ももったいないし自分でやった方が早いし、気も楽。
するとメンバーに対して、具体的な行動だけ都度都度、指示命令してました。
言ったことはやってね、って感じで。
今自分で言いながら気付いたんですけどこれって服従を強要してるし、
こんな風な仕事の仕方って言われた方は絶対面白くないですよね。
だから、いつまで経っても、彼らは自分から何も行動してこなかったんだ。。。
って今話してて、
ほんとにたった今そこに気付いて、鳥肌立ってます!!!
素晴らしい気付きですよね!!
そう、内容の気付きも素晴らしいですが、
「言いながら」気付いたっていう気付きが素晴らしいんです。
人からこうだよ、とアドバイスをもらっても気付きには至りません。
自分の言葉で話すことで、気付きに至るんです。
そして自分の力で気付きを得たからこそ深い納得=腑落ちするんです。
だからこそ、メンバーのみんなに腑落ちしてもらうためにも、
自分の言葉で話してもらう必要があるんです。
そのために必要なスキルは傾聴、コーチングです。
今回の参加者さんの気付きは、
まさに話しながら腑落ちしていくという体験をされたので。。。
これからは言ったり指示したりするんじゃなくて
聞いて話してもらって、っていう風にしていこうって
マジで思いました!!!
と仰ってました。
この腑落ちするからこそ、行動変容へ繋がる。
まさに研修の醍醐味です!