先日ある会社様でのリーダー研修。
昨年から続いて4回目最終回でした。
今回はロジカルシンキングワークを中心に、
いろいろまずは情報をピックアップしていき、
それを分類わけしていく、
KJ法を活用したロジカルシンキングワークを実践して頂きました。
いくつかのチームに分かれて実施してもらったんですが
それぞれ結構チーム色が出た感じです。
あらかじめ同じ方向性でまとめようとしているグループもあれば
なんでもいいので多面的に出していく、というスタイルも有り。
それぞれ個性がありましたね。
最終的にきれいにまとまったグループもあれば
かなりまとまりがなく、いろんなものがある、ということが伝わるグループもありました。
ただ、どちらもワーク実施前に比べると、ものすごく分かりやすくなっています。
これ、どっちもある意味正しいです。
前者のきれいにまとまったグループは、
例えば何かを説明したり、みんなに分かりやすく理解してもらうには非常にいいですね。
シンプルで分かりやすい!
後者のグループは、基となる情報を、提供する際にとっても素晴らしいですね。
そこから新たなアイデアを出したり、いろんな情報が繋がっていることを知ってもらって、更なるアイデアを出したり…というときに有効です。
広がり感があるんです。
ロジカルシンキングは、よく色んなフレームワークを使って実践しますが、
結局、いつどのフレームワークを使ったらいいの?が混同してしまう方も多いです。
ポイントはその結論をどう使いたいか??によってフレームを変えることです。
分かりやすく整理したい場合は、シンプルに分かりやすく。
ロジックツリーや表にまとめるのがいいですね。
でも逆に広がり感を持ってもらったり、
アイデアを出させる場合には、マインドマップやKJ法ブレストなどがいいですね。
今回はその両方を研修でしたもらったんですが、
皆さん、出来上がったものの違いを実際にやってみて理解納得して頂けました。
やっぱりやってみないと分からない!ですね。
という私も超感情型人間でしたので・・・
ロジカルシンキングはとっても苦手でした。
でもこれはトレーニングで出来るようになります。
しかも出来るようになるまでが結構早い。
コミュニケーションやリーダーシップって、分かるまでにものすごい経験必要ですし、分かっても出来るレベルにはまたまた遠い…。
でもロジカルシンキングって結構早く出来るようになるんです。
で、それを使って説明したり、アイデアをまとめたり、会議で進行役やったり…と仕事でダイレクトに使うことが多い!
人に分かりやすく伝える、分かりにくいことを分かりやすく変換する
話が分かりやすいから、当然成果も出しやすい。
ロジカルシンキングってほんと大事だけど、その大事さってあまり注視されずに
多くの人がこれまでの経験と勘でやっちゃってるよな、と
研修をしながら感じた次第です。