先日本当にすごい!!と感動したことがあったので共有しますね。
実施した管理職研修でのことです。
今年で2年目の実施となるこの企業様ですが、
今年は視覚障害をお持ちの方が参加してくださいました。
点字のテキスト(うちがつくったのではありません。お客様が作ってくださいました)を読み、点字でメモも取ってくれます。
私は、投影するスライドの説明時に少し留意したり、
テキストの今何ページなのか、などをこまめに伝えたり…
とちょっとだけ工夫します。
それだけで、これまでディスカッションやワーク、ロープレなど
全ての研修内容にしっかりついてきてくれてたんです。
で、先日モノを使ったチームビルディングのプログラムがあり
え??どうしよう…と正直困っちゃったんです。
実際に見て、その見本通りにチームで作る(しかも部品めちゃくちゃややこしくて多い…)というもの。
これは一体どうしたら…と思っていたら、先方の担当者さんから
やる内容をきちんと理解してもらったら、
自分で自分のできる役割をきちんと見つけられる方なので大丈夫ですよー、と。。。
そして少し留意しながら見ていると、
「見に行くことは出来ないので、私は部品の管理とか、そうゆうのをしようかな…」と。お!!すごい!!!
でも実際にワークが始まると、周囲の声がかなりワーワーなってしまったり、
皆が結構大きな声で話すので、どの声が自分のチームの声なのか?
も結構分からなくなってしまって…
すると同じチームの人がそれに気づき
「ちゃんと図面に書いたら、何を何個使ったよ、という報告を○○さんの右横に行って、名前読んでちゃんと報告しよう」と言ってくれました。
おおお!!!すごい!!!!!
そして最終的にワークを終えて、
「実際の完成品を触ってみますか??」を完成品をお渡ししました。
すると、触りながら、
「これがきっとあの部品ですね、こっちは4個しかないので、きっとあの部品ですね」と。
で、触り終えたら
「すごい!みんなこんな複雑なのを図面に書いてたのね。イメージがやっとできたわ!」と。
おおおおおお!!!凄すぎる!!!
それぞれの特性を活かし、役割分担をちゃんとやる
相手が困ることにちゃんと気付き、改善する
見てないのに、みんなの会話で頭の中でかなりのイメージを持つ
なんでしょう。この1つ1つの凄さ!!!
私は見えていることが当たり前で、そこに対して感謝もしていないし、
見て実施するワークは難しいかも…とすぐ諦めちゃう。
(ダメだと思い込んでいる)
でも実際にはそんなことは全然なくて
ちょっとした工夫で出来るようになるんです。
(その背景にはものすごい努力があると思いますが…)
超感動したのと、すごい!!と思いっぱなしだったのと、
バイアス掛かってるな、という反省と。
なんだか大事なことをたくさん教えて頂きました!